日御碕神社におもとの彫刻 青木様より教えていただきました。

青木様への感謝

この度は、素晴らしい情報を教えてくださり本当にありがとうございました。

お陰様で万年青の彫刻一覧にも一つ増えました。

万年青の歴史を私たちで解き明かしてみませんか?

万年青の歴史を深く知ろう、素晴らしい万年青の世界を知ってもらおうと豊明園は100年以上、亀の足で地道な活動を続けています。特に万年青の歴史というテーマでは家族でやっている豊明園では時間もお金も知識もすべてが足りていません。

日本の神社、古い有田焼などの万年青の陶器、中国の薬草書、世界中の美術館にある万年青の彫刻、着物、陶器など、なんでも構いません。万年青の歴史が分かる資料を一緒に調べてくださる方を募集しています。

 

日御碕神社

日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)は島根県出雲市日御碕に鎮座する神社式内社で旧社格国幣小社である。通称、みさきさん。出雲大社の「祖神(おやがみ)さま」として崇敬を集める。

下の本社(日沈の宮・日沉の宮、ひしずみのみや)は天暦2年(948年)、村上天皇勅命により祀り、上の本社(神の宮)は安寧天皇13年(紀元前536年)、勅命により祀られ、総称して日御碕大神宮とされた。出雲國神仏霊場20番。

「日沈の宮」の名前の由来は、創建の由緒が、伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守れ」 との「勅命」を受けた神社、である事による。

現在の社殿は3代将軍・徳川家光の命により幕府直轄工事として日光東照宮完成直後の寛永十一年から二十一年までの期間を掛けて造営されたものであり、権現造様式が採用されている。

祭神

  • 下の本社/日沈の宮
  • 上の本社/神の宮
    • 神素盞嗚尊
国宝
  • 白糸威鎧(しろいとおどしよろい)兜・大袖付 – 鎌倉時代(塩冶高貞寄進)

Wikiより

神素盞嗚尊を御祭神とする神の宮/上の本社

 

 

素晴らしい万年青彫刻 

素晴らしい万年青彫刻

赤い実をたっぷりとたたえる

三代将軍 徳川家光公の命によって幕府直轄工事として寛永11年(1634)から21年(1644)までの期間をかけて権現造り様式で建てられた。

 

「離留」とはなんだろう?出雲国風土記(733)

 

出雲国風土記 薬用植物一覧と 延喜式 典薬寮式(出雲国年料雑物)の比較

 

出雲国風土記』(いずものくにふどき)は、出雲国風土記。編纂が命じられたのは和銅6年(713年)5月、元明天皇によるが、天平5年(733年2月30日に完成し、聖武天皇に奏上されたといわれている(異説あり[要追加記述])。「国引き神話」を始めとして出雲に伝わる神話などが記載され、記紀神話とは異なる伝承が残されている。現存する風土記の中で一番完本に近い。

構成

総記、意宇・島根・秋鹿・楯縫・出雲・神門・飯石・仁多・大原の各郡の条、巻末条から構成されている。

各郡の条には現存する他の風土記にはない神社リストがある。神祇官に登録されている神社とされていないものに分けられ、社格順に並べられていると推察される(島根郡を除く)。

自然の地形の項ではその地形の様子と特産品の情報が記されている。

真ん中に「離留」離楼草とある これはリル?リロと読む??

 

りる と離留は読むようです。

植物の名称 シュロソウ

 

リル リロ と万年青の関係

古代の万年青を調べると、藜蘆 リロ レイロ リル という字がでてきます。

当てている字は違いますが、読みは同じことから、リル/リロといった音に、中国の漢字を当てていった歴史の名残かとも思いました。

1400-1500年代 室町時代(中期から後期)の辞書には藜蘆と書いて、ルビをヲモトとふっています。

1603 イエズス会の日本語ポルトガル辞典(日葡辞書)は藜蘆、リロにヲモトと当てています。万年青はこの時代はヲモト/リロ/リルなど様々な呼び名があった??

