岡崎市 おもと 農遊館

  おもとを楽しむ会 岡崎

 

日時 2019年4月20日21日 (土・日)

展覧時間午前9時~午後5時   21日午後3時まで
場所 おかざき農遊館 展示室
愛知県岡崎市阿知和町字乗越12番地
電話 0564-46-4700
19日(金曜日)20日(土曜日)21日(日曜日)の様子
20日 9時にCBCテレビ 取材撮影 夕方のニュースで取り上げられました。
19日(金曜日)おもとを楽しむ会 展示会風景、おもと愛好家の皆様のおかげで12時~2時間で設営できました。ご協力ありがとうございました。
明日から皆様をお待ちしています。
19日 江戸おもと 25点展示紹介しています。
19日 松平獅子
19日 千代田実生
19日 豊明楽 大型羅紗おもと  一般参加作品
おもとを楽しむ会では、一般参加の方も無料で展示できます。
19日 竹に植えこんで展示

江戸おもとの展示 岡崎市 農遊館

20日
江戸おもと 20日 『古於茂と那よせ』をバックに江戸万年青の展示
おもとを楽しむ会 正面展示風景20日
おもと売品席 20日 1000円~色々なおもと資材を販売しています。
おもと売品席 20日
おもと 葉芸の変化 20日
CBCテレビ 取材撮影  20日夕方のニュースの時間でおもとが紹介されました。特にアップされたおもとは永島・四君子でした。21日は朝9時より展覧しています。

愛知県岡崎市 おもと展示会

21日最終日 テレビで取り上げられたオモト 永島(ながしま) 5才のお子様がテレビで見たと言われました。
21日 朝9時 テレビ放映のおかげて朝から大勢の人がお見えになりました。早々にプレゼントおもと終了しました。
21日 朝から終了時までたえまなく、いろいろな方々に万年青をしっていただきました。
21日 皆さん熱心に植え込みをされています。
21日 舞子獅子(まいこしし) 獅子系のおもとは興味深く見ていただきました。
21日 羅松(らしょう)
21日福包(ふくつつみ) 愛知県豊橋の殿様(七万石の最後の藩主・松平(大河内)伊豆守信古)が作出し世に広めたおもとです。
21日 おもと楽鉢の販売
2日間好天に恵まれ大勢の参加者がありました。
皆様のご協力で無事終了しました。ありがとうございました。  感謝 感謝
予告
◎とよたガーデニングフェスタ2019年 5/2-3(木金) おもと・鉢・資材など販売します。トヨタスタジアム   豊田市千石町7-2
◎次の岡崎での展示会は10月26日27日を予定しています。

岡崎市 おもと

おかざき農遊館  おもとを楽しむ会

日時 2019年4月20日21日

展覧時間午前9時~午後5時   21日3時まで

場所 おかざき農遊館 展示室

愛知県岡崎市阿知和町字乗越12番地

電話 0564-46-4700

今年度は江戸万年青の展示をします。

春のおもとを楽しむ会、出品は無料 一般参加受付します。春の展示は培養鉢で出品可能です。いつもの状態を一般の方々に見ていただきます。品種とわず又出品作品は趣味の山野草6月号予定に掲載されます。

おもと売品席1000円~販売しています。植え込み無料です。

写真は昨年度の展示会風景

おもとを楽しむ会 岡崎市 農遊館

春 農遊館の展示会 愛知県岡崎市

日時 2019年4月20日(土) 21日  (日)

展覧時間 午前9時~午後5時  21日は3時まで

場所 おかざき農遊館 展示室

愛知県岡崎市阿知和町字乗越12番地

電話 0564-46-4700

2018年度の展示会風景

久能山東照宮へおもとを植栽に伺った時に分けていただいた双葉葵(右)

福包を作った松平(大河内)伊豆守信古 間部下総守詮勝の次男(中)

伏見錦(左)    今年度は江戸万年青の展示をします。

『古於茂と那よせ』
天保3年(1832年) 幕臣水野忠暁が選び、絵師関根雲停に描かせた。

『古於茂と那よせ』

錦鉢 販売

春 農遊館の展示会

おもとの展示即売あり、引越しおもとや羅紗・鉢・おもと資材など会場には、豊明園即売所もあり、1000円の丈夫なおもとから高級品まで取り揃えています。ご注文ありましたら金曜日までに御連絡ください。

