おもとの育て方 5月 岡崎

万 年青  岡崎豊明園 栽培管理

5月11日 豊明園外培養所

この時期新根や、新芽の生長は見た目にも際立っています。この季節、屋外の棚にだして栽培する日がおおくなりますが、風の強い日や夜、冷えそうなときは、屋内にいれたほうが無難です。日々の管理が求められます。

5月12日  豊明園第一温室

5月23日 豊明園第二温室

 

潅水

鉢の渇き具合を楊枝・赤玉土・富士砂など色の違いを観察しながら換水するのも一つの方法

晴天の午前中に鉢の底からたっぷり流れるほどに抜水をします。新根が出てくる時期ですので早めの潅水に心がけます。天候の変わりやすい時期ですので鉢の用土の渇き具合の変化を見ておこないます。

採光

オモトが一年中で、最も活発に成育する月です。できるだけ朝早くから日光に当てて管理します。11時頃から日差しがきつくなってくるので西日をダイオネットを張ってさえぎり日を弱くさせます。

防風と防寒

上旬はまだ冷え込むことがあります。また風の強い日は防風ネット・寒冷紗などを張り風よけします。

施肥

鉢の前後に置き肥え

液肥 スーパー1・マルチケーミン

病害虫予防 合馬竹酢液

肥料は植え替え後10日ほどしてから与え始めます。水肥は晴天の日におこないます。置き肥は鉢の大小、オモトの成育具合により大きさをかえます。

病害虫

5月6日 農薬散布 防除

丹精込めて育てているオモトが、病害虫におかされて、オモトの見どころである葉がみにくくなったときほどくやしいことはありません。  オモトの害虫はカイガラムシの仲間とスリップスと呼ばれるものがおもに寄生します。殺虫剤散布を定期的に行います。カイガラムシ場合オモトの葉にすすが付着することがあります。病気は赤星病が発生します。

ペタット オモトの交配時に虫の捕獲

おもとの花 交配作業

おもとの花 交配

オモトの花開花直前

オモトの花開花 品種 永島(ながしま) 雌しべから蜜が出ています。

 

5月23日 豊明園 外培養所

5月27日 芋吹き 新芽が出てきました。

5月30日 長寿楽の図(ちょうじゅらくのず) 新根元気よく伸びています。

5月30日 月光冠(げっこうかん) 子供が出てきました。もう少し大きくなると新根が葉を破ります。下葉が赤くなってきます。

四季の管理 万年青の育て方

おもとの育て方 4月 岡崎

万 年青 春 岡崎豊明園 栽培管理

4月12日 柔らかい日にあて管理

4月13日 豊明園の外棚 50%のダイオネットを張ってあります。

 

4/12 春の柔らかな光を浴びて、本格的な生長期に入ります。冬の防寒のための不織布も取り、市松の50%の日よけネットで日射しの強い陽はカットします。まだ春の寒さが来ることがあるので、防風ネットだけはして、窓も締め切らず、温度が上がり過ぎないように気を付けます。

4/3 菜の花が満開 ミツバチが可愛い

オモト植え替えと繁殖の適期

4月6日 芋吹き

 

4月27日 芋吹き

サクラの咲く頃が、オモトを植え替えるのに最も良い時期です。また、芋吹き、割り子、種まきなど増殖の作業をする適期でもあります。

4月12日 ダイオネット越しの採光

4月11日 縞獅子の根っ子

灌水

水やりは晴天の日の朝にたっぷりとやり、植え込みの表土を見て換水します。とくに植え替えをしたばかりのものは、絶対に水を切らさないように注意してください。そのため植え替え後1週間ほどの間は、オモトを風のあたらない日陰に置いてやります。

採光

4月16日 午前中の日を充分とります。

植え替え後、1週間ほどの間は日陰に置きますが、10日も過ぎれば朝の光にあて徐々に日照時間を伸ばしていき、採光します。この時期の太陽光線は、オモトの生育にたいへん有益で、新しい根を出したり、古い根にも継ぎ根をし、また芽当たりも充実してきて、ふっくらとふくらみ葉の付け根が割れるなど、盛んに活動します。

防風と防寒

4月23日 日差しがきつい場合ダイオネットを張ります。

4月28日 鉄線の花が咲く頃オモトを外棚に出します。

上旬は、ときに、まだ冷たい風が吹くことがあります。根づいていないオモトや葉の薄いオモトを、この冷たい風にあてますと、必ず葉焼けをおこして、みにくくしてしまいます。また草勢も衰えます。したがって、風の強い日は、寒冷紗・不織布などで囲うなどして風よけをしてください。また上旬は冷え込むことがありますから。注意してください。