池坊の資料 万年青を藜蘆 藜芦と表記することがある 1811 室町時代もそうだったという説も

 

 

 

 

 

おにのやがら 続断

植物の名称 シュロソウ

離留 リル

 

奈良時代はオモトのことをリルと呼んでいた、となれば今までの多くの学説がひっくり返ります。

 

万年青の魅力 原種から現代の品種の歴史 初心者の方へ

万年青の魅力

原種の万年青からの変化がすごい

現代の万年青を知らない人にとって、現代の万年青の見ても何が凄いのか、変わっているのかは分かりにくいと思います。

原種の万年青からの変遷を見ていくことで、現代の万年青がどれだけの進化をこの500年ほどでしているのかを知っていただきたいです。

 

日本/中国原産と言われる万年青の原種は以下の様だったと思います。

原種の万年青はどんなもの?

日本の淡路島 諭鶴羽神社の原種の万年青

また、400年前の万年青の彫刻をみると

九州の英彦山神宮の正面の万年青彫刻

※万年青の彫刻 万年青の歴史を探る手掛かり 古い万年青の彫刻一覧

英彦山神宮 ひこさんじんぐう

 

神社の正面に非常に精密な万年青の彫刻があります

虫食いなども再現されています

外にある彫刻はこの万年青彫刻のみか

 

 

京都の地主神社の万年青彫刻

同じ敷地内の北野天満宮にも万年青の彫刻があります。

 

諭鶴羽神社や400年前の彫刻のような万年青が原種の万年青でしょう。

そこから

同じく、500年前の室町時代 池坊も下のような生け花において大象観を使っていたのではないかと言われています。大象観も原種の万年青の一つといってもよいでしょう。

生け花 「大象観」 だいぞうかん/たいしょうかん 古いので呼び方多数説あり

同じく、生け花で「都の城(みやこのじょう)」も非常に古いと言われ、一説には江戸以前とも

 

これらの原種の万年青から400~600年かかって、現代の万年青に変化してきました。

実親や江戸時代の万年青にその進化/変化の途中の万年青があります。

羅紗・縞甲の変化 玉川竜から新生殿

明治の万年青 「玉川竜・たまがわりゅう」 もしかすると江戸かもしれない

大人気品種、「錦麒麟・きんきりん」の親で、錦麒麟が作出されたのが明治32年なので、少なくとも明治20年代には存在していたでしょう。

この玉川竜を親にして多くの実親もでき、現在の縞甲系や羅紗系の先祖にあたります。江戸時代、玉川竜に似たような縞甲系、羅紗系を生やす実親が何系統もでき、新品種作出がますます面白くなっていきます。

 

新生殿・しんせいでん

羅紗の王様

江戸から続く品種改良でここまで小さく、雅糸竜などの芸をもつものが生まれた。原種から思うととても長い道のり。

 

獅子の変化 江戸時代の玉獅子から現代の五万石

江戸時代からある「玉獅子・たまじし」 11月の写真で実が赤く色づくところ

今の獅子の芸の凄さを思うと、ただ葉がカールしているだけともいえるが、ここまでの変化ができるまでにどれほど時間がかかっただろうか

獅子の原種と言われ、現在では偽物も多く出回り、品自体も非常に少ない

 

獅子 「五万石・ごまんごく

獅子の王者

甲竜、雅糸竜、絹雅糸竜などをみせ、様々な芸がのり、かつ姿も美しい

原種からここまで変化してきた万年青の品種改良の歴史が面白い

 

江戸時代のオモト愛好家にとっての万年青

こういった原種からの変化をみていくと、万年青の品種改良の技術の高さがわかります。

江戸時代の人たちは今よりもっと原種のおもと、引越しおもと、薬草としてのおもと、生け花のおもとをよく知っていたので、万年青の変化、新品種の面白さが良く分かったのでしょう。

現代人にとっての万年青の凄さ 変化朝顔は分かるけど万年青は分からない!??

現代人がいきなり現代の最新の万年青をみても、変化朝顔のように凄さ、良さがなかなか理解してもらえないのもここだと感じています。朝顔は日本人全員知っていて、変化朝顔をみると驚きます。万年青も、原種の万年青をみて、現代の万年青をみると、ほんとに同じ万年青かと思うほどの珍奇な変化をしています。原種の万年青を知らない人にとっては同じ万年青とは考えもしないと思います。

万年青の展示会を全国で行っても、これは本当に万年青ですか?という質問は非常に多いです。また、原種の万年青をしらない方にとっては、羅紗の万年青をみても、これが万年青なんだとなってしまいます。

万年青の原種から新品種が出来ていく驚きの過程を皆さんに知っていただけるように、万年青をこれからも世界中に発信していきます。

 

 

