病害虫対策 農薬散布

農薬で適応品目の中におもとは見かけたことがないので自己責任でお願いします。
趣味家の間でよく聞く薬や一般的な農薬の扱い方についてご説明いたします。

農薬の種類

殺菌剤
治療薬としてベンレート ダコニールあたりが良く使われているかと思います。
また、
予防薬としてはマンネブダイセン ・ ジマンダイセン 等

殺虫剤
オルトラン ・ スミチオン 等

展着剤
アプローチBI 等、(除草剤向けの物も販売されていますそれらは濃度が濃いので勿論厳禁。)
どれでもいいですが計量の簡便さのために一般向けには倍率が低い物がおすすめ(1000倍以下が良10000倍は少量の計量に難あり)

使用法

上の名指ししたものなら一種類ずつ混和して使用できるかと思います。(例えば殺菌剤ベンレート殺虫剤オルトラン粉剤展着剤アプローチBIを一度に混和・散布)
希釈は水を入れてから農薬を混和していくとよいでしょう。
散布の際は温度が高く日光も強い日ですと薬害が心配です、朝夕の低温時や出来れば曇りの涼しい日に散布されるとよいでしょう。
葉の裏からかけ残しの無い様に全体にくまなく散布してください。
周辺に植物等あれば保菌の可能性がありますそれらも一斉に防除しましょう。

数鉢ならスプレーでも可能ですが散布対象の量により適した薬剤散布機をお選びください。
殺菌剤の治療薬は一般的に植物体内に菌が侵入している場合でも効果的に殺菌し体外の菌に対しても一定の効果がある。
予防薬は一般的に植物体内の菌には無力ですが雨等に強く長い間菌の侵入を防ぐことができる。
散布間隔は2週から4週間毎を行ってください。冬は基本的には病害虫が活動できないので無加温ならば必要ありませんし、淘汰できれば基本的には必要ありません。
希釈濃度について
例えば1000倍は1Lの水に1cc(粉剤なら1グラム)の濃度で混和せよとの意味で500倍なら1Lに2ccです。
計量にスポイトを使用する際3種の液剤を計量するならばスポイトは3本用意し乾いたスポイトで正確に計量しましょう、原液で接触されると効果や薬害に注意

使用機材は次回も安全で正確な散布ができるようよく洗浄し大切に保管しましょう。

注意事項

希釈倍数を厳守。その倍率で効果が高いことを十分に検証されているのでそれ以上は薬害(植物・散布者含め)を誘発させる率を高めるのみと考えてください。
風が強い日は人や洗濯ものに掛かる恐れがあるので散布しない。
農薬は使い切る量を作る事、残った薬液は下水や溝に流さない。