おもとの傷み

おもとの芋いたみ

オモトのいたみ 1
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古親の芋が痛む
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古親の芋が痛む
芋もジュクジュクして柔らかい、根も落ちる。
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古親の芋が痛む
親芋と子供の基部を持ち手で割る。きれいに痛んだ部分と分離しています。2~3年も植え替えしないとこのような木も出てきます。この時期に植え替えすれば元の状態に戻ります。
オモトのいたみ 2

おもとのいたみ

芋いたみ 葉の色艶も違いが現れてきます。
左健全な木  右芋いたみの木
痛む原因 肥料過多・冬季の加温のしすぎ

健全な木  芋の色がきれい。
根もともしっかりして色の変色もない。

芋いたみの木  芋の色が赤褐色に変色。
根も根元から痛み出し色が変色してきます。

万年青の用土について  用土で、水やり、肥料、病害虫はどう変わる?

万年青の用土 大きなおもとと、美術品

私たち、万年青の豊明園として、万年青の用土はどれでもよい、どれだって上手に作れる、と思っております。用土に合わせて、水やり、肥料をやりましょう。

畑の土では肥料の効きもよく、万年青は大きく、立派に育ちます。葉の伸び、子の上がり方もよいでしょう。

逆に、砂利系統が多いと、水持ち、肥料持ちは悪いですが、小型でガチっとした万年青になります。万年青の芸を凝縮、濃縮して、緑の宝石や、緑の美術品と呼ばれる万年青をつくる、大木を鉢の上に表現する、盆栽にも似た、独特な万年青の世界観です。

これは、どちらがいい悪いではなく、それぞれの楽しみ方の話です。

自分の万年青の用土の特徴を知って、水やり、肥料、害虫の管理に生かしましょう。

地植えで青々と元気に育つおもと。アメリカのロングウッドガーデンズ。

用土による違いについて 土、赤玉土、砂利

今回は、お話を簡単にするため、土というのは畑の土、赤玉土は売っている赤玉土、砂利は朝明砂のような花崗岩を考えています。

それぞれの特徴は、皆様が想像する通り、土けがある方が、水持ちも、肥料持ちも、また、害虫の出やすさも高いです。

土は一番水持ちがよく、肥料持ちがよいです。そのため、水やりの間隔もとても長いでしょう。土の中に肥料を持ちやすいのと、腐葉土などが入っていれば、すでに肥料を持っているのも特徴です。そのため、害虫も紛れていることも。

赤玉土

水持ち、肥料持ちはとてもよいです。園芸店でもホームセンターでもどこでも売っていて、手に入りやすく、使う前に害虫がいることはありません。ですが、やはり土けを好んで害虫が潜むことも。

多くの園芸を楽しむ方は、楽しむ植物に合わせて鹿沼土、日向土、腐葉土、軽石などを混ぜ、自分の狙った水持ち、肥料持ちのブレンドにします。

砂利

水持ち、肥料持ちは悪いです。水をやってもすぐに下から水が出てきてしまい、生長期、夏場は水やりが頻繁になることもしばしば。その代わり、害虫の潜むことは土、赤玉土と比べて非常に少ないです。

 

水持ち

土、赤玉土は非常に水持ちがよいので、水やりのやり過ぎに注意します。あまり用土が乾かないのに、水をやり過ぎると、根腐れを起こします。逆に、しっかり水が持つ分、水やりがなかなかできないお仕事で忙しい人ズボラな方はよいでしょう。

砂利は水切れに注意します。土、赤玉土と比べて、用土に水はほとんど含まないので、よく乾きます。

 

※美術品をつくる万年青愛好家

万年青は、芋があって乾燥にも強く、また、ある程度乾燥して、根が空気が好きなので砂利で植えることがあります。よく乾いた方が、小型で締まった出来になり、独特な万年青の美意識の愛好家には好まれます。

肥料の持ち

土、赤玉土は用土に肥料を貯めておくので、少ない肥料で良く効きます。砂利では肥料もほとんど下に抜けてしまい、肥料の効きは悪いです。

虫、病気

土、赤玉土は虫が出やすい、潜みやすいです。殺虫剤、殺菌剤は土にもかけるようにします。砂利でも潜むことがあるので、殺虫剤、殺菌剤はやります。

土では、土の中に微生物がおり、善玉悪玉といますが、土が葉について病気がでることがあります。

乾きをみる

まず表面をみます。土、赤玉土では色が変わりますので乾きは良く分かりますが、中は水を良く持っているので、中の水持ちをしっかりとみて、水をやります。

表面だけ乾く、うわ乾きでは、中はまだ水をたくさんもっているので、根腐れの原因になります。

砂利では乾きが一番見にくいでしょう。富士砂のような色の変わる花崗岩ならよいですが、朝明砂などの白い砂利はわかりません。鉢底や、鉢の中をみて、水やりのタイミングをみます。

おもとの表面は富士砂

保水性・排水性の大変良く 多孔質の火山砂礫特に水を腐敗させない成分を含み 根腐が少ない黒色で 化粧砂としても使用できます。
水苔変わりに使用しています。
 富士砂を使用するには袋からとりだして水洗いをして再度乾燥させて使用します。礫の目つまりを取り去り、通きをよくするためです。
 
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おもとの表面は富士砂 (黒色火山砂礫)
 化粧土、黒くて重たい火山砂礫、見た目美しく水を吸収すると真っ黒くなり万年青を引き立たせます。乾いている時は灰色ぽくなります。保水力は良いが、乾きやすい。水の通りがよく、雑菌・バクテリアの繁殖を抑えるので、灌水した水の腐敗を防ぎ、根腐れもしにくくなります。

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植え替えたときの根

土や赤玉土では、水持ちがよい分、根の伸びはよいでしょう。どちらかというと、棒根という長い根が出やすいです。どの用土でも、乾きがよいと、枝根をたくさん出します。

なぜ砂利で植える?

私たち万年青の豊明園では、砂利単体で植えることは少ないですが、万年青の魅力を凝縮させる、そのためにわざわざ万年青が大きくならないように作りこんでいます。ここは盆栽の世界に通じるものがあります。

地植え

その場の土で十分です。乾きがよいようなら、腐葉土などを入れておけば水持ち、肥料もよいでしょう。日当たり、雨でかかる水がよければ、一度植えたら、基本的にはほっておいて大丈夫です。日照りが続く場合は、水やりをしてもよいですね。

まとめ

それぞれの用土の特徴は分かっていただけたでしょうか?