三才圖會 三才図会(1609) に萬年青の記述/絵

表紙

三才圖會 三才図会 とは

 

三才図会(さんさいずえ)は、絵を主体とした中国類書万暦35年(1607年)に完成し、1609年に出版された。王圻(おうき)とその次男の王思義によって編纂された。全106巻から構成される。

萬年青は、草木十二巻・花卉類の中にあり、その巻には、牡丹、芍薬、菊、蘭、水仙、百合、芭蕉、薔薇など全55種の内の一つとして紹介されています。草木は全部で12巻まである。

三才とは天・地・人をいい、万物を意味する。世界の様々な事物を、天文、地理、人物、時令、宮室、器用、身体、衣服、人事、儀制、珍宝、文史、鳥獣、草木の14部門に分けて説明しており、各項目が図入りである点が本書の大きな特徴である。

江戸時代に日本で出版された類書(百科事典)『和漢三才図会』(寺島良安)は、本書に触発されて編著されたものである。

特に中国の歴史人物の絵が多数載っているため、日本の中国史の書籍には『三才図会』から画像を引用していることが多い。しかし、この本の歴史人物の画像は歴史的に根拠があるものではなく、古くの時代の『四庫全書総目提要』でもこの点は批判されている[1]

動植物の絵には正確なものもあるが、文献の記載から絵をおこしたために、鱟(カブトガニ)のように実物とかけはなれた絵になっている場合もある[2](なお『和漢三才図会』では正確なカブトガニの絵が描かれている)。

 

国会図書館の情報

三才圖會 106卷. [30] 30巻目 (明) 王圻 纂集[他] 萬暦37 [1609] 序刊

以下のP113、114、160は国会図書館のHP上のページです。

 

 

草木十二巻 花卉類 目次に萬年青

国会図書館 p113

 ↑ P114

右ページ目次の最終行 上段に萬年青

 

 

萬年青の絵

 

↑ P160 萬年青

良く実が付き、子株も上がった力強い万年青ですね。

400年以上前の中国でこのように描かれていたことは感慨深いです。

多くの日本の江戸時代以降の書物が、この三才図絵や、1712年に医師・寺島良安が編纂した和漢三才図絵から引用して万年青の紹介をしている。

 

萬年青

萬年青葉

似芭蕉隆

冬不衰以

共多寿故

 

 

オモトの葉は芭蕉に似る

冬も衰えないことから

また多くの寿に使う?故に名が萬年青という

でしょうか。

 

三才図絵の萬年青でわかること

中国では、少なくとも1607年には萬年青があった 日本と同じ、自生地の一つでしょう

萬年青が萬年青と呼ばれていた 藜蘆の名は三才図絵の萬年青の項にはでてこない

※江戸時代の文献には萬年青の絵があり、藜蘆レイロと書かれているものがある 逆に、藜蘆はシュロソウなどの違った植物のことを差していると言われる方もいます

中国の北か南かでも違いますが、冬にも枯れず、耐寒性があったことを知っていた

萬年青がとても縁起がよく、お祝いなど寿ぐ(ことほぐ)場面で使われ、そのため名前も萬年青という素晴らしい名前になったこと

日本の江戸時代の書物にはこの三才図絵の文を写したものも多い

今後知りたいことは

上記の文の正確な和訳は?

中国で萬年青と書かれた最古の文献は?どのように書いてあるのか?

藜蘆は三才図絵に載っているのか?他の文献には載っているのか?

同じ1600年前後の薬草書に萬年青は載っているのか?

中国のすべての薬草書、植物書、百科事典の中の万年青の扱いについて

1600年前後の萬年青が描かれた中国の陶器や日本の伊万里焼、有田焼などがイギリスやアメリカなど世界中のセレブがもっていました。三才図絵の縁起の良い植物という認識だったと思いますが、それ以前はどうだったのか?

 

 

古書、古文書が読める方、是非、万年青の歴史を知るために力を貸してください。

 

おもと わら灰 灰汁(アク)水について

ワラ灰 灰汁(アク)水について

アク水用ワラ灰10gセット 10g入り×15袋

1,500円で販売しています

おもとの栽培、生長にワラ灰がよいときくけどどうなの?にお答えします。

花咲か爺さんも愛用していた?

