おもと鉢 楽鉢

 楽鉢の樂しみ

『古於茂と那よせ』(こおもとなよせ)天保3年(1832年)

『古於茂と那よせ』(こおもとなよせ)天保3年(1832年)現在のおもと鉢とは形状が異なる。江戸時代のカラフルな色彩感覚がうかがえる。  幕臣水野忠暁が選び、絵師関根雲停に描かせた。

現在「おもと鉢」とよばれる楽焼鉢は享保年間(1716~1736年)に幕府御 家人、永島次郎太郎墨林が「縁付」という現在のおもと鉢の原型となる鉢を作らせ「白鳄」「黒鳄」と呼んだのが始まりといわれています。しかし、天保3年(1832年)に描かれた『古於茂と那よせ』を見ると、その鉢は有田焼か九谷焼のようで、染付あり金權手ありで、形も丸形、六角形、八角 形とさまざまで、まだ楽焼鉢ではなさそうです。おもとを植えるのに楽焼鉢が主として用いられるようになったのはどうやら京都を中心に「こおもと」が大流行した明治初期前後からではないかと思われます。明治18年に肴舎篠常五郎が出版した『萬年青圖譜』には「万年青盆」を初め「京黒鳄」や「京黒楽」に絵付けした鉢があり、さらには「太鼓胴鉢」も見られます。

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江戸時代に大きく開花した古典園芸の鉢
「菊花唐草文朝顔鉢」  11.8㎝

金生樹譜別録「カネのなる木」

萬年青部著者 長生舎主人序   天保四年刋(1833年)

現在でも楽鉢は盛んに生産され、さまざまに絵付けされた美しい錦鉢を手にすることができます。形状は基本的には鉢の高さと直径が同じになる「胴返し」という形になっていますが、「縄縁」「太鼓胴」「龍足」など造型に凝った鉢もあり、まるで美術品のようです。おもと専門店や展示会場などで販売されており、目移りするほど多彩な鉢が並んでいます。価格帯もさまざまで、有名な絵付け師の描いた錦鉢は数が少ないこともあり、一際人気があります。ご自分のおもとを引き立てるような錦鉢に植え付け、鉢合わせを楽しみ、おもとの格調をより引き出すことが、育てるから飾る(観賞する)までのおもと愛好の幅の広さともいえます。

古鉢の素晴らしさ

五彩八重菊紋白鍔鉢 江戸後期 3.5号

扇面古代絵巻図鉢 3.8号

太鼓胴藤蔓花絵鉢 江戸後期 5.3号

楽鉢•錦鉢には骨董的価値を持つ古鉢があります。現在製造されている楽鉢にも秀逸な作品は数多くありますが、明治から昭和初期にかけて作られた古鉢には、現代鉢にはない古さ•時代乗りがあり、その落ち着いた雰囲気はおもととの相性も良く大変好まれます。現存する数にも限りがあり、非常に貴重ですので、機会に恵まれたなら是非入手しておきたい逸品です。

希有な逸品揃い 古鉢

おもと鉢は黒地に金の縁•足が基本です。真新しい鉢を見ればわかり ますが、艶があり眩しいくらいに金色が光っています。この真新しい鉢 におもとを植えると溌剌と若々しい印象を与え、おもと本来の歴史と重みを感じる落ち着いた作品には仕上がりません。少なくとも数年は使い込み鉢自体に落ち着きのある雰囲気を出させたいものです。

そこで、最近人気なのが、昭和初期以前に作られた古鉢。時代乗りや鉢の持つ雰囲気はいうことなしですが、現代にはない個性的な形や美しい絵付け•色彩が特徴です。現存する数も限られていることから、入手は非常に困難です。値段も少々張りますが、見かけたら是非入手しておきたいものです。

植え付けたおもととの相性も抜群で展示会等では一際目を引く作品になることでしょう。

立湧文様楽鉢 明治時代 4号

松竹梅に鳥図鉢 明治時代 4.7号

古鉢・短冊屋五柳鉢 3.5号

桜花御所車図楽鉢 21.5㎝ 明治時代後期作

春の麗らかな桜咲く日の御所車という晴れやかな情景を描いている。五色の幕も亀甲や唐草、立湧といった吉祥柄を組み合わせたもので全体が明るい雰囲気に仕上がる。現代の名作家布施覚氏もこの鉢を写して春と秋の御所車を完成させている。東京の有名な歯医者さんが豊明園2代目淳蔵と仲が良く、特別に分けて頂いたもの。この古鉢が特徴的なのは金継ぎです。日本ではものを大切にする文化がありますが、割れてもこうして大事に使ってゆくことで鉢の価値もまた高いものだったのでしょう。

