イギリス ヒドコートマナーガーデン Garden tour イングリッシュガーデン 2017.4.24

私のイギリスの記録です。2017.4.24

私は、万年青を世界に広めるために、また、海外での万年青や、日本の伝統園芸をしるために、イギリスに少しだけいたことがあります。

そこで、約4万枚ほどの写真をとりましたので、少し紹介できたらと思います。

Garden tour ガーデンツアー風に、写真でご紹介していきます。

 

 

今回ご紹介する、ヒドコートマナーガーデンは、イギリスのコッツヲルド地方にある、ロンドンから北西へ車で2時間 90マイル ≒150キロの距離の、いわゆるイングリッシュガーデンです。

特徴は、25のテーマをもつ庭園を生垣、石垣、壁などで区切ってあるところが面白い特徴です。石の門や、生垣の門をくぐっていくごとに、また、角を曲がるごとに、全く新しい雰囲気の庭園が造られ、次はどんなテーマの庭園なんだろうと、新しい宝箱を開けていくように楽しめる庭園です。

園主のローレンス・ジョンストンはプラントハンターでもあり、

世界中の植物がみることができ、シンボルであるレバノンの杉や、日本のヤツデ、サクラソウ、椿、ホスタ ギボウシ、モクレンなど。日本原産だったり、日本原産のものをヨーロッパが改良したものを多く見ることができます。

この日の写真は、すべて2017.4.24のものです。イギリスでは、ジューンブライドと言って、花が一番美しく、晴れの多い6月に結婚式をあげると幸せになれるといわれています。これはイングリッシュガーデン、お庭巡りをするのもその時期がベスト。この時にいったある日は、晴れ間もありますが、曇りになったり、小雨がふったり、ヒョウや雪も降る、天気のすべてを一日で味わうような、変わった天気でした。イギリスの天気は変わりやすいといいますが、その通りでした。

ジューンブライド(June bride)とは? どんな由来・意味があるの?

ジューンブライド(June bride)」とは、古くからヨーロッパで「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」とされる言い伝えのこと。意味や由来については諸説ありますが、ギリシャ神話に登場する神主ゼウスの妃で、結婚や出産を司る女神「Juno(ジュノ)」が守護する月が6月(June)であることから、この月に結婚をすると生涯幸せに暮らせると言われています。また、かつてヨーロッパでは、農作業の妨げとなることから3月~5月の結婚が禁じられていました。そのため、結婚が解禁となる6月に結婚式を挙げるカップルが多く、祝福ムードいっぱいだったからという説も。

 

ジューンブライド(June bride)となる6月は、日本では梅雨の季節にあたりますが、海外ではハワイやヨーロッパを始め乾季に入っている国が多く、心地よい気候で結婚式が行える季節。特に海外挙式を考えているカップルにとっては、最高のウエディングシーズンと言えます。

 

この私のイギリス研修には、奇跡の星の植物館という淡路島にある先進的な植物園の館長である辻本プロデューサー、フィデリティ財団、ナショナルトラスト、公益社団法人日本おもと協会三河支部 など多くの方の支援を受け、行かせてもらえることができました。

多くの方のご恩返しを、万年青を通して出来たらと思い、このYoutubuもやっています。

 

レッドボーダー

 

ヒドコート・マナー・ガーデン(Hidcote Manor Garden)は、イギリス、コッツワルド地方にある、いわゆるイギリス式庭園・イングリッシュガーデンの一つ。 イギリスのヒッドコットバートリムという小さな村の郊外に位置している。

ヒドコート・マナー・ガーデンは、1907年にアメリカ生まれでパリ育ちのイギリス陸軍軍人だったローレンス・ジョンストンが、退役後の定住地としてテューダー朝時代のマナーハウスを改装した際に、ジョンストンの知己であった園芸家ノーラ・リンゼイの助力によって造営された。ジョンストンは自分の死後にリンゼイに庭園を贈与するつもりだったが、先にリンゼイが逝去したため、1948年に自然保護団体ナショナルトラストに寄贈され、以来同財団によって管理されている。

ヒドコート・マナー・ガーデンはアーツ・アンド・クラフツ庭園のスタイルを継承し、総面積10エイカーの敷地を直線と曲線を組み合わせた生垣で区分し、25の異なる庭園をつないだ構成をもつ[1]。それぞれの庭は基本的にイギリスのコテッジ・ガーデンをイメージさせるが、フランス庭園の要素やジョンストンのプラント・ハンターとしての成果である外来種の植物を積極的に導入した点で、従来のアーツ・アンド・クラフツ庭園と異なる[1]。 庭は箱型生垣のほか、シデ、イチイ、石壁が使われ、多様な特徴やテーマを有する一連の戸外の「空間」という形態をとっており、コテージガーデンの集大成といわれる。 各区画の間には開放的な芝地である「シアター・ローン」や、長い眺望軸線を兼ねた「ロング・ウォーク」など、変化に富んだ視覚が楽しめる遊歩道が配置されている。

ヒドコート・マナー・ガーデンの特徴のひとつとして、生垣の上半分を整形的に刈り、下半分を全て刈り取った竹馬庭園(stilt garden)と呼ばれる剪定法がある。目の高さからは隣の区画は見えないが、足下が開放されているために閉塞感がなく、同時に向こうの区画への期待感を高める効果がある

冬は寒く、多くの植物が枯れてしまうので、こういったムロ?が作ってある。ここで、挿し木や苗をつくったり、冬の寒さで枯れてしまうものの避難場所になっている。

 

さすが貴族!というテニスコート

温室もある

蒀即萬年青 妄仚様に中国における万年青をまとめていただきました 大発見!!!!!

最初から最後まですべて大発見

万年青は中国では7000年以上の鉢植えの歴史の大本だった

蒀即萬年青

蒀即萬年青,在中華文化中歷史悠久,河姆渡新石器遺址,約7000年前的第四文化層上發掘出兩枚刻花陶片,出土一枚陶片上刻了五片大葉的植物,不管是型態細節都是萬年青的特徵。此為中華盆栽之濫觴。

英訳

蒀 is Evergreen(OMOTO) and has a long history in Chinese culture. At the Hemudu Neolithic site, two carved pottery pieces were excavated on the fourth cultural layer about 7,000 years ago. One pottery piece was unearthed with five large leaves of plants. The details of the form are the characteristics of Evergreen. This is the origin of Chinese potted plants.