花咲か爺さん(はなさかじいさん)の話は皆さんご存じの通り、可愛がっていたポチのお陰で、正直爺さんがお金持ちになる話です。実はこの話は、灰で植物が元気になる(枯れたと思っていた桜が花を咲かせるようになる)という植物の知恵を後世に伝える話でもあると思うのです。

灰は即効性のある肥料で、特に有名なのは焼き畑農業。草木を焼いた後は植物がぐんぐん育つのを利用した古代の知恵ですが、灰が即効性のある肥料であることを見抜いていました。また、灰の肥料分は水ですぐに流れてしまうので、焼き畑農業でも数年で違う場所へ移ります。これも灰のカリ分を含めた栄養素がなくなりやすく、定期的に灰を補ってやらないといけないことを示しています。

灰の効能 昔の人は常に、いたるところで使っていた

すべての人が竈(かまど)でご飯を食べていた時代は、灰はとても身近なものでした。ワラビなどのアク抜きにも使われる灰は、古くから様々な用途で使われていました。着物の染物や、陶芸にも使われ、灰かぶりのシンデレラは灰を石鹸として使っていました。江戸時代にも灰汁桶というものを用いて、たらいで洗濯をして、灰汁洗いといって木造住宅の汚れまで落としていたようです。

農薬がなかったころ、アブラムシなどの害虫や病原菌の殺菌にも灰を用いていました。元禄10年の「農業全書」には、灰がなければ、そばと大麦を播いてはならない、とまでいわれ、ことに小麦には灰肥が最もよい。麦の肌肥に混ぜて入れれば、寒さを防ぎ、生育もよくかんも堅くしっかりしていて倒伏することはがない。と灰の効能を紹介しています。

 

なぜワラ灰が必要なのか?

万年青(植物)の必須三要素 N窒素 Pリン酸 Kカリ

万年青の肥料は有機肥料が主流ですが油粕と骨粉主体の肥料は肥料の必須三要素の内、カリ分が不足気味になってしまいます。  また、カリ分は水に溶けやすく、一番に流亡(水やりで流れて鉢から出て行ってしまう)しますので定期的に補う必要があり、昔からワラ灰を水に溶いたものを液肥として用いてきました。  カリが不足することにより、根落ちや古葉から発症する欠乏症や病気に弱くなるなど様々な障害が起きると言われています。  ワラ灰を使うことにより不足しがちなカリ分を補給して根腐れを防ぎ、万年青に活力を与えましょう。

また、ワラ灰をやることで芋が堅くしまります。芋吹きをされる方は是非やってください。芋吹きの成功率が上がります。

灰の成分について K カリウム

カリウム(灰には炭酸カリウムが多く含まれる。)と石灰分を含む肥料になります。水溶性のカリウムが多く即効性があります。植物の有用元素といわれる珪酸(Si ケイ素)も多く含み、万年青の体質改善に有用です。

肥料成分はワラ灰ではカリ6%、石灰分2%程度

カリウム(炭酸カリウム(たんさんカリウム、Potassium carbonate)は、組成式K2CO3で表されるカリウムの炭酸塩である。陸上植物の灰に10 – 30%程度含まれる(それに水を加えたものが灰汁と呼ばれる)

他にも、もともとが植物だったものなので、微量要素も含みます。

日本では鎌倉時代より使用されています。焼き畑農業も草木を焼いた後の灰の栄養分K(カリウム)を使って育てる農業です。K分は流亡しやすいので、ある程度で場所を変え、また草木が生えたら戻ってくる循環型の農業です。

名作者さんはかなりの方がワラ灰をかけてK分を補給していますが、ワラ灰をかけなくても上手に育てている方はいらっしゃいます。

灰はアルカリ

灰はアルカリ性なので、普通の肥料や雨水で酸性に傾きやすい鉢内のアルカリ化に有効です。日本の土壌自体も酸性のものも多いです。酸性に傾くと、植物に必要な栄養素が吸収されにくくなり、根の生長障害や病気になることがあります。具体的には、酸性が強く(pH 5.5以下)なるとPリン、Kカリウム、S硫黄、Caカルシウム、Mgマグネシウム、Moモリブデンなどが吸収しにくくなります。逆にFe鉄は酸性でも吸収されます。

 

 

万年青がたくさんある方向けの50g×6袋 2500円

 

 

