寺社仏閣のおもとの彫刻・植えられた万年青 一覧 歴史ある名店も

おもとの彫刻 

()はその建築が建てられた年
埼玉県 妻沼聖天山歓喜院  徳川家康によって再興されたが、寛文10年(1670年)の妻沼の大火で焼失した。現存する聖天堂(本殿)は、享保から宝暦年間(18世紀半ば)にかけて再建された
埼玉県 三峰神社[岩田氏発見]
埼玉県 秩父市 秩父神社 本殿東面妻壁二重虹梁間のつなぎの龍の下[青木氏発見2020.9.22]
東京都 上野東照宮 慶安4年(1651年)家康の孫である徳川家光が改築したもの[岩田氏発見]
富山県 高岡市 瑞龍寺 創建年(1614年)天井絵
石川県 金沢 兼六園 ふすま
静岡県
久能山東照宮    1617年元和3年)徳川家康の命で建立 家康がなくなったとき最初に建てられた

浅間神社 社殿は1582年前後、家康が再建

愛知県  六所神社1636年徳川家光の命で建立 徳川家康公の産土神。お宮参りをしたと伝えられる。

富部神社(1606 慶長11年) 名古屋市南区笠寺 国重要文化財 向拝東側手挟(ごはいひがしがわたばさみ) 西側も??[吉村氏発見]

津島神社(1605 慶長10年) 津島市神明町1 国重要文化財 松平忠吉の妻政子により寄進 [吉村氏発見]

京都府
北野天満宮  慶長12年(1607年)に建立
地主神社 北野天満宮内 末社群 大門社
平岡八幡宮 江戸時代末期に画工・綾戸鐘次郎藤原之信 花の天井画
二条城 門・城内に万年青の彫刻 1603年(慶長8年)
石清水八幡宮 安土桃山から江戸最初期 国宝 17の万年青彫刻 [豊発見]

兵庫県 丹波市 高座神社 本殿背面頭貫上蛙股の万年青と兎 [青木氏発見2020.9.22]
兵庫県 市川町 笠形神社 本殿脇障子の獅子の谷落としという彫刻 [青木氏発見2020.9.22]

島根県
日御碕神社 出雲市大社町 万年青の彫刻[青木氏発見]
一畑薬師(一畑薬師総本山) 出雲市小境町 薬師本堂(1890年再建)に万年青の彫刻[青木氏発見]
福岡県 英彦山神宮 元和2年(1616年) – 細川忠興による再建

おもと彫刻がある寺社仏閣の特徴

2020.7.19 私たちが今考えているのは、1600-1650年前後に造られ、徳川家康公と家光公、中井正清(江戸初期の大工頭)が関わると万年青彫刻があることが多いです。

これから調べたい、皆様に調べてほしい寺社仏閣

鳳来山東照宮  愛知県新城市門谷鳳来寺4

三大東照宮の一つで、三代将軍家光が再建しようとし、志半ばで薨じたため、4代将軍家綱が慶安4年(1651年)に社殿を竣成(大規模な建築物などができ上がること。 竣工)。

『東照社縁起』
家康の父母である松平広忠と正室於大の方(伝通院)は、子のできないことを憂い、祈願のために夫妻そろって領内の鳳来寺に参篭したところ、伝通院が東方より現れた老翁に金珠を与えられる夢を見て、間もなく家康を懐妊したという。
鳳来寺の伝説
家康の出生は壬寅年寅月寅の日にあたる天文11年(1542年)12月26日の寅の刻(午前5時頃)であったとされるが、鳳来寺では家康誕生と時を同じくして、薬師堂の本尊である薬師如来を守護する十二神将の中、寅神でもある真達羅大将の神像が忽然と姿を消し、家康が薨ずると神像もひとりでにもとの位置に戻っていたといい、以来、家康は真達羅大将の化身であったと伝えられている。

増上寺 東京都港区芝公園四丁目7番35号

中井正清が建てた。江戸城の拡張に伴い、慶長3年(1598年)、家康によって現在地の芝へ移された。風水学的には、寛永寺を江戸の鬼門である上野に配し、裏鬼門の芝の抑えに増上寺を移したものと考えられる。

