海外への出荷

検疫


栽培地検査合格証明書

私たちが海外に万年青を送る理由
名古屋検疫の皆様、ありがとうございました。
3つの島国での植物の種の数
イギリス 総種数 1623 固有種数 160
日本 総種数 5300 固有種数 1800
ニュージーランド 総種数 2089 固有種数 1654
ただ一筋に万年青をはぐくむ
名古屋検疫の皆様、ありがとうございました。
イギリス 総種数 1623 固有種数 160
日本 総種数 5300 固有種数 1800
ニュージーランド 総種数 2089 固有種数 1654
万年青の番付表です。新しいもの、古いものの品種が載っていて、金文字の全盛稀貴品が四隅と真ん中上下に、上段から別格稀貴品、別格新進稀貴品、別格貴品、貴品、左端に新登録があります。
金文字の位置にある全盛稀貴品は数もある程度多くなり、人気が定まっている品種。相場も落ち着き、品種として質の高いものが収まります。品種としての格が高く、古くは万年青界の横綱としてトップを取っていた品種も多く、初心者さんはここから始めれば間違いない、とも言われています。
また、初めての人が品種を選ぶのに目安になるのが三本柱。金文字ではさまれた三本の柱も、もとは金文字だった品種、横綱だった品種があり、品種としての質が非常に高い万年青です。
上段の別格稀貴品の東西のトップにいるのは、それぞれの顔役のような萬年青。薄葉ですと山雅の松、太陽、羅紗では寿冠、楼蘭、大葉は千代田城、聖光都の図と各界を代表する萬年青です。また、金額が一番高いこともあります。
下段にいくと文字が小さくなり、たいしたことないのかな、と思われるかもしれませんが、ところがどっこい。古く、ある程度数が殖えた物、古くは人気だったものが、新進ものが新登録されるに従い下がってきました。意外とこちらに質が高く、その割に価格は相対的に安く、良いものが揃っています。私たちは金文字と並んでこちらも初めての人に胸を張って紹介する萬年青がたくさんあります。
最下段の東西の左隅、こちらはその世界で初心者に一番愛されている万年青が揃います。羅紗ではお多福と黄金錦、大葉では都の城、千代田都、薄葉では玉雀、一文字とどれも最初の一鉢にぴったりの、各界で一番丈夫な万年青が揃っています。
右下、枠の外に、【是に漏れたるは後編に出す】とあり、この銘鑑が品種のすべてでないことを断ってあります。その漏れた中に輝く原石がたくさんあります。平成になり、新登録を登録する方が増え、多くの品種が隠れてしまいました。そんなこの銘鑑に載っていないものを楽しむのも万年青文化ですね。
草木性譜 3巻
『草木性譜』は『有毒草木図説』と共に、1827年(文政十年)に同時に刊行された本草学の傑作の一つ。この2つは相互関連をもつもので、わが国独自の本草・博物学の到達点とされる。著者の清原重巨は、当時江戸・京都と並ぶ本草学の盛んな地であった尾張の本草・博物学グループ甞百社の中心的人物である。※本草学とは、薬用に重点をおいて、植物やその他の自然物を研究した、古来の学問
『草木性譜』は代表的な草本四十五種を選び、天・地・人の三巻から成る。代表的な45種の中に万年青が含まれていること、『有毒草木図説』ではなく、『草木性譜』に万年青が入っていることから、万年青が有用な薬草の代表として考えられてきたことがわかる。
図はいずれも力作で、水谷豊文、犬窪昌章などが描き、その資料的価値も高い。解説された植物で外来植物として当時珍しかったと思われるものに、仙人掌(サボテン)、落花生、玉蜀黍(トウモロコシ)、甘蕉(サトウキビ)、木蘭(モクレン)などがある。
万年青の絵は、万年青の花や実を描いたもの。左は万年青の実がびっしりとついたところ。互い違いに実がつくところや、実の先端に黒い点ができるところなど非常に写実的。右の中央の花の場合は梅雨前後の新芽が出ている途中だったり、めしべおしべの雰囲気もきちんと伝えています。根・芋や右側の昨年の花茎部分、虫食いまでも描いてあり、現物から丁寧に描かれていることが分かる。
解説文には、葉の生え方、花や実のでき方、真冬に実が赤くなることなどの万年青の生理がまず書かれています。
次に文化として、新築、引越し、結婚、出産などのすべての喜び事、めでたき事に万年青を用いる、縁起物であることが記されています。
イギリス・スコットランドのエディンバラ植物園の書庫にもあります。
国会図書館より
分類 薄葉系統 群雀系
作出年代
登録 昭和年
作出者 不詳
命名者 水野淳蔵(豊明園2代)
登録者
玉孔雀(たまくじゃく) 4年生 鉢 3.3号
群雀系統の中で図柄を見せる品種。濃紺緑色の細長い葉に図柄を現します。群雀系の中でも雀の玉は小さい。繁殖良く半日陰で作ります、丈夫な品種。
玉孔雀(たまくじゃく)
玉孔雀(たまくじゃく)
玉孔雀(たまくじゃく)
玉孔雀(たまくじゃく) 4年生 鉢 3.5号
群雀系統の中で図柄を見せる品種。濃紺緑色の細長い葉に図柄を現します。群雀系の中でも雀の玉は小さい。繁殖良く半日陰で作ります、丈夫な品種。
玉孔雀(たまくじゃく) 3年生
玉孔雀(たまくじゃく) 3年生
NHK趣味の園芸さんのネット記事に紹介されました。以下からリンク先に飛べます。みんなの趣味の園芸さんのHPです。
私たち万年青の豊明園は、NHK趣味の園芸の11-12月号の【ディーププランツ入門】にて、万年青を紹介させていただきました。その際のこぼれ話として、本に紹介しきれなかった部分をネット上で紹介してくださっています。
万年青の育て方を紹介しています。日本に自生している植物ですが、自生地では明るい林の下に生えていることが多いです。その環境に街中で近付けるために、日陰になるような場所に置いたり、用土を水はけをよくしたり、肥料を少なくしたりして育てます。そんな育て方のコツを短くまとめて紹介してあります。
NHK趣味の園芸 11月号 2020.10.21発売 ディーププランツ入門 万年青1
NHK趣味の園芸さんのネット記事に紹介されました。以下からリンク先に飛べます。みんなの趣味の園芸さんのHPです。
私たち万年青の豊明園は、NHK趣味の園芸の11-12月号の【ディーププランツ入門】にて、万年青を紹介させていただきました。その際のこぼれ話として、本に紹介しきれなかった部分をネット上で紹介してくださっています。
万年青の、【胴返し】という鉢の美しさ、面白さだったり、古い鉢、現代鉢の魅力が伝われば幸いです。