万年青の植え替え 土か、軽石か、砂利か

万年青の植え替え 土か、軽石か、砂利か

万年青の用土の動画でも紹介しましたが、今回は植え替えの時にどの用土を選べばいいか?についてお話します。というのも、春や秋の植え替えのシーズンでは、万年青の豊明園さん、どの用土で植えかえた方がよいですか、という質問が毎日のようにくるからです。
まず結論にいきたいのですが、人によって2つの答えがあります。
趣味者さんは自分の用土で。初心者さんは今までと同じ用土で。

趣味の人は自分の用土で

おもとを趣味にしている人は、自分のお棚の用土で植え替えしましょう。
趣味にされている方は3鉢以上ある方が多いです。羅紗では畳一畳のベランダで200鉢ほどコレクションできますが、数が多いほど、鉢と用土を揃えた方が管理は楽です。涼しくなって水やりが減ってくると、この鉢は3日に1回の水やりだけど、この鉢たちは1週間に1回、ということもあります。用土が同じなら、すぐにわかります。用土や鉢がバラバラですと、いちいち考えなければならないので煩わしいです。
人によってはこの万年青は乾きやすいから鉢や用土を水持ちの良いものに、逆に乾きにくい万年青には水持ちの悪い砂利や楽鉢を使うなど考えられているかたもいらっしゃいます。
自分の管理がしやすい方法がよいでしょう。
三大稲荷の一つ、愛知県豊川市の豊川稲荷の万年青
他にも、私たちが寄贈した万年青も多く植えられています

初心者さんは今までと同じ用土で

家康がオモトを江戸城に3鉢持って入ったことで、引越し万年青を3鉢もっている、1鉢だけ親にもらったという方々もいるでしょう。植物を育てるのは万年青が初めての方もいらっしゃるかもしれません。そんな方は、今までと同じ用土で植えると管理が楽です。
土で植わっているものは土のままで、砂利で植えてあるものは砂利で、がよくできます。私達プロの植え替えの紹介では、軽石や砂利を使っているのでそれがオモトにとって一番良いと思われる方も多いですが、土で植えていたものを、砂利や軽石に替えるのは環境が違いすぎて、万年青が慣れる2年間ほど成長が悪くなります。土では水もよく持ち、水やりも少なく済んだものが、砂利や軽石では水やりは土よりしないといけません。砂利、軽石は肥料持ちも悪いので、肥料の効きも悪くなってしまいます。

では、なぜ砂利や軽石で植えるのか?

それでも私たちがオモトを砂利、軽石で植える理由は、3つあります。床の間など室内で鑑賞することもあるため虫をでにくくするため、芸を引き出すのに、よく乾かして厳しい環境にするため、肥料の効きが悪い用土で植えることで、万年青独特の厳しい美しさを引き出すためです。
虫予防、よく乾かして、肥料を少なくすることで万年青の良さを引き出すのに砂利や軽石が適しているためです。
万年青を大きくするのではなく、万年青独特の美意識、凝縮した美、を味わうためにしていますが、こちらは好みの問題なので、自分の万年青にあう用土で楽しんでください。
砂利で植えることで、独特の芸の深みが出る

まとめ

わかっていただけましたでしょうか?
まとめると、趣味の人は万年青の数もあるので、同じ用土、鉢で植えると管理は楽になります。
引越し万年青で、数があまりない人、植物を初めて育てる方は今までと同じ用土で育てた方が楽です。
土なら土、軽石なら軽石と用土を替えない方がよくできます。
愛知県熱田神宮のすぐ近く、あつた蓬莱軒 本店 入口の万年青
地植えならずっとそのままで大丈夫。殖え過ぎたら、大きくなった分を取り除いて他の場所に植える、家族やご友人に上げてください。万年青を人にあげるのは一番徳を積む。

肥料の時期 肥料と用土、水遣り

万年青の乾きをみる

おもと鉢 楽鉢

 楽鉢の樂しみ

『古於茂と那よせ』(こおもとなよせ)天保3年(1832年)

『古於茂と那よせ』(こおもとなよせ)天保3年(1832年)現在のおもと鉢とは形状が異なる。江戸時代のカラフルな色彩感覚がうかがえる。  幕臣水野忠暁が選び、絵師関根雲停に描かせた。

現在「おもと鉢」とよばれる楽焼鉢は享保年間(1716~1736年)に幕府御 家人、永島次郎太郎墨林が「縁付」という現在のおもと鉢の原型となる鉢を作らせ「白鳄」「黒鳄」と呼んだのが始まりといわれています。しかし、天保3年(1832年)に描かれた『古於茂と那よせ』を見ると、その鉢は有田焼か九谷焼のようで、染付あり金權手ありで、形も丸形、六角形、八角 形とさまざまで、まだ楽焼鉢ではなさそうです。おもとを植えるのに楽焼鉢が主として用いられるようになったのはどうやら京都を中心に「こおもと」が大流行した明治初期前後からではないかと思われます。明治18年に肴舎篠常五郎が出版した『萬年青圖譜』には「万年青盆」を初め「京黒鳄」や「京黒楽」に絵付けした鉢があり、さらには「太鼓胴鉢」も見られます。

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江戸時代に大きく開花した古典園芸の鉢
「菊花唐草文朝顔鉢」  11.8㎝

金生樹譜別録「カネのなる木」

萬年青部著者 長生舎主人序   天保四年刋(1833年)