採光を十分にとり、通風をはかります。

施肥

液肥 (マルチ・ケーミンやスーパー1)うすめて使います。

液肥は濃さを調節できるので、生長期に合わせて使えます。

肥料は植え替え後、15日ほどすぎてから与え始めます。液肥の場合は晴天の午前中におこないます。

日を替えてワラ灰もやることで、K分の補給や芋を締める効果もあります。水苔や肥料を置くことで酸性に傾きやすい鉢内を弱アルカリ性のワラ鉢が中和していくことも期待できます。

4月2日 肥料は鉢の縁に置きます。

4月の肥料は万年青の今年の生長を左右するとても大事な肥料です。万年青は他の植物と比べて年に出る葉数が1~4枚ほど、つまり肥料はとても少なくても育つ植物で、ゆっくり成長し、長く生きます。肥料を多くやったところで葉数が倍になる事はありませんが、適度にやれば、葉数があと半枚から数枚、葉巾も引き、芸も充実します。逆に多すぎると肥満体になり、病気や夏の暑さに弱い万年青になってしまいます。

おもと病害虫の予防と駆除

4月30日 赤星病

病気はまだ発生しませんが、あたたかいハウス内では赤星病が出ることがあります。予防消毒して発病を抑えます。また害虫は発生し始めると一気に発生しますから早めにオルトランなど持続効果のある薬剤を散布してカイガラ虫やスリップスなどが活動し始めますから、気を付けなければなりません。

 

愛知県岡崎市 おもと展示会

4月 毎年第三 (土)・(日) おもとを楽しむ会

春のおもとを楽しむ会、出品は無料 一般参加受付します。豊明園に連絡ください。℡0564-51-4714

愛知県岡崎市 おもと展示会風景

 

植え込み無料・オモトの品種の鑑定もします。 自分のオモトも植え替えできます。

 

岡崎市 場所 おかざき農遊館 展示室 電話 0564-46-4700        愛知県岡崎市阿知和町字乗越12番地    春の展示は培養鉢で出品可能です。いつもの状態を一般の方々に見ていただきます。又出品作品は趣味の山野草に掲載されます。

 

おもとの育て方 6月 岡崎

万 年青 夏 岡崎豊明園 栽培管理

6月3日 風通しをはかります。窓は全開してあります。

 

6月9日 豊明園第二温室 オモトの新芽が勢いよく伸びてきます。

梅雨時のオモトの管理は天候が不安定なだけに、1年を通じて最も難しいです。雨の日も多くなり湿度・気温も高くなったりと変化の大きい時期です。こうした月ですから雨の日の雨よけ、蒸れるような暑さもありますので風通しには特に気を使います。

潅水

ぐんぐんと生長する6月は5月と同じく絶対に水は切らせません。しかし、5月と違うのは温度と梅雨です。昼間は生長に最適な30℃弱の気温より高いことも多くなり、梅雨に入ればより高い湿度になります。あまり水や肥料が多いと根や芋の傷みの原因になってしまいます。水を切らさず、かつ、過湿にならないバランスのとれた水やりが大切です。雨が多ければ水やりも控えます。昼間、強い太陽光線で鉢が熱くなり、鉢内が蒸し風呂のような状態になっていくので、水やりは朝から夕方・夜の水やりにします。

6月8日 雨 外棚は1日中雨に当てて管理しています。雨に当たると弱いオモトは淘汰されます。雨に当てた場合次の日の潅水は中止し、朝早くダイオネットを張ります。

梅雨入りまでは5月と同じですが、梅雨に入ると、できるだけ渇き気味にして管理します。鉢底の湿り具合や表土の渇き具合又は湿度計を見ながらおこないます。

最高気温が30℃を越えてくると、朝水をやっても、正午では鉢の中に水を多く含んでいることがあります。強い太陽光線で鉢が熱くなり、鉢内が蒸し風呂のような状態になっていきます。そうなる前に、5-6月から夕方の水やりにかえていきます。夕方に水をやれば、朝には水はしっかり切れているので蒸し風呂状態にはならずにすみます。

 

採光

6月23日 日差しがきつく11時からダイオネットを張る。

初旬は11時頃まで充分に採光し、以後はヨシズやダイオネットなどで日陰にして管理します。梅雨に入ると雨の日が多くなりますが、急に晴れた場合日差しがきついので早めに遮光します。雨の日の次の朝は朝から遮光しておきます。