ワラ灰の使い方

ワラ灰 簡単な使い方

ワラ灰のパック(袋)を入れて時間がたったところ

パックを入れたら、良くもんで中の成分がでるようにしてください。

この水を如雨露ですくい、水やり代わりに水をやります。

成分は非常に水に溶けやすいので、一度使ったら水は使い切ってください。それでもパックの中には灰がまだ入っていると思うので、乾かしておいて中身がなくなるまで使い切ります。1回目が成分が一番いいです。

 

注意点 アルカリ性なので他の液肥、微量要素、竹酢液などとは混ぜずに使ってください。アルカリ性のワラ灰を使うことで酸性に傾きがちな鉢を中性に戻すことも目的の一つです。

濃い液が目など粘膜に入ったときはよく洗い流してください。

紀元前2800年(約5000年前)にはすでに灰で汚れを良く落とすことは知られており、最初の石鹸は灰と獣脂と言われています。

わら灰 使い方 

ワラ灰(10g入り×15袋入り) 酸性の用土を中和しカリ分を補給、芋腐れ予防。1袋を10ℓの水の中に入れ、軽く揉んで30分ほど置きその上澄み液を使用します。回数は月に1度の割合又は夏季の時期に回数を多くします。

ワラ灰の使い方 豊明園の場合

大きなパックを200L前後入るカメにいれます。

 

そのままでも成分は出ますが、、

しっかりと揉んで、よく成分をだします。

ポンプでこの水をそのまま万年青にかけます。昔はストッキングなどで灰を包んでいたため、灰の大きな粒がホースのハス口が詰まりましたが、今は詰まらずに使えます。

ワラ灰は最初の1回目に主成分が出てくるので1回目を大事に使いますが、1回ではまだパックの中に灰が残っています。

次回ワラ灰をやるときにもう一つ新しいパックを入れますが、1回目のパックも入れ、完全に灰がパックから空になるまで使い切ります。

なので、4回目にワラ灰をやるときは4つパックが浮いているような感じです。

 

わら灰の作り方

灰汁水をやることで、おもとの根っこからしっかりと珪酸分を吸い上げ芋を丈夫にさせます。
ワラ灰は黒色の状態の時に取り出し水の中に入れ使っています。
黒色の灰の状態時、成分が高い。

アク水用ワラ灰 10g入り×15袋 の紹介

豊明園 販売HPにて販売しております。使いやすい10g入りを15袋。

使う頻度は月に1~4回

10gのパックで、羅紗20-50鉢程度でしたらちょうど一年で使い切るか。暑さの厳しい場所、芋切りを良くされる方、万年青で傷みや失敗が多い方は1年で倍の2セットを使うぐらいがよいでしょう。人によっては毎日ワラ灰をやる方も。標準的な使い方をして、その後自分の棚に合った方法を見出してみてください。

いつがベストな時期?

豊明園では、一番夏にワラ灰をやった方がよいと考えています。春から初夏にかけて与えた肥料で、芋、根が緩む時期。しっかりとワラ灰をやることで芋根を締め、堅く健康体にしてくれます。

基本的には年中やっているのでいつがベスト、とも言えませんが、K分がとくに流亡しやすい三大栄養素ということを考えると、年中切らさずに与えるのが良いかと思います。豊明園では古くは冬の休眠期にも重点的にやっていました。これは春の芋切り前に芋を締め、芋吹きの成功率を上げることが一番の目的です。

 

◆アク水用ワラ灰10gセット 10g入り×15袋  10L 15回分

万年青の肥料は有機肥料が主流ですが油粕と骨粉主体の肥料は肥料の必須三要素の内、カリ分が不足気味になってしまいます。  また、カリ分は水に溶けやすく、一番に流亡しますので時々補う必要があり、昔からワラ灰を水に溶いたものを液肥として用いてきました。

カリが不足することにより、根落ちや古葉から発症する欠乏症や病気に弱くなるなど様々な障害が起きると言われています。  ワラ灰を使うことにより不足しがちなカリ分を補給して根腐れを防ぎ、万年青に活力を与えましょう。

ワラ灰はワラを焼いた物を暫く水に浸しその上澄みを如雨露で与えますがハス口(水が出る小さな穴)がワラ灰で詰まってしまうのが問題でした。 弊園の『アク水用ワラ灰』は目の細かいフィルターにワラ灰を完全密封しましたのでハス口が詰まりにくくなっており、使いやすく出来ております。

