おもと わら灰 灰汁(アク)水について

なぜワラ灰が必要なのか?

万年青(植物)の必須三要素

万年青の肥料は有機肥料が主流ですが油粕と骨粉主体の肥料は肥料の必須三要素の内、カリ分が不足気味になってしまいます。  また、カリ分は水に溶けやすく、一番に流亡(水やりで流れて鉢から出て行ってしまう)しますので時々補う必要があり、昔からワラ灰を水に溶いたものを液肥として用いてきました。  カリが不足することにより、根落ちや古葉から発症する欠乏症や病気に弱くなるなど様々な障害が起きると言われています。  ワラ灰を使うことにより不足しがちなカリ分を補給して根腐れを防ぎ、万年青に活力を与えましょう。

また、ワラ灰をやることで芋が堅くしまります。芋吹きをされる方は是非やってください。芋吹きの成功率が上がります。

灰の成分について

カリウム(灰には炭酸カリウムが多く含まれる。)と石灰分を含む肥料になります。水溶性のカリウムが多く即効性があります。植物の有用元素といわれる珪酸(Si ケイ素)も多く含み、万年青の体質改善に有用です。

肥料成分はワラ灰ではカリ6%、石灰分2%程度

カリウム(炭酸カリウム(たんさんカリウム、Potassium carbonate)は、組成式K2CO3で表されるカリウムの炭酸塩である。陸上植物の灰に10 – 30%程度含まれる(それに水を加えたものが灰汁と呼ばれる)

強いアルカリ性なので使い過ぎによる鉢内のアルカリ化に注意。

日本では鎌倉時代より使用されています。焼き畑農業も草木を焼いた後の灰の栄養分K(カリウム)を使って育てる農業です。K分は流亡しやすいので、ある程度で場所を変え、また草木が生えたら戻ってくる循環型の農業です。

 

名作者さんはかなりの方がワラ灰をかけてK分を補給していますが、ワラ灰をかけなくても上手に育てている方はいらっしゃいます。

 

万年青がたくさんある方向けの50g×6袋 2500円

 

 

ワラ灰の使い方

ワラ灰 簡単な使い方

ワラ灰のパック(袋)を入れて時間がたったところ

パックを入れたら、良くもんで中の成分がでるようにしてください。

この水を如雨露ですくい、水やり代わりに水をやります。

成分は非常に水に溶けやすいので、一度使ったら水は使い切ってください。それでもパックの中には灰がまだ入っていると思うので、乾かしておいて中身がなくなるまで使い切ります。1回目が成分が一番いいです。

 

注意点 アルカリ性なので他の液肥、微量要素、竹酢液などとは混ぜずに使ってください。アルカリ性のワラ灰を使うことで酸性に傾きがちな鉢を中性に戻すことも目的の一つです。

濃い液が目など粘膜に入ったときはよく洗い流してください。

紀元前2800年(約5000年前)にはすでに灰で汚れを良く落とすことは知られており、最初の石鹸は灰と獣脂と言われています。

わら灰 使い方 

ワラ灰(10g入り×15袋入り) 酸性の用土を中和しカリ分を補給、芋腐れ予防。1袋を10ℓの水の中に入れ、軽く揉んで30分ほど置きその上澄み液を使用します。回数は月に1度の割合又は夏季の時期に回数を多くします。

ワラ灰の使い方 豊明園の場合

大きなパックを200L前後入るカメにいれます。

 

そのままでも成分は出ますが、、

しっかりと揉んで、よく成分をだします。

ポンプでこの水をそのまま万年青にかけます。昔はストッキングなどで灰を包んでいたため、灰の大きな粒がホースのハス口が詰まりましたが、今は詰まらずに使えます。

ワラ灰は最初の1回目に主成分が出てくるので1回目を大事に使いますが、1回ではまだパックの中に灰が残っています。

次回ワラ灰をやるときにもう一つ新しいパックを入れますが、1回目のパックも入れ、完全に灰がパックから空になるまで使い切ります。

なので、4回目にワラ灰をやるときは4つパックが浮いているような感じです。

 

わら灰の作り方

灰汁水をやることで、おもとの根っこからしっかりと珪酸分を吸い上げ芋を丈夫にさせます。
ワラ灰は黒色の状態の時に取り出し水の中に入れ使っています。
黒色の灰の状態時、成分が高い。

アク水用ワラ灰 10g入り×15袋 の紹介

豊明園 販売HPにて販売しております。使いやすい10g入りを15袋。

使う頻度は月に1~4回

10gのパックで、羅紗20-50鉢程度でしたらちょうど一年で使い切るか。暑さの厳しい場所、芋切りを良くされる方、万年青で傷みや失敗が多い方は1年で倍の2セットを使うぐらいがよいでしょう。人によっては毎日ワラ灰をやる方も。標準的な使い方をして、その後自分の棚に合った方法を見出してみてください。

いつがベストな時期?

豊明園では、一番夏にワラ灰をやった方がよいと考えています。春から初夏にかけて与えた肥料で、芋、根が緩む時期。しっかりとワラ灰をやることで芋根を締め、堅く健康体にしてくれます。

基本的には年中やっているのでいつがベスト、とも言えませんが、K分がとくに流亡しやすい三大栄養素ということを考えると、年中切らさずに与えるのが良いかと思います。豊明園では古くは冬の休眠期にも重点的にやっていました。これは春の芋切り前に芋を締め、芋吹きの成功率を上げることが一番の目的です。

 

◆アク水用ワラ灰10gセット 10g入り×15袋  10L 15回分

万年青の肥料は有機肥料が主流ですが油粕と骨粉主体の肥料は肥料の必須三要素の内、カリ分が不足気味になってしまいます。  また、カリ分は水に溶けやすく、一番に流亡しますので時々補う必要があり、昔からワラ灰を水に溶いたものを液肥として用いてきました。

カリが不足することにより、根落ちや古葉から発症する欠乏症や病気に弱くなるなど様々な障害が起きると言われています。  ワラ灰を使うことにより不足しがちなカリ分を補給して根腐れを防ぎ、万年青に活力を与えましょう。

ワラ灰はワラを焼いた物を暫く水に浸しその上澄みを如雨露で与えますがハス口(水が出る小さな穴)がワラ灰で詰まってしまうのが問題でした。 弊園の『アク水用ワラ灰』は目の細かいフィルターにワラ灰を完全密封しましたのでハス口が詰まりにくくなっており、使いやすく出来ております。

使用法

(10g入りは10Lに希釈すること、50g入りは50L) 1袋を所定の容量の水に入れ、袋が破れない程度に揉んで中の灰を水になじませて30分から半日ほど置き上澄み液を使い潅水してください。 一例として、春と秋の生長期に月に2度ほど与えるのをオススメします。人により年中使われる方も居られます。 ※注意事項 ※アルカリ性になりますのでその他液肥や農薬と混ぜずに単体でご使用ください。草木灰(アルカリ)と反応する化成肥料(硫安や酸性複合肥料等)が御座いますのでお使いの肥料の注意書きもよく御覧ください、置き肥は有機質肥料が安心です。 肌の弱い方はゴム手袋をご使用ください。冷暗所で保管してください。