現在でも楽鉢は盛んに生産され、さまざまに絵付けされた美しい錦鉢を手にすることができます。形状は基本的には鉢の高さと直径が同じになる「胴返し」という形になっていますが、「縄縁」「太鼓胴」「龍足」など造型に凝った鉢もあり、まるで美術品のようです。おもと専門店や展示会場などで販売されており、目移りするほど多彩な鉢が並んでいます。価格帯もさまざまで、有名な絵付け師の描いた錦鉢は数が少ないこともあり、一際人気があります。ご自分のおもとを引き立てるような錦鉢に植え付け、鉢合わせを楽しみ、おもとの格調をより引き出すことが、育てるから飾る(観賞する)までのおもと愛好の幅の広さともいえます。

古鉢の素晴らしさ

五彩八重菊紋白鍔鉢 江戸後期 3.5号

扇面古代絵巻図鉢 3.8号

太鼓胴藤蔓花絵鉢 江戸後期 5.3号

楽鉢•錦鉢には骨董的価値を持つ古鉢があります。現在製造されている楽鉢にも秀逸な作品は数多くありますが、明治から昭和初期にかけて作られた古鉢には、現代鉢にはない古さ•時代乗りがあり、その落ち着いた雰囲気はおもととの相性も良く大変好まれます。現存する数にも限りがあり、非常に貴重ですので、機会に恵まれたなら是非入手しておきたい逸品です。

希有な逸品揃い 古鉢

おもと鉢は黒地に金の縁•足が基本です。真新しい鉢を見ればわかり ますが、艶があり眩しいくらいに金色が光っています。この真新しい鉢 におもとを植えると溌剌と若々しい印象を与え、おもと本来の歴史と重みを感じる落ち着いた作品には仕上がりません。少なくとも数年は使い込み鉢自体に落ち着きのある雰囲気を出させたいものです。

そこで、最近人気なのが、昭和初期以前に作られた古鉢。時代乗りや鉢の持つ雰囲気はいうことなしですが、現代にはない個性的な形や美しい絵付け•色彩が特徴です。現存する数も限られていることから、入手は非常に困難です。値段も少々張りますが、見かけたら是非入手しておきたいものです。

植え付けたおもととの相性も抜群で展示会等では一際目を引く作品になることでしょう。

立湧文様楽鉢 明治時代 4号

松竹梅に鳥図鉢 明治時代 4.7号

古鉢・短冊屋五柳鉢 3.5号

桜花御所車図楽鉢 21.5㎝ 明治時代後期作

春の麗らかな桜咲く日の御所車という晴れやかな情景を描いている。五色の幕も亀甲や唐草、立湧といった吉祥柄を組み合わせたもので全体が明るい雰囲気に仕上がる。現代の名作家布施覚氏もこの鉢を写して春と秋の御所車を完成させている。東京の有名な歯医者さんが豊明園2代目淳蔵と仲が良く、特別に分けて頂いたもの。この古鉢が特徴的なのは金継ぎです。日本ではものを大切にする文化がありますが、割れてもこうして大事に使ってゆくことで鉢の価値もまた高いものだったのでしょう。

割れた器を修復するだけでなく、以前よりも価値のある味わい深いものにしてくれる金継ぎ。物を大事にする日本の文化として残していきたいです

三色雲富士龍図楽鉢   直径14.4㎝ 高さ 13.7㎝ 大正前後

三色の雲の中を黄金の龍が翔ける様子を描いたもの。迫力のある爪、隆々とした脚、赤い腹、大きな口からは咆哮が聞こえてきそうなほどである。金の鱗や角も丁寧に細かく描いてある。

昭和三年に新潟の石油王中野忠太郎氏に1万円にて譲渡された有名な写真ですが、その時の記念の写真と龍の構図をほぼ同じに破れ亀甲が三色の雲と対応するように描かれています。これらからこの出来ごとの前後か、鉢の状態からもう少し古いものではないかと考えられています。

米1俵10円60銭

鋏あとは足についていて、意匠にくぼみがつかないようにしている。

 

光陽(こうよう) 霰青海波短冊模様鉢 4.5号

 

万年青の鉢について リンク

おもと鉢 楽鉢

おもとの鉢について 縁足金

おもと 鉢 作り方

錦鉢 七々子

おもと鉢  七々子鉢

万年青鉢 布施鉢

おもと鉢  利山・手島

おもと鉢 利山

おもと鉢作家 禅艸道 渡邉一水

万年青鉢 一角楽鉢 

万年青鉢 短冊屋 和楽

万年青鉢 龍山

万年青鉢の文様 菱(ひし)

錦鉢 小菊の魅力

錦鉢にプラ鉢を入れて使いたい方

鉢販売

 

 

万年青の錦鉢

万年青を見ていると、時に美しい鉢にも目を奪われます。盆栽と同じで、盆という鉢と、栽という植物、鉢と植物の調和も含めて鑑賞しています。

特に江戸時代の万年青は、庶民から将軍、大名まで楽しみました。大名が遊ぶ万年青や、将軍に献上する万年青の鉢が粗末なものでは格好がつかないので、当時一流の作家がつき、素晴らしい作品が残っています。

その名残りで、現代も展示をする際は万年青にドレスコードのような規定があり、プラスチック鉢や茶鉢ではなく、錦鉢で着飾って皆様に見ていただくようになっています。

また、この鉢が日本では発達したことで、外の花壇では見逃してしまうような細かな万年青の変化を、床の間や家の中で鉢を手に取って、至近距離で見ることで小さな変化を発見でき、独特な万年青文化の土壌になりました。万年青好きな愛知県豊橋の大名は万年青をカゴで肌身離さず持ち歩き、万年青を抱いて寝た、という逸話が残るのも、この鉢の発達あればこそです。

