おもとの水管理
竹串を水やりの目安に
おもと富国殿
3年葉のあいだに芽が出てきました。竹串で水分管理しています。竹串を抜いて湿り具合を見ます。又富士砂の乾きも見ます。
おもとの水管理

竹串を鉢に差し込んでおきます。鉢により乾き具合が変わります。
右 楽焼鉢 長春閣(ちょうしゅんかく)
左 素焼鉢 富国殿(ふこくでん)
おもとの水管理
竹串を鉢に差し込んでおきます。
・抜いて串先を手で触ってみること。
・串先の色の変わりを見ること。
右 楽焼鉢 竹串は湿りがあります、表面も中の用土少し乾いてきていま す。水遣我慢するか振り水程度。
左 素焼鉢 竹串少し湿りがある程度、表面も中の用土も乾いてきてい ます。水遣りします。

富士砂を水やりの目安に
第一温室5月10日
太陽殿(たいようでん)など富士砂(ふじすな)が乾いて黒から白っぽくなってきました。
影になるところではまた湿っています。
この状態でも、少し表土を除くと湿っているので水やりは控え気味にします。振り水程度です。
新根が伸びるときは水遣りをしっかりやりますが、やりすぎの蒸れに注意します。
水遣り次第で新根もよくおりて、葉数も多くなります。
鉢底を水やりの目安に
おもとの鉢底の湿り具合を見ると、水遣りの間隔が分かるようになります。

秋からの水やり
昨日今日でグッと冷え込んできました。11月10日
三河地方では今日は17度、、、、普通と言えば普通なのですが
先日までの暖かい気候を考えると流石に肌寒く感じます
風も、夏の風と違い湿度が低く
風が吹けば下の写真のように・・・・乾いています

ほじって見ると、表面の「富士砂」が上から1~2粒分くらいの深さだけ乾いています、昨日しっかり潅水したので勿論、鉢の芯はぬれています。
富士砂は水を含むと黒くなって乾くと白っぽくなるので乾きが視覚的に良くわかり少しほじって中の方まで簡単に判断できるので便利ですね。
20度を超えているうちはおもとも良く生長するので、鉢底から水が抜けるまで潅水する「水やり」をした上に伸び始めた新根が乾いて枯れてしまうことのないように表面だけをサラッとぬらす「振り水」を振っていましたが
冬に向かうにつれ水をあまり吸わなくなるので乾き具合を見て徐々に間隔を広げていきます。
因みに温室や風の通らない場所で作っておられる方は表面の乾きはそれほど顕著に現れてこないですよね。
弊園の温室でも

逆行気味に撮ったので光を反射していますが、表面の富士砂が真っ黒。。。
良く水を含んでいます
このように置き場だけでも潅水のタイミングが違ってくるので難しいですね。
先日までの生育期ならば何も考えずに抜き水すればよく育っていましたが鉢の芯までかわいてきているのか?、よくよく考えながら潅水しています。
夏以外の水やりは基本「朝」がよいと思うので、特に、、、ソロソロ氷点下を記録しそうな地域では凍ってしまわないように朝、余分な水が鉢に残らない程度の量にするなど良く注意しましょう。