古今輪 (ここんりん)一文字系統

特異な葉型  一文字系

古今輪 (一文字)

「地球宝」や「日月星」に代表される葉が樋のような葉形のグループを一文字系と呼びます。実生で作出することができず、すべて「一文字」を祖先とした根変わりにて選別されています。

日月星→鯱

 

左(鯱)→右(銀月)

地球宝→地球錦(地球宝の覆輪抜け)

朝陽→鯱の虎

鯱の虎→阿波の白虎

 

一文字 (古今輪)

日月星 (覆輪) 地球宝(図柄) 旭光宝(図柄羅紗地)

地球錦 (図柄・覆輪抜け・裏芸)

朝陽 (虎柄)

天錦章 (縞柄)

 (羅紗地)

銀月 (雪白覆輪)

鯱 (覆輪抜け・裏芸)

富士の雪 (虎柄)

富士の図 (図柄)

 

阿波日月 (大覆輪) 阿波の白虎(虎柄) 阿波日月の図(図柄) 天朝鶴(超大覆輪)

古今輪 (ここんりん) 一文字

万年青の育て方 2月 岡崎

おもとの冬 岡崎 豊明園 栽培管理

2月10日  獅子系の棚

おもと冬の管理2月

おもと岡崎豊明園第二温室 凍らせないように不織布で覆う。

夜間の冷え込みに対する備えをうっかり怠り、翌朝、オモトも鉢の中もすっかり凍らせてしまうことがあり、ひどいときには、鉢が割れてしまう事すらあります。このように、オモトを凍らせてしまった場合、急に暖かい室内へオモトを置き換えたり、ぬるま湯や水をかけて、早く凍結を解くのは良くありません。翌朝の冷え込みが予想されるときは、たとえハウスの中にあっても、古新聞などいっぱいに広げ、オモトの上にふんわりと載せておくだけでも、オモトを凍結から守ることが出来ます。

灌水

屋内に取り入れた場合は、おおむね3日おきにやればよろしい。屋外に出す場合は表面だけ乾くときがあるので、オモトのようすを見てふり水をして、換水の間隔を伸ばします。

2月7日 おもと瑞泉 新根が活動し始める。

水の乾き具合を表土(富士砂)や楊枝の色の変わり具合を観察して灌水の間隔を見ます。

採光

2月24日 豊明園 外展示棚 やわらかい日が差し込みます。

直射の場合は午前中の採光をします、1日中の場合は不織布や寒冷紗ごしの採光です。葉の薄い薄葉系統は直射をさけ不織布・寒冷紗などの下゛て管理します。

防風

屋外に置く場合は、つねに不織布・寒冷紗を張りめぐらして風を防ぎます。この時期オモトを風にあてますと、葉の縁や葉先、あるいは斑や柄の白い部分などが葉焼けをおこして褐色になり、たいへんみにくくなります。

2月14日 不織布・寒冷紗で風を防ぎます。

防寒

とくに暖房する必要はありませんが、明け方の冷え込みに対する備えは充分にし、朝、オモトも鉢の中もすっかり凍ってしまっていることのないようにしましょう。ハウスなどの中に取り入れている場合、晴天の日は室内温度が高くなることがあるので、換気には充分注意し、オモトが蒸れないようにします。

 

2月13日  外棚

2月18日 おもと岡崎 豊明園

施肥

2月24日 梅の花の咲く頃に寒肥を置きます。

2月21日 2回目の肥料作り、寒のうちに肥料作りします。

梅の花が咲く頃ぼつぼつオモトの根が活動し始めるので、寒肥を与えます。固形肥料ならば2個を鉢の縁にのせます。水肥は晴天の日の朝に与えます。多すぎたり、濃すぎたりしてはかえって害をおよぼします。

2月13日 桜岳錦(おうがくにしき) 新根活動しています。

2月18日 千代田の松

水苔

2月2日 温室内で管理している生水苔、寒さに当たると芽が茶色に変わってきます。

 

浜千鳥 (はまちどり)

分類      薄葉系統 獅子系
作出年代    不明
登録    昭和年
作出者   不詳
命名者   不詳
登録者

 

葉は柔らかく千鳥が舞うような葉姿濃紺緑色の葉に甲竜・折熨斗・ビリ葉を現す繁殖は割り子。 この品種は裏芸も現すことがあり、
笑福獅子のような面白い巻きをみせる。獅子系自体、葉が巻いて面白いのだが、四君子や五万石のような正統派もいれば、この品種のように個性を、より光らせた品種もあります。