まとめ

・万年青だけでなく、錦鉢や、鉢との調和も楽しんでください。

・将軍、大名が楽しんだことで、万年青では特に鉢も重視する万年青の世界があります。

・江戸時代に万年青の鉢植えを床の間など家の中で楽しんだことで、突然変異が発見されやすく、急速な発展をとげました。

 

 

抹茶茶碗でも有名な楽焼、薩摩焼、有田焼、瀬戸焼など様々に制作されます。

 

 

 

 

万年青の育て方 

万年青の育て方は、簡単です。日本の、明るい木洩れ日の入る林に広く自生しているので、その環境を作ってあげましょう。

日当たり

・日当たりは、明るい日陰。直射日光は、朝日だけなら問題ないです。直射日光が当たる場所では、よしづ、すだれなどの日よけをして陰を作ってあげます。

 

肥料

・肥料はほんのちょっと。葉は年に2~4枚しかでないので、(1万倍などの)ごく薄い肥料を春から秋の生長期に少しづつあげてください。有機肥料、化学肥料どちらでもよいです。

 

水やり

・水やりは独特で、春と秋はたっぷりと上げてください。冬と真夏は休眠といって生長が止まるので、水のあげすぎにご注意ください。春しっかり、夏は控える、秋しっかり、冬控える、という感じです。

基本的には、乾いたらやる。春と秋は乾く少し手前、というイメージでしょうか。

水をやるときはたっぷりと。底から滝のように水がでてこれば良し!

植え替え

・植え替えは春と秋のエアコンがいらない時期にやります。床の間や家の中で飾るために私たちプロは砂利で植えていますが、土でも問題ありません。1~2年に一度は植え替えをすると元気になります。

 

赤い実

・万年青は生け花の池坊ではお正月の花で、真っ赤の美しい実をつけます。江戸時代からの品種改良の歴史で、赤い実が付かない品種もありますが、葉の長さが15cm以上あれば実はつきます。

 

●動画解説 【2分でわかる、万年青の育て方!】日当たり、肥料、水やり、植え替え、赤い実【万年青の豊明園】How to grow OMOTO

 

おもとの育て方 完全版

1年間のおもとの育て方

https://houmeien.co.jp/omoto-sodatekata 初めての方へ 万年青の育て方

 

万年青展示会 錦鉢

第94回三河おもと名品展
    公益社団法人日本おもと協会三河支部主催
日時 令和2年10月24日(土) 展覧時間午前9時~午後4時
       10月25日(日) 展覧時間午前9時~午後3時
会場 おかざき農遊館 展示室
    愛知県岡崎市阿知和町字乗越12番地
        電話 0564-46-4700
大会事務所 豊明園
        電話 0564-51-4714
 会員以外の一般の方のおもとも受付しています。 連絡は豊明園まで 
おもと
展示会前に錦鉢の用意、オモトと鉢合わせするのも楽しい。
少し余分の鉢がないと植え付けが大変になります。
新鉢は半年位、棚に置いて水をかけると金のまぶしさが沈み落ち着いた鉢に変わり万年青との映りが良くなります。又金が落ち着いてから部屋に飾るのも楽しいです。
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おもと 錦鉢
1週間位水に浸けて置いてからおもとを植え付けすると馴染みやすい。
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おもと 力和(りきわ)
下葉に比べ葉巾が広く厚くなって作あがりしています。
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おもと 
錦鉢に植え付け、万年青の正面を絵柄、足の位置を見て植え付けします。 
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混合砂
使用した混合砂は水洗いして、外の天日にあて雨ざらしにしておきます。又来年度に使用できます。
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おもとの棚
夏はよしづやネットで日除け
冬になると前側に白の寒冷紗をたらします。 水苔も栽培しています。
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おもとの苗、親、棚入れについて

今日は、初心者さんから頂いたご質問にお答えします
おもとの苗、親、棚入れについて
今日は、初心者さんから頂いたご質問にお答えします
おもとの苗、親、棚入れについて
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新登録 羅生(らしょう)の苗
まだ6本だが、千代田斑のよしあしはでてくる
苗の時に良い物を入れた方が、親になった時に楽しみは大きい
羅生 
千代田羅紗という、千代田斑と羅紗の葉肉の厚さ、愛嬌を兼ね備えた木
おもとの苗と親とはなんですか?
おもとは、大葉から小葉(羅紗)まで種類は様々ですが、
5年から7年で親になっていきます。
苗(なえ)は、約1~3年の若い木。
親(おや)は、約3年以上の、本芸(その品種の特徴)を現した木。
外輪山(がいりんざん)2年生の苗 1年目の葉は採光が少なく青葉になり薄い覆輪を見せています。2年目の葉は陽の取り具合良く曙柄を現しています。
 
6年生、堂々とした葉姿は、年中見ていても飽きず、大葉ならではの株立ちにした勇壮な姿は玄関や床の間に置けばハレの日にぴったりです。
原種に近いこともあり、実は付きやすく、お正月には赤い実も楽しめます。
おもとの寿命は?
おもとは管理さえ良ければ30年でも100年でも生きる事が出来ます。
万年青という名前の通り、万年でも青々としているでしょう。
私が実際見た物は、35年の麒麟冠の大株立ち
たらいのような大きな鉢で育てられていました。
地に植えてある物や、芋切りなどをしても長く育てる事が出来ます。