和訳

蒀は万年青であり、中国文化で長い歴史があります。ヘムドゥ新石器時代の遺跡(河姆渡遺跡)では、約7,000年前に4つ目の文化層に2つの彫刻が施された陶器が発掘されました。 1つの陶器の作品は、5つの大きな植物の葉で発掘されました。フォルムのディテールは万年青の特徴です。これが中国の鉢植えの原点です。

河姆渡遺跡 ヘムドゥ新石器時代の遺跡

長江下流の新石器時代中期、紀元前5000年頃の稲作が明らかな農耕遺跡。長江文明の中心遺跡として重要。

 河姆渡(かぼと)遺跡は、長江の下流域の杭州湾南岸の沖積低地に位置する稲作農業(水稲)を基盤とした紀元前5000年頃~3300年頃(約8000~5000年前)新石器時代中期の遺跡であり、大量の稲籾、稲殻、籾殻などが平均して20~50cmにわたって堆積し、最も堆積の厚いところでは1mに達していた。1970年代に行われたこの発掘で、長江下流域に稲作の起源をもとめる説が強まった。現在では長江中流域の湖南省彭頭山遺跡から、河姆渡文化よりも古い、紀元前7000~6000年頃に遡る栽培種の稲が出土し、長江中流域稲作起源説が強まっている。<竹内康浩『中国王朝の源流を探る』世界史リブレット95 2010 山川出版社 p.17-18>

稲作農業の起源

重要なことは、長江下流域で河姆渡遺跡で稲作農業が発達した前5000~4000年という時期は、華北において仰韶文化が栄えていた時期と同時期であり、そちらはヒエ・アワを中心とした畑作農業であったことである。これによって、従来は黄河流域の仰韶を中心とした黄河文明が中国文明の源流として強調されてきたが、それとは別に、稲作農業を基盤として発展した長江文明の存在が明らかになった。最近では黄河流域の文化と長江流域の文化をあわせて中国文明として捉えられるようになっている。<NHK 世界四大文明展『中国文明展』2000年による>

 

 

古い文学にも、万年青は登場する

在文學中西晉左思的《蜀都赋》中就有“郁葐蒕以翠微”而這個指的是覆盆子和萬年青,代指茂盛如雲霧般生長在山壑間。

英訳

In the literature of the Western Jin Zuo Si’s “Shu Du Fu”, there is “Yu Ping Lian Yi Cui Wei” and this refers to raspberry and OMOTO(Evergreen), which refers to the luxuriant growth in the mountains and gully like clouds.

和訳

西晉左思の「蜀都赋 / 周杜福」の文学には「郁葐蒕以翠微 / 玉平蓮一翠偉」があり、これはラズベリーと万年青を指し、山と雲のようなガリーの豊かな成長を指します。

万年青(おもと)の別名は?意味は?

漢方での万年青

而在中藥醫典上萬年青也可作為清熱藥的中藥材使用,在《本草新編》記載將萬年青的根莖和葉作為藥用,可有強心利尿、清熱解毒、涼血止血的功效,藥性為苦、甘、寒,有小毒。可用於防治白喉、白喉引起的心肌炎、咽喉腫痛、以及小便不利等疾病。不過萬年青有一定的毒性,會產生洋地黃苷樣作用。

英訳
In the Traditional Chinese Medicine Code, OMOTO can also be used as a Chinese medicinal material for clearing away heat. It is recorded in the “New Edition of Materia Medica” that the rhizomes and leaves of OMOTO are used for medicinal purposes. It is bitter, sweet, cold, and slightly poisonous. It can be used to prevent and treat diphtheria, myocarditis(心筋炎) caused by diphtheria, sore throat, and poor urination. However, OMOTO has a certain degree of toxicity and can produce digitoxin-like effects.

和訳

漢方では、万年青は熱を取り除くための漢方薬としても使用できます。「本草新編 / 新薬マテリアメディカ」では、万年青の根茎と葉が薬用に使用されていることが記録されています。万年青は、心臓と利尿を高め、熱と解毒作用を取り除き、血液を冷やして出血を止める効果があります。苦くて、甘く、冷たく、少し有毒です。ジフテリア、ジフテリアに起因する心筋炎、喉の痛み、排尿不良の予防と治療に使用できます。ただし、万年青にはある程度の毒性があり、ジギトキシンのような効果をもたらす可能性があります。

※『本草新編』は『本草秘録』とも呼称される。清代の陳士鐸によって著された。宮集、商集、角集、徴集、羽集の5巻によって構成される。

※清 中国とモンゴルを支配した最後の統一王朝。1616年 – 1912年

※ジギトキシン 背が高く釣鐘状の花を穂のように咲かせるジキタリスからとれるジギトキシン(Digitoxin)は、強心配糖体の一つである。心不全、心房性不整脈患者に適用される。アガサ・クリスティの『死との約束』ではジギタリスを用いた殺人が行われる。

細胞膜に存在するNa+/K+ATPaseを阻害することにより心筋細胞内のカルシウムイオン濃度を増加させ、心筋の収縮力を増大させる(陽性変力作用)。

カルシウム注射薬およびスキサメトニウムとの併用は禁忌。重大な副作用としてジギタリス中毒(強心配糖体を参照)。

※ジフテリア ジフテリア菌の感染によって起こる、主として呼吸器の粘膜が冒される感染症。菌の繁殖部位により、咽頭 (いんとう) ジフテリア・喉頭 (こうとう) ジフテリア・鼻ジフテリアなどの病型がある。心筋や末梢 (まっしょう) 神経が冒されることもある。感染症予防法の2類感染症の一。小児がかかりやすいが、予防接種の普及で減少。日本では三種混合ワクチン(DPTワクチン)、二種混合ワクチン(DTワクチン)に含まれている。定期接種の普及している国では症例は稀だがそうでない国では流行がある。

ジフテリア菌の発見は1883年。エミール・フォン・ベーリングと北里柴三郎血清療法を開発。その功績でベーリングは第1回ノーベル生理学・医学賞を受賞した。

 

