おもとの用土 パミス 軽石

おもとの用土 パミス 軽石

私たちは底砂をパミスの大、中間にパミスの中と朝明砂・矢作砂などの川砂を混ぜたもの、上に川砂、パミスの小、黒い富士砂などを使っています。(品種などで多少変えています。)

パミスは多孔質でかつ、排水がよいので、園芸で使われます。有名なもので栃木県鹿沼市から産出し盆栽等に使われる鹿沼土。私たちが使っているものはある程度の固さがあるパミスで、数年おもとの用土として使っていても微塵がでることがほとんどありません。ですが、採掘場から豊明園まで運んでもらうまでにパミス同士がこすれて微塵がでます。

袋から出したときはなかなかの微塵の量

微塵を取り除くために水で一度洗い

何回か甕の水にくぐらせるとたくさんの微塵で水が濁ります

干します

よく乾かします。

乾いた後、箱に入れて保存しておきます。私たちはすぐに使ってしまいますが、洗ったものを数年かけて使われる方はしっかり乾かしてください。保存の際にコケ、カビを防ぎます。

 

軽石の良いところは

保水性、排水性が高く、多孔質なので川砂と比べても保肥性もあります。軽いのでおもとの鉢が軽くなり、扱いやすく、使いやすいです。大葉などの鉢の大きなものでは特に楽です。微塵も使っていても出にくく、長期で使えます。

私たちは秋の植え替えの際、水やりが多すぎてよく根が落ちているときはパミスの割合を減らして(例パミス4 川砂6)、川砂を増やします。逆に、水が少なかった場合は、パミスの割合を増やし(例パミス6 川砂4)、川砂を減らします。

川砂だけで植えたほうが芸がしまってよくできますが、その分乾きも早く、繊細な水やりが必要です。

 

軽石(かるいし、pumice、パミス)とは、火山砕屑物の一種で、塊状で多孔質のもののうち淡色のもの。浮石(ふせき)あるいは浮岩(ふがん)ともいう。 ウィキペディアより

 

 

豊明園

9/2-3 栽培記録

9/2-3 栽培記録

9/2 水やらず

9/3 台風前の準備

水も切って、台風に備えます

早朝に土砂降りで外棚はしっかりを水を含む 温室は水やりなし

植え替えしたものは乾きやすいのでチェック、水やりは同じくなし

晴天だが、明日の台風に備え、防風ネットをして、外棚のいくつかのおもとは温室に入れました。遮光ネットは羅紗の日のほしいもの以外は2重にして

 

豊明園

8/25 栽培記録

 

8/25 栽培記録

今日は蒸し暑い日

夕方、甕に水をためてワラ灰を入れ、

外棚はふり水

温室はしっかりと水やり

日の向きが変わり、真夏は西日をよけるのに苦労していたが、西日よけはかなり楽に

40℃近かった暑さも過ぎ、おもと、鉢をアップしました。

おもと

豊明園

8/22 栽培記録

8/22 栽培記録

雨が降ったので、本日 外棚、温室 水やりなし 朝11時で33℃を超え、蒸し暑い

雲も少なく、直射日光強い

 

 

 

豊明園

新登録 貴山の舞

新登録 貴山の舞

登録者の吉田氏が昔求めた実生が、実親として交配してみると驚くほど羅紗がでてきました。

♂♀両方で活躍し、羅紗、羅紗獅子を狙って使ってみてください。♀として実付きよし。

 

 

豊明園

重さをはかるおもとの栽培 失敗しない水やり

 

重さをはかるおもとの栽培 失敗しない水やり

夏の水やりは一年の中でも一番難しいです。成長期の春や秋は水が多少多くてもどんどん吸い上げ、成長していきます。水が少ない場合は成長がゆっくりにはなりますが、致命的なダメージにはなりません。冬の場合も水が少なくても、休眠しているので水をほとんど欲しがらず、水のあげすぎは良くないですが、それでも倒れるということはほぼありません。

夏は気温が高いことで、万年青にとって厳しい環境になっています。水が煮えたり、湿度が高すぎて蒸れたり、直射日光が強すぎて葉焼けや倒れるものも出てきます。

また、感覚で分かりにくいのが、33℃以上で万年青が休眠しだすということ。暑くなりすぎると万年青は成長を止めてしまいます。この高温期に水が多いと、万年青は休眠に入って蒸散だけはするのに、春や秋より水の吸い上げや減りが少なく、水のやりすぎ、鉢の中の蒸れで万年青を傷めてしまいます。春や初夏はこれだけ水をやっていたから、真夏はもっと水をやろうとすると、水のやりすぎになってしまいます。