万年青の寿命について

棚入れってなに?
自分の‘お棚’におもとを入れてあげる事です。
お棚(おたな)におもとを置いておくことからでしょうか。
ただおもとを買う、というより、雅な感じもしますね。
今年は天光冠を棚入れしたよ、なんて使います。
さて、どんな品種がいいでしょう?
ずばり、自分の気に入った物が良いです。
好きなものほど大切にしますし、
真剣に育て上げようと思えば作もすくすくと上達します。
太陽で有名な三河の野村さんは、自分の好きなものだけ上手にできています。
天光冠(てんこうかん)
明治時代からのおもと
『富国殿』とともに対比される、気品あるおもと
金文字品種
品種にも、育てやすさや、丈夫さ、その木の人気や芸の深みなどがありますが、銘鑑の金文字品種はどれも満たしているその系統の人気の品種です。
金文字品種は、価格も大衆品の価格から中級品の価格のものを中心に選ばれていますので安心です。
どれも、一昔や二昔はおもと界で一番人気といわれて
当時の最高額で取引されてきた物ばかりです。
天光冠、力和、鸞山、富国殿、新生殿、
地球宝、千代田の松、玉獅子の虎、四君子、富士の雪
家宝都の図、残雪、駿河富士など、
どれも初心者さんでも名前をちらっとでも
きいたことのあるものが並んでいますでしょうか?
金文字品種は、自分で親に作り込んだ時ときの感動は並々ならぬものがあります。芸の伸びしろがとてつもないです。
作をかければかけるほど、
ここまで良くなるのか!と納得してもらえると思います。
苗か、親か
棚入れするとき、迷われる方も多いと思います。
苗ならいくつも棚入れ出来ますし、
親ではその日からあこがれの品種の芸を楽しめます。
苗をわくわくしながら育てるのも、
親をみて毎日楽しむのも、どちらも幸せですね。
良い苗、楽しみな苗。
お財布さえ許せば、相場の倍はしても良い苗や、
特上苗を入れた方が良いです。
その時は、苗2本分で1本か、と思っても、
成長はよく、親になった時の満足感や芸の出来は大きく変わってきます。
羅紗でしたら、覆輪のよいもの、芸の良い物。
図ものでしたら、図の白さの抜ける物(図の量ではない)
千代田や胡麻などの斑ものでは明るい物。
 一番最初の羅生なども6本で斑の明るい暗いがあるので、
 よいに越した事はありません。
気を付けたいのは、大きすぎる苗。
あまり大きな苗は、肥料作りの可能性があります。
強い肥料をやれば大きくできたり、芸もよくなりますが、
それは一時。あるときぱたんと枯れる事があります。
肥料を少なく、日をしっかりとり、痩せた作りやしまった作りのおもとは
肥料を少しあげただけでぐんぐん育っていきます。
囲うばかりの作ではなく、雨や風などに当ててしっかりつくったものが良いです。
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琴治(ことじ)の特上苗
首太く、覆輪が深い。
苗との出会い
その苗との出会いは一期一会。
品種では、私たちでも1年に1回ほどしか出会えないもの、
3年に一度の出会いのものも。
そういった品種は、好きなお客様のところに吸い寄せられた行きます。
野村さんの太陽のように、1週間もとどまっていないおもともあります。
また、ここまで良い系統やしっかりした苗はなかなか入らないものなども。
今年のように夏が暑いときは、特上苗は少なくなってきます。
好きなおもとは一枠
自分のお棚の中で、これだけは本当に好きなもの、というものは
一枠(5鉢、10鉢)集めてみましょう。
苗から親までずらりと並んだおもとは壮観です。
お多福の図だけ、お多福だけ、太陽だけ、輪波獅子だけ、力和だけ、新生殿だけ、千代田の松、など、様々なお客様がおられます。
太陽の野村さんは、よいものがあればすべて買う、と
執念のように集める方もいます。
一つの品種を一枠集めればその特徴が分かる。
そうすれば他のおもともすぐに見分けられるようになる、と楽しむのも素晴らしいです。
大会で勝負したい方は、やはりその品種、新生殿なら新生殿だけを10や100も集めて、その中の一番良い木で勝負します。
いろんな品種を楽しむのも、絞って楽しむのも、様々な楽しみ方があります。
おもとは惚れると必ず答えてくれます。

真夏は生長期?休眠期? 二代目、三代目、四代目の水やり 60年の変化

こんにちは、万年青の豊明園です。

今日は、真夏は休眠期なのか、生長期なのか?二代目から四代目の夏の水やりの変化について、ご紹介します。

二代目の水やり 60年前の水やり

万年青の豊明園 今から60年前の二代目の時代、真夏でも30℃を超えると新聞に載るくらいで、今思うと天国のような涼しさですね。

そうなので、夏の水やりは朝晩としっかりと水やりをしていました。時には、今では絶対にやってはいけないといわれる真昼間にも振り水をして、根が乾燥しないようにしていました。

それは、真夏も万年青は生長期で、根も葉もどんどん伸びていたからです。そういった生長期には、水を切らすと生長が止まるので、欲しがれば、欲しがるだけ水を上げれば、どんどん成長します。