寛永寺 東京都台東区上野桜木1丁目14−11

徳川家康・秀忠・家光の3代の将軍が帰依していた天台宗の僧・天海によって、江戸城の鬼門の方角を守護する寺院として創建された。大部分は慶応4年(1868年)の上野戦争で焼失した。現在の根本中堂は明治時代に川越の喜多院本地堂を移築したものである。

喜多院 仙波東照宮 埼玉県川越市小仙波町1-21-1

慶長4年(1599年)、徳川家の尊崇が厚かった天海僧正が第27世住職として入寺し、寺号を喜多院と改めた。川越藩主となった老中・酒井忠利は喜多院の再興に当たった。慶長18年(1613年)には徳川秀忠の関東天台法度により関東天台総本山と定められ、500石の寺領を賜った。元和2年(1616年)駿府城で徳川家康が亡くなり、久能山で葬られるが日光山に向かう間の元和3年(1617年)3月23日~3月26日の4日間、喜多院にて天海僧正が導師として大法要を営む。そのことから境内には仙波東照宮が祀られ、寛永10年(1633年)に完成する。寛永15年(1638年)、川越大火で山門と経蔵以外の伽藍を焼失するが、翌年、徳川家光の命で、江戸城紅葉山御殿の一部を移築した。これが今に残る客殿、書院、庫裏であり、これらを運ぶために新河岸川の舟運が開かれた。川越藩主を経て幕閣で老中にあった堀田正盛は喜多院や仙波東照宮再建の奉行を命ぜられ、天海を助けた。4代将軍・徳川家綱は200石を加増し750石・寺域48,000坪の大寺となり、徳川家に厚く保護され隆盛した。

建築物

  • 客殿(重要文化財) – 寛永15年(1638年)建立。「徳川家光誕生の間」がある。
  • 書院(重要文化財) – 寛永16年(1639年)建立。「春日局化粧の間」がある。
  • 庫裏(重要文化財) – 寛永15年(1638年)建立。
  • 山門(重要文化財) – 寛永9年(1632年)、天海僧正により建立。喜多院で現存する最古の建物。
  • 鐘楼門(附:銅鐘)(重要文化財) – 元禄15年(1702年)建立。
  • 慈眼堂(重要文化財) – 正保2年(1645年)建立。慈眼大師天海を祀る。厨子に入った天海僧正の木像が安置されている。
  • 仙波東照宮(重要文化財)
  • 慈恵堂(県指定有形文化財(建造物)) 中央に慈恵大師をまつり、左右に不動明王をまつる。
  • 多宝塔(県指定有形文化財(建造物))

知恩院、駿府城の天守、名古屋城、内裏、方広寺など、徳川家関係の重要な建築

中井 正清が建てた。

石清水八幡宮本殿

中井正純(正清の弟、中井家3代正知の後見)が建てた。万年青彫刻ありました。豊明園

奥宮の大元神社。大元神社は、宇佐神宮から4km程度南東の御許山にあります。大元の読みはおもとです。御許山もおもとさんです。

万年青の彫刻を見つけられた方、是非ご一報ください

また、ここには万年青彫刻がなかった、という情報も貴重です。是非お願いします。

 

引越し万年青と家康 万年青彫刻

 

 

寺社仏閣に植えられた万年青 歴史ある名店も

 

愛知県

熱田神宮

あつた蓬莱軒 本店 入口正面におもとが植えられている。

豊川稲荷 私たち万年青の豊明園が奉納した万年青以外にも、沢山の地植えの万年青、鉢植えの万年青があります。

京都府

瑞巌山 圓光寺(円光寺)  本堂の前に、左右にあります。水琴窟の後ろ。また、十牛の庭の入口なのか、出口なのか、そちらに多分最後の牛の根締めに万年青が植わっています。計3群落です。

詩仙堂 (一乗寺) おもと植えてあります。

三千院 おもとがお庭に点在

 

島根県

金屋子神社(製鉄の神様を祀る) 縞、覆輪の大葉おもと

 

 

 

古今輪 (ここんりん)一文字系統

特異な葉型  一文字系

古今輪 (一文字)

