貴船神社 万年青彫刻
貴船神社 島根県雲南市加茂町南加茂578
数少ない彫刻の中で万年青が選ばれたということは、特に万年青が大切にされていた文化を感じます。彫刻の技術の高さ、万年青への愛情を感じます。
写真はすべて青木氏より
『出雲国風土記』(いずものくにふどき)とは
『出雲国風土記』(いずものくにふどき)は、出雲国の風土記。編纂が命じられたのは和銅6年(713年)5月、元明天皇によるが、天平5年(733年)2月30日に完成し、聖武天皇に奏上されたといわれている。「国引き神話」を始めとして出雲に伝わる神話などが記載され、記紀神話とは異なる伝承が残されている。現存する風土記の中で唯一ほぼ完本の状態である。
構成は
総記、意宇・島根・秋鹿・楯縫・出雲・神門・飯石・仁多・大原の各郡、巻末から構成されている。
各郡には現存する他の風土記にはない神社リストがある。神祇官に登録されている神社とされていないものに分けられている。
自然の地形の項ではその地形の様子と特産品の情報が記されている。
万年青彫刻発見の天才 島根の青木氏
埼玉県秩父市 秩父神社
本殿東面妻壁二重虹梁間のつなぎの龍の下に覆輪の葉にかなり沢山
同本 近畿編
兵庫県丹波市 高座神社
本殿背面頭貫上蛙股の万年青と兎
という彫刻。
本にもオモトと書いてあるし見た目オモトの彫刻で間違いないです
同本 近畿編
兵庫県市川町 笠形神社
青木様への感謝
この度は、素晴らしい情報を教えてくださり本当にありがとうございました。
お陰様で万年青の彫刻一覧にも一つ増えました。
万年青の歴史を私たちで解き明かしてみませんか?
万年青の歴史を深く知ろう、素晴らしい万年青の世界を知ってもらおうと豊明園は100年以上、亀の足で地道な活動を続けています。特に万年青の歴史というテーマでは家族でやっている豊明園では時間もお金も知識もすべてが足りていません。
日本の神社、どの山に万年青が自生しているのか、古い有田焼などの万年青の陶器、日本や中国の薬草書、世界中の美術館にある万年青の彫刻、着物、陶器など、なんでも構いません。万年青の歴史が分かる資料を一緒に調べてくださる方を募集しています。どしどしご連絡ください。
2021.5.19現在 23社で万年青彫刻発見