この気温は、現代の春や秋の万年青の生長期にあたりますので、現在も25-30℃の生長期にはしっかりと水をやっています。

三代目の水やり 30年前の水やり

夏の気温がだんだんと上がってきます。真夏で35℃を超えるとニュースで騒がれます。だいぶ暑くなりました。

この時くらいから、真夏に休眠する、高温で水を欲しがらない万年青が出だします。それでも、夏に休眠する、という発想がないので、昔からの水やりを続けて、夏に水が多くて枯らすものが出てきます。ここから、三代目は今までの水やりでは対応できないとして、表面の苔を取ったり、表土を富士砂にして水持ちを目で見えるようにして、夏の水やりのベストを探っていきます。

真夏に水が多いと根腐れするものが出ることから、私の父、豊明園三代目の時代から、夏の水やりを控えるようになりました。朝晩の水やりはやめて、一日に1回の水やりに変ってきました。また、それまでは万年青の用土は矢作砂という花崗岩で植えるのが常識でしたが、だんだんと軽石などもう少し水持ちの多い混合砂に変え、水やりの頻度が減っていきます。

四代目の水やり 現在の水やり

現在、真夏は40℃を超えるようになってきました。外棚や特にハウスやコンクリートの上では真夏の40℃超えは当たり前です。

そんな現在、私たちは真夏でも2日から5日に1回の水やりになっています。3代目の経験から、夏の休眠という考えも一般的になり、暑すぎると生長が止まり、水を欲しがらないことが良くわかってきました。この夏の休眠という考え方は、バラや他の植物でも35℃を超えると同じように成長が止まるそうです。

 

二代目から四代目の60年の水やりの変化

私たち万年青の豊明園は、初代から120年以上万年青作りをしていますが、今見ていただいたように水やりが大きく変化しています。

大きく変わったのが、2代目のころの、夏場が生長期ど真ん中で、どんどん水を上げていたころから、

現代の夏場に休眠期になり、万年青が必要最低限の水しか吸わなくなったということです。

また、場所によってはその休眠期(気温が35度を超える期間)が1週間なのか、2月弱なのか、という違いがあります。逆に、北海道や東北では、真夏が一番の生長期となっている場所もあります。

 

私たちの愛知県岡崎市では、朝昼晩の水やりから、2~5日に1回の水やりになるのですから、大きな変化です。古い万年青の参考書にはもしかすると60年前や30年前の水やりの方法が書いてあるので、注意が必要です。

まとめ

・60年前は真夏も生長期。朝昼晩と万年青に水をかけていました。

・現在、真夏は40℃になります。35℃を超えると休眠期に入るものがあり、真夏に水を欲しがらない万年青が多くなってきました。私たちは2~5日に1回の水やりにしています。

・夏場、生長期なのか、休眠期なのかを万年青の生長をみて判断して、休眠期の水のやり過ぎに注意しましょう。

 

気温の変化と夏の休眠

岡崎の年平均気温 最高 最低

1979-1993 19.57 10.49

1994-2007 20.45 10.95

2008-2019 20.75 10.78

年平均気温が2℃上がると、例えば、東京のケヤキ並木が鹿児島の南国風ヤシ並木に変ってしまうといわれています。それだけ、年平均気温というのは1℃変わるだけで住んでいる環境が大きく変わってしまう、緯度で考えると南国になっていく、という意味です。

私の祖父、万年青の豊明園の二代目が全盛期だったころ、岡崎の年平均気温は19.57℃でした。そこから、現在の平均気温は20.75℃となり、1℃以上(1.18℃)気温が上がっています。そうしますと、管理はガラッと変わっていきます。

万年青の乾きをみる

万年青の乾きをみる

万年青や、植物の多くは、良く乾いてから水をやる、これだけ守っていればよく育ってくれます。ですが、気候の変化や、用土、その場所の環境などで乾きはまちまちで、見極めにくいところもあります。その乾きをよくわかるようにするには、どうすれば

万年青の乾きの見方は様々にあります。

表土(砂、苔、土など)をみる、すこしほじくってみて、表土の下をみる、鉢底をみる、など。

また、万年青をよく観察していると、乾いてくると葉が少しだけ垂れてきます。そこでも、鉢の中が乾いてきたことが分かります。

乾きがもっと進むと、万年青の新葉が柔らかくなって、ピンとしてこなくなり、ふにゃふにゃになります。ふにゃふにゃになるとダメージは大きいので、そこまでには水をやりましょう。

季節や、温度、風、湿度で、万年青の水の吸い上げも変わってきます。20-30度の万年青の生長期は成長して体も大きくなるので水は一年で一番欲しがります。春や初夏、秋の生長期は水をやりすぎくらいでもいいでしょう。逆に、万年青が私たちが思っているより早く水を吸って、鉢がカラカラになることもあります。

湿度が低く、風も強い冬は、万年青は寒くて休眠に入っていますが、強風、寒風、湿度の低さから水を意外と奪っていきます。水やりに注意します。また、風よけや湿度対策をした方が水やりは少なく、管理が楽になるでしょう。

 

表土 富士砂、日向土、赤玉土

富士砂、日向土、赤玉土、のように、水がなくなると色が変わるものを表土に使うと、乾きがわかりやすいです。

鉢の上に置いてある赤玉?
水をたくさん吸うと色が濃くなりまた乾くと白ぽくなります。植え込みの用土が矢作砂、パミスなど白い用土の場合水遣りのタイミングが分かりにくいので赤玉の色をみて管理しています。

国宝錦(こくほうにしき)7月27日下葉が枯れ始めました。富士砂の表面が少し黒色の色が見えます、まだ充分湿ッている状態です。

 

おもとの用土 天日干し

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富士砂・伊勢砂・パミス、綺麗に水洗いして、天日干しします。