大きく、子もどんどん増やしたい方では、土や赤玉土をもちいて、肥料を良く効かせて、そのかわり病害虫の管理はきちっとやります。水やりもやり過ぎに注意します。万年青の美術品を作る方、葉芸で品評会を狙う方でしたら、砂利系など乾く用土を多くして、ガチっとつくってみるのも面白いでしょう。

用土の特徴を引き出して、万年青を楽しんでください。

 

●動画解説 【万年青の用土】万年青の育て方 土、赤玉土、砂利の特徴 水やり、肥料持ち、病害虫 美術品のおもと

【万年青の豊明園】【Difference between Soil and Gravel】

 

 

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おもとの育て方 完全版

おもとの用土 パミス 軽石

 

地植え万年青、愛好家の万年青の病気の原因、理由と対処法 泥はねと高い棚

この記事を3行で

万年青は日本に自生している植物で、自然界では泥にかぶっていますが、その泥は病気の原因でもあります。地植えでしたら気になる方は苔、化粧砂利、バークなどを使ってもよいですね。愛好家の万年青は病気がつくと観賞価値を落とすので高棚にしたり、砂利、瓦などで泥よけをした方がよいでしょう。

万年青はなぜ高い棚に置くのか?

趣味者、愛好家の万年青のお棚は多くは50センチ以上、地面から高くにお棚を作ります。それは、腰をかがめなくてよい、水やりなどの作業がしやすい、なめくじなど虫が寄ってきにくいといったことだけでなく、泥はねとも関係しています。

50cmは高くして、泥はね、なめくじなどから守っています。あまり繁茂しすぎるのもよくないですが、シダなどで雨の泥はねを防ぐのも一手。金枠も、ナメクジなど虫が寄りにくいです。

 

50cm跳ねる泥と病気

昭和の時代以前の、古くは、コンクリート張りのところで万年青を楽しむ人は少なく、ご自分のお庭の一角にお棚を作り、万年青を楽しんでいました。地面は土なので、特に大雨がふると30~50cmも泥が跳ね、低い場所で作っていた万年青にその泥が跳ねます。泥や土には無数の微生物がいて、その中の病原菌が万年青に病気をもたらします。様々なお棚がありますが、明らかに泥が付きやすいお棚は、病気が発生しやすいですし、予防の農薬の回数、頻度も増えます。

私たち豊明園の対策

私たちは、まず50cm以上高くして万年青を育てています。また、地面に近い万年青の周りは、大粒、小粒の砂利や瓦、農業用シートを引くことで、大雨でも泥が万年青にかからないようにしています。

お棚の下に瓦、砂利を置くことで泥を跳ねなくしている。

 

地植えの万年青はどうするか?

地植えの万年青では泥が確実につくので対策は難しいです。ですが、自生地をみてみると、林床に万年青は植わっています。万年青の周りは意外と枯れ葉があり、泥はねしにくくなっています。湿度のある場所で、などと一緒に植わっていれば、泥はねは少ないです。日本庭園には、石の脇や木の根元に植えられることがありますが、それですと多少は泥がかぶりにくいです。

愛好家の万年青のように、万年青の周りだけ苔や化粧砂利を置いたり、庭の雰囲気を壊さなければバークなどを置いたりしてもよいでしょう。

 

ここは遠く、アメリカの貴族の庭の万年青。常緑の木の林床に植えられ、落ち葉が周りに落ち、泥はねが効果的に抑えられている。

 

自然の中の万年青。こちらも落ち葉が根本にたまり、泥よけになっています。

 

こちらは、淡路島の諭鶴羽神社(ゆずるはじんじゃ)の自生地。神域なので、自由に万年青が生長しています。杉の葉がやはり泥はね防止に役立っています。

 

お客様の作られたお庭に万年青。左の石の根付として配した万年青。素晴らしい砂子斑の阿賀野川です。湿度もある土地柄なので、右はこれからがきて、泥はね防止になってくれるでしょう。

 

●動画解説【万年青の育て方】泥はねが病気の元に 愛好家の万年青、地植え万年青の対策

高い棚、苔、化粧砂、バーク、落ち葉 自生地を参考に【万年青の豊明園】【How to Prevent MUD Splashes】

まとめ

基本的に万年青は日本に自生している、丈夫な植物。泥に神経質になることはありませんが、自生地では落ち葉が自然と泥はね防止になっていましたね。愛好家の万年青は病気がつくと観賞価値を落とすので高棚にしたりと多少は気を使いますが、地植えでしたら気になる方は苔、化粧砂利、バークなどを使ってもいいですね。

 

万年青の育て方 一年の管理、置き場所、病害虫について

おもとの地植え

農薬 初心者のための農薬の使い方

農薬 初心者のための農薬の使い方

農薬の使い方

農薬は基本的に、《症状が出る前に》予防的にしないと意味がありません。定期的に散布をしましょう。

私たちは、200Lや300Lの薬液を作って豊明園全体に農薬を散布していますが、始めたばかりの方は数鉢の万年青に農薬を散布したい方もいらっしゃるでしょう。少量の農薬の使い方について紹介します。

どこで買えるか?

小袋・少量の農薬は、ホームセンター、やインターネットで様々に売られています。1L用などで、個包装になっていますので、使いやすいと思います。

 

農薬を使う前に、、説明書をよく読もう!

農薬は農業の薬と書くように、農業、園芸(家庭菜園やバラ、菊栽培などなど)にとって大切なことです。もちろん、有機農業や自然農業のように農薬を一切使わないこともできます。

薬は毒にもなるように、人によっては化学物質過敏症のような、じんましんや害が大きい方もいらっしゃいます。発がん性などは昔の農薬は危ないものもありましたが、現在は厳しい基準を通っていることや、虫や菌と人間では体のつくりが違い、使う際には、人に害はよっぽどないです。(故意に飲んだり、目などにかければまずいです、、)

 

やる前に特に注意すること

強風時、高温、強い日光の際はやめてください。

風下に何があるかを確認してください。洗濯物や車、塀などに害があることがあります。

最低半日は雨が降らないときにやること。私たちは3日以上晴の時や、雨が終わって乾いた後にやります。やはり雨の後に病気は発生しやすいため。

魚毒性

エビなどの甲殻類、金魚、メダカなどに影響があることがあります。水槽や河川、養殖池に飛散、流入はやめましょう。すべて使い切るようにしてください。

使い方

農薬は絶対に使用方法をよくよんで使ってください。

たいてい、リンゴ、ミカンなどの果樹や樹木、ホウレンソウなどの野菜、バラや菊などの花、芝などが載っていて、それぞれどんな病気に効くのかが書いてあります。家庭菜園や、家庭園芸に使われています。

使い方の実際

水を入れ、展着剤をごく微量入れ、

(もし液剤の場合、液剤はここから液剤を投入)

粉剤、フロアブルはその後に投入します。

GFベンレート水和剤を例に

今回は、GFベンレート水和剤を例に紹介します。

それぞれの個包装に、●水1Lに本剤1袋(0.5g)を溶かすと2000倍液ができます。展着液を加えると効果的と書いてあります。

万年青では、GFベンレート水和剤の場合、1000倍で使っているので、

水500mLに、1袋(0.5g)を溶かして、1000倍液を作りたいと思います。

水500mLは家庭で一番簡単にできる、ペットボトルを使います。

 