「地球宝」や「日月星」に代表される葉が樋のような葉形のグループを一文字系と呼びます。実生で作出することができず、すべて「一文字」を祖先とした根変わりにて選別されています。

日月星→鯱

 

左(鯱)→右(銀月)

地球宝→地球錦(地球宝の覆輪抜け)

朝陽→鯱の虎

鯱の虎→阿波の白虎

 

一文字 (古今輪)

日月星 (覆輪) 地球宝(図柄) 旭光宝(図柄羅紗地)

地球錦 (図柄・覆輪抜け・裏芸)

朝陽 (虎柄)

天錦章 (縞柄)

 (羅紗地)

銀月 (雪白覆輪)

鯱 (覆輪抜け・裏芸)

富士の雪 (虎柄)

富士の図 (図柄)

 

阿波日月 (大覆輪) 阿波の白虎(虎柄) 阿波日月の図(図柄) 天朝鶴(超大覆輪)

古今輪 (ここんりん) 一文字

万年青の育て方 2月 岡崎市

おもとの冬 岡崎市 豊明園 栽培管理

2月10日  獅子系の棚

おもと冬の管理2月

おもと岡崎豊明園第二温室 凍らせないように不織布で覆う。

夜間の冷え込みに対する備えをうっかり怠り、翌朝、オモトも鉢の中もすっかり凍らせてしまうことがあり、ひどいときには、鉢が割れてしまう事すらあります。このように、オモトを凍らせてしまった場合、急に暖かい室内へオモトを置き換えたり、ぬるま湯や水をかけて、早く凍結を解くのは良くありません。翌朝の冷え込みが予想されるときは、たとえハウスの中にあっても、古新聞などいっぱいに広げ、オモトの上にふんわりと載せておくだけでも、オモトを凍結から守ることが出来ます。

灌水

屋内に取り入れた場合は、おおむね3日おきにやればよろしい。屋外に出す場合は表面だけ乾くときがあるので、オモトのようすを見てふり水をして、換水の間隔を伸ばします。

2月7日 おもと瑞泉 新根が活動し始める。

水の乾き具合を表土(富士砂)や楊枝の色の変わり具合を観察して灌水の間隔を見ます。

採光

2月24日 豊明園 外展示棚 やわらかい日が差し込みます。

直射の場合は午前中の採光をします、1日中の場合は不織布や寒冷紗ごしの採光です。葉の薄い薄葉系統は直射をさけ不織布・寒冷紗などの下゛て管理します。

防風

屋外に置く場合は、つねに不織布・寒冷紗を張りめぐらして風を防ぎます。この時期オモトを風にあてますと、葉の縁や葉先、あるいは斑や柄の白い部分などが葉焼けをおこして褐色になり、たいへんみにくくなります。

2月14日 不織布・寒冷紗で風を防ぎます。

防寒

とくに暖房する必要はありませんが、明け方の冷え込みに対する備えは充分にし、朝、オモトも鉢の中もすっかり凍ってしまっていることのないようにしましょう。ハウスなどの中に取り入れている場合、晴天の日は室内温度が高くなることがあるので、換気には充分注意し、オモトが蒸れないようにします。

 

2月13日  外棚

2月18日 おもと岡崎 豊明園

施肥

2月24日 梅の花の咲く頃に寒肥を置きます。

2月21日 2回目の肥料作り、寒のうちに肥料作りします。

梅の花が咲く頃ぼつぼつオモトの根が活動し始めるので、寒肥を与えます。固形肥料ならば2個を鉢の縁にのせます。水肥は晴天の日の朝に与えます。多すぎたり、濃すぎたりしてはかえって害をおよぼします。

2月13日 桜岳錦(おうがくにしき) 新根活動しています。

2月18日 千代田の松

水苔

2月2日 温室内で管理している生水苔、寒さに当たると芽が茶色に変わってきます。

 

浜千鳥 (はまちどり)

分類      薄葉系統 獅子系
作出年代    不明
登録    昭和年
作出者   不詳
命名者   不詳
登録者

 