割れた器を修復するだけでなく、以前よりも価値のある味わい深いものにしてくれる金継ぎ。物を大事にする日本の文化として残していきたいです

三色雲富士龍図楽鉢   直径14.4㎝ 高さ 13.7㎝ 大正前後

三色の雲の中を黄金の龍が翔ける様子を描いたもの。迫力のある爪、隆々とした脚、赤い腹、大きな口からは咆哮が聞こえてきそうなほどである。金の鱗や角も丁寧に細かく描いてある。

昭和三年に新潟の石油王中野忠太郎氏に1万円にて譲渡された有名な写真ですが、その時の記念の写真と龍の構図をほぼ同じに破れ亀甲が三色の雲と対応するように描かれています。これらからこの出来ごとの前後か、鉢の状態からもう少し古いものではないかと考えられています。

米1俵10円60銭

鋏あとは足についていて、意匠にくぼみがつかないようにしている。

 

光陽(こうよう) 霰青海波短冊模様鉢 4.5号

 

万年青の鉢について リンク

おもと鉢 楽鉢

おもとの鉢について 縁足金

おもと 鉢 作り方

錦鉢 七々子

おもと鉢  七々子鉢

万年青鉢 布施鉢

おもと鉢  利山・手島

おもと鉢 利山

おもと鉢作家 禅艸道 渡邉一水

万年青鉢 一角楽鉢 

万年青鉢 短冊屋 和楽

万年青鉢 龍山

万年青鉢の文様 菱(ひし)

錦鉢 小菊の魅力

錦鉢にプラ鉢を入れて使いたい方

鉢販売

 

 

万年青の錦鉢

万年青を見ていると、時に美しい鉢にも目を奪われます。盆栽と同じで、盆という鉢と、栽という植物、鉢と植物の調和も含めて鑑賞しています。

特に江戸時代の万年青は、庶民から将軍、大名まで楽しみました。大名が遊ぶ万年青や、将軍に献上する万年青の鉢が粗末なものでは格好がつかないので、当時一流の作家がつき、素晴らしい作品が残っています。

その名残りで、現代も展示をする際は万年青にドレスコードのような規定があり、プラスチック鉢や茶鉢ではなく、錦鉢で着飾って皆様に見ていただくようになっています。

また、この鉢が日本では発達したことで、外の花壇では見逃してしまうような細かな万年青の変化を、床の間や家の中で鉢を手に取って、至近距離で見ることで小さな変化を発見でき、独特な万年青文化の土壌になりました。万年青好きな愛知県豊橋の大名は万年青をカゴで肌身離さず持ち歩き、万年青を抱いて寝た、という逸話が残るのも、この鉢の発達あればこそです。

まとめ

・万年青だけでなく、錦鉢や、鉢との調和も楽しんでください。

・将軍、大名が楽しんだことで、万年青では特に鉢も重視する万年青の世界があります。

・江戸時代に万年青の鉢植えを床の間など家の中で楽しんだことで、突然変異が発見されやすく、急速な発展をとげました。

 

 

抹茶茶碗でも有名な楽焼、薩摩焼、有田焼、瀬戸焼など様々に制作されます。

 

 

 

 

万年青展示会 錦鉢

第94回三河おもと名品展
    公益社団法人日本おもと協会三河支部主催
日時 令和2年10月24日(土) 展覧時間午前9時~午後4時
       10月25日(日) 展覧時間午前9時~午後3時
会場 おかざき農遊館 展示室
    愛知県岡崎市阿知和町字乗越12番地
        電話 0564-46-4700
大会事務所 豊明園
        電話 0564-51-4714
 会員以外の一般の方のおもとも受付しています。 連絡は豊明園まで 
おもと
展示会前に錦鉢の用意、オモトと鉢合わせするのも楽しい。
少し余分の鉢がないと植え付けが大変になります。
新鉢は半年位、棚に置いて水をかけると金のまぶしさが沈み落ち着いた鉢に変わり万年青との映りが良くなります。又金が落ち着いてから部屋に飾るのも楽しいです。
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おもと 錦鉢
1週間位水に浸けて置いてからおもとを植え付けすると馴染みやすい。
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おもと 力和(りきわ)
下葉に比べ葉巾が広く厚くなって作あがりしています。
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おもと 
錦鉢に植え付け、万年青の正面を絵柄、足の位置を見て植え付けします。 
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混合砂
使用した混合砂は水洗いして、外の天日にあて雨ざらしにしておきます。又来年度に使用できます。
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おもとの棚
夏はよしづやネットで日除け
冬になると前側に白の寒冷紗をたらします。 水苔も栽培しています。
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万年青鉢 龍山

