聖和 (せいわ)

分類    羅紗系統
作出年代  昭和55年頃
登録    平成8年
作出者    不詳
命名者    関戸稔(埼玉県)
登録者   関戸稔(埼玉県)

 

紺性強く、粘り強い地合いに、厳しい芸の鋭さは、純白の覆輪でより上品さを醸し出している。

性質は強健、繁殖は芋吹きが主。

 

聖雲殿 (せいうんでん)

峻嶺 地肌・紺性の強い葉

青海波 (せいがいは)

基本情報

分類    薄葉系統  縞甲系
作出年代  昭和16年
登録    昭和 31年
作出者   兼子琴次  (愛知県)
命名者  溝淵寿吉  (香川県)
登録者   溝淵寿吉  (香川県)

 

青海波(せいがいは) 5年生 中型種。濃緑色の葉は、ほっそりと曲線を描いて気品良く樋葉となって、櫛ですいたような総雅糸竜が葉全面を覆う。乳白色の深い覆輪を現し、折り下げの良い左右の均整のとれた端正な葉姿で、あたかも貴公子の風格で魅了される。性質は至って強く、採光は十分に行い、肥料もやや強めに与えると十分に芸を現す。鉢はなるべく小さなものを使用して栽培すると、葉芸は特に良くなる。繁殖も良好で、子上げも良い。

青海波 若木

青海波(せいがいは) 3年生 濃緑色の葉に総雅糸竜で全体を被う。襟組み良く葉姿整う、性質は強健で作りやすい。

青海波(せいがいは) 中型種。細葉に繊細な雅糸竜が現れ、覆輪は白く深く現れ首元を低く折下げ先端はやや垂れます。左右均整良く、高貴な趣があります。性質は普通。繁殖も中。

 

青海波 上からの写真

 

 

仁平大宝×国の花 青海波

↓国の花は青海波の親  仁平大宝×国の花 青海波

国の花 (くにのはな)

おもと鉢 楽鉢

おもと鉢作家 禅艸道 渡邉一水氏について

 

 

 

帽子 (ぼうし)

分類    中葉系統
作出年代  江戸から明治
登録
作出者    不詳
命名者
登録者

帽子(ぼうし)。江戸から明治時代の古い万年青。現在は、帽子に図の入った【寿 ことぶき】と、帽子に虎の入った【帽子の虎・新寿】の方が数量はあるでしょう。寿は図性の良いものが出てきて、人気で欲しい方が多い品種。

 

この帽子は、地植えでお庭の北東の鬼門に植えられる方も多いです。古くからの歴史ある町では帽子が地植えされているのを見かけることがあります。

 

葉は波うち、覆輪をかけます。株でみると覆輪にはムラがあり、深いところ、浅いところがあります。日を良くとることで深い覆輪を多く出させます。葉先に覆輪がちょっと回っているところから、葉の帽子の覆輪、という意味で帽子という名前になったのでしょうか。三河ではそう伝わっています。

葉肉は厚めで、縦の筋があります。濃紺色の葉色に、縮緬地と呼ばれる葉の表面に縦じわを現した葉姿

地植えにも向く。今では希少品種。

寿 (ことぶき)

 

 

 

 

寿の花 (ことぶきのはな)  武陵の華

聖雲殿 (せいうんでん)

峻嶺 地肌・紺性の強い葉

能登 (のと)

基本情報

分類    羅紗系統
作出年代
登録
作出者
命名者
登録者

 

能登(のと) 鉢3.5号

品種解説

羅紗系の中では中型から少し大きくなるか。写真のように、葉巾が広いものもでて、芸は全体に強く、総雅糸竜が現れる。親になってくると、羅紗獅子のようにぐっと折り下げも強くなり、迫力が出てくる。希少種で数がかなり少なくなったか。

性質は丈夫で作りやすい。繁殖は芋吹きが主。

 

 

 

 

 

 

 

 

万年青の銘鑑 番付 OMOTO Ranking

万年青の銘鑑について

万年青の番付表です。新しいもの、古いものの品種が載っていて、金文字の全盛稀貴品が四隅と真ん中上下に、上段から別格稀貴品別格新進稀貴品別格貴品貴品、左端に新登録があります。

金文字の位置にある全盛稀貴品は数もある程度多くなり、人気が定まっている品種。相場も落ち着き、品種として質の高いものが収まります。品種としての格が高く、古くは万年青界の横綱としてトップを取っていた品種も多く、初心者さんはここから始めれば間違いない、とも言われています。

また、初めての人が品種を選ぶのに目安になるのが三本柱。金文字ではさまれた三本の柱も、もとは金文字だった品種、横綱だった品種があり、品種としての質が非常に高い万年青です。

上段の別格稀貴品の東西のトップにいるのは、それぞれの顔役のような萬年青。薄葉ですと山雅の松、太陽、羅紗では寿冠、楼蘭、大葉は千代田城、聖光都の図と各界を代表する萬年青です。また、金額が一番高いこともあります。

