万年青の育て方
残雪(ざんせつ)
2年目の植え替え(9月22日)、鉢から中々抜けない。鉢の両端を手でたたくと抜けやすいです。それでも抜けない場合は水の中に入れ抜きます。
残雪(ざんせつ)
根が用土に絡んでいます。又新しい根は鉢の隅に多く出ています。鉢の中でいちばん乾く場所に根が集中しています。この根の状態なら3年植え替えせずに、そのままでも大丈夫でした。
残雪(ざんせつ)
水で洗った根っ子、用土は豊明園で調合します、パミス、矢作砂(又は伊勢砂)、ゼオライト、炭など。用土の大きさは7、8割ほど大粒で植え付けしておもとの芋の底に入るように中粒と小粒の用土を入れ植え付けしてあります。上手に作るには鉢の大きさ、水遣り、肥料の仕方が大事になります。コツさえ覚えれば30℃以上が3月続いても大丈夫です。この作り方は、『始めよう伝統園芸万年青』の本に掲載されています。
残雪(ざんせつ)
水で洗った根っ子
おもとの消毒
元気なおもと、弱ったおもとどれも植え替え時は消毒液に浸けます。暑い時期は浸ける時間(5分)を目安に気を付けます、長く浸けると薬害が出やすいです、特に元気な新根が多く出ている木は短めに。
お客様の投稿 1月22日
残雪(ざんせつ)
2年前に手に入れた残雪(松島残雪)手前の子が白く美しく上がっていたのですが、薄緑がのって冴えが今一です。中央の天葉も同じです。黄色味を感じる右側の葉も?です。(①薄緑色がのる、②白地に黄色味が残る)
7月~9月にかけて気温が高いと図が黄色味や薄緑色に葉になります。この時期に涼しい風通りの良い場所に移して管理すると白く出来上がります。この写真を見る限り昨年度より葉巾もでて、葉肉もありしっかり出来上がっています。
万年青の豊明園