リ101 (りの101)

分類   実親系統 縞柄
作出年代 不明
登録   年
作出者   ()
命名者
登録者

羅紗系♂♀木に最適
太陽系、縞甲系も狙える
親がよいので、素晴らしい羅紗の親になる
作り上げたい木
初めてのかたでも、ベテランも楽しめる実親
ご自宅にある他の親と交配を楽しんでも面白い

リ101:味のある羅紗、芸が強い羅紗を産む 親の血である強い雅糸竜が♀次第で低く、または荒々しくのり、多彩。縞があるものは♀としても使い、実績は多い。木自体も丈夫。

三春(みはる)

分類      薄葉系統 獅子系  実親
作出年代    昭和
登録             年
作出者  不詳
命名者   不詳
登録者

三春は千代田獅子を作る最高の親木
この実生に、500万の評価を越える千代田獅子が生えている。
未だに千代田獅子は実生の最難関なので、面白みがある
本物少ない
豊明園でも千代田獅子作出の大本命で使っています。

千代田獅子系♂♀木に最適

自家交配でも楽しめます。
初めてのかたでも、ベテランも楽しめる実親
ご自宅にある他の親と交配を楽しんでも面白い

 

 

都獅子(みやこじし) Miyako-shishi

 

基本情報 都獅子(みやこじし) Miyakoshishi

分類    大葉系統 覆輪系  江戸おもと
作出年代  江戸時代かそれ以前
登録
作出者   不詳
命名者   不詳
登録者   日本萬年青連合会

 

都獅子の写真

江戸時代からの品種

大型種、垂れ葉型で葉肉厚め

葉には白い覆輪を見せます。薩摩万年青の丈夫な代表品種。

 

葉先まで覆輪はまわる

覆輪の白さ、波葉になる葉にも特徴があります。

歴史保存種
100万の万年青と同じ価値があると思っています

江戸品種
江戸時代の島津のお殿様や薩摩武士が楽しんだといわれる幻の品
20年に1本ほどしかでてこない
ゆったりと巻くような葉から、その名がついたのか
美麗品

葉幅も広い

広いところで、葉巾は7cmをこえる

 

  葉元は気持ちよく立ち、葉の中ほどにかけて、ゆっくりと垂れる優美な姿に、薩摩藩の剛の武士も心を癒したのでしょう

まず出てこない、非常に珍しい品種。

 

 

江戸時代からの品種

萬年青の歴史の中では

薩摩おもとの元祖ともいえるほど歴史は古く、『萬年青の歴史』の中に紹介される安政5年の番付の一番いい位置にあります。

添付の写真がそれです。歴史はもっと古くまでさかのぼれるかと思います。

三幅対の中心に都獅子があります。

江戸時代からの万年青はなかなかないですが、

薩摩藩島津家でも楽しまれていたという伝説も残るこの品種は

江戸ののんびりした感じや、潔さなども伝わってきて、

是非また100年後の後世まで残していきたい品種ですね。

歴史の生き証人がこの都獅子です。

 

現時点の数量 2020年

20年に1本ほどしかでてこない

現時点で数は本当に少ないと思います。

ほぼ、古くからの万年青趣味者に残るのみでしょう。

 

覆輪深く、紺地の強い大葉です。壮観な薩摩おもとの根幹ともいえる代表品種。

 

 

江戸時代に作出、発見の万年青 一覧

徳川家康公が江戸城に持って入った「永島」

別格の江戸万年青

万年青は大葉、中葉、小葉(羅紗)と様々な2000種ほどの品種があります。その中でも時代時代で、流行りすたりを乗り越えてきた現在残っている品種は、特別な魅力を持ち始めます。特に、歴史の審査をくぐり抜けてきた江戸時代のおもとは別格で、万年青から江戸の香り、殿様や大商人、町人たちの息づかい、万年青熱までが漂ってくるよう。江戸万年青だけをコレクションする江戸マニアはもちろん、志のある方はそれを保存、普及させるために江戸からのお祝いや引越し万年青として植物好きな友人にプレゼントしています。

江戸万年青 入手難易度

現在数があり、簡単に楽しめるものから、縁がないといくら1000万と大金を積んだところで入手できない超レア品まで。歴史を楽しんで、お金じゃないところが面白いところ。

入手難易度 易しい 残雪、日月星、一文字(古今輪)、五大州、富士の雪(古今輪虎)、都の城、根岸の松、大象観、文鳥丸、五大高嶺、宗石、満月、逆鉾、白牡丹(水菜虎)、初笑
入手難易度 中 永島(長島、永嶋、長嶋、長縞)、福包、帽子虎、松の霜、玉獅子、七変化、高隈、白生令、加治木高嶺、太白山(本高隈)、曙、
入手難易度 難しい 江戸紺、金鶏、折熨斗、司鼈甲、紅流(紅骨)、褥錦、黄実おもと、都獅子、乕の子、鯱(日月星の覆輪抜け)、大象観虎、江戸残雪(宗石の虎)、黒葛原
還城楽、折熨斗縞、墨流、東鑑、伏見錦、阿蘭陀、

