奇跡の星の植物館

奇跡の星の植物館 おもとの展示

イメージ 1

イメージ 2

奇跡の星の植物館

和物の展示
おもと

淡路島の淡路インターの から車で10分、淡路夢舞台という場所があります

緑と花の複合施設で、
この植物館や、百段園という百段の花壇、
ウェスティンホテル、
総合会議場もある

奇跡の星の植物館
入館料600円

淡路島は昔からリゾートだったのでしょうか
美しい施設もたくさんあります

イメージ 3

兵庫県立
淡路花さじき

今が一番いい時期なのか、
テレビ局もきて美しい景色をとっていました
観光客が多すぎて、
駐車場がない

イメージ 4

イメージ 5

アメリカの留学生たちが作った
和物とデザインの融合

おもとを非常に気に入って、
タコツボに入れていました
毎日足を運んで自分で管理

完全な和の庭園やデザインは
京都や日本のどこでも和の庭園を探せばあります

ちょっと違った切り口で和物をつかい
海外の人に人気がありました

イメージ 6

人形浄瑠璃と花見
人形浄瑠璃がやられるそうです

他の植物館にはあり得ない展示、
オリジナルな展示が
日本中だけでなく、
世界からの人を呼んでいるようです

イメージ 1
江戸時代の歌舞伎役者 三代目尾上菊五郎
三代目尾上菊五郎は菊屋万平(きくやまんぺい)菊と万年青を好んだことから、植木屋松五郎(うえきやまつごろう)盆栽を好んだことから、と大の植物好きの200年前の歌舞伎役者でした。
彼の関係した浮世絵には万年青や松、松葉蘭など多くの植物との浮世絵が現代に残っています。
相方の役者がおもとと呼ばれ、何かあるのかと思ってしまいます。
この展示は淡路島奇跡の星の植物館でデザインされたものですが、当時の200年前の植木夜店の様子をみてみましょう。
三代歌川豊国 「四季花くらべの内 秋」1853年 約165年前 をそっくりと再現されています。
実はこの絵だけでも重要な意味をもち、当時、世界でもこれほど園芸が盛んで、将軍から庶民まで楽しむ園芸「文化」が育っている日本は驚嘆に値します。
絵の中に万年青が多くあるのも私としては嬉しいところです。
イメージ 2
徳川家康公が楽しんだといわれる伝説のおもと、永島や、珍奇おもと、江戸のおもとを中心に。菊五郎のための浮世絵が左にありますが、こちらでは小万年青、今の羅紗おもとを紹介しています。富貴蘭と比べても小さいので、かなりの小型万年青でしょう。
これらの浮世絵やそれを再現したディスプレイで200年前の日本の園芸文化の高さや、どんなものが流行だったのか、どんな鉢で、どんな用土で楽しんでいたのか、床の間で楽しんだのか、玄関先で楽しんだのか、などいろんなことが想像でき、興味が尽きません。考えさせられる面白い展示です。
奇跡の星の植物館写真 辻本氏写真
イメージ 2
マツバランやセッコク、風蘭とともに萬年青。江戸の中頃からは万年青と書かれることが多くなりました。万を萬として、萬年青として書物にもでてきます。
手前は世界が認めた、日本の育種の凄さ 菊
日本人のとことんまで追求していく、少しマニアックな特徴と植物の育種、品種改良は相性が良かったのか、江戸時代の園芸文化は世界一のレベルと言われています。

イメージ 1

奇跡の星の植物館
多肉植物が人気ですね

おもとは日本の多肉植物と
言われています

子供教室

イメージ 1
奇跡の星の植物館
夏休みの親子科学教室
この日のテーマは食虫植物
子供たちは真剣に、不思議そうに見入っています
アメリカのロングウッド庭園でも、イギリスのナショナルトラストの庭園でも、子供たちへの教室は行われています。アメリカでは、ランを一緒に描いたり、匂いをかいだりする教室、大人向けのランの講座、ネット上の講座などたくさんあります。
子供たちにちょっとでも興味を持ってもらえるように、あの手この手で教室を開いています
イメージ 2
子供たちもいろいろで、怖がってなかなか触れない子や、やんちゃにどんどん進んでいっちゃう子、興味のある事にはとことんなんでなんでといってくる子などやってるこちらが面白いです。