冬の寒さ対策

おもと 12月 岡崎市 豊明園

寒さ対策 

西面はよしずを立て掛け、風除け、上はビニールを張り霜よけ、寒い日にはオモトが少し凍ります。

12月末 豊明園第一温室 不織布で覆ってあります。(大葉・薄葉系)葉が垂れないように保護しています。

 

おもと 1月 岡崎市 雪

大寒波が来ていますね。
おもとは寒さに強く、数回凍るくらいなら全く問題ありません。
(自然のおもとは霜にあたっても元気です)ですが、凍ったおもとに直射日光が当たって、一気に温度があがると組織が壊れてしまいます。
凍って葉の色がどす黒くなったら、なるべく暗い場所でゆっくり解凍(?)しましょう、また、霜に当たらないようにネットを張ったり、
温室の中でも、一枚新聞紙をのせておくだけで凍るのが防げます。
豊明園では、この時期(1月から)はしっかりと凍らせて、
強い木を作るようにしています。
スパルタ作りです。
この時期に甘い作りをすると、夏の暑さに耐えられないようになってしまいます。
おもと 凍る
寒さが続くと葉の色が変わります。急に暖かい場所に移動しないこと。
同じ場所に置いて管理すれば元の葉色にもどります。
12月末頃になると気温も下がりオモトの活性も弱くなります。根からの吸い上げも弱くなり葉が全体に垂れてきます。又灌水すると葉は元気になり立ってきます。寒さが厳しくなると葉が寝たり立ったりと繰り返すと元気がなくなります。
支柱オモトをで支えして、葉が垂れるのを防ぎます。
オモトを新聞紙で巻く。中に湿度がこもり葉が安定します。