到了明清時期

英訳

To the Ming and Qing dynasties

和訳

明・清王朝へ

《靖江寶卷》中有話:「錢氏說『老太師,不能空口去說白話,把禮儀帶了去。』這遭就配了千兩金子千兩銀,珍珠瑪瑙亮晶晶,綾羅綢緞廿四匹,康桃安棗十二斤。再加上——茶花對果一槓擔,又用四支萬年青。」後文又有「二人來到東書廳一看,金漆旺旺,地下放光。天井駁得四瀉水,磨磚鋪地一樣平。金魚缸中來戲水,荷花缸上畫麒麟。牆邊栽個虎耳草,盆景栽個萬年青。」

英訳

There is a saying in “Jingjiang Treasure Scroll”: “Qian said, “Old lady, you can’t speak the vernacular without talking, and take the etiquette.” This time, it was matched with a thousand taels of gold and a thousand silver, pearl agate, shiny pearls, and silk and silk. Four horses, 12 catties of Kangtao and Anzao. In addition-Camellia to fruit and a pole load, and four perennials / OMOTO.” Later, “The two came to the East Book Hall to see it. The golden lacquer is flourishing, and they are placed underground. Light. The patio is flooded with water, and the floor is as flat as polished bricks. Play in the goldfish tank, and draw a unicorn on the lotus tank. A saxifrage is planted on the wall, and a bonsai is planted with Evergreen / OMOTO.”

和訳
「Jingjiang Treasure Scroll / 靖江寶卷」には格言があります。「銭氏は、「おばあさん、話せずに方言を話すことはできません。エチケットを取ることはできません。」今回は、何千もの金の尾と千の銀、真珠の瑪瑙、光沢のある真珠、絹と絹にマッチしました。馬4頭、カンタオとアンザオの12匹の猫。果物と棒に加えてツバキ、そして4つの万年青。」その後、「2匹が東書堂にやって来て、黄金の絵の具が繁栄し、地下に置かれました。ライト。パティオは水で満たされ、床は磨かれたレンガのように平らです。金魚の水槽で遊んで、蓮の水槽にユニコーンを描きます。壁にはサキシマゲが植えられ、盆栽には万年青が植えられています。」

證明了萬年青已在民間作為節氣觀賞植物

英訳

It proves that Evergreen / OMOTO has been used as an ornamental plant for solar terms in the folk

和訳

万年青が民俗の太陽用語の観賞植物として使用されていることを証明します

中国最後の統一王朝、清と万年青の関係

且在清朝時因國號的關係。

英訳

And in the Qing Dynasty because of the relationship of the country name.

和訳
清朝には国名の関係から。

中国最後の統一王朝、清と万年青の関係

清 1616年 – 1912年

萬年青同“萬年清”,有萬年大清之意,所以特別受清皇室及貴族的喜愛。而華北地區寒冷冬日僅一色雪白,庭園中草木凋零,所以常在室內擺設萬年青,全年長青且又有大紅果實妝點下是顯得特別喜氣。

英訳
Wannianqing is the same as “Wannianqing”, meaning Wannianqing, so it is especially loved by the Qing royal family and nobles. In North China, the color is only white in cold winter days, and the plants in the garden are withered. Therefore, the evergreens / OMOTO are often displayed indoors. They are always green all year round and decorated with red fruits.

和訳
万年青は万年清代が続くを意味する「万年清」と同じで、特に清王家や貴族に愛されています。中国北部では、寒い冬の日は白く、庭の植物は枯れてしまうため、万年青は室内に展示されることが多く、一年中緑で、赤い果実で飾られています。

萬年永清

第七十六代衍聖公の万年青のように万年、清代が栄えるように願った写真

第七十六代衍聖公 孔令貽,照片中他身旁一盆霓裳萬年青

英訳

Kong Lingyi, the 76th generation of Yan Sheng Gong, in the photo is a pot of neon clothes beside him

和訳
写真のヤンシェンゴンの76世代であるコングリンジーは、写真の横にある虹のように美しい万年青の盆栽の一鉢です

※霓裳 《「霓」は虹のこと》 虹のように美しい裳 (も) 。

 

清の宮殿に飾られる宝石で作られた万年青

在清宮中常有造辦處所製,或大臣進貢的寶石盆景,其中主題就有萬年青,通常是以桶狀盆來發揮,”一桶萬年青“寓意清朝”一統萬年“

英訳
In the Qing palace, there are often gem bonsais made by places or tributes from ministers. Among them, the theme is Evergreen / OMOTO, which is usually played in a barrel-shaped basin. “A bucket of Evergreen / OMOTO” means the Qing Dynasty’s “dominance for thousands of years.”

和訳
清の宮殿には、場所や大臣からの賛辞によって作られた宝石の盆栽がよくあります。その中で、テーマは万年青で、通常は樽型の盆鉢。「ひと桶の万年青」とは、清朝の「数千年の支配」を意味します。

一統萬年

寶符國瑞掛屏

有御詩一首

靈草恒青冬夏鮮,謂當有水洼其邊

文征畫合梓材語,惟曰保民欲萬年

戊戌嘉平之吉

英訳

Baofu Guorui Hanging Screen

There is a poem

Lingcao is always green in winter and summer, and it is said that there should be puddles beside it

Wenzheng painting combined with Zicaiyu, but it is said that the people will be saved for thousands of years

Jiapingzhiji

和訳

Baofu Guorui掛け軸

詩があります

靈草(万年青)は冬と夏は常に緑で、横に水たまりがあるはずだと言われています

深センの絵画とジカイユを組み合わせたものですが、人々は何千年もの間救われると言われています

ジャーピンジジ??

戊戌嘉平之吉 戊戌という干支

 

皇帝と万年青

嘉慶帝身旁炕桌上一盆“一統萬年“

英訳

There is a pot on the table next to Emperor Jiaqing, “Ten Thousand Years of Unity”

和訳

嘉清皇帝の隣のテーブルには「万年の統一」という万年青の鉢があります。

 

緙絲紅子萬年青

英訳
Kesi Hongzi Evergreen / OMOTO

鈞窯方盆裡的山石、靈芝、萬年青

万年青(おもと)の別名は?意味は?

