樋葉 (といは)

樋葉 (巻き葉) おもと「日月星」 

樋状の直線的な葉「日月系」の特徴。筒状に巻き込むこともある。葉の縁が内側に巻き込んだ葉で、日月系の品種に多く現れる。

日月系統は、江戸時代からの歴史ある萬年青ですが、もともと葉が内側に巻いている葉で、筒のような形状をしています。樋(とい)に似ているので樋(とい)葉ともいいます。

新芽がその筒の中に入ってしまって出れないことがあるので、
やさしくだしてあげましょう。

日を採っていくと、しっかりと伸び、緑が濃く、覆輪の白も冴えてきます。6月の写真。

万年青の葉芸

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おもと葉芸の変化 力和 (りきわ)

 

力和 (りきわ) 3.3号鉢 1年目 芋吹き苗 広葉に薄い覆輪を見せる。

力和 (りきわ) 3.3号鉢 2年目 少し覆輪も深くなり葉肉も厚くなります。

力和 (りきわ) 3.5号鉢 3年目
雅糸竜が葉全体に現われ本芸を見せ始める。

力和 (りきわ) 3.8号鉢 5年目 葉芸を現し、特徴を全体に現す。

万年青 力和 来歴

 

万年青の葉芸

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おもと葉芸の変化 最高峰(さいこうほう) 

 

最高峰(さいこうほう) 3.3号鉢 1年目 芋吹き苗 細葉に覆輪を見せる。

最高峰(さいこうほう) 3.3号鉢 2年目 少し覆輪も深くなり雅糸竜をみせ、葉肉も厚くなります。

最高峰(さいこうほう) 3.5号鉢 3年目 雅糸竜が葉全体に現われ本芸を見せ始める。若い力ある木は子上げしやすい。

最高峰(さいこうほう) 3.8号鉢 5年目 葉芸を現し、特徴を全体に現す。均整の良い品種。

最高峰 来歴

 

 

 

万年青の葉芸

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おもと葉芸の変化 嶺雲(りょううん)

嶺雲(りょううん) 3.5号鉢 1年目 芋吹き苗 広葉に覆輪を見せる。

嶺雲(りょううん) 3.5号鉢 2年目、少し覆輪も深くなり熨斗葉・二面竜をみせ葉肉も厚くなります。

嶺雲(りょううん) 3.8号鉢 3年目、葉肉厚くなり本芸を見せ始める。

嶺雲(りょううん) 4.0号鉢 5年目、葉芸を現し、特徴を全体に現す。腰太く力強い丈夫で作り易い入門品種。

 

嶺雲 来歴

 

万年青の葉芸

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おもと葉芸の変化 新生殿 

新生殿(しんせいでん)3.3号鉢 1年目 芋吹き苗広葉に薄い覆輪を見せる。

新生殿(しんせいでん)3.3号鉢 2年目少し覆輪も深くなり葉肉も厚くなります。

新生殿(しんせいでん)3.5号鉢 3年目 雅糸竜が葉全体に現われ本芸を見せ始める。

新生殿(しんせいでん)4.0号鉢 5年目 葉芸を現し、特徴を全体に現す。

新生殿 来歴

 

 

熨斗葉(のしば)

江戸時代からのおもと  

品種 折熨斗 (おりのし)

この万年青が折熨斗芸の元になっているおもとです。中型ですが、きちんと折熨斗の芸が見えると思います。

古くは、天皇陛下お買い上げの万年青として、折熨斗縞(折熨斗に縞の入ったもの)とお多福が記録が残っており、由緒あるおもとです。この折熨斗も今の現役で実親として使えるだけでなく、価格はそこまでではないですが、今では非常に稀少な江戸万年青としても人気です。折熨斗芸は雅糸龍と比べて、繊細なイメージがあります。折熨斗芸がメインの品種も、数がそんなにあるわけではないので、集めていくと面白いでしょう。     熨斗芸を見せる品種 『翠峰』 『幽谷錦』 『天人冠 』

力和も熨斗芸も含めた多彩な芸をみせます。

熨斗葉(のしば)  品種 幽谷錦(ゆうこくにしき)
葉の縁が元から葉先にかけて祝儀に使う折熨斗のような形の葉を言う。熨斗芸とも言う。

熨斗葉(のしば)  品種 幽谷錦(ゆうこくにしき)
葉の両側の縁が熨斗を折ったように折れているもの。熨斗芸とも言う。
 

 

 

しかみ

しかみ  品種 国の花(くにのはな)
葉の葉脈に添って凹凸の見える葉。(全体に現われています)
しわのよる葉、地肌が荒れて見えます

群雀(ぐんじゃく)

群雀

読み
ぐんじゃく

別名
雀(すずめ)

意味
葉の先端にできるくちばし状の盛り上がり。
基本は純白ですが弱く触ったり強光に当てると茶色くなる。

群雀(ぐんじゃく)  品種 玉雀(たますずめ)
葉の先端に白く雀のくちばし状のように見える葉。
成長すると小さくなります。

白い雀はだんだんと茶色くなっていきます。(陽を摂りすぎると)

雀の白いところにティッシュなどを巻くことで正月にきれいで、大きな雀を見ることができます。

裏雅糸竜(うらがしりゆう)

裏雅糸竜(うらがしりゅう)  品種 金龍閣(きんりゅうかく)
葉裏に雅糸竜を見せる葉。多くの人がびっくりしてしまうこの芸。

葉の裏側の芸は、この裏雅糸龍や裏玉竜、また、逆鉾(さかほこ)も葉の裏に芸がでます。これら、葉の裏の芸が特徴の品種を大きくまとめて、裏芸品種と呼んでいます。万年青の芸は表に現れるものという常識を打ち破ったおもとたちです。

特にこの金龍閣は芸が強く、裏雅糸龍の代表品種です。強すぎて、葉の表がほとんど、もしくは、全く見えません。芸の力強さが特徴のこの品種は、裏玉竜も現し、迫力満点です。裏玉竜は雅糸龍の中にみえる、こぶのようなものです。もちろん、病気ではありません。

万年青の芸の奥行きの深さを感じられるおもと。非常に珍しいですが、ぜひ楽しんでください。

 

裏雅糸竜(うらがしりゅう)  品種 金龍閣
葉裏に雅糸竜(甲竜が筋状にいくつも現われる葉)を見せる葉。

稚葉(ちば)

稚葉(ちば)    品種 新生殿(しんせいでん)
葉繰りの最初に出る短い葉。本葉と本葉の境にでる短い葉。

この稚葉は、大葉から小葉まで、すべてのおもとででます。葉繰りの終わりに出る葉、ともいえます。他の本葉とは明らかに大きさが違うので、すぐにわかると思います。葉が2年、3年とたまってくると、間に稚葉が確認できるので、この木は何年葉がついてるね、とわかります。