おもと春の管理

万年青  春の管理

3月23日 愛知県岡崎市 豊明園外培養所  採光を充分摂る

春は、おもとが休眠から覚め、新芽が動き出すとても大切な時期です。まず根が動きだ して緩慢だった鉢の乾きも幾分早くなり、水やりの頻度が変わってきます。同時に施肥や 植え替えに芋切りができますし、新葉の芸に期待膨らむ、一年のうちで最も楽しませてくれる季節です。

置き場所

暖かさを感じ新芽が動き出してきたら、冬囲いを外して春の柔らかい日射しに当てま す。寒冷地では室内にしまい込んでいたものも外に出しますが、急に日射しに当てるとお もとがビックリするので、曇りの日や遮光を考えて出し、徐々に日射しに馴らすようにし ましよう。

4月23日 愛知県岡崎市 豊明園第二温室  天窓・側窓は一日中開いた状態。

春の基本の遮光率は50〜75%。陽の採り方は品種によって異なります。目安としては、曙系や虎斑系など斑色が鮮やかに冴えるものは春の日射しに当てたほうが美しくなります。葉焼けを恐れ、暗い場所で管理していると淡緑〜薄黄色の斑色で止まってしまいま す。もちろん、葉焼けするほどの強い日射しは厳禁です。適度な遮光率は地域や作場によっても異なりますので、経験を積んで適度 な遮光率を見つけましよう。

4月27日 日射しが強く 50%の遮光ネットを張る。

5月31日 豊明園 外培養所

水やり

梅の咲くころになると、新根•新芽が動き出し、鉢の乾きが早くなります。新根の出る 時期の水切れは根止まりの原因です。乾き具合を見て水をたっぷりと与え、根張りをよく しましよう。表土のみ乾く場合は振り水をします。

3月7日新根が動き出す。

水の乾き具合を表土(富士砂)や楊枝の色の変わり具合を観察して灌水の間隔を見ます。

肥料

新根の動き出しと同時に肥料を与えます。春の肥料次第で、がっちりと葉幅を引いた葉 が出てきます。おもとの動き出す梅の咲く頃から施肥を開始します◦肥料の与え方は有機質の固形肥料を基本に、梅の咲く時期に1〜2個、桜の咲く時期に新しい固形肥料を2個 置きます。

大富貴(だいふうき) 施肥は梅と桜の頃。肥料は鉢縁側に置く。桜の頃になったら新しいものと交換。適切な施肥で作がまるで違ってくる。おもとに肥料を与えるのが 楽しみになってきたら、立派な愛好者の仲間入り

 

病虫害対策

この季節は害虫•病原菌も元気になり、折角の新葉に悪さをすることがあります◦スリップスに新芽を舐められるとせつかくの美しい葉に傷が付いてしまいます。春の新芽が 伸びる前に、オルトラン粒剤を撒いておきます。浸透移行性の殺虫剤で、スリップスだけでなく、ヨトウムシやカイガラムシ等にも効きます。時期をみて定期的に使用すると良いでしよう。

おもとの害虫対策

手軽で簡単さらに良く効くので、一般山野草でもよく使われるオルトラン粒剤・オルトランDX粒剤 5号鉢に1gを目安 浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、植物全体を害虫から守る効果が持続します。新芽が動き出したら鉢縁側に少量播いておく。葉が命のおもとなので、葉を食害する害虫対策は万全に

※浸透移行性 根から薬の成分が吸収され、植物自体が殺虫効果を持つ。その葉を食害する害虫を防除する。

農薬散布  早めの予防

赤星病や炭そ病などの病気の発生もみられますので、ベンレー卜やダコニールなどの殺菌剤を定期的に散布します。毎日のおもと観察で、病気や虫害の兆候をとらえたらすぐに抑え込むことが大切です。病原菌が活発になる高温多湿の場所を作らなすように通風は充分に確保します。また、羅病した葉は元に は戻りませんので、切除後、薬剤散布をして予防に努めます。

 

 

専用のおもと小屋で管理。乾いた寒風に当たらない ように側面にすだれを張って風よけをしている。前 面は可動式の白色寒冷紗

愛知県岡崎市 おもと

4月 毎年第三 (土)・(日) おもとを楽しむ会

春のおもとを楽しむ会、出品は無料 一般参加受付します。豊明園に連絡ください。℡0564-51-4714

岡崎市 場所 おかざき農遊館 展示室 電話 0564-46-4700        愛知県岡崎市阿知和町字乗越12番地    春の展示は培養鉢で出品可能です。いつもの状態を一般の方々に見ていただきます。又出品作品は趣味の山野草に掲載されます。

4月9日 おもとの植え替え  水洗いしてきれいにします。

おもとの植え替えについて

 

おもとの花 開花 5月31日  この頃になると花芽が上って花が開花します。

おもとの実をつけるには

5月31日 芋吹きの新芽動き出す。