 地植え万年青 アメリカ

 地植え万年青 デラウエア園芸センター

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また万年青発見!
アメリカ デラウエア園芸センターにて
おもとは万年青と書き、その常緑が永遠に続く
江戸時代、徳川家康公が万年青3鉢をたずさえ、最初に入城し、床の間に飾り繁栄を祈願した
おもとの花言葉は
一番は冬でも常緑なことから
「永遠の繁栄 「長寿
そこから派生して、
「長寿」「崇高な精神」「長命」「母性の愛」「相続」
心をこめた贈り物に最適のおもと
 
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デラウエア園芸センター 市民農園や子供たちに新鮮な野菜を食べてもらう活動、園芸の普及など幅広い活動をしています。ロングウッドガーデンのデュポンと関係があるようです
このデラウエア州やペンシルバニア州は北にあり、冬に非常に寒くなる地方です。ほぼすべての植物が枯れてしまうのですが、おもとだけは耐え、ますます殖えていっているようです。
 
 
 
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Nippon Lily はおもとのアメリカでの呼び名
 
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艶やかな赤い実が!さすがに-25℃はおもとにこたえるのか、二年葉、三年葉で寒さによる色落ちが見られますが、去年葉はいたって元気。
鹿に食べられない、寒さに強いことで、冬のガーデンの緑にぴったりです。

アメリカのオモト ワシントンDC スミソニアン博物館

ワシントンDC スミソニアン博物館の庭園の万年青

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アメリカ合衆国 国会議事堂
ワシントンDC 
日本とアメリカの交流の桜がある場所
ワシントンDC スミソニアン博物館の庭園の万年青
アメリカ合衆国 ワシントンDC
スミソニアン博物館群 ホワイトハウスや国会議事堂に歩いてすぐの場所
アメリカの最大級の博物館 国立航空宇宙博物館の月の石が有名です
多くのテーマにそった博物館があり、アメリカの農林水産省やエネルギー省などの国の建物も多い。観光客がひっきりなしにきていて非常に賑やかでした。
無料で、いくつかの博物館は多すぎるお客さんを入場制限していました。平日でした。2018年4月10日
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1848年、イギリス人の科学者ジェームズ・スミソンが「知識の向上と普及に」と委託した遺産を基金としてにつくられた。スミソニアン協会が運営する19の博物館並びに研究センターの施設群であり、多くはワシントンD.C.の中心部にあるナショナル・モールに設けられているが、ニューヨーク市、バージニア州、アリゾナ州、メリーランド州や海外(パナマのスミソニアン熱帯研究所英語版)に置かれたものも含まれる。収集物は1億4200万点にも及ぶ。
運営資金はアメリカ合衆国連邦政府の財源及び寄付、寄贈、ミュージアムショップ、出版物からの利益で賄われているため、入場料は無料である。
Wiki
おもとは万年青と書き、万年の繁栄を現す
江戸時代を始めるにあたり、徳川家康公が万年青3鉢をその身にたずさえ、最初に江戸城に入城し、床の間に飾り繁栄を祈願した
おもとの花言葉
厳しい冬でも常緑なことから
「永遠の繁栄 「長寿
心をこめた贈り物に最適のおもと
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上のスミソニアン博物館の庭園の中に万年青がありました!!!
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Rohdea japonica 万年青の学名
Sacred Lily【聖なるユリ】は普通の呼び方。他にも、ニッポンリリーとも呼ばれています。
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赤い実も発見!
色つやもよく、元気がいいです。寒い場所の常緑、ウィンターガーデンにアメリカではよく使われます。
 ウィンタートー ガーデン アメリカ、ペンシルバニア州

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ウィンタートー ガーデン アメリカ、ペンシルバニア州

デュポンファミリーは皆お庭、植物が好きだったようです。ここにもたくさんの研修生がいます
 
 
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森を主体にした散策を楽しむガーデンですが、森を抜けると開けた平原が

 

万年青 病害虫対策 アメリカ ロングウッドガーデンズの場合

ロングウッドガーデン(Longwood garden)

アメリカ フィラデルフィア近郊にある大きな観光庭園

自国の植物を大切にするアメリカ人

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-25℃でもおもとを育てているロングウッドガーデンにて
多くのガーデナーを志す生徒がいます。
皆、すべて違う考えを持っていて、デザインについても意見が分かれます。
温室の美しいロングウッドでは皆あのアメリカ式のゴージャスなデザインが好きかと思ったら、半分くらいが人工的なデザインはいいけど好きじゃない、このような自然のままのデザイン?が好き、将来そんな仕事に就きたいと言っています。
デザインというよりは、自国の自然のまま、保全をするようなイメージでしょうか。
イギリスでも、多くのナショナルトラストのメンバーが自国の木、花、植物でガーデンを作りたいと言っていて、国も英国の木を保全する活動に予算を割いています。公園などに自国の木を植えれば予算がつきます。
ロングウッドのゴージャスな温室を作るには、メキシコやカリフォルニア、フロリダ、カナダなどから3日や1週間かけて車で運び、色鮮やかな花や植物を揃えなければなりません。
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自国の、また、アメリカの場合ですと地域の植物、地形を生かした植物デザインでは、よりゆったりした、優しいデザイン、自然のままのデザインになります。落ち着く、心が静まるようなデザインがこれから伸びてくるのかもしれません。
植物が国をまたいで行きかうことで、病害虫や雑草がまん延することもあります。昔からの生態系を維持していくエコロジストが多くなっています。

ロングウッドガーデン

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-25℃でも外でおもとを育てているロングウッドガーデンにて 庭園内の彫刻

 

ロングウッドガーデン 噴水

外の庭園と、大きな温室が多数ある巨大な植物園。噴水や野外のコンサートなども行っている、植物を中心としたテーマパークといった方が正しいかも。

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ロングウッドガーデン 熱帯の部屋
小川と池がつくってあります。熱帯なので採光がよく、藻がよく育ってしまいます。こちらは、藻を防ぐための方法をいくつか持っていて、これは、黒い環境にも害のない液体を入れ、光の反射をよくし、かつ藻が光合成しにくくするものです。

温室は巨大で、それぞれにヘッドガーデナーというトップ、ボスがいます。害虫に対しては、それぞれのボスの方針で、徹底的に農薬で害虫を殺す、という戦略の方と、益虫などによる総合的な防除【IPM=Integrated Pest Management】を目指している方がいました。

病害虫の表 それを食べる益虫

病害虫   Spider

Mite  ハダニ

Thrips スリップス あざみうま

Aphid  アブラムシ

これから、特に3月の暖かくなってきた時期からスリップスの被害を受ける人がでてきます。豊明園では2月からスリップス用の予防薬をやります。これらの害虫は温室害虫とも呼ばれ、温室などの温かい場所で繁殖、越冬するので外棚はそこまで気にしませんが、温室では気を付けておきます。やわらかい新芽が好物なので、新芽の動き始めにきちんと防除。