 

 

2018/11/2 ~ 2019/2/11 万年青栽培記録

2018/11/2 ~ 2019/2/11 万年青栽培記録

2/11 なし

2/10 外棚と下の温室 水やり 下の温室は極極薄い2万倍ほどの液肥 微量要素で

2/9 上の温室の植え替えたものが良く乾いているので朝水やり

2/8 なし 外棚は夜は霜よけのビニールをはる ここ数日は寒いが日射しが強いので、50%の市松の寒冷紗をかけた

2/7 なし 日射しはあるので、温室は天窓以外を締め切るとちょっと暖かい

2/6 外棚 雨に当てる

2/5 外棚 ワラ灰 しっかり 近くで紅梅が1分咲き

2/3-4 なし

2/2 上、下の温室 ワラ灰しっかり 乾燥しているので、一度全体にふり水をしてから、しっかりと抜き水をする 黒鉢や素焼き鉢は特に乾きやすいのでよくみて水やり 日射しはあるので、梅の花が膨らんできたら、1万倍以上の極々薄い液肥、微量要素をあげたいが、まだまだ梅のつぼみは堅い

窓は天窓東側は常に夜も開け、西側は常に閉めている

水やりの後は北南、東の窓を開けて夜までに湿度を抜いておく

今年は少し気温が高いので、越冬している病害虫も多いと思います。冬の寒いうちに確実に死滅させるために消毒を2月の梅の咲くころまでにしたい

2/1 なし

1/31 雨 外棚を夕方から一晩中雨にあてる

1/28.29.30 なし

1/27 すべてワラ灰 しっかり

1/23-26 なし

1/22 なし 10時 曇り-小雨 微風 8℃

1/21 上の温室 乾いているもの、植え替えしたものだけしっかり水やり 東側の日がよくあたり、乾くものはぱら水

1/20 下の温室 ワラ灰 しっかり

1/19 外棚 抜き水しっかり

1/16-18 なし

1/15 外棚 雨除けのビニールをとり、午後からの柔らかな雨にあてる

1/14 下・上の温室 乾いている植え替えたものだけ水やり 大葉などは葉はたらんとしている 錦鉢、黒鉢、縁足金は特によく乾くのでしっかりと水やり

1/13 なし 昨年の交配した実をだいたい取り終えた 愛知県三河地方では11月に実が色づき始めてからすぐに取る方も多い

今年の花芽がたくさん上がってきている これからを考えて実をとったものを植え替えて休ませたい 花芽が動いている春に植え替えは心配でやりにくいので

大阪萬遊会の準備中

1/12 外棚 ワラ灰でしっかりと芋をしめる 冬は不織布やビニール越しの少し柔らかい日光にあてます。朝日を中心に 寒冷紗、50%の市松のダイオネットもそのまま使わない 今調べてみたら、昨年11月初旬に寒冷紗を引いてから、ずっと寒冷紗は使わず 温室も年代物なのでガラスもピカピカではなく、ちょうどよいあんばいに曇っている(直射日光が入らず、ちょうどよい遮光がされている) 温室を新調した方が最初に葉焼けで焼いてしまうが、1年もたつとガラスが汚れてきて、葉焼けを起こすほどにはならなくなる、という話もある

1/8-11 なし

1/7 8日ぶりに下の温室の水やり 普通の水でしっかりと抜き水 下の温室も天窓だけは開け、他はほぼ閉めます

1/5-6 なし 植え替え始め 根はもう動いていますね というか冬もずっと少しづつ動いているのか 昔のように分厚い氷が張って、万年青も温室の中で凍るような寒さはもう来ないのでしょうか 2月の節分からは少しづつ肥料をやりたいです

お年玉プレゼント今年もやっています!