通風

これから高温多湿になるので、オモトにとって最も悪く、鉢の中が蒸れると病気が発生しやすく、芋痛みの原因にもなります。なるべく風通しの良いところでオモトを置き蒸れないようにします。

 

施肥

6月25日 新生殿(しんせいでん)下葉が落ち始めます。

梅雨入りとともに、追加の置き肥は控え、液肥はより薄く(スーパー1の場合、3-5千倍を1万倍ほどに)していきます。まだまだ生長期なので、天気のよい日の朝に液肥をやり、成長を止めないようにします。根も活発に動くので、液肥は濃すぎると根がすぐに傷むので気を付けて。豊明園では置き肥は追加はのせず、今までの肥料は夏中のせたままで秋まで栽培します。

ワラ灰

はしっかりとやっていきます。肥料が多いと、万年青の芋はともすると膨れがちで柔らかくなりますが、ワラ灰をやることで芋を締め、堅いつくりにします。

 

病害虫の予防と駆除

高温多湿が病害虫にとっては最適な条件になり、病気が発生する時期です。オモトに症状が出ていない場合でも予防の農薬散布が必要です。主に出る病気は赤星病、害虫はスリップス・カイガラムシ・ナメクジなど。

6月3日 大黒殿(だいこくでん)

親と子の新芽の伸びと、新しい子が出始めているのがわかります。

色の白い新根が首元の葉を突き破り出てきています。水やりの間隔が良いと、枝根として新根が出てきます。

 

交配

6月6日 おもとの花 交配作業

写真はオシベの花粉をメシベにつけているところ。蜜がでて独特の匂いがするので適期はわかります。花粉をつけた後の数日間は、花芽に水をかけて花粉が落ちないようにしましょう。交配が成功すれば、数週間で実は膨らんできます。どんな新しい万年青ができるのかワクワクの時間です。

12月に赤くなった実をとり、春に実をまいて、6月に芽がでてきます。根が種を持ち上げるので、根が干からびないように出てきたら埋めなおすようにしてください。

万年青の育て方 実をつけるには

おもとの交配  万年青の品種改良

万年青 実がならない   実が付かない

おもとの花 実の付け方  おもとの花交配時期

万年青の実の付け方            おもとの花芽・交配

おもとの実をつけるには  おもとの時期・花・実

万年青(おもと) 生け花      おもとの生け花・種類

おもとの育て方交配・実生  オモト交配の仕方

 

6月28日 縞獅子(しまじし) 交配した実が膨らみ始めました。

 

6/8 交配した実が膨らむ

交配した花粉が実の先端についているのがわかる

親木はこの5-6月から12月、1月まで栄養を送りつづける。半年以上かけて種子をつくっていく

おもとの実をつけるのは、人が子供を宿すのと同じくらい力がいるので、親木を休ませるために出てきた花芽を落とすこともします。花芽を出しやすい性質の実親や大葉では、弱っていても花芽をだすので、1-2年使ったら花芽を落とすようにしています。連続で花芽を使うと、やはり少しずつ親木が小さくなってしまいます。

 

6/26 BO10に花芽があがったので交配

実が膨らみ始めて一安心

 

6月8日 芋吹きの芽が出てきました。

芋吹きも膨らみ始め、新芽がでてきます。最初の5㎜ほど芽が出るまで暗い場所で管理し、動き出したら鉢植えをして日に当てて慣れさせます。暗い場所で長く芽を伸ばすとひょろひょろの弱い芋吹きになるので注意。基本的に秋までは肥料はしません。

 

6月14日 おもと翠峰(すいほう) 腰が膨らみ始め、新根や新芽が出てきました。この時期に下の葉が色が変わり、下葉が枯れ始めます。

写真のように、新根が下葉を突き破って出てくるので、春から秋は下葉は落ちていきます。湿度もある6月は一番新根がでる時期なので、下葉も落ちやすい。元気な木では腰が太り、下葉を割ることもあります。

 

6月14日 種から芽が出てきました。

6月21日 豊明園 第一温室

6月27日 実生の新芽

 

 