後藤龍山  絵付師

龍山は明治34年(1901年)に北設楽郡東栄町で生まれ、名を準一といい、幼少の頃から絵が好きで、お寺の和尚から水墨画を習っていました。画家を志望していましたが、若くして両親を亡くし苦労を重ねる中、名古屋・豊橋で南画ゃ蒔絵を学びました。その後20歳の時に朝鮮にいる祖父を頼って朝鮮に渡り、そこで陶磁器の絵付けを習いました。
2年ほどで帰国し、信楽で輸出用陶器の絵付けを行い、数年後常滑で陶器絵の指導を行いました。碧南に永住を決めた昭和5・6年頃から楽焼鉢の絵付けを始め、楽焼鉢の絵師一筋の生活を送りました。近隣の窯元からの依頼だけでなく、一般の愛好家が鉢を持って絵付けを依頼してくることもあったそうです。多数の万年青鉢や蘭鉢に絵付けを施し、龍山鉢というブランドを築き上げました。初代龍山没後、それまで父を手伝っていた次男俊春(としはる)氏が会社勤めのかたわら、二代目龍山として跡を継ぎ、絵付けを行いましたが、15年ほどで絵筆をおかれたとのことです。
錦鉢 龍
龍山作  龍を画けばイッチンの上手な使い手 絵付け師龍山
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おもと鉢 大きさ

おもとの鉢
オモトの鉢のサイズは鉢の外、外側で計ります、サイズは12.5㎝
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おもとの鉢
オモトの鉢は高さと幅が同じサイズで作られています。
号数は大きい鉢になるほど誤差が出てきます。
気温や湿度、土により誤差ができます。
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おもと鉢は、足があり、地面より一段高くなっています。
また、鉢底は、普通の人が見ると、あれ、こんなに大きな開いてていいの?といわれるぐらいの穴が開いています。
おもとは風で育つともいいますが、通風を特に意識した鉢になっています。
職人にとってはなかなか難しいもので、3点を均等に付けること、また高さも揃えることはとても難しいそうです。
足の形にも猫足や細い京足、また細工足の龍足、鯉足などいろいろ、
そこへ絵付けも、その立体感を使った花や鬼面、様々な絵付けが施されます。
3点となっているのも、一番安定が良いため。4点では1点浮いてしまい、ぐらぐらしてしまいます。

おもと鉢 喜山・利山

京楽焼鉢

一角風 蟹
一角氏は、様々な造形を得意とした陶芸家。その一角氏に師事した喜山氏が造られました。
一角風 蟹
面白い鉢ですね。今、この鉢が作れるのは、この作家さんしかいません。
この職人の世界は厳しい世界で、喜山氏も、一角氏に教わったといっても、手取り足とり教えてもらったわけではありません。ただ、見るだけ。技術の一番難しいところは一角氏も夜、誰もいない工房でされるため、完成品をみるだけ、というところから、技術を習得されました。
布施氏の龍足の記事にもありますが、この龍足も喜山氏の技術です。
先日鉢製作の様子を取材してきました。
左は変わり足(くぼみ足)縄縁 右は龍足縄縁です。
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布施氏の縄縁龍龍足
鉢作家さんに縄縁、龍足鉢を作っていただきました。
縄縁や細工足を得意としていた一角氏のお弟子さんです。
今、これらを作れる方はその利山氏のみです。
現代の手島鉢 独特のタッチ 喜山氏
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錦鉢にも様々な種類があります。絵鉢は、絵付けのしてある一般的なもので布施覚氏は有名ですね。シンプルな幾何紋から龍などの動物や、人物など。また、墨絵の錦鉢などもあります。
絵鉢には多くの作家さんがいますが、今回紹介する手島風の作品は、なかなかできる人がいません。独特の盛り上がる、立体感のあるイッチンの技法で、おもとの錦鉢としては独特の地位を築いています。数も少なく、これから楽しみな鉢です。
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富士に龍
それぞれ盛上げてあり、また、あられ模様も面白い
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横からだと盛り上がりが良く分かります。
手触りも独特で、絵鉢にはない魅力があります。
おもと鉢独特のこの技法、是非楽しんでみてください^^
布施作 登竜門 鯉足と龍
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布施氏の龍
鉢作家さんに縄縁、鯉足を作っていただきました。
縄縁や細工足を得意としていた一角氏のお弟子さんです。
今、これらを作れる方はその利山氏のみです。
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鯉足
こんな面白い足を考えたなんて、抜群の発想力ですね。
特注でしか作っていただけません。
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鯉が滝を昇る様を描いた
龍が滝を昇り、龍になったという
登竜門という故事から
この鉢を回していくと、鯉が滝を昇り、龍になるように見える
遊び心のある鉢。
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鉢底には、布施覚作というサインと
赤丸3つ、白一字の紋、
利山氏の落款。
サインは特注鉢、良くできた鉢にしか書いていただけない

 

 

 

 