ペットボトルに水500mLを入れ、口を拭きます。

展着剤がある方は展着剤を入れ、最後にGFベンレート水和剤を全部入れます。

しっかりとかき混ぜて、出来上がりです。

ペットボトルに直接噴霧器をつけてもよいです。100均などで売っています。

噴霧器に入れ替えて使ってもよいです。

 

 

噴霧の仕方

病気は表も裏!もしっかりとやってください。

葉先から薬液がしたたり落ちる直前程度がもっとも効果的。

自分の皮膚の露出を減らすこと。農薬散布後はなるべくすぐにお風呂やシャワーを浴びること。

 

 

 

 

農薬には、殺虫剤と殺菌剤がありますが、病気は菌です。

虫が多い場所では、虫が菌を媒介するので、(虫が菌に触って、他の植物から他の植物へ菌を運ぶ)、殺虫剤も必要でしょう。

豊明園では、両方使っています。

 

 

病害虫対策 農薬散布 リンク

 

フザリウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

フザリウム (Fusarium) は、菌類カビ)の一属である。フザリウムは不完全世代の名称であり、完全世代は種によって異なる。完全世代としては、Nectoria, Gibberella, Calonectria, Hypomycesなどが知られる。

これまで、世界で100種以上が報告されている。さらに、分子遺伝学に基づいた種の再検討が行われており、最終的には500種以上になると考えられている。土壌中や人間の住環境中など広範囲に生息している上、植物に病気を引き起こす種やマイコトキシンを作る種もあるなど、人間にとっても重要なカビである。

 

形態

菌糸はよく発達した一定の太さのもので、規則的に隔壁を形成する。寒天培地上では、寒天に潜るか、表面を這って成長し、次第に気中にも伸び出す。はじめはほとんど透明か真っ白のコロニーを作るが、徐々に様々な桃色、紫、薄黄色、赤などの色素を産生する種もある。

分生子形成型はフィアロ型、出芽型である。分生子には古くから、大小二つの型が識別され、大型分生子 (macroconidium)(大分生子、大型分生胞子ともよばれる。以下同様。)と小型分生子 (microconidium) と呼ばれている。大型分生子、小型分生子はフィアロ型に形成される。

大型分生子は形成細胞の先端から押し出されて形成され(フィアロ型)、細長く、多くは両端に向かって曲がった三日月型〜鎌型で、数個の隔壁があって多細胞、典型的には、基部に柄足細胞 (foot cell) と呼ばれる足(つま先と踵)状の突起を持つ。小型分生子も同じように形成されるが、倒棍棒状〜倒卵形〜紡錘形〜洋ナシ形〜レモン型〜球形と多様で、多くは単細胞で、大型分生子よりも小さく、基部は丸い。また、近年、F. avenaceumなど種によっては中型分生子 (mesoconidium) と呼ばれる中間の大きさで出芽型に形成され、基部が裁断状となる分生子も作ることが知られてきた。多くの種が複数の型の分生子を形成する。

野外の植物上では植物組織中に菌糸体を発達させ、分生子は表面に作られる。その際、分生子柄が集合し、まとまって分生子座 (sporodochium) を作ることが知られる。寒天培地上でも類似の構造を作ることがあり、こちらも分生子座と呼ばれることがある。また、寒天の中にも分生子を作ることがよく観察される。

大型分生子中型分生子小型分生子の用語法に変え、分生子が形成される部位に対応させて、分生子座性分生子(sporodochial conidium。寒天の表面、内部等に形成。)、気生(中)分生子(aerial conidium。空気中に形成。)を用いるべきことを提唱する研究グループも存在する。

完全世代

フザリウムの完全世代は子嚢菌核菌綱ボタンタケ科アカツブタケ属 (Nectria)、ジベレラ (Gibberella)、CalonectriaHypomycesが報告されている。アカツブタケは小さな球形の子実体を多数、枯れ木の樹皮上に形成する菌である。ジベレラは紫色の子実体を形成するのが特徴である。

なお、アカツブタケ属の菌のアナモルフ(不完全世代)はフザリウムだけではなく、CephalosporiumCylindrocarponVerticilliumの形を取るものもあることが知られている。形は違うがいずれもフィアロ型の分生子形成型のものである。

分類の変遷と議論

ランパーとスプリッター

フザリウム属の分類に関しては、Wollenweberの分類を起点とするが、種を細分する学派(スプリッター)と、大きくまとめる学派(ランパー)とに分かれて長年大きな論争が繰り広げられてきた。前者は、Wollenweberの直系の弟子たちに代表されるドイツ・ベルリンのドイツ農林生物学研究所を中心とした研究者たち、後者はToussounやNelsonら、Snyder & Hansenの弟子たちに代表されるアメリカのペンシルベニア州立大学を中心とした研究者たちであった。ところが1983年にペンシルベニア州立大学のNelson, Toussoun & Marasasは「FUSARIUM SPECIES」という、これまでのテキストとは異なるスプリッター派を支持する分類に基づいた書籍を出版した。これにより、両学派の方向性は概ね収束に向かった。

分子遺伝学的検討に基づく種の細分化

F. graminearum sensu strictoの分生子

近年は分子遺伝学的な検討が行われており、従来の種は複合種であるとされて、細分化された種が数多く提案されている。形態的には全く区別がつかなくても種として分けることを主張する研究者も多くいる。そのため種の数は飛躍的に増えており、2006年現在で百数十種、将来的には500種以上になると言われている。

種が細分化されている代表的な種にF. graminearumがある。従来は、北米に多く分布し、トウモロコシへの寄生性が強く、子のう殻を作りにくい系統(グループ1)と世界中に分布し麦類に寄生しやすいタイプ(グループ2)とに分けられる程度であったが、それぞれF. pseudograminearumF. graminearumに分けられた上、さらにF. graminearumも複合種として、十数種に分けられている。さらに細分化された種の中に狭義のF. graminearumがあり、混乱を招きやすい。F. moniliformeの場合は、種が細分化された後に残った狭義のF. moniliformeに該当する種に対しては、混乱を避けるために同一学名の継続使用の停止が勧告され、優先権のあるF. verticillioidesへと名称変更された。

利害

植物質の上で腐生菌として生活するものがよく見られるが、樹液や汚水中に出るものもある。しかし、この菌は植物の病原菌となるものが数多く知られ、農業上の害が大きい。広い範囲の栽培植物が宿主となる。

なお、以下、種名のほとんどは現在では種複合種とされるグループを示す。

植物病原菌

フザリウム属のカビが繁殖したトウモロコシ

宿主植物を萎れさせるタイプのものと、組織を腐敗させるものとに大別される。

萎れさせるタイプのものは、宿主植物のから感染し、木部道管に菌糸体を広げる。その際に植物側は、導管に隣接する柔組織がふくらんで導管を塞ぎ(チローシスとよばれる)、水の吸い上げを物理的に阻害することになり、植物全体が萎れる。また、フザリン酸など、いくつかのマイコトキシンも関わっていると考えられている。