葉は柔らかく千鳥が舞うような葉姿濃紺緑色の葉に甲竜・折熨斗・ビリ葉を現す繁殖は割り子。 この品種は裏芸も現すことがあり、
笑福獅子のような面白い巻きをみせる。獅子系自体、葉が巻いて面白いのだが、四君子や五万石のような正統派もいれば、この品種のように個性を、より光らせた品種もあります。

 

 

おもと展示会 東京

第19回萬風展 東京

場所 東京上野グリーンクラブ 地下鉄千代田線『根津駅』より徒歩5分  JR『上野駅』より徒歩13分

日時 2019年 3月2日 9時~17時  3月3日 9時~16時

主催 日本おもと業者組合

萬風展 展示会場

萬風展 展示会場

 

イベント案内

おもと教室 2日13時~  名作者の培養講習会 高層マンションの培養方法・体験談

おもと教室 3日11時~  植え込み体験・分りやすい培養講習会

五大高嶺 (ごだいたかね)

分類   大葉系統   江戸おもと
作出年代 文久元年
登録
作出者  速水某 (東京都)
命名者   ()
登録者

葉幅広く、立ち葉で、濃緑色の地に乳白色の覆輪をかけます。性質は強健で子上げ良い。採光、肥料は強くて良い。実付き良く露地植えも可。

『五大州』の縞柄が抜けたもの→ 『五大高嶺』

鎧掛の松 (よろいがけのまつ)

分類    薄葉系統  中型
作出年代  不明
登録
作出者   不詳
命名者
登録者  不詳

濃緑色の葉に白斑を現す。株立ちになりやすい。性質は強健で作りやすい品種です。丈夫で作り易い、実付きも良い。

 

10月2日の実

寿海 (じゅかい)

分類    薄葉系統  縞甲系
作出年代    昭和39年
登録    昭和13年
作出者   水野淳蔵(愛知県)
命名者   水野淳蔵(愛知県)
登録者  ()

葉長15㎝、葉幅1.5㎝内外の小型縞甲。中立ち葉型となり、浅井樋葉で清楚な風姿を見せる。板地で重厚な葉肉を持ち、雪白の覆輪を見せる。葉面に繊細な雅糸竜が白くノリを引くこととなり、葉先が鋭く尖る。昭和39年(月光親)×(実母F1)の交配で生まれる。

玉雅糸竜(たまがしりゅう)

鋭い葉先

月宮殿 (げっきゅうでん)

分類    薄葉系統  縞甲系
作出年代    昭和初期
登録    昭和9年
作出者   (静岡県)
命名者   榊原純平(愛知県)
登録者   榊原純平(愛知県)

 

縞甲竜型。中型種。葉は濃緑色で艶があり、葉肉も厚く、純白の覆輪がかかる。甲竜・雅糸竜・玉竜などの芸を現す。性質は丈夫で繁殖は良い。昭和初期に生えたもので、静岡県清水市の梅林寺で生えた「縞甲竜」の実生が増殖していたものを、初代三光園主・榊原清市と宝生園主鈴木菊三郎氏が見出して、精光園主・条駒吉氏を経て愛知県知多郡の 榊原純平が求め、命名、紹介する。

宇宙宝 (うちゅうほう)

分類    薄葉系統  縞甲系
作出年代    不明
登録    昭和13年
作出者   中塚政之助(兵庫県)
命名者   水野淳治郎(豊明園初代)
登録者   沢田松太郎(愛知県)

葉長15~20㎝・葉幅4㎝内外の中型種。葉は名前のとおり宇宙を目指すかのような立ち葉で、地合いは硬く、やや薄い紺緑色の紺性になる。当才・二才の頃には葉肉がやや薄いので葉先は垂れ気味となる。4~5才位になると葉肉が増して乳白色の大覆輪を現し、総雅糸竜、剣葉を現す。葉先は鋭く尖り、葉の中央に低い甲竜を現す。現在縞柄の入った物は少なくなり、大変珍重されている。

縞甲竜系。中型種。葉は淡い黄色みを帯び、立ち葉性で、葉先は鋭く尖っている。乳白色の太い覆輪が、幅広の葉にかかる姿には気品がある。甲竜・雅糸竜・本剣などの芸を出す。性質、繁殖ともに普通。