 

出品協力される方は

2019年度は江戸おもとの展示をしたいと思います。江戸万年青をお持ちの方はご連絡を。

春の展示会はいつもの姿のままの展示をします。素焼き鉢・黒楽鉢・オモトに肥料がのせていても大丈夫です。ただし正面の金屏風に展示していただく品は錦鉢でお願いいたします。

一般参加受付いたします、出品料は無料。 連絡 豊明園まで

春のおもとを楽しむ会 に関するお問い合わせ
連絡先 豊明園 電話  0564-51-4714
Eメール  omoto@houmeien.co.jp

とよたガーデニングフェスタ2019 5/2-3(木金) 出店します!

とよたガーデニングフェスタ2019

このイベントに出店します!初心者用の万年青を中心にもっていきます。ご希望のものありましたらご連絡ください!

豊田スタジアムにて“花”と“みどり”のイベント開催!

「ガーデニングの学校」をテーマに、スタンプラリーや、オープンガーデン見学ツアー、親子体験講座などが行われます。楽しみながらガーデニングのヒントや疑問が解決するイベントです!
また、会場内では毎年賑わう花苗・植木・園芸資材などの展示販売に加え、コンテナガーデンコンテストも開催されます。(愛知県豊田市の公式観光サイトより)

日時 2019年5月2日(木)~3日  (金)
展覧時間 10:00~16:00(2日間共通)
料金 入場無料
※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください
場所 豊田スタジアム

〒471-0016
豊田市千石町7-2

駐車場 有り
※ イベント開催時はスタジアム駐車場が大変混雑します
※ 公共交通機関でのご来場にご協力をお願いいたします
電話 0565-31-2108(とよたガーデニングフェスタ実行委員会)
※ 月曜日を除く9:00~17:00
公共交通機関での
アクセス方法
・名鉄豊田線/三河線「豊田市」駅下車。徒歩約15分
・愛知環状鉄道「新豊田」駅下車。徒歩約17分
車でのアクセス方法 ・東名高速道路「豊田IC」より約15分
・東海環状自動車道「豊田松平IC」より約10分
関連サイト とよたガーデニングフェスタ イベント詳細ページ

とよたガーデニングフェスタ公式サイト

 

とよたガーデニングフェスタ2019 フェイスブックページ

おもとの育て方 4月 岡崎

万 年青 春 岡崎豊明園 栽培管理

4月12日 柔らかい日にあて管理

4月13日 豊明園の外棚 50%のダイオネットを張ってあります。

 

4/12 春の柔らかな光を浴びて、本格的な生長期に入ります。冬の防寒のための不織布も取り、市松の50%の日よけネットで日射しの強い陽はカットします。まだ春の寒さが来ることがあるので、防風ネットだけはして、窓も締め切らず、温度が上がり過ぎないように気を付けます。

4/3 菜の花が満開 ミツバチが可愛い

オモト植え替えと繁殖の適期

4月6日 芋吹き

 

4月27日 芋吹き

サクラの咲く頃が、オモトを植え替えるのに最も良い時期です。また、芋吹き、割り子、種まきなど増殖の作業をする適期でもあります。

4月12日 ダイオネット越しの採光

4月11日 縞獅子の根っ子

灌水

水やりは晴天の日の朝にたっぷりとやり、植え込みの表土を見て換水します。とくに植え替えをしたばかりのものは、絶対に水を切らさないように注意してください。そのため植え替え後1週間ほどの間は、オモトを風のあたらない日陰に置いてやります。

採光

4月16日 午前中の日を充分とります。

植え替え後、1週間ほどの間は日陰に置きますが、10日も過ぎれば朝の光にあて徐々に日照時間を伸ばしていき、採光します。この時期の太陽光線は、オモトの生育にたいへん有益で、新しい根を出したり、古い根にも継ぎ根をし、また芽当たりも充実してきて、ふっくらとふくらみ葉の付け根が割れるなど、盛んに活動します。