6月27日 豊明園外棚

昔の岡崎は夏でも30℃にいくかいかないかだったのですが、今は普通に35℃、下手をすると38℃、40℃になってしまいます。5月から9月までの日除けが大事です。朝日はできるなら取り、9時から夕方までの強い光線は寒冷紗やよしず、すだれなどで弱めて、日焼けをしないように作った方が失敗は少ないです。豊明園の考え方は、葉焼けするぎりぎりまで日を取る、という考えでやっていますが、去年、おととしから日が強すぎて焼けてしまい、一部遮光ネット50%の部分を70%にしました。

万年青の育て方 3月 岡崎

おもとの春 愛知県岡崎市 豊明園 栽培管理

3月3日  豊明園山の上で河津桜3月2日 外のオモトは雨に当てる。

 

3月22日 日射しがきつくなってきたら50%の遮光ネットを張る

お彼岸の声を聞くとともに、植え替えを始めます。植え替えの砂利・軽石・桑炭・ミズコケなど材料の準備は早めにしておきます。植え替えシーズンになると鉢の業者さんも在庫が少なくなるので、各サイズ取り揃えておいた方が無難です。

3月8日 植え替え 3月は大きくなった子を割り子したり、芋切りにも最適。春の肥料を効かせたいので、秋に植え替えた方が肥料の効きが良い。(秋植え替えしたオモトは春は行わない)元気の良い木は2年植え替えしなくても大丈夫です。気勢の弱った木は植え替えします。

3月23日 用土の準備 富士砂を水洗いして天日乾し

3月30日 オモト植え替え ビンセットで色の変わっている葉を取り除く。

3月17日 芋吹き

 

水やり

この時期に水切れすると、根の先端の活動がとまり、葉焼けを起こしやすくなります。水やりするときはしっかりとおこないます。

採光

3月14日 ビニールこしの採光と50%の遮光ネットで柔らかい陽をとる。

どの植物にとっても最も光線の必要な時期ですが、オモトもその例外ではありません。この時期充分に光線をあてることで、オモトの芋は充実し、芽当たりも大きくふくらみ、葉のつけ根、腰のあたりも太ってきます。50%程度の寒冷紗で強い直射日光は避けるようにしますが、朝から午前中の日は充分採るようにします。

3月14日 植え替えのために鉢から抜いた直後の『新生殿』の新根

防風

3月22日 日射しがきつくなってきたら50%の遮光ネットを張る。

2月下旬から3月中旬にかけての風は意外に冷たく、しかも乾燥していますから風には絶対あてないようにします。暖かい日は強い陽に、寒い日は北や西からの強風に気を付けて、葉を焼かないようにしましょう。

3月19日  不織布で囲う、夜間は上のビニールか不織布を張る。風が直接あたらないようにする。

防寒

関東から西の地方でも、思わぬ雪の降ることがあります。朝目が覚めたら一面銀世界だった、ということもあります。また、急に寒さがぶりかえしたりして、天候が不安な時期でもありますから、充分注意しましょう。

3月27日 岡崎 豊明園外棚

施肥

3月7日 天光冠(てんこうかん)に固形肥料を与える。肥料をきかせる時期です。

芋吹きする親木で植え替えするものは植え替え予定日20日前に固形肥料を取り除きます。植え替えするまで肥料を施しておると芋が腐るおそれがあるからです。

3月22日 阿賀野川(あがのがわ)の根の状態。新根が十分に動いている。根が動き出したら水を切らさないように。

3月7日

新根の動き、用土や、植え替える1年間の肥料カスなどが分かります。鉢に沿って根がまき、太く力強い根がでています。新根は30℃になるまで伸び続けるので、水を切らさないようにしましょう。植え替えは根をほぐして新しい鉢に植えます。

 

3月8日 種まきの様子

3月19日 オモトの実 皮がしわがよっています。

交配した方や、赤い実が付いた方は実をまいて実生を楽しんでも良いでしょう。豊明園では古くから細かな砂利をタネが見えなくなるまでここにかぶせて発芽させます。赤玉土、鹿沼土など水持ちのよいものでも代用できます。

3月20日 この時期から病害虫が出始める。希釈率を守り、風のない涼しい時に散布する。誤った薬剤の濃度と強い日射しが薬害の原因

3月25日オモト生花 大像観 (たいぞうかん) 活けてから4カ月目

3月28日 植え替えコテ(小型スコップ)と言う道具を使い富士砂を入れる。

3月30日 芋そうじ筆でオモトを洗う

万年青の育て方 2月 岡崎

おもとの冬 岡崎 豊明園 栽培管理

2月10日  獅子系の棚

おもと冬の管理2月

おもと岡崎豊明園第二温室 凍らせないように不織布で覆う。

夜間の冷え込みに対する備えをうっかり怠り、翌朝、オモトも鉢の中もすっかり凍らせてしまうことがあり、ひどいときには、鉢が割れてしまう事すらあります。このように、オモトを凍らせてしまった場合、急に暖かい室内へオモトを置き換えたり、ぬるま湯や水をかけて、早く凍結を解くのは良くありません。翌朝の冷え込みが予想されるときは、たとえハウスの中にあっても、古新聞などいっぱいに広げ、オモトの上にふんわりと載せておくだけでも、オモトを凍結から守ることが出来ます。