下段にいくと文字が小さくなり、たいしたことないのかな、と思われるかもしれませんが、ところがどっこい。古く、ある程度数が殖えた物、古くは人気だったものが、新進ものが新登録されるに従い下がってきました。意外とこちらに質が高く、その割に価格は相対的に安く、良いものが揃っています。私たちは金文字と並んでこちらも初めての人に胸を張って紹介する萬年青がたくさんあります。

最下段の東西の左隅、こちらはその世界で初心者に一番愛されている万年青が揃います。羅紗ではお多福と黄金錦、大葉では都の城、千代田都、薄葉では玉雀、一文字とどれも最初の一鉢にぴったりの、各界で一番丈夫な万年青が揃っています。

右下、枠の外に、【是に漏れたるは後編に出す】とあり、この銘鑑が品種のすべてでないことを断ってあります。その漏れた中に輝く原石がたくさんあります。平成になり、新登録を登録する方が増え、多くの品種が隠れてしまいました。そんなこの銘鑑に載っていないものを楽しむのも万年青文化ですね。

 

 

 

令和3年・2021年 萬年青銘鑑

 

大葉萬年青銘鑑

羅紗萬年青銘鑑

薄葉萬年青銘鑑

 

萬年青の相撲字

 

都獅子(みやこじし) 江戸時代の銘鑑 番付 安政5年

おもとの苗、親、棚入れについて

 

玉孔雀 (たまくじゃく) 

分類    薄葉系統  群雀系
作出年代
登録    昭和年
作出者   不詳
命名者   水野淳蔵(豊明園2代)
登録者

玉孔雀(たまくじゃく) 4年生 鉢 3.3号

群雀系統の中で図柄を見せる品種。濃紺緑色の細長い葉に図柄を現します。群雀系の中でも雀の玉は小さい。繁殖良く半日陰で作ります、丈夫な品種。

 

玉孔雀(たまくじゃく)

玉孔雀(たまくじゃく)

 

玉孔雀(たまくじゃく)

 

 

玉孔雀(たまくじゃく) 4年生 鉢 3.5号

群雀系統の中で図柄を見せる品種。濃紺緑色の細長い葉に図柄を現します。群雀系の中でも雀の玉は小さい。繁殖良く半日陰で作ります、丈夫な品種。

玉孔雀(たまくじゃく) 3年生

 

玉孔雀(たまくじゃく) 3年生

大統領 (だいとうりょう)

分類    大葉系統
作出年代
登録
作出者
命名者
登録者

大統領。大統領の虎と呼ぶ地域もあるが、この覆輪の広葉に、虎を現すものを大統領と古くから鹿児島でいわれている。本州にある大統領の虎は似ているが、甲竜が昇り、葉肉が厚い別物。

大葉の中でも広い葉で、大きくなる。立葉に覆輪をかけ、葉も少しだが波打つ。日を良く採ることで、真っ白の白虎が現れ、大きく表れる大虎、星を散りばめたように現れる星虎は古くからの万年青の美しさを感じさせる。

大葉の雄大さ、ゆったりとした時の流れを感じさせてくれる極希少種。

大統領の本場、鹿児島の作だが、大株立ちの大迫力の作。この木で葉長約40cm。50センチ前後まで大きくなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新世輝(しんせいき) 新世紀 二十一世紀(にじゅういちせいき) 

新世紀(しんせいき) 新世輝

二十一世紀(にじゅういちせいき) 5年生  鉢 5.0号

 

 

立ち葉で葉巾は少し細く、白色の深い覆輪をかける。
照り葉に縞柄を現します。最近は覆輪だけの木が多いです。

 

野生の万年青にはない、立葉の美しさ
深い純白の白覆輪美しく、葉肉厚い
剣のような葉で凛々しい姿を見せてくれる
数少ない

 

最近では、立葉の代表。

犀竜 (さいりゅう)

分類      薄葉系統 獅子系
作出年代    不明
登録    平成11年
作出者   不詳 (県)
命名者    前田宏(長野県)
登録者    前田宏・笠原威三・町田幸男(長野県)

イメージ 5
小型獅子に実が付きました。小型で玉雅糸竜が出る親木です。
獅子系収集家の長野県松本市の松岡氏が当才の生えを購入育成し、増殖した一本を  前田宏氏が買い求め命名し、賛同者と共に登録する。
小型の獅子である。葉幅1㎝、葉長7cm内外で、巻きは非常に良く低い総雅糸竜の中に良く玉竜をあらわす。葉繰りは非常に良く、三年葉も持ち、葉持ちの非常に良い品種で小型ながらボリュウム感がある。芋質はやや柔らかく、性質は普通で子上げが良い。採光は普通で施肥も普通が良い。

御殿錦 (ごてんにしき)

分類    大葉系統
作出年代     昭和年頃
登録    昭和年
作出者    (鹿児島県)
命名者  (鹿児島県)
登録者    (鹿児島県)

イメージ 2
大葉羅紗の中型品種、広い覆輪と羅紗地に縞柄が美しい。