防風と防寒

4月23日 日差しがきつい場合ダイオネットを張ります。

4月28日 鉄線の花が咲く頃オモトを外棚に出します。

上旬は、ときに、まだ冷たい風が吹くことがあります。根づいていないオモトや葉の薄いオモトを、この冷たい風にあてますと、必ず葉焼けをおこして、みにくくしてしまいます。また草勢も衰えます。したがって、風の強い日は、寒冷紗・不織布などで囲うなどして風よけをしてください。また上旬は冷え込むことがありますから。注意してください。

採光を十分にとり、通風をはかります。

施肥

液肥 (マルチ・ケーミンやスーパー1)うすめて使います。

液肥は濃さを調節できるので、生長期に合わせて使えます。

肥料は植え替え後、15日ほどすぎてから与え始めます。液肥の場合は晴天の午前中におこないます。

日を替えてワラ灰もやることで、K分の補給や芋を締める効果もあります。水苔や肥料を置くことで酸性に傾きやすい鉢内を弱アルカリ性のワラ鉢が中和していくことも期待できます。

4月2日 肥料は鉢の縁に置きます。

4月の肥料は万年青の今年の生長を左右するとても大事な肥料です。万年青は他の植物と比べて年に出る葉数が1~4枚ほど、つまり肥料はとても少なくても育つ植物で、ゆっくり成長し、長く生きます。肥料を多くやったところで葉数が倍になる事はありませんが、適度にやれば、葉数があと半枚から数枚、葉巾も引き、芸も充実します。逆に多すぎると肥満体になり、病気や夏の暑さに弱い万年青になってしまいます。

おもと病害虫の予防と駆除

4月30日 赤星病

病気はまだ発生しませんが、あたたかいハウス内では赤星病が出ることがあります。予防消毒して発病を抑えます。また害虫は発生し始めると一気に発生しますから早めにオルトランなど持続効果のある薬剤を散布してカイガラ虫やスリップスなどが活動し始めますから、気を付けなければなりません。

 

愛知県岡崎市 おもと展示会

4月 毎年第三 (土)・(日) おもとを楽しむ会

春のおもとを楽しむ会、出品は無料 一般参加受付します。豊明園に連絡ください。℡0564-51-4714

愛知県岡崎市 おもと展示会風景

 

植え込み無料・オモトの品種の鑑定もします。 自分のオモトも植え替えできます。

 

岡崎市 場所 おかざき農遊館 展示室 電話 0564-46-4700        愛知県岡崎市阿知和町字乗越12番地    春の展示は培養鉢で出品可能です。いつもの状態を一般の方々に見ていただきます。又出品作品は趣味の山野草に掲載されます。

 

愛知県岡崎市 おもと管理

3月のおもと管理

 

3月2日 東の山で河津桜 咲く

3月6日 黄金宝の実 採取

3月7日 豊明園外棚 雨に当てました。 潅水は午前中におこないます。採光は午前中いっぱいとります。

3月10日 採取して保存してある実を水に浸け赤い皮をむきます。種まきを始めました。

3月20日 芋吹き 芋をランセットで切ると芋の堅さが分かります。肥料の量やワラ灰の回数などで芋の堅さが変わってきます。良い苗を作るには肥料の量や回数を守ることです。

 

 

 

おもと鉢 楽鉢

 楽鉢の樂しみ

『古於茂と那よせ』(こおもとなよせ)天保3年(1832年)現在のおもと鉢とは形状が異なる。江戸時代のカラフルな色彩感覚がうかがえる。  幕臣水野忠暁が選び、絵師関根雲停に描かせた。

現在「おもと鉢」とよばれる楽焼鉢は享保年間(1716~1736年)に幕府御 家人、永島次郎太郎墨林が「縁付」という現在のおもと鉢の原型となる鉢を作らせ「白鳄」「黒鳄」と呼んだのが始まりといわれています。しかし、天保3年(1832年)に描かれた『古於茂と那よせ』を見ると、その鉢は有田焼か九谷焼のようで、染付あり金權手ありで、形も丸形、六角形、八角 形とさまざまで、まだ楽焼鉢ではなさそうです。おもとを植えるのに楽焼鉢が主として用いられるようになったのはどうやら京都を中心に「こおもと」が大流行した明治初期前後からではないかと思われます。明治18年に肴舎篠常五郎が出版した『萬年青圖譜』には「万年青盆」を初め「京黒鳄」や「京黒楽」に絵付けした鉢があり、さらには「太鼓胴鉢」も見られます。