動画解説【万年青の育て方 富士砂】富士砂のメリットデメリット

万年青の乾きを見るために、水分で色の変わる富士砂を使う 【万年青の豊明園】【Planting OMOTO in FUJI-YAMA sand】

表土 苔

こちらも、乾燥するとカリカリになるのでわかりやすいです。人によっては苔の厚みが違うので、注意します。厚ければ乾きは悪いですし、水持ちもその分良いです。

 

万年青の豊明園の苔の乾き 水やりのタイミング

万年青の水やりはよく乾いてから水をやるのが基本です。では、どのくらい乾いたらやればいいでしょうか?その日の温度、湿度、日当たり、日の強さ(緯度)、風通しなど様々な要因で変わってきますが、なんといっても鉢の表面が一番わかりやすいです。

少し前に、鉢の表土に富士砂という乾きで色の変わる砂で万年青の乾きをみる、という動画をアップしましたので、説明欄に張っておきますのでこちらも参照してください。

今回は、苔の乾きの見方、万年青の豊明園では、ということで紹介します。

この日は、夕方ワラ灰をかけて、2日後の昼です。連日の40℃近い気温ですが、この日は振り水で一日伸ばして、次の日夕方に竹酢液をやっています。(なので、ワラ灰、一日乾かす、振り水、竹酢液、という感じですね。)

私たちの苔がどれだけ乾いてから水をやるのか、まずはその音を聞いてください。

これを軽く振り水をすることで苔を戻してあげるイメージで、振り水をしています。

ここまで乾かすのは真夏。春や秋の根や葉のぐんぐん伸びる時期はここまで乾かしません。おもと、環境も違うので、乾きの参考にしてください。

●動画解説【万年青の育て方】豊明園の水やりのタイミング 真夏のカリカリの苔

【万年青の豊明園】【Timing of mid-summer watering OMOTO Look at the moss】

 

表土の高さ

表土から鉢の縁から低く、ウォータースポットが大きなものでは乾きにくく、ウォータースポットがないような鉢では乾きやすいです。

鉢底を触る

一番勘違いしてしまうところは、

植木鉢は、表土は一番風をうけて乾きますが、実は鉢底や鉢の中は湿っていることがあります。底を触ることで表土以外はどうなのかをみます。

万年青の植え替えをすると、鉢の周りにしっかりと根が張り、鉢の中心部は根腐れしていたということがありますが、鉢の中心が一番乾きにくく、そこまで想像できると夏の根落ちは少なくなっていきます。

また、鉢の外側に根が張るということは、根は実は空気も欲しがっているということが分かります。

 

 

水やりの目安

大ニュース!! 漫画家 安野モヨコ先生 『オモトとわたしと自粛中』

おもと鉢 喜山・利山

1年間のおもとの育て方

 

1年間のおもとの育て方

おもとの育て方 基本集

おもとは日本の林に広く自生している植物ですので基本を押さえれば大変育てやすい植物です。特に注意する点として日陰で年に数枚葉をだし生育するので日光や肥料の与えすぎないことをおさえましょう。

NHK趣味の園芸さん2019.10月号に協力、掲載した、豊明園監修の万年青の育て方を元に紹介しています。

動画解説 【万年青の育て方・年間管理】

万年青の生長期、休眠期、自生地から、水やり、肥料、病害虫、植え替え、置き場が決まります【万年青の豊明園】【OMOTO Calendar and Management】

 

・生育サイクル

春から初夏と秋の25-30度のころが最もよく生育する。

真夏は暑さで休眠することがあるので注意。冬は12月上旬から2月まで休眠

・置き場

年間を通して、遮光ネットの下などの半日陰で栽培。4月下旬~11月半ばまでは遮光をやや強めにし、葉焼けの防止。(自生地は木洩れ日のあたる明るい林床)

日光に当てすぎると葉が堅くなり、葉焼けを起こすことも。

逆に、暗すぎると葉が徒長して、生育が悪くなり、葉の変化も出にくくなる

常にそよ風程度の適度な風が吹いていると徒長しにくい

・水やり

基本は乾いたら水やり。よく生育する4月中旬から6月末までは乾く少し前に水を与える。

冬、真夏は休眠するので、水のやりすぎに注意

用土がしっかりと乾いてから水を与えるのがコツ。根も水だけでなく、空気を欲しがっている。

・肥料

万年青は年に葉を3-4枚育てるだけなので、多くの肥料は不要。

2月中旬-5月下旬。9月下旬-10月下旬に固形の有機肥料を少量づつ。

時期をずらしながら置肥。

 

 

栽培暦 (関東平野部)

栽培暦 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
生育状態 休眠---- 生育----------ーー----休眠ー生育ーーーーーーーー休眠ーーーーー

………………………………………………….開花…青実ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー赤実-ー

置き場 霜の当たらない半日蔭ーー風通しよい半日蔭(遮光強め)----------霜のあたらない半日蔭
日よけ 不要or昼前後に軽く遮光・直射を避ける。(朝日は問題ない)----・不要or昼前後に軽く遮光
水やり 乾いたらーーーーーーー乾く前にーーーーーーーしっかり乾いてから・乾く前にーーー乾いたらーー