特にF. oxysporumは、作物ごとに寄生性が分化した群が存在し、それぞれの群ごとに特定の作物に萎凋性病害を引き起こす。フザリウムによる萎凋性病害が大きな問題となる作物には、トマトバナナワタサツマイモマメ科作物、ウリ科作物、アブラナ科作物などがある。

腐敗させるタイプのものは、ペクチン分解酵素により細胞壁を溶解させたり、マイコトキシンの分泌により細胞膜の透過性を阻害させたりして、組織を壊死させることにより症状を引き起こす。代表的なものには、F. oxysporumによる タマネギ乾腐病F. solaniによるジャガイモの乾腐病、エンドウの根腐病などがある。また、F. graminearumF. asiaticumF. culmorumによる穀類赤かび病は、作物の組織を殺すのみならず、後述のようにマイコトキシンを産生し、人畜の健康被害をもたらすことで問題となっている。

また、イネばか苗病は、イネの苗が徒長するもので、病原菌はGibberella fujikuroi(不完全世代:F. fujikuroi)である。この種は植物の生長ホルモンの活性があるジベレリンを分泌するため、イネの生長が異常になるのである。

生産する毒素

フザリウム属のいくつかの種はカビ毒のマイコトキシンを産生する。おもなものには、トリコテセン系マイコトキシン(デオキシニバレノール、ニバレノール、T-2トキシン)、 ゼアラレノン、フモニシン、ブテノライドなどがある。

トリコテセン系マイコトキシンは、汚染された穀物を摂取することにより、食中毒性無白血球症 (ATA) と言われる中毒症状(悪心、嘔吐、腹痛、下痢、造血機能障害、免疫不全など)を起こす。ゼアラレノンは女性ホルモン様作用を持ち(環境ホルモン)、家畜に不妊、流産、外陰部肥大を引き起こす。

ヒトの病原菌

免疫機能の低下した患者に重い深在性真菌症を引き起こす真菌として知られる。また、日本においては、眼や爪に病気を引き起こす真菌症の病原菌としても知られてきた。さらに、目に日和見感染する病原菌としても重要であり、角膜真菌症を引き起こす。 おもな病原種はF. oxysporum, F. solani, F. verticillioidesなどで、主要な植物病原菌と共通している。

その他の被害

他に、フザリウムには昆虫、魚、エビなどの動物に寄生するものも知られている。そのなかには、養殖漁業において大きな被害を与えるものがある。

また、水中的な環境にも出現することから、台所や風呂場の排水溝周辺などに生育して赤い汚れになる場合がある。コンタクトレンズの洗浄剤に繁殖して被害を出した例もある。

樹木上のアカカビ

フザリウムのうち、一部の種は赤い色素を出すことで知られ、培養するとコロニーが赤や桃色に染まることがある。野外においても、そのために人を驚かせる場合がある。

樹木の傷から染み出る樹液には糖分などが含まれ、これを生育場所とする菌は数多く、まとめて樹液菌などと呼ばれる。特に酵母やそれに近縁なものが多く生息し、樹液が発酵しているのはよく知られていることであるが、時期が立つと次第に糸状菌も生育する。フザリウムもその中で多いものの一つであり、この菌がよく繁殖すると、その部分が赤や紅色に染まってしまう。この菌は古くからF. roseumであるとされてきた[1]。しかし、現在では、これはF. aquaeductuumとされている[2]

これを外から見れば、樹皮の傷口やその周辺に樹液が染み出し、そこに菌類が繁殖して何やらブヨブヨの固まりとなり、これが赤く染まってしまうのである。特にミズキなどでは樹液の分泌が多いのか、傷口から下側に数十cmにもわたって赤いブヨブヨが広がる状態も見られる。古くは「木の切り傷から血が流れていた」などという記録があるのもこれであるらしい。この状態が長く続くことはなく、樹液の分泌が止まれば栄養の供給が断たれるから、次第に干からび、それに連れて菌の種類も変わり、最後は黒っぽくなって終わると言う。また、この状態でフザリウムの完全世代が見られることもあるとのこと[3]

なお、湿ったところに赤い色で繁殖するのはこのカビだけではない。不完全酵母のロドトルラ (Rhodotorula) などの場合も多いので、外見だけでの判断はできない。

人間の食物として

Fusarium venenatum英語版を工業的に利用した代用肉製品に、英国Marlow Foodsで開発され、その後フィリピンのモンデ・ニッシン英語版社から販売されているQuorn(クォーン)英語版があり、2017年7月現在、北米・ヨーロッパ・アジア・オセアニア地域および南アフリカの18か国[注釈 1]で入手可能となっている。成分はマイコプロテイン英語版(微生物タンパク質)と表示されている。ヴィーガンに対応した製品もあるが、卵や牛乳が含まれているものもあり、注意が必要。また、フザリウムに対する食物アレルギーも存在する。

おもとの病気 赤星病

万年青 病気 赤星病 対策

おもとの病害虫と防除

◎赤星病(葉ボチ)
葉に発生する病気で、最初は葉の一部が丸く色あせて淡白黄色の斑点が現れます。やがて中心部が赤褐色に変わってきます、大きさは1.5cm位となります、古くなると中央部が灰白色となって病斑上に黒い小さなつぶつぶを作ります。 病気の発生は春・秋の季節の変わり目に発生しやすいです。ハウス栽培の場合は早めに発生します。

赤星病 基本情報

宿主 オモト(万年青)
Rohdea japonica (Thunb.) Roth
病名 赤星病
病名読み akahoshi-byo
病名異名 斑葉病, 点々病, 斑点病, 赤ボチ病
病名英名 Leaf spot
病原 Sphaerulina rhodeae Hennings & Shirai
文献 南部信方:病虫雑 1(2):241, 1914(大3)
原 攝祐:実験作物病理学:860, 1930(昭5)

病原のところにSphaerulina rhodeae とありますが、万年青のRohdea japonica で最初に見つかった病気でしょう。

1914年(大正3年)にすでに発表され、古くからの病気です。ある文献には1900年(明治33年)に出版されたとするものもある。

 

赤星病はたくさんある??

赤星病と聞くと、果樹の赤星病や他の植物の赤星病を思い浮かべる方もいるかもしれません。実際、インターネットで赤星病を検索するとまず果樹の赤星病がヒットしてきて、それをみても万年青の赤星病とは全く違った症状、病原菌になっています。

この病気の名前は、赤い星のような病斑がでるものでは同じ赤星病としていることが多いです。そのため、植物の病気を調べる時は、【宿主の万年青】と、病気/症状である赤星病で調べないとヒットしてきません。

病原菌一つに対して、宿主は一つ?