金生樹譜別録「カネのなる木」

萬年青部著者 長生舎主人序   天保四年刋(1833年)

現在でも楽鉢は盛んに生産され、さまざまに絵付けされた美しい錦鉢を手にすることができます。形状は基本的には鉢の高さと直径が同じになる「胴返し」という形になっていますが、「縄縁」「太鼓胴」「龍足」など造型に凝った鉢もあり、まるで美術品のようです。おもと専門店や展示会場などで販売されており、目移りするほど多彩な鉢が並んでいます。価格帯もさまざまで、有名な絵付け師の描いた錦鉢は数が少ないこともあり、一際人気があります。ご自分のおもとを引き立てるような錦鉢に植え付け、鉢合わせを楽しみ、おもとの格調をより引き出すことが、育てるから飾る(観賞する)までのおもと愛好の幅の広さともいえます。

五彩八重菊紋白鍔鉢 江戸後期 3.5号

扇面古代絵巻図鉢 3.8号

太鼓胴藤蔓花絵鉢 江戸後期 5.3号

楽鉢•錦鉢には骨董的価値を持つ古鉢があります。現在製造されている楽鉢にも秀逸な作品は数多くありますが、明治から昭和初期にかけて作られた古鉢には、現代鉢にはない古さ•時代乗りがあり、その落ち着いた雰囲気はおもととの相性も良く大変好まれます。現存する数にも限りがあり、非常に貴重ですので、機会に恵まれたなら是非入手しておきたい逸品です。

希有な逸品揃い 古鉢

おもと鉢は黒地に金の縁•足が基本です。真新しい鉢を見ればわかり ますが、艶があり眩しいくらいに金色が光っています。この真新しい鉢 におもとを植えると溌剌と若々しい印象を与え、おもと本来の歴史と重みを感じる落ち着いた作品には仕上がりません。少なくとも数年は使い込み鉢自体に落ち着きのある雰囲気を出させたいものです。

そこで、最近人気なのが、昭和初期以前に作られた古鉢。時代乗りや鉢の持つ雰囲気はいうことなしですが、現代にはない個性的な形や美しい絵付け•色彩が特徴です。現存する数も限られていることから、入手は非常に困難です。値段も少々張りますが、見かけたら是非入手しておきたいものです。

植え付けたおもととの相性も抜群で展示会等では一際目を引く作品になることでしょう。

立湧文様楽鉢 明治時代 4号

松竹梅に鳥図鉢 明治時代 4.7号

古鉢・短冊屋五柳鉢 3.5号

桜花御所車図楽鉢 21.5㎝ 明治時代後期作

春の麗らかな桜咲く日の御所車という晴れやかな情景を描いている。五色の幕も亀甲や唐草、立湧といった吉祥柄を組み合わせたもので全体が明るい雰囲気に仕上がる。現代の名作家布施覚氏もこの鉢を写して春と秋の御所車を完成させている。東京の有名な歯医者さんが豊明園2代目淳蔵と仲が良く、特別に分けて頂いたもの。この古鉢が特徴的なのは金継ぎです。日本ではものを大切にする文化がありますが、割れてもこうして大事に使ってゆくことで鉢の価値もまた高いものだったのでしょう。

割れた器を修復するだけでなく、以前よりも価値のある味わい深いものにしてくれる金継ぎ。物を大事にする日本の文化として残していきたいです

三色雲富士龍図楽鉢   直径14.4㎝ 高さ 13.7㎝ 大正前後

三色の雲の中を黄金の龍が翔ける様子を描いたもの。迫力のある爪、隆々とした脚、赤い腹、大きな口からは咆哮が聞こえてきそうなほどである。金の鱗や角も丁寧に細かく描いてある。

昭和三年に新潟の石油王中野忠太郎氏に1万円にて譲渡された有名な写真ですが、その時の記念の写真と龍の構図をほぼ同じに破れ亀甲が三色の雲と対応するように描かれています。これらからこの出来ごとの前後か、鉢の状態からもう少し古いものではないかと考えられています。

米1俵10円60銭

鋏あとは足についていて、意匠にくぼみがつかないようにしている。

 

光陽(こうよう) 霰青海波短冊模様鉢 4.5号

 