20-30度が生長期なので、そのときはしっかりと水やり

それ以下、それ以上だと、だんだんと水の吸い上げが悪くなるのでそこに注意して観察します

肥料        有機肥料ーーーーーーーーー          有機ーーーーーー

水やり同様、生長期に肥料を置きます。暑すぎると根の肥料焼けの原因に。

病害虫

消毒

       スリップスーーーーーーーーーー          スリップス

スリップスは新芽を食べるので、新芽の時期にでる。スリップス、アザミウマに効くオルトランを

……………………………赤星病----------       赤星病ーーーーーーー

万年青の生長期は病気も虫も生長期。消毒のため、殺菌剤を中心に、[殺虫剤(虫が病気を媒介、豊明園では虫を見つけたらやるぐらい)]を月に1回ほど。赤星病の出る時期は月に2回前後。

植え替え      植え替え、株分けーーー               同ーーーーーーーー

※愛知県から関東平野部基準で作成しましたので地域により温度差をご考慮ください。

段組みが変になる場合

生育状態とからめて考える

まず、生長期と休眠期があります。

生長期と休眠期 水やり、肥料

最高気温が18℃以下になるとだんだんと冬支度で休眠に入り始めます。

夏は、最高気温が33℃以上になるとだんだんと生長が止まっていきます。そうなので、昔は豊明園のある愛知県岡崎も夏場の生長が止まることはありませんでしたが、最近のように40℃を超えるような気温ですとさすがに生長が止まります。その時は、水も吸い上げないので、水やりを減らします。(室内や、高地、東北、北海道などの夏が適温の場所では、夏も成長を続ける場所もあります。)

この時期に万年青がいらないと言っているのに水を上げると、根腐れを起こす原因になります。

生長期はどんどん水を上げて、根と葉をグングン伸ばしましょう。まず2月に根が動き出し、万年青の乾きが早くなるのが合図です。肥料も欲しがります。

8月か9月にも、吸い上げがまた復活するときがありますが、秋の生長のための秋根が伸びる時期なので、そこを見極めます。生育環境とその年の気候で大きく違うので、注意します。

生長期と病害虫、消毒

万年青の生長期は、害虫、病気の生長期!?でもあります。万年青の葉をなめるスリップスや葉を食べる虫の予防、赤星病などの病気は生長期に活発になりますので、消毒は生長期に多くなると思います。真夏の休眠期は同じように病気、虫も暑い??ようで、消毒頻度は少ないです。また、薬害が怖いので気をつけます。農薬を使う前に読もう!

植え替えはいつ?

基本は春と秋です。植え替えにはメリットデメリットがありますので、時期を選びましょう。

動画解説 植え替えのメリットデメリット

真夏の植え替えは傷むことがあるので、気をつけましょう。

気温が20-25℃ほどの高い方が、植え替えの刺激で新根が出やすいですが、それ以上高くなると用土の変化、環境の変化で万年青を疲れさせる、傷ませる原因にもなるので気をつけましょう。

豊明園では、夏以外は植え替えをしていますが、冬場は寒くて新根の出が悪い、もしくは、出ないので活着に時間がかかります。

春と秋の人も気候が良いとき、(エアコンや暖房を使わない時期)がよいので、その時期にしましょう。

生育期と置き場、日よけ

まず、万年青の自生地は、明るい林床が一番生長がよいです。直射日光が当たっても葉色は悪くなりますが生育しますし、暗い場所も生育します。ですが、ベストは朝日が入り、明るい木洩れ日が一日中あるある程度の水はけのよい場所がベストです。

そんな自生地を思い浮かべて置き場と日よけをします。自生地では万年青は移動できませんが、人間が管理することで、よい環境を作ってあげます。

生育期は場所と日よけで朝日は当たり、午後からは建物の陰になるようにします。

冬場は木陰のように、霜が当たらない方が元気に育ちます。

 

梅雨、台風、霜など

梅雨

長雨に注意。豊明園では1日ほどは当てますが、雨に長く当たりすぎると病気がでやすい。ビニールをひいて、雨よけします。

台風時

ものが飛んでくる、とばされるので、室内か、しっかりとした囲いをする、飛ばないようにくくり付けておく

台風前と台風後の対策

真夏

もし室内に管理される場合、冷房、扇風機の風が直接当たらない場所へ。外に出すときはよく慣らす

人が暑いと思うので、ついつい水をやりすぎてしまう。ここが一番の失敗するところ。真夏の水のやりすぎ→根腐れ。万年青の生長をみて、止まってきだしたら、水やりをへらす。数があると難しいのが、若いものや強い木は夏も葉が生長するので、それらだけは水を少し多めに。

冬の霜

当ててもよいが葉色が薄くなる。豊明園ではなるべく数回だけあてるように管理している。当たりすぎると弱いものは淘汰されていく。

実際、慣らせば-30度までOKだが、まずは軒下などが安全。

冬の強風、寒風

葉焼けの原因。葉焼け春から秋日光による葉焼けと、冬前後強風、寒風による葉焼けがある。乾燥した風が葉の水分を奪い、葉先、縁が焼ける。

風よけで防げる。

暖房

外で育ているが、冬、寒いのは万年青によくないと室内に入れる方がいらっしゃいます。あまりここで温室育ちをさせると木が弱くなり、夏に弱くなる。暖房が効いた部屋より、少し寒い、外の空気に近い方が春の伸びはよい。

逆に、常に室内なら問題はありません。直接風があたると乾燥して葉が焼けるので気を付けましょう。

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水苔の育て方

 

 