おもと鉢作家 禅艸道 渡邉一水氏について

おもとの現代鉢作家 禅艸道 渡邉一水氏について

一水氏の鉢のご挨拶

萬年青鉢縁起

萬年青と書いて、おもとと読み、この語源は大本(おおもと)から、おもとと言われるようになったものと思われています。

おもとは四季を通して青々としてをり、古来、めでたく縁起の良い瑞草として、正月の飾り、結婚、出産、新築、移転等、家名繁栄を願って飾られてきました。

飾り用の、おもと錦鉢は縁起の良い絵柄が描かれて、折り折りに植え込んで楽しみます。

鉢は八の末広がりに通じ、鉢の底には水抜きの穴のあるのも、不浄を通し無病息災、見通し良く家運隆盛で、吉兆の縁起ものとして大切に扱われています。

以上、御愛用諸氏の命永き「幸」を希い上げます。

敬白 禅艸道 一水

 

一水氏の鉢にはこのような万年青と鉢を愛する紙片が、極々一部ですが入っており、それは氏が長く万年青の世界で万年青の商いをし、また、絵上手が高じて鉢作家にもなった一水氏の深い見識を現すものでした。

 

修行時代から一水鉢ができるまで

一水氏は万年青の名門、東京三光園さんで昭和41年から10年ほど修行されました。そこで、万年青の培養、管理、御商売だけでなく、持ち前の文才、絵心を存分に生かして万年青の読み物を書かれていました。後に、その才を活かし、この独特の味のある一水氏の錦鉢が誕生します。

昭和50年、地元の山口に帰り、万年青園である一水園を開いた後、そこに窯をもち、絵付けをされていました。一水氏は絵かきとして、鉢は黒鉢を仕入れ、そこから自分で絵をかいては何度も焼き付けをして、錦鉢を製作します。最初は手探りで、独学で色を覚えて絵付けをし、その鉢をみた愛好家が是非分けてくれといわれ、名が広がっていきました。

名だたる大会に賞品として喜ばれ、また、その味わいのある鉢の絵柄、一水氏の鉢でなくては楽しめない魅力をもち、多くの一水ファンがいらっしゃいます。

他の作者では味わえない魅力は、彼自身が万年青商だったこともあり、名棚(素晴らしい万年青をたくさんお持ちの方は、素晴らしい鉢や古い鉢もお持ちです)に万年青商として商売しながら、古い鉢を見させてもらう、また譲ってもらうことで最高の鉢を体得していったからこそ、でてくる魅力でしょう。現代の万年青鉢第一人者とも言われる布施覚先生も、同じように古鉢や、神社仏閣から自分の作風を確立していったように、最高の鉢から、一水氏独自の世界観を生み出していきます。

晩年、目を患うことで平成27年(2015)ごろに筆をおきますが、万年青、鉢をずっと大切にして、日本に万年青の文化を育ててくださった一水氏の鉢はその希少性からゆっくりとですが値上がりし、今では世界中から引き合いが来るようになりました。

祖父や父が商売仲間だったことで非常に豊明園とも仲が良く、多くの鉢を特注で作って下さいました。

お人柄

温厚、誠実で人との和を大切にされる素晴らしいお人柄です。初心者の方からベテランさんまで、万年青と鉢の面白さを一から丁寧に教えてくださる姿は、多くの方から尊敬されています。

 

また、実は一水氏は子供のころから絵かきになりたいと思っておられました。その道は志半ばで断念することになりましたが、形を変えて、錦鉢の作家という自分の道とも合った、素晴らしい作家に。

禅艸道(ぜんそうどう)とは

ご本人は古くから深い思索、禅がお好きでした。宗教は他にあったのですが、禅の思想は特に一水氏に合っていたようで、万年青商として時間のある(閑散期の)春から夏には、1週間の断食や、剃髪もされるほどでした。艸は「草」の本字であり、草本植物の総称として用いられ、草の形に象る「屮」が2つ並んだ会意文字で、草冠のことです。万年青商の一水氏なので、この艸は万年青のこと。禅のような万年青の道を歩んでゆきたい、という一水氏自身の言葉です。

 

禅艸道 渡邉一水氏の作品

 

太鼓胴 獅子

どこか愛らしさ、愛嬌のある獅子。

一水氏の優しさが滲み出る動物画のタッチ。

 

一水氏は、この縁起の良い万年青に合う、縁起の良い絵柄を特に好んで描かれました。下の打ち出の小槌などはよく描いていただきました。

永遠の繁栄を現す唐草紋、永遠に良いことが続くといわれる青海波紋など、

縁起の良い万年青にあう、縁起の良い鉢を描かれました。

唐草にも、青海波にも多くのパターンがあります。

おもとの錦鉢(にしきばち) 一水氏絵付け雨垂れ アラレ青海波
下に青海波、上はアラレ文と落ち着いた幾何紋が丁寧に描かれており、
華やかさと静けさが上手にマッチしている。
上の黒地を生かした余白の美がにくい作品。
一水氏の作品の中でも特に好きなものの一つです。

一水氏の作品は使えば使うほど、見れば見るほど引き込まれてゆくぬくもりのある絵ですね。

上の青海波は一水氏の作品の中でも特に私が好きなもので、多くコレクションしています。鉢が主張せず、万年青を引き立ててくれる最高の鉢。植えてこそ映える鉢です。

 