灌水

屋内に取り入れた場合は、おおむね3日おきにやればよろしい。屋外に出す場合は表面だけ乾くときがあるので、オモトのようすを見てふり水をして、換水の間隔を伸ばします。

2月7日 おもと瑞泉 新根が活動し始める。

水の乾き具合を表土(富士砂)や楊枝の色の変わり具合を観察して灌水の間隔を見ます。

採光

2月24日 豊明園 外展示棚 やわらかい日が差し込みます。

直射の場合は午前中の採光をします、1日中の場合は不織布や寒冷紗ごしの採光です。葉の薄い薄葉系統は直射をさけ不織布・寒冷紗などの下゛て管理します。

防風

屋外に置く場合は、つねに不織布・寒冷紗を張りめぐらして風を防ぎます。この時期オモトを風にあてますと、葉の縁や葉先、あるいは斑や柄の白い部分などが葉焼けをおこして褐色になり、たいへんみにくくなります。

2月14日 不織布・寒冷紗で風を防ぎます。

防寒

とくに暖房する必要はありませんが、明け方の冷え込みに対する備えは充分にし、朝、オモトも鉢の中もすっかり凍ってしまっていることのないようにしましょう。ハウスなどの中に取り入れている場合、晴天の日は室内温度が高くなることがあるので、換気には充分注意し、オモトが蒸れないようにします。

 

2月13日  外棚

2月18日 おもと岡崎 豊明園

施肥

2月24日 梅の花の咲く頃に寒肥を置きます。

2月21日 2回目の肥料作り、寒のうちに肥料作りします。

梅の花が咲く頃ぼつぼつオモトの根が活動し始めるので、寒肥を与えます。固形肥料ならば2個を鉢の縁にのせます。水肥は晴天の日の朝に与えます。多すぎたり、濃すぎたりしてはかえって害をおよぼします。

2月13日 桜岳錦(おうがくにしき) 新根活動しています。

2月18日 千代田の松

水苔

2月2日 温室内で管理している生水苔、寒さに当たると芽が茶色に変わってきます。

 

万年青の育て方 1月 岡崎

おもとの冬 岡崎 豊明園 栽培管理

豊明園 第一温室 愛知県岡崎市

夜間も天窓は開けた状態で管理しています。外の外気温と同じです、温室内は横窓がしめてあるため湿度があります。大葉系統は不織布の下で管理します。葉が垂れないようにするため。垂れたもとは棚の下へ置きます。1月の潅水は温室内では7日を目安にオモト鉢の状態を見ながら行います。外で管理しているオモトは晴天が続くと上渇きするので晴天の日を見て換水します。

おもとの生け花

花材 品種 (大象観)たいぞうかん
岡崎 豊明園の正月 葉10枚、実1つを付け生ける。 池坊、七種伝の伝花とされて一種で生けます。年中青くて枯れることがなく千々孫々まで繁栄する」ということで、正月の生け花として。

万年青の実 『太陽』深紅の実になる。

1月14日 永島  実 にも柄が見える

 

豊明園 外展示棚  雪が降りつもる時も、その場所に置き管理します。棚上が壊れそうな場合、上のものを取り外し雪にさらします。急に暖かい場所に移さない事。自然の寒さに馴らして管理しているおもとは丈夫です。

雪が降りつもる時そのままの場所に置き管理します。急に暖かい場所に移さない事。自然の寒さに馴らして管理しているおもとは丈夫です。

冬の寒さ対策

大寒波が来ていますね。おもとは寒さに強く、数回凍るくらいなら全く問題ありません。(自然のおもとは霜にあたっても元気です)ですが、凍ったおもとに直射日光が当たって一気に温度があがると組織が壊れてしまいます。凍って葉の色がどす黒くなったら、なるべく暗い場所でゆっくり解凍(?)しましょう。また、霜に当たらないようにネットを張ったり、温室の中でも、一枚新聞紙をのせておくだけで凍るのが防げます。豊明園では、この時期はしっかりと凍らせて、強い木を作るようにしています。スパルタ作りです。この時期に甘い作りをすると、夏の暑さに耐えられないようになってしまいます。