おもと鉢  七々子鉢

楽焼 錦鉢 七々子

細かな七々子。職人技です。古鉢にはまれにここまで、さらにはもっと細かなものまであり、ただ一つの柄ですが、職人は腕をみせる場所。 逆に、ごまかしの利かない、実力が分かってしまう場所でもあります。おもとを引き立たせる、美しい錦鉢の世界。

翠峰(すいほう)

伝統的なおもと鉢に植えて      鉢はナナコ・七々子・ 魚子とも魚の卵をイメージしたのか、子孫繁栄や生命の誕生を喜ぶ、一見地味だが深い意味のある鉢の柄

鮮やかな緑で目を開かせる、中型の小葉 こはラシャとも縁起の良い熨斗芸を中心に、直線的な葉が扇を広げたように放射状に伸び、姿美しい覆輪は時に深く、時に浅く入り、鮮やかな翠とのコントラストが美しい

楽焼 七々子古鉢

外形 約13.7cm時代ついている
※古鉢は古く歴史の有る鉢です。使ってあるものが殆どで状態がさまざまです。小さなキズ、入、汚れ、ホツ等がある場合がございます。

楽焼は天正年間(約400年前)に始まる日本独特の焼き物です。楽焼は《急熱急冷》という特殊な焼成方法をとります。急熱急冷だから、鉢に細かな 微細な穴ができ、通気を良くしています おもと自体、非常に歴史のあるものですが、常に新しく子供を産んでそれを楽しんでいるのでぱっとみは時代を感じられないこともあるかと思います。この古鉢は一目で古さがわかるわかりやすさと、当時の作家のタッチがわかる七々子の表情が魅力です。

形に違和感を持った人もいるかと思います。現代のおもと鉢というと、もっと胴すぼまりで、このようなぽってりとした胴の鉢はみるのも初めての方もいらっしゃるでしょうか。万年青の歴史にも載っていますが、江戸時代の鉢はこのような鉢も使われていて、今のおもとにもぴたっと合います。実は非常に伝統的で、歴史のある鉢。

万年青の鉢は江戸時代の浮世絵にものってきますが、時代の最先端の人が使ってきた鉢なので、いろいろなものが使われていますその中で楽焼の今の形に落ち着いたというのも面白いですし、今またもう一度歴史を振り返って、この七々子古鉢のような丸胴鉢や瀬戸焼、伊万里焼の鉢に合うのかも試してみると楽しいですね。奇抜な鉢を試すのもまた一興。その中でもこの鉢はおもとと抜群に相性がいいので、ぜひ一度手に取ってみてください。

おもと鉢の柄 七々子(ななこ)

古くから使われるおもと錦鉢の柄。もとは、小さな輪の文様の集まりが、魚の卵を連想させる事から、「七子」「魚子」「斜子」などの字があてられている。古くからある柄のようで、延宝六年(一六七八)の加賀藩の工芸標本『百工比照』の中に、「ななこ」の名称が見られる。また小浜藩の藩医が延宝年間に記した書物にも「魚子塗」の言葉が見える。鉢の柄は渋く、おもとを引き立てる、ということで古くから愛され、使われてきた。単純な柄ゆえ、その作家さんの技量もでて、素晴らしい物は古いものはもちろん、新しい物も価値が高い。格子の中の点である、金の絵具は、絵付けの時は黒く、地の鉢も黒鉢で、必ずといっていいほど目残しがある。手間も非常にかかる鉢でもある。

古くからあるので、描き方も様々。

 ハート形の文様に金点を打った。

七々子柄の多くは、常の鉢にも使われている今も、普段使いの鉢をすべて縁足金鉢(縁と足が金の鉢)や、錦鉢で楽しまれる方がいらっしゃいますが、昔もすべて七々子でおもとを作っていた方はいたそうです。おもとの友人が遊びに来た時は、錦鉢に植えたおもとを、玄関や、床の間に飾って語らいだり。自分の部屋に飾るのも、やはり錦鉢だと飾りやすいですね。

楽焼 六角の鉢  七々子で楽しむ

おもと鉢は、江戸時代の後期に、今の黒鉢の型が決まったと言われているが(諸説あります)、その昔は様々な鉢に植えて楽しまれてきました。江戸期のおもとを植えられていたと思われる鉢にも、六角の鉢はでてきます。

 

