引越しおもと お祝いおもと 枯れる よくある失敗
こんにちは、万年青の豊明園です。
今回は、引越しおもとを枯らしてしまうよくある失敗6つをご紹介します。
万年青は、万年の青、と漢字で書くように、万年、青々としている常緑の多年草です。その名の通り、寿命は万年で、とても長生きをします。
それでも植物、生き物なので枯れてしまうことはあります。失敗例を見ながら、どうすれば自分の引越しおもとを枯らさずに育てられるか考えてみてください。
索引
1 水をあげない
いきなりびっくりした方もいらっしゃると思いますが、お客様の中には植物を育てたことが一度もない、という方もいらしゃいます。ある方は、1か月も水をあげていなかったそうです。植物なので、乾いたらお水をあげてください。
それでも、万年青は生命力があり、芋に水分もためるので、時期、場所によっては1か月水をやらなくてもその後、復活することもあります。
2 玄関で育てているが普段暗い
引越しおもとは縁起を担いで購入される方が多いので、玄関から福が訪れるようにと、玄関の中に万年青を置く方もいらっしゃいます。玄関が明り取りのまどもあり、植物として光合成ができるほど明るいならよいです。しかし、普段はほとんど光が入らない場所ですと万年青は弱ってしまいます。
そんな場合は、1週間玄関に置いたら、2-3週間はリビングで育てて、ローテーションしましょう。リビングの朝日やカーテン越しの光が入る場所でしたら万年青も元気に育っていきます。
3 可愛がりすぎて、水をあげすぎてしまう
引越し万年青を大切にしすぎて、水を毎日上げてしまう方も要注意です。なぜなら、春や秋の生長期なら水を消費できますが、夏や冬の休眠期に水をたくさんあげても根腐れの原因になってしまうからです。
万年青の鉢の乾きに合わせて、乾いたら水をあげるようにしましょう。
4 日の当てすぎ
日を当てすぎると、まず葉の白い部分や斑の部分が葉焼けをします。もっと症状が進むと、葉全体が赤くやけてしまいます。
万年青は明るい日陰を好むシェイドプランツです。暗すぎてもダメですが、直射日光でずっと日をとる環境は好みません。
5 肥料のあげすぎ
万年青は、秋の生長が終わると、次の年の4-5月まではぱっと見、姿は全く変わりません。そのため、肥料が少ないからなのか、と勘違いして肥料を上げ過ぎてしまう方がいっらしゃいます。ホームセンターなどの市販の肥料では万年青には強すぎる、濃すぎるものも多く、強い肥料で根を傷めてしまいます。
油粕や有機肥料で、少しづつ肥料は上げてください。
6 霧吹きだけで、鉢の底が乾いてしまう
霧吹きだけで水をやり、表面だけは水をもらえるが、鉢の中や鉢底は乾いてしまう。1-2週間に1回は上からジャーっと水をあげて、鉢の中の空気を入れ替えましょう。根は新鮮な空気を欲しがっています。
まとめ
1 水をあげない 乾いたら水をあげてください
2 玄関で育てているが普段暗い 万年青も植物なので、光合成ができる明るい日陰を好みます。
3 可愛がりすぎて、水をあげすぎてしまう 可愛くても、万年青のために乾かしてあげましょう。
4 日の当てすぎ 万年青はシェイドプランツなので、直射日光は好みません
5 肥料のあげすぎ 市販の肥料は強いものが多いので、弱い肥料を使いましょう。
6 霧吹きだけで、鉢の底が乾いてしまう 週に一度くらいは空気の入れからのためにジャーっと水をあげましょう。
●動画解説 【引越し万年青を枯らしてしまうよくある失敗6つ】とその対策 初心者 玄関で育てる 水の上げ過ぎ 肥料の上げ過ぎ
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