風よけ・防風 

屋外の棚に置く場合は、寒冷紗・不織布などで囲い風を防ぎます。寒風に当たると葉の縁や葉先が焼けて褐色になり、また虎柄・図柄の白い部分は焼けやすいです。棚下に置くが新聞紙を巻いて保護します。

1月17日 新聞紙で寒さ対策

施肥 必要ありません。

 

病害虫の予防と駆除

温室内では、病気も害虫も活動しているで注意します。豊明園では1月の農薬散布は1回予定しています。

おもと 凍る

寒さが続くと葉の色が変わります。急に暖かい場所に移動しないこと。同じ場所に置いて管理すれば元の葉色にもどります。

おもとの葉

この時期灌水の間隔が開くのと気温が低いので葉が垂れやすくなります。

おもと葉垂れ対策

葉が垂れる場合新聞紙で覆う、又棚下、地面に近い場所に移す。

又は、葉が垂れる場合葉受けリングを使い葉を支えます。このようにすることで葉が垂れにくくなり又根元に光が当たるため発根や芽が動きやすくなります。

獅子の根 1月8日の写真

福の光の根っこ 1月9日  寒さにあっても根は動いています。

1月25日 豊明園外棚のおもと

おもとの育て方 交配・実生

オモトの交配〜実生の樂しみ

株分け•芋吹きに次いで、もぅひとつの増 殖方法に実生があります。おもとはひと株か ら1本の花穂しか出しませんが、多数の花が 密生して穂状花序を作りますので、一度にたくさんのタネ•苗を得ることができます。様々 な品種や実親(みおや)といわれる交配用の親 を使ぅことで、世界に自分だけの新品種を作 出できます。まずは実生の仕方について。

5月22日 オモトの花が咲く メシベが中心にオシベ6個で取り囲む

おもとの花。5〜6月、1本の花穂に多数の花を咲 かせる。仏炎苞のないミズバショウのような花。花 を咲かせるのは大葉系と薄葉系実親系統が主

タネを得るにはまず花を咲かせます。充分 力のある株なら4月頃から花穂が伸び始め、 5〜6月に開花します。ここで注意したいのは、小葉の羅紗系統は充実した株でも基本的 には花を咲かせません。花が咲き、実をつけるのは大葉系統と薄葉系統・実親系統が多いです。

5月17日 実親『国の花』オモトの花が咲き雌しべの蜜が出ています。

おもとの花

咲き始めの花は緑色ですが次第に黄色くなり、メシベに粘着質の蜜が出てきます。この 頃が交配の適期です。蜜は朝夕や低気圧の張り出したムッとする湿度の高い日に多く出ます。蜜が出たらオシベから花粉を採り交配します。自然任せの虫交配でも実は付きますが、 人工的に行ったほうが確実です◦花粉の付け 方は柔らかい筆などで花を擦るだけでも構いません。また、他に花を付けている株があったら、そちらも交互に擦つてみましよう。

5月28日 中心のめしべに蜜が出始める

おもとの花開花

6月6日 自家受粉よりも他家受粉のほぅが結実しやすく なります。人工的に行ったほうが確実です◦花粉を雌しべに付け ます。

 

受粉が成功すると1〜3週間ほどで青い実 が膨らんできます。しつかりと膨らみ、寒さ を感じる季節になると赤く色づき、12月から お正月頃に完熟します。緑の葉と赤い実のコ ントラストが美しく、おもとを愛でる最良の 季節です。実生をしなくても実を付けて観賞 したいものです。実を付けると株の体力を消 耗してしまうのは否めませんが…。熟した実 は花茎ごと切り取り、新聞紙等に包んで常温 保存しておきます◦春3〜4月に砂系の用土 に播種すると7月頃に芽が伸びてきます。

5月22日  オモトの交配作業 湿度を高めるため交配の場所だけ窓をしめます。

交配は花粉のみを取りだしメシベに付ける。竹ヘラか、毛先の柔らかい筆などで

自家受 粉よりも他家受粉のほうが実付きが良い

8月3日 白斑の実

8月4日 胡麻斑の実

8月6日 縞の実

受粉して1〜3週間後に実が膨らんでくる。次 第に大きくなり、11月までは青実のまま。赤く 色づくのは12月(寒さに当たってから)になつてから

8月7日 オモト『錦秀の松』の実

 