愛嬌ある河童

荘厳な鳳

鳳凰の古鉢も多く持ち、そこから写したもの、また、自分流にアレンジしたものを生み出されました。

 

荘厳にして美麗

一角氏の鉢コレクターだった野村氏が、一水氏に特注で作ったもらった桜満開。

一角一水のコラボは本当に少ない。

 

 

 

2020.6.7 本人への取材と、以前からのお付き合いでのお話をまとめたもの

 

一水氏の販売ページ

おもと鉢 楽鉢

おもとの鉢について 縁足金

おもと 鉢 作り方

錦鉢 七々子

おもと鉢  七々子鉢

おもと鉢  利山・手島

おもと鉢作家 禅艸道 渡邉一水

万年青鉢 一角楽鉢 

万年青鉢 短冊屋 和楽

万年青鉢の文様 菱(ひし)

錦鉢 小菊の魅力

錦鉢にプラ鉢を入れて使いたい方

鉢販売

 

 

 

 

 

万年青鉢の文様 菱(ひし)

万年青鉢の文様 菱(ひし)

多くの菱紋をあしらった万年青の鉢があります。菱紋について

文様の意味 菱

正倉院御物

からも多くの菱文様を使った宝物、衣服、絵巻物が残っています。

また、家紋の数は紋帖にのる6000種ありますが、植物門が最も多く、その中でも菱紋を基にしたもの300種と最多。それだけ人気がある文様なんですね。

では、その菱紋の意味は、

菱の突起が魔を遠ざける、魔除けと考えられています。魔除け、厄除けを意味することから、古くからその人を守りたいという願いを込めて、衣服や宝物で使われる文様です。

他にも、桃の節句のひな祭りに菱餅を飾り、不老長寿や子孫繁栄を願ったとされています。

それぞれ、仙人が食べ不老長寿を得たという菱の実の話や、四角を伸ばすことで長寿を祈願した、菱が心臓の形や心そのもの、また、大地を表現しているともいわれ、古くから日本人の様々な願いに寄り添う植物だったのですね。

 

菱という植物

一年草の水草。池沼に生え、葉が水面に浮く浮葉植物種子は食用にされる。

食用

ヒシの種子にはでん粉 が約52%程含まれており、ゆでるか蒸して食べるとクリのような味がする。 英語で、water chestnut(水中の栗)とよぶ。

マキビシ(撒菱)

忍者が追手の追跡の逃れるためにまき、足に刺さるように菱の実をまいた。水草のオニヒシ、ヒメビシを乾かしたものをつかっていた。

 

菱紋の鉢いろいろ

豊明園所蔵古鉢

吉祥合わせ

菱花紋になっている

 

花が菱型に形作られています

花菱紋

 

魔除けの万年青とも相性ばっちり!

 

 

京都・祇園の短冊家さんにて

特別に作っていただきました

一水氏の販売ページ

おもと鉢 楽鉢

おもとの鉢について 縁足金

おもと 鉢 作り方

錦鉢 七々子

おもと鉢  七々子鉢

おもと鉢  利山・手島

おもと鉢作家 禅艸道 渡邉一水

万年青鉢 一角楽鉢 

万年青鉢 短冊屋 和楽

万年青鉢の文様 菱(ひし)

錦鉢 小菊の魅力

錦鉢にプラ鉢を入れて使いたい方

鉢販売

 

おもと鉢  七々子鉢

 

楽焼 錦鉢 七々子

細かな七々子。職人技です。古鉢にはまれにここまで、さらにはもっと細かなものまであり、ただ一つの柄ですが、職人は腕をみせる場所。 逆に、ごまかしの利かない、実力が分かってしまう場所でもあります。おもとを引き立たせる、美しい錦鉢の世界。

翠峰(すいほう)

伝統的なおもと鉢に植えて      鉢はナナコ・七々子・ 魚子とも魚の卵をイメージしたのか、子孫繁栄や生命の誕生を喜ぶ、一見地味だが深い意味のある鉢の柄

鮮やかな緑で目を開かせる、中型の小葉 こはラシャとも縁起の良い熨斗芸を中心に、直線的な葉が扇を広げたように放射状に伸び、姿美しい覆輪は時に深く、時に浅く入り、鮮やかな翠とのコントラストが美しい

楽焼 七々子古鉢

外形 約13.7cm時代ついている
※古鉢は古く歴史の有る鉢です。使ってあるものが殆どで状態がさまざまです。小さなキズ、入、汚れ、ホツ等がある場合がございます。

楽焼は天正年間(約400年前)に始まる日本独特の焼き物です。楽焼は《急熱急冷》という特殊な焼成方法をとります。急熱急冷だから、鉢に細かな 微細な穴ができ、通気を良くしています おもと自体、非常に歴史のあるものですが、常に新しく子供を産んでそれを楽しんでいるのでぱっとみは時代を感じられないこともあるかと思います。この古鉢は一目で古さがわかるわかりやすさと、当時の作家のタッチがわかる七々子の表情が魅力です。