これは、そうだったり、そうでなかったりします。病原菌がその植物にのみに侵入するものと、多くの植物に侵入するものがあり、病原菌一つで宿主はたくさんという場合もあります。今回の赤星病の原因菌、Sphaerulina rhodeaeは万年青で最初に発見されましたが、この菌が他の植物を犯すこともあります。他の植物が万年青の親戚、例えば中国や台湾、タイなどにある万年青の亜種や非常に似た系統では同じ病気になる可能性は高いでしょう。また、同じアスパラガス科(キジカクシ科)でも同じ病原菌に犯されるものもあるかもしれませんね。

実際、万年青に褐色円斑病を引き起こす Penicillium gladioliは、Gladiolus グラジオラスで芋腐れを引き起こす病原菌だが、万年青、リンゴ、ミカン、サツマイモ、タマネギでも感染することがわかっている。(粕山新二ら:日植病報 54(3):354, 1988) 褐色円斑病は岡山県のハウス栽培の切り葉 生け花用のおもとで多発した。ハウスの多湿栽培が原因ではないかと言われている。岡山県農業試験場の論文

 

Sphaerulina rhodeae は、子嚢菌門(しのうきんもん)に属する。

菌界に属する分類群の一つであり、担子菌門と並ぶ高等菌類である。減数分裂によって生じる胞子を袋(子嚢)の中に作るのを特徴とする。

子嚢菌門界の中の分類群で、微小な子嚢(しのう)を形成しその中に減数分裂によって胞子を作るのを特徴とする。担子菌門 とともに真菌類中の大きな部分(70パーセント程度)を占める。例として、酵母出芽酵母分裂酵母)、カビアオカビコウジカビアカパンカビ)や、一部のキノコアミガサタケトリュフ)がある。

構造の単純なものは酵母のような単細胞生物から、糸状菌まで、子実体を全く形成しないものから複雑な構造の子実体を作るものまで、その形態は多種多様である。子実体としてはかなり大柄なキノコを作る例もあるが、大部分のものは、ごく小型の子実体を形成する、目立たないものである。それらは往々に微小菌類と言われる。

藻類との共生体を形成して地衣類となる菌類も大部分がここに含まれる。

多くのものでアナモルフが発達し、無性胞子として分生子形成を行う。無性生殖だけで繁殖する、いわゆるアナモルフ菌(不完全菌)類も大部分がここに含まれると考えられる。アオカビコウジカビなど、むしろ不完全菌の姿の方がなじみのあるメンバーも多い。

出芽酵母やコウジカビなどは発酵関係で多くの利用がある。またうどんこ病菌やタフリナ(天狗巣病菌)をはじめ多数の植物病原菌を含む。ヒトの病気の原因になるものとして、白癬菌水虫)、膣炎や皮膚炎の原因となるカンジダ、アスペルギルス症を起こすコウジカビ属菌などがある。カリニ肺炎の病原体Pneumocystis carinii は従来カリニ原虫と呼ばれてきたが、現在では子嚢菌に近いことが明らかになっている。

分子時計によると、子嚢菌は先カンブリア時代の5億年前から6億年前に生まれた[1]。wikiより

また、糸状菌(しじょうきん。英語 filamentous fungi)に属する。

糸状菌は分類学上の階級(カテゴリー)では無く菌類のうち、菌糸と呼ばれる管状の細胞から構成されているものの総称。

糸状菌は、空気中、水中などの様々な場に生息している。とりわけ、土壌中には十万種以上存在すると言われ、放線菌より数が多く、土壌微生物の中で最も多いものである。

糸状菌は動物の病原体にもなる

糸状菌には皮膚病呼吸器系の疾患などの感染症気管支喘息などの病気の原因となるものがある。例えば、水虫(白癬)は白癬菌による皮膚病のひとつであり、アスペルギルス症は肺の病気のひとつである。

糸状菌は植物病にもいる

糸状菌は作物や樹木など、植物の成長を阻害することでも知られ、農家や園芸家などでは嫌われている菌である。

糸状菌による病害の種類は数多くあり、主なものに青かび病赤枯病溝腐病いもち病、糸状菌性やさび病菌による赤衣病赤星病灰色かび病赤焼病イエローパッチ萎黄病萎凋病うどんこ病紫かび病輪紋病灰斑病角斑病、糸状菌性による褐色腐敗病褐色円斑病褐色円星病褐点病褐斑病せん孔褐斑病褐変病褐紋病株腐病がんしゅ病などがある。

糸状菌は食品工業での利用もされる

糸状菌の内、キノコとよばれる大型のものは、食用に用いられる。

カビと呼ばれるものも、病害や食品の変質などの害を起こすものばかりでなく、蛋白質セルロースの分解、脱水などの作用を食品加工に利用する例も多い。は、その代表的なもので、日本酒味噌などの製造に用いる。例えば、泡盛焼酎アワモリコウジカビで生産されている。中国白酒トウチと呼ばれる大豆加工品も主にクモノスカビなどの糸状菌の作用を利用して風味を出す。チーズの一部や中国ハムの独特の風味を出すためにも糸状菌が用いられる。

なお、酵母も真菌のひとつであるが、管状の細胞をもたず、糸状菌ではない。

医薬品製造などにも用いられるが、詳細はカビを参照。

wikiより

※フザリウム(菌類/カビの一種。植物の腐敗菌としても有名だが、人の病原菌、養殖魚、エビ、昆虫に寄生するものもある)

赤星病(あかほしびょう)
赤黒い丸い形 葉の表面に赤い斑点状に現われます。
病気の発生は春・秋の季節の変わり目に発生しやすいです。
イメージ 3

防除方法と薬剤

発病葉は早目に取り除いて、子の胞子の飛散を防ぐために、焼却処分して頂きます。これらは予防薬で、新しく植物に付着した菌糸の成長を止める、胞子を止める薬剤です。ベンレートだけは予防と治療にも使えます。
薬剤
○マンネブダイセン水和剤     500倍
○ベンレート水和剤     1.500倍
◎オーソサイド水和剤     1.000倍
◎キノンドウ水和剤      500倍
などの薬剤に展着剤を加えますと効果的です。
7~10日おきに数回連続して散布します。朝夕の涼しい時に散布してください。(半日くらい雨が降らない天候の時に散布してください。)
病葉に抗体ができますので農薬を時々かえること。農薬は説明書をよく読んで希釈倍数を確認すること。

薬剤

◎ダコニール1000水和剤     1.000倍
◎サプロール水和剤     1.000倍
○トップジンM水和剤      1.000倍
農薬は数種類交互に散布すると効果敵です。

赤星病 発生初期

赤星病(葉ボチ)

葉に発生する病気で、最初は葉の一部が丸く色あせてオレンジ色の斑点が現れます。(右上の丸い所3カ所)中心部が赤褐色に変わってきます、大きさは1.5cm位となります(右上の部分)、古くなると中央部が灰白色となって病斑上に黒い小さなつぶつぶを作ります。

 

赤星病 葉に発生する病気で、最初は葉の一部が丸く色あせて淡白黄色の斑点が現れます。やがて中心部が赤褐色に変わってきます、大きさ1.5cm位となります、古くなると中央部が灰白色となって病斑上に黒い小さなつぶつぶを作ります
病気の発生は春・秋の季節の変わり目に発生しやすいです。ハウス栽培の場合は早めに発生します。