上の写真のように、植物の小さな毛と同じくらいの大きさで1ミリ以下、ほぼ見えないと思います。あざみうま の名は多くが顔が長く馬面で、「馬出よ」といいながらアザミの花をふって、出てきた花粉食のアザミウマを数える古い時代の遊びに由来します。スリップスは6000種以上確認されていて、おもとの世界では害虫として嫌われていますが、他の害虫、ダニを捕食するものもあり、それらは益虫として研究が進められている。

多くが植物を食べるが、花粉や菌類の胞子を食べるものまでいる。足が短く、動きは活発ではないが風にのって移動する。ロングウッドガーデンは殺菌剤、殺虫剤も使用するが、基本的にできるだけそれらを使わず、益虫を使って温室内をコントロールしたいと考えていて、イギリスと同じく益虫を買っていた。

常緑 万年青の耐寒性 アブラムシ

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-25℃でもおもとを育てているロングウッドガーデンにて
朝6時半の温室
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外からくる植物のチェック
アブラムシを発見 1年で10万ポットの植物が入れ替わるロングウッドでは、約3万鉢が外から運ばれてきます。それらを可能な限りチェックして、病害虫を未然に防ぎます。
アブラムシやスリップスなど発見したらロットごとに注意書きをして、展示のチームへ 今の展示チームは天敵を使って防除するより、美しい温室のため、直ぐに殺虫殺菌剤を使うのを好むので、広がる前に防ぎます。

ロングウッドガーデン

ランとコンサーバトリー

奥に部屋があり、デュポンやプライベートでの晩餐会、音楽会がある。奇跡の星の植物園でも結婚式や前撮りをされる方がいましたが、こちらでも同じように植物園、温室を楽しく使っています。コンサーバトリーとは大きな温室、という意味。

今日聞いて今も信じられないのですが、ロングウッドガーデンはネコを20匹飼っていて、ネズミを捕るのに使っているそうです。私が主に仕事をしている繁殖温室は殺虫殺菌剤を使うのでいませんが、それらを使わない温室はネコをはなしているそうです。ガーデナーたちの癒しにもなっているようです。ちなみに未だにネズミは見たことがありません。   2018年2月 研修

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今、病害虫研究室で研修中
この中で植物を育て、虫を観察します。
天敵を使った防除を試みていて、ここでは他に、わざわざ害虫を育てています。天敵のえさにするために。

 

完全装備で消毒

完全装備で消毒  -25℃でもおもとを育てているロングウッドガーデンにて薬剤散布の様子

 

おもとの害虫対策

オルトランDX粒剤 5号鉢に1gを目安 浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、植物全体を害虫から守る効果が持続します。

浸透移行性

オルトランDX粒剤 農薬は根から吸収されます。おもとの芽が動く前からおこなうときれいな新葉がでてきます。特に中葉や大葉におこないます。

ハダニ、雁 ロングウッドガーデン

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-25℃でもおもとを育てているロングウッドガーデンにて
朝  雁 がん を探しています
雁のふんが病気を伝染させるので、雁をみつけたら近づいてガーデンの外へ逃がします
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今、病害虫の研究所にいます。
1200種以上いるといわれるハダニをチェック。0.5ミリ以下なので最初はなかなか見つかりませんでした。
白い粉みたいなものは脱皮した殻で、三回脱皮します。気温が高く、乾燥した場所を好むので、ほぼ葉の裏にいます。葉の裏に霧吹きを掛ければ防除になります。
殺虫剤は益虫も殺すので使うのは最後の手段、という考え方で病害虫防除をしています。ハダニの天敵、ケナガカブリダニや、ハダニアザミウマ(スリップスの一種)を使って、天敵と、ハダニのバランスを取りながら防除していきます。
虫を捕る黄色のくっつく紙も使います。
竹酢液や自然のもので対処していく私たちの考え方とも合っていて、面白いです。
竹酢液 においで虫を来なくさせて、病気の侵入、媒介を防ぐ 害虫がこなくなるのが一番安心
ダニ用 アファーム乳剤 エセダン乳剤
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同じ水コケを使っていました。
おもとでは4A, 3Aを使うことが多いです。
こちら地下室で日を当てないように保管し、使い切るようにしています。培地で根を出させたランを水コケで管理しています。
この水コケは質はなかなかでした。棘や落ち葉は少々。気になる方は手袋をして使いましょう。棘には気を付けて。
 
 
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研究棟 クリーンベンチ
すべてアルコール消毒をしてから始めます。菊の培養。ロングウッドは菊が非常に有名ですが、このように1-2年前から苗を作っていきます。
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-25℃の極寒でおもとを外で育てているロングウッドガーデンより

3/10からサマータイムが始まりました
緯度が高いところでは夏と冬の昼間の時間が違うので、サマータイムを採用しているところも多いです。このアメリカとイギリスではサマータイムがあります。一時間時間が早まります。カナダでは、夏、日が落ちるのが夜の11時になることも。

 

ロングウッドガーデンのガチョウ

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-25℃でもおもとを育てているロングウッドガーデンにて
ガチョウの足跡2018/3/31
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ガチョウのフンで藻が異常発生するので、チェックしています。
夏は日本の愛知県と同じくらい湿度が高く、気温もあがるペンシルベニア州。湖は蚊の発生を抑えるため、常に空気を入れています 水が動いてさえいれば、蚊はでてきません。メダカなどでボウフラを食べてしまうのもいいですね。10円玉などの銅もいいそうです。
有害な藻を抑えるのに、藻をたべる微生物も使っています。
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ロングウッドガーデンにて

温度を積算?を測る機械

今年は例年に比べかなり寒いです。この毎日のデータを例年と比べ、虫の発生を予測します。今年はいつもより遅く発生するでしょう。

 ロングウッドガーデン インターン

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-25℃の極寒でおもとを外で育てているロングウッドガーデンより

雪の日
 
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研究棟
2時間前に雪かきしたばかりでこんなに積もる、この日は6時の閉館が2時になりました
 