1/4 外棚 ワラ灰でしっかりと抜き水 マイナスになるかという温度と乾燥した風でいくつかの万年青は葉が垂れています 葉も霜が降りる場所では色が悪くなっていますが、こういう万年青が夏をぴんぴん越します

上の温室 少し残ったので、植え替えたおもと中心にふり水

下の温室 なし

天窓は北西は閉めていますが、東南は中開 夜もあけたままです

2019/1/1-3 なし

2018/12/31 なし 今年も無事に終わりました

12/30 外棚 上の温室、下の温室 すべてワラ灰で 冬の時期のワラ灰は非常に大切です この時期から8-9割窓を閉めるようになりました 水をやった日は全開にして湿度を減らす

12/25-29 なし

12/24 上の温室、下の温室 ともにワラ灰のアク水で水やり 12月に植え替えをしたものはもう少し早めの方がよく、11月以前に植え替えしたものはもう数日水やりは伸ばせたでしょう

水やりの間隔は環境、日当たり、風通し、1階、2階、高層階や屋上など大きく変わってきます。用土でも大きく変わるので参考程度にしていください。豊明園では、用土は基本は軽石半分、朝明砂(川砂)半分ですが、富士砂、日向土、ゼオライト、水苔、、、などなどを万年青の品種や系統によって少しづつかえています。

12/23 雨だったので、外棚を雨にあてる 温室内は12/17から水をやってないのでまるまる7日水やりなし さすがに乾いてきたので明日以降に水やり予定 ワラ灰か、微量要素 温室は北西は閉めるが、他は夜も全開 日よけもずっとやっていません

12/20-22 なし

12/18-19 なし 天気がよく、日射しが強いことも 鉢の中が寒くて、陽が強かったり、風が強く乾燥するようなら葉焼けを起こすことがあります。寒風、強風に特に注意

12/17 雨 外棚は雨にあて、しっかりと水を含ませる 寒さ、雨に当てることで弱い万年青は淘汰され、丈夫なおもとだけになる

12/16 下の温室 しっかり 植え替えをしたもの、鉢の新しいものが良く乾き、それらを重点的に 微量要素、液肥を極々薄めて

上の温室 錦鉢や黒鉢に植え替えたものは乾きやすいので、しっかりと 全体に1-2時間かけてじっくりしっかり水やり 井戸水

12/15 なし

12/13-14 晴れ なし 温室は北、西の窓は完全に閉める 南、東は全開に 夜も ここ数年外棚の風囲いをしていないが、今年もしないだろう 葉色はわるくなるが、夏の暑さやちょっとの長雨などにもびくともしない強い万年青に育つ

12/12 なし

12/11 雨なので、外棚はビニールをとり、雨を当てる 下の温室はしっかりと

12/10 上の温室 井戸水でしっかりと 5日ぶりの水で植え替えたものなどは寒さと水が少ないので葉がくたっとするものもあるが、水をやれば元通り

後で極々薄い液肥、微量要素(マルチケーミン)をふり水(ぱら水)で 葉面散布ぐらい薄く

1カ月以上前に植え替えたものは5日水をやらなくてもへっちゃら

外棚 極々薄い液肥、微量要素(マルチケーミン)で水やり 寒さで色がだいぶ落ちるが自然の万年青と同じように寒さに耐えさせ、強いおもとを作りたい

 

12/1~9 ほぼ4日に1回の水やり 寒さに当たり、葉の色は薄く、悪くなるが、この時期はしっかりと寒さにあてる 来年の生長期の動きが違ってくる

12/9は最高が9度、最低が3度になるかという気温でしたので、温室は北と西の窓を閉めました。これからよっぽど日の強い日以外は北と西は90%閉めます。この日は95%閉める

11/15~30 ほぼ3日に1回の水やり 北、西からの強風、寒風に気を付ける

11/14 水 液肥 マルチケーミン微量要素 ごく薄い濃度で

外棚、温室

乾くものはよく乾く この時期は乾き過ぎないように

11/13 なし 全国大会の展示会用に錦鉢に植えたものは良く乾くので、それらだけふり水

11/12 なし

11/11 しっかり水やり 井戸水

11/10 なし

11/9 なし

11/8 木曜日 水やり ワラ灰

11/7 なし

 

11/2-6 万年青栽培記録

11/2 しっかりと水やり 11/3-4と展示会で水やりができないので、しっかりと

11/3-4 水やりなし

11/5 晴れ間があったのでネットを引くが、すぐに曇りでとる

11/6 雨が降っているので、外棚はビニールをとり、午前中雨にあてる

温室はスーパー1、マルチケーミンを5000~2万倍で水やり代わりでかける

 

朝明砂の最後の残りがあります。

5号 1俵

4号 3俵

2号 2俵

これで昔からの朝明砂は最後です。

 

午前中の第一温室

奥が南

左 東、  右が西

11時くらいだと、西側は陰になり、東側はまだまだ陽が当たります。

東側の陽の良く当たる場所に羅紗を置きます

水の乾きが全然違うので、水やりでは注意します。

 

金曜日、第92回三河おもと名品展の設営準備

皆さまにお手伝いしていただきました!