万年青の古さ

永島(ながしま) 家康の時代の以前

大象観 池坊の万年青はこのおもと 室町時代か 江戸初期に似た形の絵が残っている 江戸時代との説あり

都の城 都城高嶺 都尉 十五代藩主島津貴久公の天文二年(1533)のころまでにはすでに存在したもので、霧島方面の山より出現したものと思われます。駿府の徳川家康公に贈られ、江戸城に移された話も残っています。

行田魁庵(江戸時代の絵師)四季屏風と江戸時代に生まれたおもと。鉢は江戸~明治期にかけて作られた物

左 日月星(じつげつせい) 安政年間 1855~1860

(菱文様楽鉢)  明治初期 14.1-14.6

玉獅子(たまじし) 天保時代 1831~1845

 

満月(まんげつ) 1860年の銘監に掲載、慶應元年の銘監に西前頭1段目7番に掲載されています。

福包(ふくづつみ) 江戸後期

右 根岸の松(ねぎしのまつ) 安政4年  1857年

一文字 寛政以前

 

高千穂(たかちほ) 文久元年以前

文久元年 五大高嶺 富士の雪 五大州【文久元年(1861年)に江戸本所中之郷の幕府御家人・速水氏が「高千穂」の種を播いて作出し、命名したものです。文久3年、浅草寺境内での展覧会に、根岸の肴舎2代目篠吉五郎氏が出品して人気を博しました。慶応元年(1865年)の銘鑑に登載】

 

加治木高嶺 万治年間(明暦の後、寛文の前。1658から1661までの期間を指す。 この時代の天皇は後西天皇。 江戸幕府将軍は徳川家綱) 「御殿高嶺」「御屋敷高嶺」が本名でした。島津家の家宝でたいせつにされていた品 加治木町から一般に広まつたので「加治木高嶺」が本名のようになった

太白山(本高隈) 享保11年(1726)以前か

 

紅流 江戸後期と推定される

 

曙 藩政時代 1603~1868

不明 司鼈甲、伏見錦、白生令、黄実おもと、都の城、江戸紺、逆鉾、阿蘭陀、虎(乕)の子、折熨斗、墨流し、白牡丹(水菜虎)、初笑、還城楽、文鳥丸、金鶏、

 

 

 

1000年前の薬草からお祝いおもとや引越しおもと

万年青は1000年前から薬草として国、寺社、民間それぞれで利用されてきた歴史があります。室町時代にはすでにお祝い事に使われる縁起の良い生け花としても利用されます。室町時代に始まる池坊もお祝いの万年青を使われてきました。

江戸時代、徳川家康が最初の江戸城入城の際に万年青を自ら持って入り、万年の繁栄を願い床の間に飾りました。

万年青は元々は人々の病を治す薬草であり、祝いの生け花であり、引越しの縁起物という歴史をもちます。そのため、薬草園をもつ寺社仏閣にて植物のやり取りがあっただろうし、生け花としてもどこどこ産地の細葉や広葉のものを注文して行き来があり、引越し万年青として日本全国に人づてに広がっています。

※中国の神農本草経には1500~4000年前から万年青を薬草として使っている記述があります。

『江戸残雪(当時は「宗石の虎」)』の日本縦断

江戸時代に万年青好きな人々の『江戸残雪』にまつわる話をみてみます。『江戸残雪』は播磨明石6万石、藩主・松平左兵衛直韻の江戸屋敷で『宗石』に虎斑が出て大きなニュースになりました。そこで、万年青好きな島津藩は、参勤交代時にその万年青『江戸残雪(当時は「宗石の虎」)』を江戸から鹿児島の島津藩へ持ち帰って愛培しました。島津藩の武士たちにとって江戸から持ち帰った残雪に似た万年青なので、主に『江戸残雪』と呼ばれています。

江戸時代の参勤交代のときからおもとが日本中と江戸を行き来したという話は残っていて、そんな殿様の話を聞いた宿場町の大将もオモトを楽しんで、代々、宿場町、城下町には万年青と万年青にまつわるお祝い万年青や引越し万年青の風習、文化が残っています。

福錦 (ふくにしき)

分類    羅紗系統
作出年代  不明
登録    不明
作出者    坂井寅市 (兵庫県)
命名者    常川保太郎 (愛知県)
登録者    日本萬年青連合会