形に違和感を持った人もいるかと思います。現代のおもと鉢というと、もっと胴すぼまりで、このようなぽってりとした胴の鉢はみるのも初めての方もいらっしゃるでしょうか。万年青の歴史にも載っていますが、江戸時代の鉢はこのような鉢も使われていて、今のおもとにもぴたっと合います。実は非常に伝統的で、歴史のある鉢。

万年青の鉢は江戸時代の浮世絵にものってきますが、時代の最先端の人が使ってきた鉢なので、いろいろなものが使われていますその中で楽焼の今の形に落ち着いたというのも面白いですし、今またもう一度歴史を振り返って、この七々子古鉢のような丸胴鉢や瀬戸焼、伊万里焼の鉢に合うのかも試してみると楽しいですね。奇抜な鉢を試すのもまた一興。その中でもこの鉢はおもとと抜群に相性がいいので、ぜひ一度手に取ってみてください。

おもと鉢の柄 七々子(ななこ)

古くから使われるおもと錦鉢の柄。もとは、小さな輪の文様の集まりが、魚の卵を連想させる事から、「七子」「魚子」「斜子」などの字があてられている。古くからある柄のようで、延宝六年(一六七八)の加賀藩の工芸標本『百工比照』の中に、「ななこ」の名称が見られる。また小浜藩の藩医が延宝年間に記した書物にも「魚子塗」の言葉が見える。鉢の柄は渋く、おもとを引き立てる、ということで古くから愛され、使われてきた。単純な柄ゆえ、その作家さんの技量もでて、素晴らしい物は古いものはもちろん、新しい物も価値が高い。格子の中の点である、金の絵具は、絵付けの時は黒く、地の鉢も黒鉢で、必ずといっていいほど目残しがある。手間も非常にかかる鉢でもある。

古くからあるので、描き方も様々。

 

七々子の意味

最初は魚の子と書いたともいわれ、魚の卵のように、たくさんの子供を意味し、転じて、たくさんに増えていくということから、ものの【繁栄】を現すようになっていった

 ハート形の文様に金点を打った。

七々子柄の多くは、常の鉢にも使われている今も、普段使いの鉢をすべて縁足金鉢(縁と足が金の鉢)や、錦鉢で楽しまれる方がいらっしゃいますが、昔もすべて七々子でおもとを作っていた方はいたそうです。おもとの友人が遊びに来た時は、錦鉢に植えたおもとを、玄関や、床の間に飾って語らいだり。自分の部屋に飾るのも、やはり錦鉢だと飾りやすいですね。

楽焼 六角の鉢  七々子で楽しむ

おもと鉢は、江戸時代の後期に、今の黒鉢の型が決まったと言われているが(諸説あります)、その昔は様々な鉢に植えて楽しまれてきました。江戸期のおもとを植えられていたと思われる鉢にも、六角の鉢はでてきます。

 

手島風の七々子

白い部分、金色の部分も盛り上げてあり、立体感のある七々子鉢。7.9㎝という超小型の鉢。小さすぎて、手捻りでないとできず、難しい。絵付けも難しいです。おもとの実生鉢としてだけでなく、他の園芸植物、長生蘭(ちょうせいらん、セッコク)、富貴蘭の方もこういった鉢を求められます。また、海外の方も鉢の好きな方が多いです。

 

 

七々子製造中止?? 七々子の難しさ

実は、現代のある作家さんや、窯元さんでは七々子はもう作らないといわれる方もいらっしゃいます。
なぜなら、七々子は本当に万年青鉢の絵かきの技術の塊だからです。
1点金が多く塗ってあるだけで目立ってしまいます。少しのミスも目立ってしまう七々子は技術、労力に見合わないからです。龍などの動物や山水のようなものは自由さ、勢いでごまかしもききますが、七々子は難しい。豊明園では初代からの、明治からの七々子がありますが、同じ七々子というカテゴリーで比べられます。そういった歴代の150年分の鉢作家のスーパースター達とも競わないといけない。気苦労はいかほどでしょうか。
そんな大変さに比べて鉢は落ち着き、値段も落ち着いているのでこれからどんどん希少になっていくでしょう。
逆に、明治以前からの150年以上の七々子の歴史、愛されてきた歴史は、万年青に非常にあう、引き立たせる鉢というのも教えてくれます。これから10年もしたら、七々子の一鉢は布施先生の龍鉢一つと同じくらいの値段になるかもしれませんね。

おもと鉢 楽鉢

おもとの鉢について 縁足金

おもと 鉢 作り方

錦鉢 七々子

おもと鉢  七々子鉢

おもと鉢  利山・手島

おもと鉢作家 禅艸道 渡邉一水

万年青鉢 一角楽鉢 

万年青鉢 短冊屋 和楽

万年青鉢の文様 菱(ひし)