数日前はみんな半そで半ズボンの春や夏がきた!って格好だったのに、、
彼女は研究棟の研修生で、24才、大学で学位をとってロングウッドガーデンの研究室でインターンをしています。アメリカの就職事情はかなり厳しいようで、学位まで取った学生も多くは卒業までに就職できず、パートタイムや職探し、その他にこのようなインターン(このインターンも人気の場所は競争が激しい、、)をして経験を積みます。経験さえあればポストさえ空けばどんな仕事もすぐに決まるそうですが、なかなか学生にそこまで要求するのか、という感じもします。また、コネが非常に重要だともいっていました。
 
 
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彼女はテネシー州からきているのですが、実家に帰るのは10時間のドライブ。こちらでは当たり前で、イチローのマーリンズまではロングウッドから3日かかりますが、植物が運ばれてきます。夏の休暇、サンクスギビング11月終わり クリスマスとあと数回帰るそうです。車社会です。
ちなみにロングウッドガーデンの北東にニューヨークがありますが、そこまで車で3時間です。
 
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この森を抜けて仕事に行きます。朝6時半
 
中国人の研修生にとって、このインターンは非常に特別なもので、代々、先輩から限られた後輩へ伝えられているそうです。
コソボの人にとっては、大学の4-5年のうち2年は国内や国外のインターンが授業の一つで、インターンのリストと推薦状を渡され、自分で申し込みます。実地で学び、職に生かすという考え方でしょうか。彼女はニューヨークのアジサイ農家を選び1年研修し、このロングウッドガーデンにまた1年研修で来ています。インターンリストはアメリカからヨーロッパまで様々。

ロングウッドのクリスマス

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-25℃でもおもとを育てているロングウッドガーデンにて
ロングウッドのクリスマスは一年前から始まっています
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一年前から皆で分担して、クリスマスボックスやツリーの飾りつけを作っていく
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ボックスの紙とリボンを選んでいるところ
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-25℃でもおもとを育てているロングウッドガーデンにて
クリスマスの飾りの倉庫、一軒丸々使っています
1年以上前からクリスマスの準備をしています
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-25℃でもおもとを育てているロングウッドガーデンにて
大きな敷地の中に家がいくつかあり、ガーデナーのための家だったり、クリスマス用品の倉庫だったり、、
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ビールショップに行ってきました。ペンシルバニア州は歴史がある、古い州でアメリカの禁酒法の名残で、普通の食料品店でお酒が買えません
ビールを買うにはビールショップへ、ワインやウィスキーを買うにはリカーショップ?へ行かないと買えず、たくさんは飲みませんが好きな私としてはなかなかひと手間です。
こちらはビール文化?があり、種類がめちゃくちゃ多い!アメリカ全土、世界中に輸出するような大きな会社から、ペンシルバニア州だけ、もしくは小さな街だけ、のようなほんとに小さなビール会社まで。
 
一緒に働いているガーデナーの夫が数人でビール工場を始めていて、今ちょうどアルコールを売る許可の申請中。日本よりかなり敷居が低い気がします。
禁酒法
アメリカ合衆国史における禁酒法(きんしゅほう、英語: Prohibition)は、1920年から1933年までアメリカ合衆国憲法修正第18条下において施行され、消費のためのアルコールの製造、販売、輸送が全面的に禁止された法律である
wikiより

プロフェッショナルガーデナー

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-25℃でもおもとを育てているロングウッドガーデンにて
2年制のプロフェッショナルガーデナーたちのプラントセールス。
自分たちで育てた野菜や花、展示で使い終わった植物を集めて、他の職員や来場者に売っています。
このお金を集めて、イギリスガーデン旅行(修学旅行?)のお金にします。
寄付で自分たちの学費は払わなくてよく、逆に半分以下ですがロングウッドで働くことで、お給料ももらいながら、という学校の運営の仕方は非常に勉強になりました。

石と万年青の永遠性 ロングウッドガーデン

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ィラデルフィア チャイナタウン
春節
5~8頭の獅子が獅子舞を踊り、店の前で爆竹を付けていく。すごい迫力で鼓膜がやぶれそうなぐらい。最後に、レタスがつけてあり、それを獅子が食べて次の店へ
レタスは中国語で『生菜』とかいて ションサイ と発音します。『成財』と同じ発音になるため、縁起がよいということで、レタスなんですね。ちゃんと食べた証なのか、獅子舞から食べられたレタスが高々と少しづつ放り上げられます。
 
 
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-25℃の極寒でおもとを外で育てているロングウッドガーデンより
晴れていたので昼休みに皆と散歩。春の訪れを感じます。
現在は研究部門にいるので、写真禁止な場所や植物が多いです。ロングウッドガーデンだけの新品種やその交配、論文用の植物、研究を手伝っています。
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-25℃の極寒でおもとを外で育てているロングウッドガーデンより
春らしくなり、葉も元気になってきました。何度も復活してくる強さが万年青にはあります。
日本庭園ではおもとは単体で植えられることは実は多くなく、木の元や石の元に植えられます。特に石とおもとは縁起の良さという点で相性がよく、石の変わることのない永遠性と、万年青の万年栄えていくという永遠性が掛け合わさって、非常に縁起がよい取り合わせだと言われています。おもとをさりげなく使い、かつ、おもとの緑が場を引き締め、日本庭園を素晴らしいものにしてくれます。
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-25℃の極寒でおもとを外で育てているロングウッドガーデンより

雪がたまたま降ります
おもとは雪が降っても元気

ロングウッドガーデンの夏の気候

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-25℃の極寒でおもとを外で育てているロングウッドガーデンより

スノードロップ
おもとの近くにあります。
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-25℃の極寒でおもとを外で育てているロングウッドガーデンより
おもとの近くにあります。
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-25℃の極寒でおもとを外で育てているロングウッドガーデンより

おもとの群生の近くのタワー
ここペンシルバニア州は日本の夏に気候が似ていて、夏はかなり蒸し暑い、湿度の高い夏が来るそうです。イギリスでは冬は寒くても、夏はかなり涼しく、多くの夏に弱い植物でも生き残れますが、ペンシルバニア州では夏の湿度にも、冬の-25℃にも耐えうる植物でないと外では生き残れません。
そのロングウッドガーデンで元気に、どんどん増えているおもと。おもとは丈夫だとはわかっていましたが、こんなに丈夫だとは。相性もよかったんですね。
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-25℃の極寒でおもとを外で育てているロングウッドガーデンより

春に向けてチューリップ花壇

鹿よけの ネット
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-25℃の極寒でおもとを外で育てているロングウッドガーデンより