手島風の七々子

白い部分、金色の部分も盛り上げてあり、立体感のある七々子鉢。7.9㎝という超小型の鉢。小さすぎて、手捻りでないとできず、難しい。絵付けも難しいです。おもとの実生鉢としてだけでなく、他の園芸植物、長生蘭(ちょうせいらん、セッコク)、富貴蘭の方もこういった鉢を求められます。また、海外の方も鉢の好きな方が多いです。

おもとの鉢について 縁足金

おもと鉢について  

新生殿 (しんせいでん)

おもとでは、多くの趣味者が鉢も楽しむことが多いです。それは、展示会のため、というだけでなく、自分の部屋や玄関など、飾るときに美しくみせるためです。

古く、徳川家康公がおもとを楽しんだり、殿様、諸侯がおもとを楽しんだ時、そのためにわざわざ鉢を焼かせるほど、鉢にはこだわりをもっていました。室内のしつらえに合わせるためなのか、床の間に合わせるためなのか、非常に素晴らしい鉢が残っています。

万年青は室町や江戸時代では盆栽とも呼ばれていて、盆は鉢、裁は植物を現します。ただの盆、鉢だったのが、だんだんと装飾を施されるようになり、今の鉢文化に繋がっています。

江戸時代終わりごろの書籍には、おもととともに鉢を楽しむ姿が描かれています。

現代では、いつ、どれを部屋で楽しんでもいいように、化粧鉢や錦鉢とよばれる鉢で作られる粋な方もいらっしゃいますが、多くの方が黒鉢、プラスティックの鉢を使われていると思います。それでも皆さん、正月や、春や秋の植え替えの気候のいい日には錦鉢に植えて、将軍様が楽しんだように、おもとを愛でています。

縁足金 (ふちあしきん)

縁足金(ふちあしきん)

又は略して縁金(ふちきん)ともよびます。
3つ足ふち有りの伝統的な形・製法の黒鉢の縁と足に金を焼き付け物。
製法
整形・乾燥→800度素焼き→釉薬掛け→1200度本焼き→赤熱状態のまま水につけ急冷焼締めを防ぐ
上記製法により生地の内部や釉薬に細かい隙間ができていて、鉢自体に適度な通気・保水性があります。根の生育によいとされ古くから万年青の育成に使われている伝統鉢。

おもと鉢のサイズ

製造過程で縮む物なので工業製品と違いある程度のサイズの上下はご了承ください。1号=3センチです、例えば3号ですと9センチ※目標寸になります。

オモトの鉢のサイズは鉢の外、外側で計ります、サイズは12.5㎝

おもと鉢の大きさ

オモトの鉢は高さと幅が同じサイズで作られています。号数は大きい鉢になるほど誤差が出てきます。気温や湿度、土により誤差ができます。

楽鉢の薄さ、通気性について

おもとの楽鉢、通気性がいいとは聞くけど、黒く厚いぼてっとした釉薬をかけて本当に通気性がいいのかな?と思った人は私だけではないはず。それでもおもとを育てていくと自然と根はまず鉢のへりに張り付くように伸びてゆくし、空気も通って環境は良いのだろうなとは実感できるようになってきました。

それでも実際を見てみるのが一番早い。ということで、ちょうど割れた鉢があるので見てみましょう。その薄さにはびっくり。縁や足とは比べ物にならないほどの薄さ!近づいてよく見てみると、割れた断面の生地が層になっていて、空気を含んでいるような感じです。ガラス質の黒の釉薬は楽鉢独特の製法、1200度から一気に外気にさらす急熱急冷で目に見えないような細かなひびが入って、そこも通気性を良くするポイントです。通気性が良いということは軽いということ。楽鉢は他の陶磁器と比べ持ってみると見た目よりずっと軽いです。

昔から気品と共に大切にされてきたおもとの楽鉢。上作にも一役買っています。作だけでなく、作の一助になりますように、自分の楽鉢を割るのももったいないので、この写真で薄さを実感してください。

ミルフィーユ 砂と粘土が合わさった生地ででぼこぼことしている。自然と根の多くは鉢のへりに張り付くように伸びてゆくし、空気も通って環境は良いのだろうなとは実感できるようになってきました。なかなか見れないものなので、是非ミルフィーユのような生地は層のようになっていて、ちょうど間の悪い所に、 たまたま鉢の整理をしていましたら割ってしまい、ました。