そこで、重さをはかるおもとの栽培をご紹介します。写真のように、よく乾いた状態と水をやった後で鉢の重さを量ります。何回か量るとこの日はあまり乾いていないな、この日は意外と乾いているなというのがあるので、よく乾いたグラムである意味機械的に水をやります。(この場合だと305~310g)。鉢数が多いと、よく乾くものや乾かないものを調べて、水やりをしていきます。

上級者、名作者は栽培時に鉢底を触ったり、鉢の重さをみて、水やりのタイミングを計りますが、最初はなかなか難しい。これは量りも千円から数千円のものでよく、初心者でも簡単にできます。

おもとだけでなく、植物の育て方は、よく乾いたら水をやる、と言いますが、それは表面が乾いてからではなく、中までしっかり乾いてから、ということです。そのメリハリのついた水やりが根をぐっと伸ばし、葉を成長させます。

他にも、割り箸や爪楊枝を鉢に刺しておいて中の湿度を見たり、カレンダーにいつどれくらい水をやったのかを記録して、それを元に水をやります。3号鉢の小さな小葉と、10号鉢の大きな大葉では水やりのタイミングも違います。3号鉢が毎回だとすると、大鉢は2~4回に1回のタイミング。真夏の8月に3~4回の水やりでよい環境もあるでしょう。

万年青の栽培は、人それぞれ日光、日当たり、遮光、湿度、温度、鉢の大きさや用土、風通しなど環境が千差万別。真似をすると痛い目にあることもありますが、ご自分の環境でのベストな水やりを量りで調べてみるのも面白いと思います。

 

 

 

 

 

おもとの花

花穂が伸びて花が開き始める姿。

東海地方では5月下旬の時期、おもとの交配や実を付けることについての
問い合わせがとても多いです。
多くの地域で、花芽が上がってきていますね。早い方では、5月の中旬には花芽が上がってきていて、交配を始めた方もいます。
上の写真のような、大きな『つくし』のような形の花芽が上がります。
大葉などの大きい物が中心で、羅紗などの小さなおもとでは花芽はまず上がりません。獅子や千代田、縞甲などは花芽が来る品種が多いです。

花芽が上がって少しすると、つくしの部分が少しづつ黄色くなってきます。
そして、蜜がでて、独特なにおいがすると思います。そうなると交配、受粉の適期です。

実を付けるだけなら、柔らかい筆でなでてやれば付きます。蜜の匂いのある時は、毎日、優しくなでてください。他のおもとにも花芽が上がっていれば、交互になでると、実は付きやすいです。自家受粉が付きにくいおもとがあるため。

交配したい場合は、
♂にしたいおもとの花粉をとって、
♀の蜜の出ている柱頭につけてやります。

花が開いている状態

雄しべが7分開いている状態。雌しべの柱頭から少し蜜がでています。

 

5~6月、1本の花穂に多数の花を咲かせる。仏炎苞のないミズバショウのような花。

万年青 引越し

おもと(万年青)は、めでたい植物
不老長寿の縁起のよい植物といわれています。
慶長11年、徳川家康公が各大名に江戸城の普請役を行なわせ、その造成成るとともに入城しました、入城に際し家康は愛知県三河の国長沢村の長島長兵衛から贈られた、斑入りの
おもと3鉢を抱え入城しおもとを床の間に飾り徳川300年の繁栄を築いたという古事が広く知られています

お多福 (おたふく)  
玄関の棚に飾り福を呼ぶ 100年以上愛される万年青
葉姿美しく特に丈夫なおもと『お多福』と名前よい
愛嬌ある福の葉姿が人気
引越しおもと・お祝おもとなどお部屋の観葉植物に最適
、丈夫な品種 特徴がはっきりした品種が人気

明治26年5月、明治天皇がお求めになったおもと、
『於多福(おたふく)』『折熨斗縞』の2品 資料豊明園HPに掲載

 大黒殿(だいこくでん)
きりりとした葉姿美しく特に丈夫なおもと
縁起良い大黒の名前に美しい葉姿が人気
引越しおもと・お祝おもとなど
お部屋の観葉植物に最適

おもとは常緑の観葉植物です。中国では「万年青」と書きます。
これをわが国でおもとと読んだのは、大本・大元ーオオモトの意味からの訛でしょうか。
古代より、鶴・亀などと同様、吉兆のシンボルとして用いられてきました。
徳川家康公が江戸城におもとをもって入城以来、新築・新居・開店・引越しのお祝い結婚式におもとを贈るようになりました。
 おもとは露地の日陰に植えると強く、四季を通じていつも青く、丈夫です。

心をこめた贈り物に最適のおもと

おもと美人

江戸時代から万年青と美人はよく合います。おもと美人画を見たことのある人も多いでしょう。

華のある獅子を、短冊家の吉祥鉢に植えて

万年青の花言葉が、【長寿】と【永遠の繁栄】なので、長寿の祝い、結婚式、新築、引越し、お正月と祝い事に用いられます。

天福の霊草として、いけばなでは使われています。