水やりの目安

おもとの水管理

竹串を水やりの目安に

おもと富国殿

3年葉のあいだに芽が出てきました。竹串で水分管理しています。竹串を抜いて湿り具合を見ます。又富士砂の乾きも見ます。

おもとの水管理
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竹串を鉢に差し込んでおきます。鉢により乾き具合が変わります。
右 楽焼鉢 長春閣(ちょうしゅんかく)
左 素焼鉢 富国殿(ふこくでん)
おもとの水管理
竹串を鉢に差し込んでおきます。
・抜いて串先を手で触ってみること。
・串先の色の変わりを見ること。
右 楽焼鉢  竹串は湿りがあります、表面も中の用土少し乾いてきていま す。水遣我慢するか振り水程度。 
左 素焼鉢  竹串少し湿りがある程度、表面も中の用土も乾いてきてい ます。水遣りします。
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富士砂を水やりの目安に

第一温室5月10日
太陽殿(たいようでん)など富士砂(ふじすな)が乾いて黒から白っぽくなってきました。
影になるところではまた湿っています。
この状態でも、少し表土を除くと湿っているので水やりは控え気味にします。振り水程度です。
新根が伸びるときは水遣りをしっかりやりますが、やりすぎの蒸れに注意します。
水遣り次第で新根もよくおりて、葉数も多くなります。

鉢底を水やりの目安に

おもとの鉢底の湿り具合を見ると、水遣りの間隔が分かるようになります。
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おもと鉢 喜山・利山

1年間のおもとの育て方

大ニュース!! 漫画家 安野モヨコ先生 『オモトとわたしと自粛中』

万年青の植え替え

新生殿(しんせいでん) 
特に丈夫で縁起のよいおもと 玄関にもよい
立派なので、引越し、お祝い、開店おもとに最適
「新しく生まれる御殿」と引越しおもとに人気
2年間植え替えしていない新生殿
鉢の縁より腰が高くなり新根がでて止まっていています、また傾いています。このように飛び出た状態の木は早めに植え替えします。
最近の植え替えは10月中旬頃前後が適期です。
大会へ出品する葉数の多い木はなるべく遅くに行います、早く行うと下葉が落ちます。(秋根が出て葉を破る)
 
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おもとの植え替え
鉢の縁まで表土を取り除いた様子
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植え替え
表面の砂を少し取り除く、新根の出具合と富士砂の湿り具合を見る。
用土は矢作砂・パミス・富士砂・ゼオライト・炭
羅紗系統は矢作砂を多めに配合
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植え替え
鉢から抜く、この時根、用土の状態を良く観察する。鉢の中の用土の湿り具合が見れます。又この新生殿は芋吹きの芋もまだ残っています(根の真ん中の黒っぽい部分)が芋が老化しています。
葉の割れている部分、根止まりの根。
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植え替え
養分を使い果たした古い親芋をはずします。
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植え替え
水洗いしてきれいな状態にします。首元の茶色の部分、止まっている根は植え替えすればまた伸び出してきます。
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植え替え
表面は富士砂のため少し深植えにしておきます。
自分の気に入った鉢に植え替えして 完成
半日陰の場所で1週間ほど管理して元の場所へ戻します。
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植え替え2例目
大黒殿(だいこくでん) 
葉姿美しく、特に丈夫なおもと
縁起良い名前に、美しい葉姿が人気
引越し、お祝いなどお部屋の観葉植物として最適
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植え替え
表面の砂を少し取り除く、新根の出具合と富士砂の湿り具合を見る。
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植え替え
鉢から抜く、この時根、用土の状態を良く観察する。鉢の中の用土の湿り具合が見れます。
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植え替え
古根が落ちていなければ水管理が上手にいった証拠です。
用土は矢作砂、パミス、富士砂、ゼオライト、竹炭
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植え替え
観賞するため錦鉢に植え替え楽しみます。
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植え替え3例目

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おもと 新生殿(しんせいでん) 
昭和10年豊明園(水野淳治郎)が国防殿と命名、
戦後昭和21年に新生殿と改名登録、おもと羅紗系の代表種。
植え替えして根の状態を調べます。8月16日
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おもと 新生殿(しんせいでん) 
鉢から抜いたところの状態。3日目の抜き水、毎日夕方の振り水で管理。
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おもと 新生殿(しんせいでん) 
3年前の根も元気にしています。根っ子は次根を出しています。
良く観察すると、新根は一番外側に出ています。鉢の縁側です。根ッ子は乾く状態、水の通りの良いの場所がいいようです。
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おもと 新生殿(しんせいでん) 
植え付けした状態。特に丈夫で縁起のよいおもと 玄関にもよい
立派なので、引越し、お祝い、開店おもとに最適
「新しく生まれる御殿」と引越しおもとに人気
錦鉢は、天皇家に献上の鉢もある布施氏の鉢で縁起良い
絵付け作家の第一人者、布施氏の錦鉢
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おもと 新生殿(しんせいでん) 
野外での写真、布施鉢とも良く合います。
おもとの植え替え
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3年目で植え替えします。
元気の良い木は毎年植え替えしなくても丈夫に育ちます。
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おもとの植え替え
3年で鉢いっぱいに根っ子がはります、鉢から中々抜けません。
鉢から抜けない場合
鉢の横をたたく、水の中に浸けてから抜くと鉢から取れやすくなります。
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おもとの植え替え
まだ3年前の根も残っています、3年で植え替えしないと古根は落ちてしまいます。 用土はパミス・矢作砂・ゼオライト・桑炭の混合用土
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おもとの植え替え
水の中できれいに洗い、6株に殖えていました。
水遣りの仕方により根の状態が変わります。根っ子は枝根に作る事です。植え替え時、良く観察します。