錦鉢 小菊の魅力

錦鉢にプラ鉢を入れて使いたい方

おもとの鉢について 縁足金

おもと鉢について  

新生殿 (しんせいでん)

おもとでは、多くの趣味者が鉢も楽しむことが多いです。それは、展示会のため、というだけでなく、自分の部屋や玄関など、飾るときに美しくみせるためです。

古く、徳川家康公がおもとを楽しんだり、殿様、諸侯がおもとを楽しんだ時、そのためにわざわざ鉢を焼かせるほど、鉢にはこだわりをもっていました。室内のしつらえに合わせるためなのか、床の間に合わせるためなのか、非常に素晴らしい鉢が残っています。

万年青は室町や江戸時代では盆栽とも呼ばれていて、盆は鉢、裁は植物を現します。ただの盆、鉢だったのが、だんだんと装飾を施されるようになり、今の鉢文化に繋がっています。

江戸時代終わりごろの書籍には、おもととともに鉢を楽しむ姿が描かれています。

現代では、いつ、どれを部屋で楽しんでもいいように、化粧鉢や錦鉢とよばれる鉢で作られる粋な方もいらっしゃいますが、多くの方が黒鉢、プラスティックの鉢を使われていると思います。それでも皆さん、正月や、春や秋の植え替えの気候のいい日には錦鉢に植えて、将軍様が楽しんだように、おもとを愛でています。

縁足金 (ふちあしきん)

縁足金(ふちあしきん)

又は略して縁金(ふちきん)ともよびます。
3つ足ふち有りの伝統的な形・製法の黒鉢の縁と足に金を焼き付け物。
製法
整形・乾燥→800度素焼き→釉薬掛け→1200度本焼き→赤熱状態のまま水につけ急冷焼締めを防ぐ
上記製法により生地の内部や釉薬に細かい隙間ができていて、鉢自体に適度な通気・保水性があります。根の生育によいとされ古くから万年青の育成に使われている伝統鉢。

おもと鉢のサイズ

製造過程で縮む物なので工業製品と違いある程度のサイズの上下はご了承ください。1号=3センチです、例えば3号ですと9センチ※目標寸になります。

オモトの鉢のサイズは鉢の外、外側で計ります、サイズは12.5㎝

おもと鉢の大きさ

オモトの鉢は高さと幅が同じサイズで作られています。号数は大きい鉢になるほど誤差が出てきます。気温や湿度、土により誤差ができます。

楽鉢の薄さ、通気性について

おもとの楽鉢、通気性がいいとは聞くけど、黒く厚いぼてっとした釉薬をかけて本当に通気性がいいのかな?と思った人は私だけではないはず。それでもおもとを育てていくと自然と根はまず鉢のへりに張り付くように伸びてゆくし、空気も通って環境は良いのだろうなとは実感できるようになってきました。

それでも実際を見てみるのが一番早い。ということで、ちょうど割れた鉢があるので見てみましょう。その薄さにはびっくり。縁や足とは比べ物にならないほどの薄さ!近づいてよく見てみると、割れた断面の生地が層になっていて、空気を含んでいるような感じです。ガラス質の黒の釉薬は楽鉢独特の製法、1200度から一気に外気にさらす急熱急冷で目に見えないような細かなひびが入って、そこも通気性を良くするポイントです。通気性が良いということは軽いということ。楽鉢は他の陶磁器と比べ持ってみると見た目よりずっと軽いです。

昔から気品と共に大切にされてきたおもとの楽鉢。上作にも一役買っています。作だけでなく、作の一助になりますように、自分の楽鉢を割るのももったいないので、この写真で薄さを実感してください。

ミルフィーユ 砂と粘土が合わさった生地ででぼこぼことしている。自然と根の多くは鉢のへりに張り付くように伸びてゆくし、空気も通って環境は良いのだろうなとは実感できるようになってきました。なかなか見れないものなので、是非ミルフィーユのような生地は層のようになっていて、ちょうど間の悪い所に、 たまたま鉢の整理をしていましたら割ってしまい、ました。

サナ
鉢底の穴は大きく商品に付属するオレンジ色の「サナ」と呼ばれるもので塞ぎ植えつけます。

※写真は代表写真です、号数により若干形状が異なります。また同じ号数でも手作りの焼き物なので形状・サイズにばらつきが御座います。
※弊園でも消費しておりますので正確な在庫管理のため少数しか在庫登録しておりません登録在庫以上必要な場合や大きなサイズの注文なども御注文・お問い合わせよりご相談ください。