サナ
鉢底の穴は大きく商品に付属するオレンジ色の「サナ」と呼ばれるもので塞ぎ植えつけます。

※写真は代表写真です、号数により若干形状が異なります。また同じ号数でも手作りの焼き物なので形状・サイズにばらつきが御座います。
※弊園でも消費しておりますので正確な在庫管理のため少数しか在庫登録しておりません登録在庫以上必要な場合や大きなサイズの注文なども御注文・お問い合わせよりご相談ください。

 

粋な趣味者の友。

楽の良さである黒を主体に、縁と足だけ金を使ってある。全国大会に使える一番シンプルな鉢ともいえます。金がおもとの額縁になってくれるので、おもとがよく引き立ち、また締まった印象を与える鉢です。昔の殿様のように色絵付けの鉢ですべてのおもとを着飾るのも一興。また、この縁足金のようなちょっといい鉢でお棚を揃えて、きりりとした御棚の印象にしてもいいですね。通気よく、根張りがよくなる楽鉢にうえて。

おもと 鉢 作り方

 楽焼黒鉢の製造工程

 

楽焼は天正年間(約400年前)に始まる日本独特の焼き物です。
楽焼は《急熱急冷》という特殊な焼成方法をとります。

楽焼鉢になるまえの土の塊

ここから鉢に整形していきます。

良くこね、土にしっかりと粘りをもたせます。

この捏ねることも、熟練の職人さんでしか上手にできません。

手捻りで形を作っていく

いとも簡単に形を作っていきます。おもとの鉢の形は作家さんによって様々で、鉢の下が細かったり、逆に太かったり、鉢の鍔(つば)の向きも少し上に向いたり、下に向いたりと様々。作家さんの特徴が出ます。

万年青界一の造型師ともいわれる一角氏は、根張り良くおもとをつくる、ということで太い鉢を良く作られました。この方は、一角氏に師事し、太めの鉢をおもに作られます。お客さまの意向次第です

私と弟も一度体験した見たのですが、、、

途中でクシャリ、、

職人さんは簡単そうにやるのでできるかな、なんて考えが甘かったです。脇をしめてとても力が要りますし、上に持ち上げるのにも相当な技術が要りますね。この上、鉢の形(細い鉢か、太い鉢か、など)や生地の薄さを考えたりして一つの鉢が出来てきます。

鉢はしっかりと一定期間乾かし、足を付けます

これも一般の人では、一日かかってもいい物は作れない、といわれる

足付けの作業

鉢製作で難しいのは足を付けるところ!上の土の塊をいとも簡単に足にしていきます。

土の塊が足に!
ものの数秒で足にして、付けていきます。まさに職人の技。私も弟もやらせていただきましたが、まず足の形になりません。それでもがんばってやってみても、だんだんと土の水分が乾いてきて使い物にならなくなってしまうそうです。スピードと正確さが必要な作業です。

おもと鉢ができました

足を、三方向、均一に付けるのも、また、高さを揃えるのも難しいです。足付けだけでも三年は修業しないときちんとした製品にはならないそうです。これから黒鉢なら、黒の釉薬をぬって焼いたり、錦鉢なら絵柄をつけたりと、まだまだ鉢作りの工程は続きます。

縄縁、細工鉢を乾かしているところ

素焼窯で800度12時間

黒の釉薬をかけて、1200度の高温で本焼き 数分間です。

そして、楽焼の特徴、急冷。隣に水を張った水槽が用意してあり、急冷します。急冷によって艶やかな黒色の発色と土の焼き締めを防ぎ植物の生育に適した良い鉢が出来上がります。

急熱急冷の楽焼の特徴を利用した面白い製法ですね。

1200度の高温で本焼き 【数分間】、ということにビックリです。 楽焼は天正年間(約400年前)に始まる日本独特の焼き物です。楽焼は《急熱急冷》という特殊な焼成方法をとります。急熱急冷だから、鉢に細かな 微細な穴ができ、通気を良くしています

おもとのサナ作り

おもとの‘さな’をつくります。黒鉢や錦鉢の底には大きな穴が開いていますが、それをこちらでふさぎ、かつ、水はけも良くします。

しっかりとつめ、

つくります。

 おもとのサナ