病班の出ている葉は全部切り取ります。病気の葉を切り取り消毒。

おもとの管理 赤星病

赤星病 発生後期

赤い病斑がでている。出る時期は、冬の寒い時期以外はでてきます。春から秋にかけて、湿度の高い場所ででやすい。20~28℃で、一気に広がり易いので、その時期になるまでに根絶することが大切です。一番の方法は、写真のように、葉‘元’から切ってしまうこと。病斑のでている葉はすべて感染していると考えて、元から切ってしまいます。

おもとの病気赤星病 気温の変化のある時期に発生しやすい。上の葉先端赤い斑点、見ると少しだいだい色になって葉の裏面も同じようになっています。

病気が出ている場合、他の病気でも同じですが、病気の葉、すべて切ってしまって、切った葉は焼却処分。焼くのが一番。その後、その温室を消毒します。

できれば、春の新芽がでる前に切っておけば、新芽に移ることが無くなります。なので、秋から春先までにすませましょう。今年の葉には病斑がでていませんが、去年葉も出ている場合は、その葉も切り、丸坊主にして新芽を出させます。

他にも、化学肥料を多くやっていたり、水の跳ねかえりで土が葉に付く場所、切った葉を片付けずに置いても病気が出やすくなるので注意。

おもとの病気 赤星病になったら葉を切り取りすぐに消毒を行う。

赤星病 発生後期

 

 

全般的なおもとの病気対策

万年青は人間と同じで、木自体に勢いがあり元気があれば多少の病気がきても病気にかかることはありません。農薬などで直接、カビやバクテリアなどの病原菌を殺す前に、万年青自体を健康的に強くして、多少の病気にはかからない健全な苗を作りましょう。

合馬竹酢液 3000~5000倍を週1回~2週間に1回  価格 1500円

『竹酢液』(ちくさくえき) 竹酢液をおもとの水やり用の水に、3000倍から5000倍に薄めて、それをそのまま水遣りに使います。間隔は一週間ほど開けて使います。病害虫の出やすい、日中の温度が25℃から30℃になるときに
主に使っています。併用して、スーパー1、微量元素を使うと、おもとが丈夫になり、力がついてきます。病虫害対策・植物活性に最適。病虫害の発生が少なくなり農薬散布の回数が少なくなります。試験的に初めてからもう14年以上たちますが、虫が少なくなり、また実付きや、元気が良くなりました。すべての薬や、肥料にいえることですが、やりすぎは禁物です。気長にゆっくり育てていこうと思って使いましょう。
豊明園では合馬竹酢液を使いだして農薬散布の回数を減らしました。竹酢液5000倍液(この倍数だと水の色は変わりません)を週に1回、農薬散布は月に1度ベンレート又はダイセンの病気に対しての予防消毒にしています。病気を媒介する虫が嫌がるので、病気の蔓延を防ぎ、病気が出ても困るほどにならない。

マルチケーミン  3000~5000倍を週1回~2週間に1回

微量要素 マルチケーミン 総合微量要素  価格 3000円
たとえば人間の食事のおかずの部分
根や芽が動いています。液肥スーパー1、マルチケーミン、竹酢液など灌水時に使用しています。希釈倍数を守る事。ラベル記載の倍数より3倍くらい薄めて使用しています。おもとは他の植物より成長が遅いからです。
注意早く効き葉の色艶が良くなる肥料、又中々子上げしないおもとに子供が出る肥料はおもとが長生きしないです。肥料濃度に注意。豊明園では有機質の遅効性の肥料をお勧めします。

ワラ灰 約1000倍を1週間に1回 アク水用ワラ灰 アク水用ワラ灰10gセット 10g入り×15袋 価格 1500円

主に夏と冬の休眠期に今は他の時期にもあげる人が増えたワラ灰も大切です。豊明園では年中使用しています。

健康体で、芋のしまったおもとにするにはワラ灰でK(カリウム)の補給と酸性に傾いた用土を中性にすることが大事。そうすれば肥料も良く吸えます。酸性に傾き過ぎると吸えない肥料がでてくるので、肥料のあげすぎやワラ灰を上げないと
おもとの調子が良くなりません。地域的に、アルカリに近い水が出る場所は、ワラ灰をあげなくても、また肥料を沢山あげすぎてもよくできますが、毎日の水がワラ灰と同じ効果があるのですね。

 

 

 

 

おもとの消毒【殺菌剤・殺虫剤】について 

万年青植え替えの時の消毒【殺菌剤・殺虫剤】

おもとの消毒【殺菌剤・殺虫剤】について

おもとをきれいに育てるなら、定期的な消毒が必要です。春、秋の人も心地よいと感じる温度で、おもとは生長しますし、病害虫も活発になります。なので、春、秋はきちんと消毒をしましょう。

私たちでは約1カ月に1回、殺菌剤をしています。殺菌剤の袋には殺菌剤と書いてありますが、もう発生してしまった病気にはほとんど効きません。予防薬として使っています。なので、病気が出る前に消毒をするのが基本です。

病気は虫が媒介するので、竹酢液をその時期は週に1~2回、水やり変わりにやるようにしています。また、おもとの菌は水が多いと繁殖するので、葉に水がかからないように水やりをすることも肝要です。

秋、春の植え替えのときは、写真のように消毒液に数分、涼しいときはもう少し浸してしまいます。1000倍の殺菌剤ダコニールに展着液を入れています。この利点は毎月の消毒では根や葉の溝、隙間までしっかりとかからない場所もすべて消毒液に浸すことができ、完全に殺菌できます。薬害が怖いので、長く浸すことはNGです。特に暑い日にやる場合は気を付けます。

万年青の薬害

 


・新芽の出る前後農薬の濃度を間違えて散布した時におこります。又日中気温が急激に上がり葉の芯に溜まった農薬が濃くなった時に起こりやすい。
症状は1月後に萎縮した葉が現れてよく分かります。葉の薄い日月星系統・薄葉系統などに良く見受けられます。

・植え替え時に消毒液に長くつけると起こりやすい。気温の高いときは特に注意。また根毛の元気な時は付ける時間を短くします。

万年青が枯れる原因、理由 枯れないようにするための方法、対策 の薬害のページでも紹介していますが、万年青が全滅や、すべてにダメージを受けるのは薬害で失敗したときです。薬害が起きても多くは多少葉焼けが起こる、生長障害が起こる程度ですが、ひどくなると葉の形が変わってしまう、生長が止まる、次の年も影響が残ることも。以下の薬害の予防の通り、農薬の濃度、天気に注意しましょう。

よくある失敗

濃度を間違える

1Lの水に1mLの農薬のところを、10mLにしてしまうと、10倍の濃さになる。濃度が10分の1ならただ薬がきかないだけですが、10倍になると薬害は起きやすくなる。対処法は、それがわかったら、大量の水で少しでも農薬を洗い流すことです。特に新芽などの生長点、新葉は水の吸収が強いので、それらを洗い流します。