2月の後半から鹿よけの電気柵を張っていく 夜6時、閉園した後にインターンがきて、柵をはる。
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鹿害

鹿はチューリップがよほど好きなようで、若芽が食べられている
アメリカの大きな問題のなっています。ガーデニング好きな人から困っているという話をよく聞きます。特に、この場所はかなりの田舎で近くに林も多く、チューリップや野菜をやられたという話です。
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鹿用のピーナッツバター

これを電気柵につるし、このピーナッツバターを食べに来た鹿がビリっとなってこなくなる
土日も含め、近くに住んでいるインターンが電気柵をやります。住むところを与えられていますので、皆さんこういった仕事もきちんとやります。2人づつで、朝も早いです。
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-25℃の極寒でおもとを外で育てているロングウッドガーデンより
研究棟の廊下
ロングウッドの菊は展示が素晴らしく、秋には菊を見に世界中からお客さんが集まります。その原点がこの靖国神社に奉納された菊
おもとと同じように、1000年前から日本で薬草としても使われていた菊。皆が、日本では菊は1000年の歴史があるんでしょ?と聞いてきます
1000年前の薬草の本におもとと一緒にでてくる菊
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-25℃の極寒でおもとを外で育てているロングウッドガーデンより
研究棟の廊下
椿は常設展示しています。菊に魅せられたアメリカ人
菊という日本、中国の植物をデザインでまったく違う印象にさせるロングウッドのデザイナーにはたまげます。
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-25℃の極寒でおもとを外で育てているロングウッドガーデンより

ここからゆっくり歩いて5分の場所におもとが植えてあります。もう20-30年になるので、自生しているような感じです

Koyo 君子蘭 Clivia サンライズSunrise 竜骨と甲竜

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-25℃の極寒でおもとを外で育てているロングウッドガーデンより

研究棟 君子蘭
このロングウッドガーデンで新しくできたサンライズSunriseという品種。おもとの甲竜のような山が花びらにできています。こちらでは船底の竜骨Keelingという言葉で表現していて、非常に面白いなと思いました。オモトでは竜の背ひれに見立てるよと教えてあげるとそっちのがかっこいいじゃんと。やはりここで作った品種なので思い入れがあり、皆さん好きなのが伝わってきます。ちなみに、300-900ドル。フィラデルフィアフラワーショーと、ロングウッドガーデンの売店で売っている珍しいもの。
君子蘭の黄色の花を最初に見つけたのはうちの研究員だといっていました。
君子蘭 Clivia クライビア Wikiより
クンシラン(君子蘭)属 Clivia は南アフリカ共和国スワジランドに産するヒガンバナ科の属のひとつで、クリビア ミラビリス Clivia mirabilis を除き森林の薄暗い場所に自生する。「ラン」とつくが「ラン科」ではない。クロンキスト体系ではユリ科に含める。
ウケザキクンシラン(受咲き君子蘭)Clivia miniata の園芸品種が日本国内では良く知られている。
肉厚の葉とオレンジ色の花を楽しむ園芸植物。南アフリカの平原が原産。ヨーロッパを経由して、日本には明治時代に渡来した。ヨーロッパでは花を楽しむものとされていたが、日本では万年青などと同様にの美しさを楽しむようになった。それゆえ、古典園芸植物に分類される。
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北アメリカ君子蘭協会 君子蘭コンテストのお手伝いをしました。
植え替え講座
アメリカでも日本でも、同じようなことをしているんだなぁと関心 根も太く、万年青と同じように割り子もしますし、アケボノといった言葉も通じます。
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斑入りや羅紗葉、花の形など多くの品種があります。

皆さん植物が大好きでたまらない様子。
数人の方は車で10時間!!?かけてロングウッドまで出品に!日本のおもと大会でも熱意のある方はそれ以上遠いところからいらっしゃいますが、こちらでも。好きですね。

Gunjaku 君子蘭 ロングウッドガーデン

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研究棟 フィラデルフィアフラワーショーの準備 君子蘭
こちらでは、素立の部、株立ちの部があり、それぞれ競う
鉢は素焼き鉢かプラ鉢であまり気にかけないようです。おもとのように鉢も含めた総合芸術としてみているのではなく、花と姿が主体
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これらの君子蘭の葉を拭いていきます。
おもとの羅紗の襟組のように、葉元のジグザグ(ジグザグで通じます)を鑑賞する文化があるようで、そこもきれいに拭きます

フィラデルフィアフラワーショーの準備 君子蘭

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フィラデルフィアフラワーショーの準備 君子蘭
研修生全員でショーのために君子蘭の植え替え、葉を拭いて、花の支柱を立てる。おもとと同じく、首元の襟組をみるので、そこも綺麗に拭いて整える。花の時期は一定ではないので、早く咲いたものは少し寒いクーラーへ入れる。
花は本当に素晴らしいです。おもとの大会を見ている私としては、やはり鉢にこだわらないのはもったいないような気もしてしまいます。どんなに素晴らしい君子蘭でも、素焼き鉢では、、。逆に花が素晴らしく華やかなので、鉢にこだわらない方が引き立ててよいのかもしれません。
デュポンの家には、飾り鉢の植物はたくさんあり、鉢を楽しむのは一部の人の趣味なのかもしれません。海外の人が日本の園芸をみてその種類や歴史に驚くと同時に、鉢の素晴らしさに驚きます。文化の違いもあるかもしれません。
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ロングウッドガーデン
航空写真
今も庭園が拡大を続けています。
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-25℃でもおもとを育てているロングウッドガーデンにて

アメリカのおもと

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寒さの厳しさと、鹿の多さ 
アメリカの冬に非常に適しているおもと
イギリスも冬の寒さが厳しければもっと万年青がクローズアップされるでしょう。暖流の影響で、北海道からそれ以上の緯度にも関わらず、比較的温暖なイギリスではおもとだけが残るということはなかなかないです。
アメリカは-25℃【フィラデルフィア】まで下がり、鹿が非常に多いので、様々なガーデンで冬に万年青だけが残ります。
日本の鹿が多い自生地で万年青が殖えているのと同様、
面白い発見でした
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-25℃でもおもとを育てているロングウッドガーデンにて
ガーデンの様子
春らしくなってきました

デュポンハウス

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デュポンハウス
ここにデュポンは住んで、園芸を、庭つくりを楽しんでいました
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ドッグウッド ハナミズキ?の病気
先端が黒く枯れているのがわかるでしょうか?
すべての病気がわかるわけではないので、わからない病気は提携している大学や研究機関と調べます
まずは写真をとって