おもとの栽培
そこにある、穴のあいた網のようなものが『さな』
その『さな』の乾き具合で水遣りをします。
まだ湿っているようなら何日でも開けます。
今、全国を歩いていますが、太平洋側では7月~9月前の夏場で、
2~3日開けている方が今年は作が良かったようです。
1日しっかり夕方水遣り、2日は富士砂やさなを確認して、
3日目、もしくは4日目にしっかりと水遣り<抜き水>
間の2日に振り水を遣られる方も、
植物が好きな方は、やはり水遣りが好きな方が多いので、
ついやりすぎてしまって根落ちがあったという方もありました。
名作者さんは、常に黒鉢の底のさなを触って、鉢の中を想像しています。
名作の道は黒鉢にもあり

 

粋な趣味者の友。

楽の良さである黒を主体に、縁と足だけ金を使ってある。全国大会に使える一番シンプルな鉢ともいえます。金がおもとの額縁になってくれるので、おもとがよく引き立ち、また締まった印象を与える鉢です。昔の殿様のように色絵付けの鉢ですべてのおもとを着飾るのも一興。また、この縁足金のようなちょっといい鉢でお棚を揃えて、きりりとした御棚の印象にしてもいいですね。通気よく、根張りがよくなる楽鉢にうえて。

おもと錦鉢  新鉢の金は良く光り過ぎるので使用する前半年くらい、外で水をかけると金の色が沈み落ち着きます。その後家の中に置き鑑賞すると良いです。

おもと鉢 作り方

 楽焼黒鉢の製造工程

 

楽焼は天正年間(約400年前)に始まる日本独特の焼き物です。
楽焼は《急熱急冷》という特殊な焼成方法をとります。

楽焼鉢になるまえの土の塊

ここから鉢に整形していきます。

良くこね、土にしっかりと粘りをもたせます。

この捏ねることも、熟練の職人さんでしか上手にできません。

手捻りで形を作っていく

いとも簡単に形を作っていきます。おもとの鉢の形は作家さんによって様々で、鉢の下が細かったり、逆に太かったり、鉢の鍔(つば)の向きも少し上に向いたり、下に向いたりと様々。作家さんの特徴が出ます。

万年青界一の造型師ともいわれる一角氏は、根張り良くおもとをつくる、ということで太い鉢を良く作られました。この方は、一角氏に師事し、太めの鉢をおもに作られます。お客さまの意向次第です

私と弟も一度体験した見たのですが、、、

途中でクシャリ、、

職人さんは簡単そうにやるのでできるかな、なんて考えが甘かったです。脇をしめてとても力が要りますし、上に持ち上げるのにも相当な技術が要りますね。この上、鉢の形(細い鉢か、太い鉢か、など)や生地の薄さを考えたりして一つの鉢が出来てきます。

鉢はしっかりと一定期間乾かし、足を付けます

これも一般の人では、一日かかってもいい物は作れない、といわれる

足付けの作業

鉢製作で難しいのは足を付けるところ!上の土の塊をいとも簡単に足にしていきます。

土の塊が足に!
ものの数秒で足にして、付けていきます。まさに職人の技。私も弟もやらせていただきましたが、まず足の形になりません。それでもがんばってやってみても、だんだんと土の水分が乾いてきて使い物にならなくなってしまうそうです。スピードと正確さが必要な作業です。

おもと鉢ができました

足を、三方向、均一に付けるのも、また、高さを揃えるのも難しいです。足付けだけでも三年は修業しないときちんとした製品にはならないそうです。これから黒鉢なら、黒の釉薬をぬって焼いたり、錦鉢なら絵柄をつけたりと、まだまだ鉢作りの工程は続きます。

縄縁、細工鉢を乾かしているところ

素焼窯で800度12時間

黒の釉薬をかけて、1200度の高温で本焼き 数分間です。

そして、楽焼の特徴、急冷。隣に水を張った水槽が用意してあり、急冷します。急冷によって艶やかな黒色の発色と土の焼き締めを防ぎ植物の生育に適した良い鉢が出来上がります。

急熱急冷の楽焼の特徴を利用した面白い製法ですね。

1200度の高温で本焼き 【数分間】、ということにビックリです。 楽焼は天正年間(約400年前)に始まる日本独特の焼き物です。楽焼は《急熱急冷》という特殊な焼成方法をとります。急熱急冷だから、鉢に細かな 微細な穴ができ、通気を良くしています

おもとのサナ作り

おもとの‘さな’をつくります。黒鉢や錦鉢の底には大きな穴が開いていますが、それをこちらでふさぎ、かつ、水はけも良くします。

しっかりとつめ、

つくります。

 おもとのサナ

おもと鉢 楽鉢

おもと鉢 楽鉢

おもとの鉢について 縁足金

おもと 鉢 作り方

錦鉢 七々子

おもと鉢  七々子鉢

おもと鉢  利山・手島

おもと鉢 利山

万年青鉢 布施鉢

おもと鉢作家 禅艸道 渡邉一水

万年青鉢 一角楽鉢 

万年青鉢 短冊屋 和楽

万年青鉢の文様 菱(ひし)

錦鉢 小菊の魅力

錦鉢にプラ鉢を入れて使いたい方

布施覚鉢 販売

鉢販売