高温、強い直射日光

高温や直射日光は普段より水の吸い上げがよくなります。いつも以上に薬液を吸収しすぎて薬害が起きる。また、薬液の水が蒸発して、濃度が濃くなる、光で化学物質が変化して、ということも考えられます。

天気の変化

曇りだと思っていたのに、急に日が差してしまった、温度が高くなってしまった、という天気の急変はどうしようもないです。そうならないように、対処法として私たち豊明園は夕方に薬剤散布をやるようにしています。

植え替え時に長く薬液に付け過ぎる

植え替えをしていて、消毒(殺菌、殺虫)で薬液につけることがあります。数分や、涼しい期間なら10分ほどなら大丈夫ですが、急な訪問や電話などで忘れてしまって漬けすぎてしまったら、薬害が1か月ほどで出てきます。特に、高温、直射日光が強いとよく薬液を吸うので注意。予防法は忘れないようにする、対処法は水につけておくぐらいか。

 

薬害の予防

★農薬の分量を計器で正確に測る。
★日中の気温の高い時、直射日光の強いときは農薬散布をしない。(曇りの日にする)
★涼しくなってから農薬散布。

★オモトを浸ける時間をはかる。薬剤に植え替え時に漬ける場合

よく殺菌、殺虫剤を効かそうと農薬を倍の濃度で → 薬害

農薬は倍の濃度で、倍の効果はありません。ただ効果が少なく、もしくはなくなることもあり、薬害のリスクだけは倍以上になります。

病気が出始めたら心配になり、強い薬や、しっかり効かせたいと思う気持ちは痛いほどわかります。他の万年青に病気をうつしたくないです。それでしたら、規定量を散布します。規定量が一番効果が高く、薬害も少ないです。農薬自体、できれば使いたくないもの。規定量できちんと使いましょう。また、他の竹酢液や、ワラ灰など古くからの知恵を使って、害虫をへらす、免疫力の高い健康な万年青作りをしていきましょう。

例えば、殺菌剤・殺虫剤の濃度について 1000倍を2000倍、3000倍 →これでは薄くなっていますね。1000倍を500倍や300倍で濃くすると、効き目が悪くなるものもあり、かつ、薬害のリスクは飛躍的に上がります。

 

●動画解説【万年青の育て方 トラブル編】万年青が枯れる理由③薬害 濃度の間違い、高温、直射日光、漬け過ぎ

【万年青の豊明園】【Why OMOTO are Affected by Phytotoxicity?】

おもと わら灰 灰汁(アク)水について

おもとの虫 バッタ・よとうむし

薬剤散布後のおもと

薬剤散布(薬散)後のおもと。展着液が入っているので、しっかりと万年青についています。展着剤のおかげで、見た目は多少悪くなりますが、殺菌剤、殺虫剤の効果が1-3週間ほど続きます。展着剤がないと、水やりですぐに殺虫剤、殺虫剤が流れ、効果がなくなります。

 

農薬散布

○マンネブダイセン水和剤  500倍 殺菌剤、マンネブダイセン水和剤を散布すると少し黄白色の痕が付着します。

 

農薬は数種類を交互に散布すると効果が上がります。何度も同じ殺菌剤をやると、耐性、抵抗性がついてくる。
メーカーの希釈倍数を守ること。葉の表面、裏面全体を農薬散布

 

農薬を正確にはかり希釈する。

 

・参考ページ 万年青の消毒 農薬 殺菌剤、殺虫剤について

農薬 初心者のための農薬の使い方

病害虫対策 農薬散布

1年間のおもとの育て方

おもとの病気 赤星病

万年青 病害虫対策 アメリカ ロングウッドガーデンズの場合

 

 

おもとの病気 炭疽病

万年青の病気 タンソ病

タンソ病
葉先や葉の縁に黄褐色の病斑ができて、やがて茶褐色に変化する。葉の中央部での発病は少ないようです。葉の薄い薄葉系統・大葉系統に多く見られます。
病気の発生は春・秋の季節の変わり目に発生しやすいです。ハウス栽培の場合は早めに発生します。葉に発生しますが、
(日中の温度と夜間の温度格差の多い気象状態のときに発生が多い)

防除方法と薬剤
発病葉は早目に取り除いて、子の胞子の飛散を防ぐために、焼却処分して頂きます。室内で栽培する場合は風通しを良くし、高温多湿を避けます。発病葉は早めに取り除き、切り取った葉も処分します。発病初期の薬剤散布で発生を防除します。

薬剤
予防剤として発病まえに使用。
○ベンレート水和剤  500倍

○ダコニール1000水和剤   1.000倍

などの薬剤に展着剤を加えますと効果的です。7~10日おきに数回連続して散布します。朝夕の涼しい時に散布してください。
(半日くらい雨が降らない天候の時に散布してください。)
病葉に抗体ができますので農薬を時々かえること。
農薬は説明書をよく読んで希釈倍数を確認すること。

特効薬
トリフミン水和剤  1500倍
ラリー 水和剤   2000倍
発病した場合、上記の特効薬は年1~2回程度にすること。

○農薬は数種類を交互に散布すると効果が上がります。
○メーカーの希釈倍数を守ること。
○展着剤を使用すると効果が増します。
ダイン
アプローチB1(1000倍)

 

おもとの病気 軟腐病2

万年青の病気 軟腐病 2

 

おもとの病気 大葉

進行状態1 立ち枯れ病、軟腐病、すっぽぬけ、てっぽう地域によってそれぞれですが、下の根はよいが、葉と芋の間の新芽や新根から腐り、病気が入り、急に枯れてしまう病気雨の後良く見ると葉色が少し落ちたように見られ又葉の力強さが無くなってきています。

おもとの病気  進行状態

夏の暑さ、蒸れのある時期にでる病気で、肥料が多い、化学肥料が多い、風通しが悪い、お棚環境がきれいでない、水が多い、蒸れるなどの条件がそろってくると出やすい。肥料の多い場所から動いてもなりやすい。

 

葉の色がぱっと変わり、そのままにしておくと新芽をもつとすっとぬけてしまうことからすっぽ抜けとも。鉢から抜き根芋の状態を調べる。下葉の黒い部分が?