福錦(ふくにしき) 『お多福』の縞入り。濃緑色の丸葉に縞柄を現す。
性質は強健、繁殖特に良い。柄により価格の差があります。

可愛らしい中型種。「お多福」を元木とした、縞の入る「福錦」。性質は強く、採光・肥料は普通。

福錦(ふくにしき)2年生  丸い葉型に縞柄を現し熨斗芸を見せています。

福錦(ふくにしき)2年生  丸い葉型に縞柄を現し熨斗芸を見せています。

図柄 (ずがら)

   万年青の葉芸 斑の種類 柄

葉芸 図柄 (ずがら)

品種 天旭宝(てんきょくほう)
縁の葉の中に白い大小の柄が混ざる白い斑ことを、図柄と言います。
図柄の形はさまざまで、木目の形や網目の形又図柄が流れるように入ったり星の様に見えたりとさまざまな形で見える物です。図柄は白く鮮明に入った物ほど価値が高いです。

葉芸 図柄  品種 残雪(ざんせつ)

境のはっきりとしたモザイク状の白い斑。柄は毎年変わる。絞りを現すことも。

絞り (しぼり)図があることで、葉が絞ったようによじれること。

葉芸 図柄  品種 残雪(ざんせつ)

図(ず)白い大小の斑点状の斑が葉の基部から葉先にかけて現れるもので、この斑が現れると値打ちが数倍、数十倍となり大変喜ばれるが、遺伝性のないキメラ斑である。斑の形状によって木目状に入る木目図、網目状に入る網目図、大小の図が流れるようにつながった流れ図、雪白の図が打ち込まれたように凹凸となった打ち込み図など変化に富んでいる。雪白なものほど上質で、品種によっては血統(性)がある『地球宝』『根岸松の図』『お多福の図』『家宝都の図』など多くの品種がある。

葉芸 図柄  品種 家宝都の図(かほうみやこのず)

 

 

木目図

木目図木目図

 

図柄の品種
小葉系統 玉雀の図お多福の図長生殿の図寿
獅子系統 輪波獅子
中葉系統 世界の図富士の図雪中の松地球宝根岸松の図
大葉系統 聖紀の誉大観大雪山天旭宝家宝都の図聖光都の図

紺覆輪 (こんふくりん)

万年青の葉芸 斑の種類(柄)


葉芸   紺覆輪(こんふくりん)・青覆輪(あおふくりん)

葉の縁が濃緑色に縁取った物を言う。縞や覆輪が変化してなります。

葉芸   中透け(なかすけ)
葉の中部分が黄色又は白色に抜けている状態を言う。縞が変化しておこります。

葉芸   紺覆輪(こんふくりん)・青覆輪(あおふくりん)
葉の縁が濃緑色に縁取った物を言う。縞や覆輪が変化してなります。通常、紺覆輪と呼ばれ、葉の縁を青く縁どっている斑のこと。

打ち込み柄 (うちこみがら)

万年青の葉芸 斑の種類 柄

葉芸  打ち込み柄(うちこみがら)・打ち込み斑 品種(三光の松)
細かく斑点のように流れた斑このような物を千代田斑とも言う。
葉の縁、濃紺緑色の部分を青覆輪(紺覆輪)とも言う。

通常、千代田斑と呼ばれている斑の中でも、根岸斑とほとんど同じ斑模様ながら、白地と線状の青斑が凹凸となっているためこの名があり、根岸斑より鮮明どが高く美しい。千代田系に見られる斑で遺伝性がある。

 

葉芸  打ち込み斑(うちこみふ)
品種(三光の松)

半柄 (はんがら)

万年青の葉芸 斑の種類 柄

葉芸   半柄(はんがら)・半白柄(はんぱくがら) 

品種  錦麒麟(きんきりん)
葉の片側半分が黄色や白くなったものを『半白柄』とも言う。縞や覆輪が変化して葉の片側半分が黄色や白に抜き取ったように入る斑。

半柄  品種 縞柄のおもとにおこりやすい。

葉芸   半柄(はんがら) 品種  錦麒麟(きんきりん)
葉の片側半分が黄色や白くなったものを『半白柄』とも言う。
縞や覆輪が変化してなります。

胡麻斑柄 (ごまふがら)

万年青の葉芸 斑の種類 柄

葉芸   柄 胡麻斑(ごまふ) 

品種  (鳳)
葉一面に散りばめられたようなこまかくて小さな白又は黄色い斑模様をいう。

葉芸   柄 胡麻斑(ごまふ) 品種 錦明鳳 (きんめいほう)
黄色や白の小さな斑点状の斑が葉全面に入るもので、胡麻を散りばめられたようなこまかくて小さく入ることからこの名がある。この系統の多くは、後ろに『鳳』の字が付けられている物が多い。

胡麻斑 品種
羅紗系統 寿岳萬寿鳳
薄葉系統 錦明鳳天司鳳・金剛錦