ちょうど糸を張り、花台を揃えているところ

 

実生、引越しおもと、大葉、中葉、羅紗 おもと販売 更新しました。

 

おもとの豊明園

おもと展示会 東京

第19回萬風展 東京

場所 東京上野グリーンクラブ 地下鉄千代田線『根津駅』より徒歩5分  JR『上野駅』より徒歩13分

日時 2019年 3月2日 9時~17時  3月3日 9時~16時

主催 日本おもと業者組合

萬風展 展示会場

萬風展 展示会場

 

イベント案内

おもと教室 2日13時~  名作者の培養講習会 高層マンションの培養方法・体験談

おもと教室 3日11時~  植え込み体験・分りやすい培養講習会

五大高嶺 (ごだいたかね)

分類   大葉系統   江戸おもと
作出年代 文久元年
登録
作出者  速水某 (東京都)
命名者   ()
登録者

葉幅広く、立ち葉で、濃緑色の地に乳白色の覆輪をかけます。性質は強健で子上げ良い。採光、肥料は強くて良い。実付き良く露地植えも可。

『五大州』の縞柄が抜けたもの→ 『五大高嶺』

鎧掛の松 (よろいがけのまつ)

分類    薄葉系統  中型
作出年代  不明
登録
作出者   不詳
命名者
登録者  不詳

濃緑色の葉に白斑を現す。株立ちになりやすい。性質は強健で作りやすい品種です。丈夫で作り易い、実付きも良い。

 

10月2日の実

寿海 (じゅかい)

分類    薄葉系統  縞甲系
作出年代    昭和39年
登録    昭和13年
作出者   水野淳蔵(愛知県)
命名者   水野淳蔵(愛知県)
登録者  ()

葉長15㎝、葉幅1.5㎝内外の小型縞甲。中立ち葉型となり、浅井樋葉で清楚な風姿を見せる。板地で重厚な葉肉を持ち、雪白の覆輪を見せる。葉面に繊細な雅糸竜が白くノリを引くこととなり、葉先が鋭く尖る。昭和39年(月光親)×(実母F1)の交配で生まれる。

玉雅糸竜(たまがしりゅう)

鋭い葉先

月宮殿 (げっきゅうでん)

分類    薄葉系統  縞甲系
作出年代    昭和初期
登録    昭和9年
作出者   (静岡県)
命名者   榊原純平(愛知県)
登録者   榊原純平(愛知県)

 

縞甲竜型。中型種。葉は濃緑色で艶があり、葉肉も厚く、純白の覆輪がかかる。甲竜・雅糸竜・玉竜などの芸を現す。性質は丈夫で繁殖は良い。昭和初期に生えたもので、静岡県清水市の梅林寺で生えた「縞甲竜」の実生が増殖していたものを、初代三光園主・榊原清市と宝生園主鈴木菊三郎氏が見出して、精光園主・条駒吉氏を経て愛知県知多郡の 榊原純平が求め、命名、紹介する。

宇宙宝 (うちゅうほう)

分類    薄葉系統  縞甲系
作出年代    不明
登録    昭和13年
作出者   中塚政之助(兵庫県)
命名者   水野淳治郎(豊明園初代)
登録者   沢田松太郎(愛知県)

葉長15~20㎝・葉幅4㎝内外の中型種。葉は名前のとおり宇宙を目指すかのような立ち葉で、地合いは硬く、やや薄い紺緑色の紺性になる。当才・二才の頃には葉肉がやや薄いので葉先は垂れ気味となる。4~5才位になると葉肉が増して乳白色の大覆輪を現し、総雅糸竜、剣葉を現す。葉先は鋭く尖り、葉の中央に低い甲竜を現す。現在縞柄の入った物は少なくなり、大変珍重されている。

縞甲竜系。中型種。葉は淡い黄色みを帯び、立ち葉性で、葉先は鋭く尖っている。乳白色の太い覆輪が、幅広の葉にかかる姿には気品がある。甲竜・雅糸竜・本剣などの芸を出す。性質、繁殖ともに普通。