おもとの病気  進行状態

この病気は夏場、水をやりすぎない、風通しをよくする、肥料を控えめ、もしでたら隔離して焼却(鉢も砂もすべて)などで抑えることができますが、 黒い部分、下葉を取り去り良く観察しても分かりにくい。

おもとの病気  進行状態

この病気を良く見ていくと、維管束の部分が特に赤くなっているのが特徴です。

その維管束?に沿って病気、赤い部分が広がるので、薬の効き方が、導管内の細菌増殖を抑制なので、この病気には特効薬になるかと思いますが、まだ実験段階なので自己責任でやってみてください。

バリダシン液剤5

http://www.greenjapan.co.jp/validacin_e5.htm

首元からおって維管束の部分を見てみる、全体は白色、手前側の一部色の違いがでてきています。

おもとの病気  進行状態

バリダシン液剤5が特効薬になるかもしれない、といわれました。バリダシン(キュウリ立枯病、レタス腐敗病、白菜軟腐病などに用いる。茎葉に吸収され、導管内の細菌増殖を抑制)を使うようになってすっぽぬけが減ったそうです。芋の部分を半分にして中の状態を見る。

予防法

夏場、水をやりすぎない、風通しをよくする、肥料を控えめ

竹酢液・ワラ灰の使用

万年青の病気 軟腐病 初期

軟腐病 の初期
まだこの時では全体に色が少し変わるのが分かるだけです。
少し葉の根元の色変わり、良く観察しないとまだ分かりません。

まだ根・芋は元気にして見える。

 

下葉をめくると色の変わっていることが分かる。葉が付いている状態ではよほど観察していなければ見つけられない。

 

上部を切り開いたところ。病菌の進行は見られない。

 

もう一段切り開く。赤い色の部分に病菌の進行が見られる。

 

新根や芽の部分から侵入することが分かる。防ぐには予防が大事です。

防除法

1.農家の言葉に「苗・半作」という教えがあるが、おもと作りでも「健全ななえ」を棚入れして、日和見感染を起こさないように通風、陽作りで病気に罹らないように管理する。

2.植え込みには、かびの付着のない新しい砂・炭・水苔を使う。

3.植え込み砂、材料の消毒は、土壌消毒剤のNCS(N・メチルジチオカルバミン酸アンモニウム)、クロルピクリン剤、臭化メチル剤、ダドメット粒剤等の土壌消毒剤か、夏季に砂を黒色袋に入れ石灰窒素を混ぜて密封消毒する。消毒方法は、化学的消毒方法もあるが、煮沸消毒が一番効果的である。

4.使用水は、細菌、かびの増殖に注意する。炭を通すのも工夫の一つである。

5.発病株は、速やかに抜き取り処分する。砂は廃棄、鉢は煮沸消毒する。

6.鉢に植えるおもとは、ベンレート等のかび殺菌剤で必ず消毒してから植える。

7.植え込み後の消毒は、細菌類は傷から侵入する。かびは、傷がなくても葉の襟組から植物体内に侵入する事を考慮して行う。若葉の成長期は特に注意が必要である。

8. 使用する農薬は、抗生物質ではない。
予防薬としては、ペンレート、ダコニール、ダイセン、オーソサイドの1000倍液を月2回程度、3月から7月は3回程度散布する。
治療剤としては、トリフミン1500倍、ラリー2000倍液の散布が効果的である。
薬剤の均一的浸透力を高めるために、展着剤アプローチB1の1000倍混用する。
治療剤は薬剤耐性が強いので年2回以内とする。治療剤を使用するようなおもとは、廃棄したほうが無難である。

おもとの病気 軟腐病

万年青の病気 軟腐病 

 

おもとの病害虫と防除
ここ10年前からおもとの芯が抜け、倒れる病気が現れてきました。病菌で芋の部分が腐敗する原因はいろいろあるようですが、それを区別することは非常に困難かと思います。まだオモト界では対処する農薬がはっきり分かっていません。症状が現れてから8日前後で進行します。

軟腐病 1日目 表側
まだこの時では全体に色がうすく変わるのが分かるだけです。
少し葉の根元の色変わり、良く観察しないとまだ分かりません。

軟腐病 1日目 裏側
この時にランセツトで芋を切ると上の部分(首元)だけ傷んでいます。下の芋の状態は白色です。

軟腐病 3日目 表側
下の葉3枚色が変わりだす。
3日たつと全体の色が薄くなり症状が見つかります。

軟腐病 3日目 裏側
根元が少し黄褐色になり、色艶がなくなります。

軟腐病 3日目 裏側
根元が少し黄褐色になり、色艶がなくなります。

 

軟腐病 6日目 表側
新根は元気な状態。
古根は色が全体にあせている。

軟腐病 6日目 裏側
根元が少し黄褐色から赤みをさす。この時ランセツトで芋を切ると全体に痛みが侵攻しております。

軟腐病 8日目 裏側

軟腐病 8日目

8日目に入ると菌が全体に周っています。焼却処分

◎対処法
風通しをはかり高温多湿状態にしないこと。
鉢と鉢の間隔を広くとり、風通しをよくすると発病が少なくなります。
オモトには肥料の量を多めに与えない。
(私の見た範囲では肥培管理している木、冬季過保護に管理する問題と思われます?)
農薬
フザリウム、ペニシリウム、シリンドロカルポンはベンレート、ダコニール、
オーソサイドの1000倍液がが効果的です。
疫病菌やピシューム等のそう菌類対策として、リドミルを使用、多用すると抵抗性、が起こります。
スターナー 1000倍    6月末~9月中頃まで20日おきに散布
バリダシン 1000倍 (フザリウム菌)   4月~6月

予防にワラ灰・竹酢液など使うと病気の発生が少なくなります。

おもとの病気

立ち枯れ病、軟腐病、すっぽぬけ、てっぽう、地域によってそれぞれですが、

下の根はよいが、葉と芋の間の新芽や新根から腐り、病気が入り、急に枯れてしまう病気。夏の暑さ、蒸れのある時期にでる病気で、肥料が多い、化学肥料が多い、風通しが悪い、お棚環境がきれいでない、水が多い、蒸れるなどの条件がそろってくると出やすい。肥料の多い場所から動いてもなりやすい。葉の色がぱっと変わり、そのままにしておくと、新芽をもつとすっとぬけてしまうことから、すっぽ抜けとも。

 

この病気は夏場水をやりすぎない、風通しをよくする、肥料を控えめ、もしでたら隔離して焼却(鉢も砂もすべて)などで抑えることができますが、

バリダシン液剤5が特効薬になるかもしれない、といわれました。

バリダシン(キュウリ立枯病、レタス腐敗病、白菜軟腐病などに用いる。茎葉に吸収され、導管内の細菌増殖を抑制)を使うようになってすっぽぬけが減ったそうです。

この病気を良く見ていくと、維管束の部分が特に赤くなっているのが特徴です。

その維管束?に沿って病気、赤い部分が広がるので、薬の効き方が、導管内の細菌増殖を抑制なので、この病気には特効薬になるかと思いますが、まだ実験段階なので自己責任でやってみてください。

おもとの病気 軟腐病の進行状況

軟腐病 の初期から5日目
全体に色が少し変わるのが分かります。中の葉の色変わり、まだ全体に緑の部分が残っています。

 

株元の部分が特に色の変色が見えます。

 

オモトを抜いてみる。

 

上部を切り開いたところ。維管束の部分が特に赤くなっているのが特徴です。

 

その維管束?に沿って病気、赤い部分が広がるので、薬の効き方が、導管内の細菌増殖を抑制なので、この病気には特効薬になるかと思いますが、まだ実験段階なので自己責任でやってみてください。

バリダシン液剤5

http://www.greenjapan.co.jp/validacin_e5.htm

首元からおって維管束の部分を見てみる、全体は白色、手前側の一部色の違いがでてきています。