使用法

(10g入りは10Lに希釈すること、50g入りは50L) 1袋を所定の容量の水に入れ、袋が破れない程度に揉んで中の灰を水になじませて30分から半日ほど置き上澄み液を使い潅水してください。 一例として、春と秋の生長期に月に2度ほど与えるのをオススメします。人により年中使われる方も居られます。 ※注意事項 ※アルカリ性になりますのでその他液肥や農薬と混ぜずに単体でご使用ください。草木灰(アルカリ)と反応する化成肥料(硫安や酸性複合肥料等)が御座いますのでお使いの肥料の注意書きもよく御覧ください、置き肥は有機質肥料が安心です。 肌の弱い方はゴム手袋をご使用ください。冷暗所で保管してください。

第93回三河おもと名品展 2019.10/26-27 案内 

第93回 三河おもと名品展 案内

基本情報

おもと銘品 120点展示
日時 令和元年(2019) 10月26日() 27日() 
展覧時間  26日():午前9時~ 午後4
     27日() :午前9時~ 午後3時まで

場所 おかざき農遊館 展示室

愛知県岡崎市阿知和町字乗越12番地

電話 0564-46-4700

事務局 公益社団法人日本おもと協会 三河支部 豊明園内 0564-51-4714

 

現在まで続いている万年青展示会では、日本で最古の伝統と歴史をもつ。

江戸時代、明治時代などの100年、200年の歴史をもつ銘品から、最新の万年青まで。2000種もあるといわれる万年青の世界を垣間見てください。

今回は特に江戸時代の万年青にスポットライトを当てて展示しています。50種ほどあると言われる江戸万年青のどんな万年青が現在どのように楽しまれているか、実際に入手できるものはあるのかなど

万年青は江戸時代も珍奇植物の一つで、葉の表面がボコボコになったり、葉がクルクルカールしたり、葉の裏側に変化が起きたりと変わった特徴も多いです。珍奇な最新の万年青も展示され、美しく整った万年青との対比も面白いでしょう。

地元を始め、愛知だけでなく静岡、岐阜、三重、大阪の熱心な愛好家を中心に120点の銘品を集めて皆様をお待ちしております。

一般参加募集中  豊明園に連絡
 
おもとは万年青と書き、
常緑で万年、栄えていくことから
中国では5000年前から、
日本では1000年前から神農の薬として
600年前の室町時代から縁起物
天福の霊草、吉兆の植物として喜ばれてきた

おもと展示会場  『古於茂と那よせ』
天保3年(1832年) 幕臣水野忠暁が選び、絵師関根雲停に描かせた。

おもと展示 

三河おもと名品展は日本で一番長く続いているオモト展示会

愛知県岡崎市にて 岡崎は徳川家康公とおもとのふるさと

おもと展示会場 

おもと展示会場 

おもと錦鉢 販売

おもと 植え付け 無料

おもと 他の展示会案内

公益社団法人 日本おもと協会 三河支部について

 前年以前の大会について

第92回 三河おもと名品展 案内

日時 2018年11月3日()  4日()

展覧時間午前9時~午後5時   4日3時半まで

場所 おかざき農遊館 展示室

愛知県岡崎市阿知和町字乗越12番地

電話 0564-46-4700

第92回 三河おもと名品展

第92回 三河おもと名品展2

おもとの育て方 8月 岡崎市

万 年青 夏 岡崎市 豊明園 8月の栽培管理

 

気温と地域で変わる休眠期・水やり

気温と地域 休眠期との関係

暑い地域 最低気温が25℃以上

8月は暑さが一番強く、また長く続く月です。太平洋側でも特に暑い場所では8月は常に最高気温35℃以上、最低気温も25℃から下がらない地域もあるでしょう。このような地域ではほとんどの万年青が夏の休眠期に入ってしまい、葉や根の生長を止めてしまいます。生長せずに呼吸だけをしている状態なので、水も生長期と比べると頻度が少なく、肥料も切ってしまう方がほとんど。盆栽では真夏は朝晩水をかけて、という方もいらっしゃるようですが、万年青は休眠期に入っているので水をやっても吸い上げず、蒸れ、水のやり過ぎによる根腐れの原因になってしまいます。

ここで注意しているのが、真夏でも元気のよいもの、若いものは生長を止めない鉢があること。休眠期に入っている鉢とまだ生長している鉢では水の乾きがかなり違ってくるので、どちらに合わせるのかが肝。休眠期に合わせると水が少なく生長を止めてしまいますし、生長期の鉢に合わせると休眠期は秋の植え替えの際には根はかなり腐っているでしょう。一鉢づつ水やりができればベストですが、生長しているものを揃えてそちらだけは水の乾きを丁寧に見ていくことがいいのではないでしょうか。