11月13日 オモト『錦秀の松』の実

12月8日 オモト『錦秀の松』寒さにあたり色づく

 

12月28日 オモト『黄金宝』の実

6月27日 3〜4月にタネ播きをして、6月~7月になると芽が伸び てくる。普通は青葉だが、使用した親によっては芽 出しもカラフル。

 

おもと夏の管理

夏の管理

6月1日 日射しがきつく早めに遮光50%のダイオネットよしづを張る

五月晴れが広がり木々も青さを増して夏に向かっていきます。おもとを作る上で気を付 けたいのは日照です。おもとは本来林内の半日陰に自生する植物。大葉•薄葉系はもちろん、日射しに強いといわれる羅紗系でも、柔らかい朝日を当てたら日中は遮光ネットやよしずで日除けをしましよう。

置き場所

7月3日 太陽殿の虎 採光の仕方で柄の出具合が変わります。

4〜5月になると日射しも強くなってきますので日除けをします。木陰や寒冷紗、よしずなどを利用して、遮光率70〜90%を目安に直射日光を遮ります。寒冷紗に白•シルバー 系の遮光材を利用すると光が熱に変わらないので気温の上昇をより抑えることができます。気温が30度を超えるようになる盛夏には、朝日のみ当たり、日中は日陰になるような環境が理想です。また、その時は蒸れに要注意。風通しの悪い棚や風の止まる日には扇風機を利用するのが効果的です。直接おもとに風を当てるのではなく、作場にこもった空気を追い出し、入れ替えるように風向き•風量を調節してください。温室、ビニールハウスでは40度になることもあるので気を付けます。

7月11日 朝7時10分から遮光しました。

 

水やり

水やりは鉢底からしっかり水が流れるまでたっぷり与える。鉢内の空気を入れ替える。

水やりは、表面が乾いてきたらしつかり、鉢内の空気が入れ替わるよぅにするのが基本 ですが、真夏の暑い日中は避けてください。与えた水が夏の日射しですぐに高温になって しまいますので、高温期の水やりは夕方の涼しい時間帯に行い、鉢自体を冷やします。

夏の32℃以上の高温で、冬眠のような休眠 状態になることがあります。温度が高く生長が止まっている状態で、どれだけ水をあげても吸収しきれません。その時期に水をあげても鉢内が過度の多湿の悪環境になり、蒸れて根腐れの原因となります。また、強い日射しと相まって鉢内や葉の芯がまるでふやけるように倒れてしまうこともあります。そのため、高温時はある程度乾いてから水をあげてください。少し乾いてきたが、まだ水をやるほど ではないな、という場合は、表面が軽く濡れる程度の振り水を行います◦抜き水と振り水を使い分けることで、多湿を防ぎます。例をあげれば、小葉では一日抜き水、2日振り水のサイクル、大葉では、1日抜き水、6日振り水のサイクルで水やりをする方もいます (日照、用土、風通しなど環境で変わります)

肥料

30度以下の涼しい地域を除いて、暑い時期の施肥は傷みの元なので行いません。

オモト  病虫害対策

30度を超えてくると、病虫害は春より少なくなります。蒸れて芯が抜ける病気に注意して、高温多湿を避けます。病害や食害の発生前に薬剤散布をします。気温の高い時の薬剤散布は薬害のもとなので、夕方や、涼しい日に行います。

粘着タイプの虫取り。病気を媒介する害虫をキャッチ

6月14日 この時期は、新葉がでるのと同時に新根も出る。新根や子供は下葉を破って出てくるので下葉は枯落ちる。生理現象で病気ではない。

7月30日 「新生殿」。この時期は、新葉が出るのと同時に新 根も出る。

 

 

寒冷紗は遮光率70〜90%。朝日は入り日中は遮光 ができるように寒冷紗やよしずの張リ方を工夫する

7月15日扇風機で風道を作る

棚に設置された扇風機。葉が揺れるほどの風は必要 なく、棚場にこもった空気を入れ換える換気のイメー ジで。風通しの悪い作場の必需品

6月8日 交配した実が膨らみ始める。オシベがメシベの頭に付いています。

7月24日 実が膨らんできました。

6月14日 種を播き3か月目新芽が出てくる。

6月13日 2年生の実生苗

7月6日 愛玉殿の芋吹き

8月1日 金峰山 巾広い新芽に深い覆輪を見せる。

8月25日 永島

 