 Choshun-kaku ボランティア 土壌検査 ロングウッドガーデン

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-25℃の極寒でおもとを外で育てているロングウッドガーデンより

元高校教師、大学教授のスティーブ、椿の土壌採取をしているところ
この常勤のスタッフからボランティアを含めると1500人以上が働いているロングウッドガーデンだからこそかもしれませんが、リタイアした人が以前の職を生かしてボランティアをしています。皆さん週に1回、遠くの方ですと1時間以上かけて午前中だけ一緒に働きます。皆さんお孫さんに会いに行くから来週はパス、だったり、自分の予定と合わせて、ボランティアを楽しんでいます。
おもとの世界もそうですが、多くの志のある方によって支えられ、おもとという文化が育っていき、次の世代に伝えられていきます。
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アメリカ人の気質なのか、やるとなるととことんやり、あとは終始リラックス。また、やる気のある人や能力のある人にはかなりの権限?を与えて、自由にやってもらっている印象です。ロングウッドガーデンの土壌の検査はほぼこのスティーブが一手に担っています。彼のスマホにはガーデナーから土壌検査の依頼がたくさんきます。

 

おもとは万年青と書き、その常緑が永遠に続くかのように栄えていったので、万年、青々と栄えるという意味で、万年青と書きます。

アメリカのオモト ワシントンDC スミソニアン博物館

おもとの耐寒性

 

ロングウッドガーデン

Nippon Lily
Rohdea japonica
アメリカ、それも一番のガーデンと言われるロングウッドガーデンでおもとを発見しました!!
Lily family ユリ科 となっていますが、今はアスパラガス科になっていて、時代を感じます。
少なくとも1993年からありました。
ロングウッドガーデン 温室を外からみる、朝は雪がありました。
とても巨大な温室でバラの部屋、ランの部屋、熱帯やバナナ、ヤシ、盆栽など多くの種類の温室があります。
おもとは万年青と書き、その常緑が永遠に続くかのように栄えていったので、万年、青々と栄えるという意味で、万年青と書きます。
おもとの花言葉は
一番は冬でも常緑なことから
「永遠の繁栄 「長寿
そこから派生して、
「長寿」「崇高な精神」「長命」「母性の愛」「相続」
心をこめた贈り物に最適のおもと
ロングウッドガーデン
上の写真の左側がFountain Garden 噴水の庭 になっていて、この建物の彫刻から、前の庭で噴水をします。デュポンは若くから庭つくりを愛していましたが、科学や技術、芸術にも興味が深かったです。20才前後にフィラデルフィアでみた噴水ショーにみせられ、温室の中にも大小様々な噴水があります。
ロングウッドガーデン独特の噴水の庭を抜けると、木立になっていて、奥にとても美しい濃緑がみえます。
なんとおもとの群生が!!!
嬉しさで足がふるえました。遠くから見えていて、どきどきしながら近づいていきましたが、アメリカで一番嬉しい時です。

おもとの耐寒性

この日は0~5度ほど。それでも濃緑のおもとの葉はつやつやとしていて、正月を祝う赤い実は真っ赤に色づきます。少し前の-20℃の寒波でもへっちゃらで、今までの寒さに強いという考えを改めて、寒さに非常に強い、とおもいました。
日本庭園と同じように、常緑の木の下におもとを植えたり、石の脇に植えてあるのをみて、面白いなと思いました。この写真のおもとは直接霜が当たる場所ですが、青々としています。この寒さでも元気に青い葉と赤い実を見せてくれるので、神聖で、天福の霊草といわれたのかもしれません。
石とおもとは石の永遠に変わらないことと、おもとの代々栄えながらも永遠にかわらないことを掛けている、非常に縁起の良い取り合わせです。
こちらは常緑の木の下で
実生でも増えているようで、いくつかこのグループの外にもおもとがありました。このグループは何種類か株が混ざっているようで、広葉のものと、細葉のもの、葉の長い短いがありました。
アウトドアガーデン 外の庭でこれほど大群落をつくっているのはおもとだけで、なぜこれほどまで愛されているのか、考えると、アメリカでも鹿害が非常に問題になっていて、植えたチューリップがすべて鹿に食べられたり、若木や他の植物が食べられたりと困っています。ハンターがわざわざ道をとめて狩りをする日があるぐらい、問題になっていますが、おもとは昔から薬にもなっていたように、毒をもっていますので、鹿はたべません。淡路島や広島の島でも鹿害のある場所ではおもとだけが残るということがありますが、鹿に食べられない、電気柵や高いフェンス、堀をつくる必要がないのは非常に楽で、ありがたいことです。
おもとの耐寒性
ついついおもとが可愛いので過保護にしがちですが、おもとは実は非常に寒さに強い植物です。
おもとを厳しく育てている方は、このように10センチ以上の雪にずっと埋まっていても大丈夫だとしっているでしょう。あまり寒さが厳しいと綺麗には育ちませんが、その分強く育ちます。昔、ハワイで育てれば年中育つので倍の速さでおもとが大きくなるといって育てた方がいましたが、なぜだか2-3年目くらいから調子が悪く、うまくいきませんでした。おもとは冬の寒さを必要としているのかもしれません。
 
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アメリカでは、-25℃の環境でも元気に育っています。温かいところに育てているおもとをいきなり-25℃の環境にしてはさすがにおもとも参ってしまいますが、ずっと外で管理していれば、おもとも環境に慣れて、寒さ、暑さに適応します。
万年青が万年、青々と常緑を保つのも、冬の寒さに強いからです。多くの植物が秋から冬にかけ葉を落とすのに対し、万年青は冬こそ青々と元気になります。
古代の日本人は寒さ厳しい冬に、青々とした常緑を保つ姿に神性をみて、生花では正月、祝いの花に、徳川家康公は引越しの縁起物に、万年青を使いました。
万年青の名もそこから来ています。
万年青が縁起物として重宝されるのと、耐寒性は切っても切れない間柄だったんですね。
常緑で耐寒性に優れるおもと。是非冬のお庭や野山でおもとを楽しんでみてください。
輝く赤い実
ありがたい
歴史を感じさせるおもとのラベル
Rohdea japonicaの文字が光ります
2018年2月7日 アメリカ研修にて