 

涼しい地域

逆に、昼間は同じように暑くなっても、夜間はエアコンを入れなくても大丈夫という地域もあると思います。そういった地域では夜間の気温が万年青の生長期のベストな気温になっています。生長しているうちは夕方しっかりと水やりをして、根、葉の生長を止めないようにしましょう。そういった地域ではついつい肥料が多くなりがちで、肥料で根を傷めることがあります。昼間はかなり暑くなるようでしたら、肥料も控えめにしていった方が安全です。

 

 

 

8月3日 日差し、よしづで調整しています。

気温が上昇して、真夏日や熱帯夜になりますと、オモトは成育が停滞して、休眠状態になります。この時期はできるだけ涼しい環境にして管理します。

潅水

8月24日 オモトの抜き水、鉢底から水がでるまで。

夕方の潅水になります。月の前半は渇き気味にして管理します。15日をすぎると少し気候がかわり渇き具合が早くなります。

採光

8月12日 よしづやダイオネットで遮光

日光は朝のうちほんのひとときだけあたるようにし、午前8時頃までにはよしづやダイオネットなどて日覆いをします。日差しの強い場合は2重にする場合もあります。

8月25日 福の光(ふくのひかり)採光の仕方で柄の出方がかわる。

通風

8月13日 ダイオネットで遮光、窓を全開して通風をはかる。

強い日差しをさえぎっても、オモト棚に風が通らなくなってしまったのでは、なんにもなりません。遮光と相まって、通風の効果が上がるように配慮し、真夏を涼しくしてやります。

施肥

アク水 ワラ灰

夕方の潅水時に灰汁水を混ぜてやります。月4回程度行います。

液肥、微量要素、竹酢液

極々薄い2万倍ほどの液肥・スーパー1や、微量要素のマルチケーミン、竹酢液も月に2度ほど行います。

液肥はその年の気候によって回数を減らしたり、増やしたりします。濃度は薄いままです。

オモト病害虫の予防と駆除

8月25日 農薬散布。葉の表・裏側・前面に霧状に散布、付着させます。

高温多湿が、オモトにとって致命傷といわれる青にえ・芋腐りと根おちの原因になります。オモトの栽培棚を涼しくしてやることや、鉢を渇き気味にすること。また灰汁水を与えることが芋腐れや根おちをさせないためにのなによりの予防法です。

 

下葉の変化

8月

8月14日 下葉の葉色ががわる、新根が出て葉を破っているため赤く葉が変わります。

 

 

8月10日 芋吹き、元気よく新根が伸びています、砂から持ち上がってしまいました。植え替えして直します。

 

万年青の実

8月11日 BO10 実が大きくなり、実にも縞柄がわかります。

8月28日 種が膨らみ、皮が破れる。日照が強いと表皮が堅くなりその時、雨などがふり湿度が高まると、中の種が膨らみ皮が破れます。8月中頃から雨に当てないようにすると防げます。

 

実生について

8月24日 千代田実生 柄がよくわかります。

 

8月27日 実生、はきり分かるようになり選別します。

 

おもとの生長

8月12日 元気にしています。白い粒はカリ分の補給

8月26日 雨上がり

 

植え替えについて

植え替えのベストな時期は春と秋の生長期の少し前です。

なぜ少し前かというと、植え替えをすると万年青が新しい用土に慣れるまでに時間がかかり、その分、生長を止めてしまします。

8月はさすがに早すぎるので一般のお客様にはおススメしていません。秋の植え替えなら、9月の彼岸か、最近の暑さを考慮して10月ごろがよいでしょう。

豊明園では万年青の数が多いので8月終わりから秋の植え替えを始めます。植え替えの刺激で秋の新根が降り始め、下葉が非常に落ちやすくなります。その代わり、9-10月の秋の生長期には根も十分あるので、生長もしっかりとします。

植え替えは、美術木で葉数のあるものは展示会の直前、数日~1週間前がベスト。

若木など新根が降りやすく、また、多少葉が落ちたところですぐに新しい葉がでてくるものでは生長期に入るところか、少し前に植え替えしてもよいです。ですが、一番安心で、安全策なのは春、秋の生長期。