8月31日 矢作砂を洗い天日干し、植え替えの用意

おもとの育て方 葉焼け

万年青の葉焼け 日焼け

発生条件(下記の事が2、3重なった場合)
〇 春先気象条件が変わる時ハウス内の換気を忘れる。
〇 前日雨で急に晴れ日光をとりすぎた場合。
〇 朝水をかけ急に晴れ日光をとりすぎた場合。
〇 外気温が20度以上になる場合(ハウス内35度~38度になる)。
対策
白い寒冷者紗越しに日光を取る。
午後から影になる場所に置く。
天窓を開けてハウス内の換気をはかりハウス内の温度を下げる。
日中おもと小屋を覗くこと。

5月3日 日影・換気するのを忘れ葉焼けになる。

 

おもとを棚に慣らす

おもとの中でも、今、中葉(薄葉)系の人気が昇ってきました。この系統の中で、縞甲系は羅紗と同じで葉が厚く、よっぽど水切れを起こさなければ葉焼けにはなりません。他の薄葉とよばれる千代田系日月系などの薄葉のおもとでは、春先から夏に、強い日に当てると焼けてしまうものもあります。

また、冬場でも、寒風、強風で乾燥によって焼いてしまうこともあります。

こういったおもとを長い目で見て自分のお棚に慣れさせるには、可愛い可愛いで囲って温室作りにするのではなく、一度自分でも少し焼けるのではないかな、といった場所で管理して、わざと少し焼きます。この時に、全体を焼いてしまったり、倒してしまうほどではダメですが、少し焼く位ですと、次の年からでてくる葉は一段厚い葉が出るようになります。そうすると、その葉はめったなことでは葉焼けを起こさず、自分の棚にあったおもとになっていきます。

 

中部の薄葉系統の名作者と言われる方は

そのようにして自分のお棚にあった薄葉(根岸松の図、地球宝や富士の図)を作りますし、次のお棚に移った時も安心して作が出来る物を作られます。もちろん、豊明園でも強めの日にあてて、どのくらいで焼けるのか、また、少し焼いて、葉肉のある強いおもと作りを心掛けています。

 

おもとの育て方 10月 岡崎

万 年青 秋 岡崎豊明園 栽培管理

三河おもと名品展 92回続ているおもとの展示会 愛知県岡崎市

キンモクセイの花の咲く頃、オモトの植え替え最適期です。9月下旬~11月終わりまでに植え替えをしたいです。木の状態により弱った木ゆ株分けする鉢を植え替えします。良く出来たオモトは錦鉢などに植え替え観賞します。

三河おもと名品展 92回続ているおもとの展示会 愛知県岡崎市

10月の第4(土・日)に開催します。

場所 おかざき農遊館 展示室

愛知県岡崎市阿知和町字乗越12番地    電話 0564-46-4700

灌水

10月10日 豊明園 外棚

 

台風の来る前の状態

この時期はオモトの根の動きが活発になっています。植え替えしたものは、水切れしないように早めの換水します。

鉢底のサナの色の変わりをみて鉢の中の水分を感じます。

採光

植え替えしたオモトは、1週間ほど日陰で管理します。植え替え後徐々に日光に当てていきます。葉の薄い物は日を採り過ぎると葉焼けします。

10月1日 福の光  採光の仕方により柄の出具合が変わります。10月に入っても午前中の2時間~3時間採光していないと曙柄がさめてしまいます。

通風

風通しの良く蒸れない場所で管理します。

10月18日 豊明園第二温室

施肥

植え替え後薄い液肥を施します。(大葉・実親)の系統は施肥すると来春の出来が良くなります。

病害虫の予防と駆除

農薬散布 病害虫が発生する前に農薬散布すると効果があります。  病害虫の被害防止のためはやめの予防、農薬散布をおこないます。

10月7日 新根が元気よく出ています。

 

10月17日 大像観 実が葉の色と同じになる。

 

10月22日  日月星の根っ子。

 

鹿児島おもと名作展 毎年9月末か10月に開催されます。

鹿児島おもと名作展 見事な大葉(薩摩オモト)が見られます。

 

奇跡の星の植物館   兵庫県淡路市夢舞台4番地

古典植物の展示  江戸時代に楽しまれた植物 万年青・富貴蘭・長生蘭・松葉蘭・錦糸南天などの展示

奇跡の星の植物館

 

10月28日  大黒殿(だいこくでん)

 

10月30日 豊明園 外棚