おもとの育て方 6月 岡崎市

万年青 夏 愛知県岡崎市 豊明園 栽培管理

索引

お棚の環境

6月3日 風通しをはかります。窓は全開してあります。第二温室

 

6月9日 豊明園第二温室 オモトの新芽が勢いよく伸びてきます。

6月28日 獅子おもとの展示

梅雨時のオモトの管理は天候が不安定なだけに、1年を通じて最も難しいです。雨の日も多くなり湿度・気温も高くなったりと変化の大きい時期です。こうした月ですから雨の日の雨よけ、蒸れるような暑さもありますので風通しには特に気を使います。

潅水

ぐんぐんと生長する6月は5月と同じく絶対に水は切らせません。しかし、5月と違うのは温度と梅雨です。昼間は生長に最適な30℃弱の気温より高いことも多くなり、梅雨に入ればより高い湿度になります。あまり水や肥料が多いと根や芋の傷みの原因になってしまいます。水を切らさず、かつ、過湿にならないバランスのとれた水やりが大切です。雨が多ければ水やりも控えます。昼間、強い太陽光線で鉢が熱くなり、鉢内が蒸し風呂のような状態になっていくので、水やりは朝から夕方・夜の水やりにします。

おもとの水遣り 6月20日 鉢底まで充分水が抜けるまで灌水します。おもとの成長が盛んに動く時期水を切らさない事、梅雨明け頃まで(新根の出る時期まで)注意。

6月8日 雨 外棚は1日中雨に当てて管理しています。雨に当たると弱いオモトは淘汰されます。雨に当てた場合次の日の潅水は中止し、朝早くダイオネットを張ります。

梅雨入りまでは5月と同じですが、梅雨に入ると、できるだけ渇き気味にして管理します。鉢底の湿り具合や表土の渇き具合又は湿度計を見ながらおこないます。

最高気温が30℃を越えてくると、朝水をやっても、正午では鉢の中に水を多く含んでいることがあります。強い太陽光線で鉢が熱くなり、鉢内が蒸し風呂のような状態になっていきます。そうなる前に、5-6月から夕方の水やりにかえていきます。夕方に水をやれば、朝には水はしっかり切れているので蒸し風呂状態にはならずにすみます。

 

動画解説 【梅雨の長雨と万年青】【万年青の育て方】しっかりと雨にあてて、生長させます。雨に当たると弱い万年青は淘汰されます。【万年青の豊明園】【How to grow OMOTO in the rain】

 

採光

6月23日 日差しがきつく11時からダイオネットを張る。

初旬は11時頃まで充分に採光し、以後はヨシズやダイオネットなどで日陰にして管理します。梅雨に入ると雨の日が多くなりますが、急に晴れた場合日差しがきついので早めに遮光します。雨の日の次の朝は朝から遮光しておきます。

ダイオネット

通風が良く50%の日陰が作れます。
日よけ ダイオランSG  色(シルバー)ネットの販売をしています。市松模様なので通風がよく軽くて丈夫、遮光率40~50%
 
 
 

通風

これから高温多湿になるので、オモトにとって最も悪く、鉢の中が蒸れると病気が発生しやすく、芋痛みの原因にもなります。なるべく風通しの良いところでオモトを置き蒸れないようにします。

 

施肥

6月25日 新生殿(しんせいでん)下葉が落ち始めます。

梅雨入りとともに、追加の置き肥は控え、液肥はより薄く(スーパー1の場合、3-5千倍を1万倍ほどに)していきます。まだまだ生長期なので、天気のよい日の朝に液肥をやり、成長を止めないようにします。根も活発に動くので、液肥は濃すぎると根がすぐに傷むので気を付けて。豊明園では置き肥は追加はのせず、今までの肥料は夏中のせたままで秋まで栽培します。

ワラ灰

はしっかりとやっていきます。肥料が多いと、万年青の芋はともすると膨れがちで柔らかくなりますが、ワラ灰をやることで芋を締め、堅いつくりにします。

 

病害虫の予防と駆除

高温多湿が病害虫にとっては最適な条件になり、病気が発生する時期です。オモトに症状が出ていない場合でも予防の農薬散布が必要です。主に出る病気は赤星病、害虫はスリップス・カイガラムシ・ナメクジなど。

おもとの消毒 6月19日 前回の農薬散布より20日目(予防の農薬散布)農薬散布は葉の表側と裏側全体を均一に散布します。散布は園内全部のおもとにおこないます。

農薬散布機

100ℓのタンクを使用します。ホースは50m

水野博道 毒物劇物取扱者の資格を持つ培養責任者。ジマンダイセン・スミチオンを混合、展着剤も使用朝夕の涼しい時に散布してください。
(半日くらい雨が降らない天候の時に散布してください。)
虫に抗体ができますので農薬を時々かえること。農薬は説明書をよく読んで希釈倍数を確認すること。
趣味の山野草2011年8月号に『おもとのもと』26 「よくある失敗」が掲載されます。

6月おもとの根っこ

6月3日 大黒殿(だいこくでん)

親と子の新芽の伸びと、新しい子が出始めているのがわかります。

色の白い新根が首元の葉を突き破り出てきています。水やりの間隔が良いと、枝根として新根が出てきます。

6月23日 大黒殿(だいこくでん)鉢から抜いて見ました。
この時、根・芋の部分を注意深く観察します。

 

根の色は用土によって少し変わります。
新根がさかんに動いています。又新芽が出てきます。
この時期水遣りの仕方で伸び具合が変わります。

 

6月20日 太陽殿の虎(たいようでんのとら)

新根が勢い良く伸びています。この時期の植え替えはオモトを鉢から抜いたらすぐに植え替えします。用土は前の用土が新しい場合は今までの用土で植え付けします。古い用土の場合は新しい用土にして植え付けします。1週間ほど日陰で管理して元の場所へもどします。

交配

6月6日 おもとの花 交配作業

写真はオシベの花粉をメシベにつけているところ。蜜がでて独特の匂いがするので適期はわかります。花粉をつけた後の数日間は、花芽に水をかけて花粉が落ちないようにしましょう。交配が成功すれば、数週間で実は膨らんできます。どんな新しい万年青ができるのかワクワクの時間です。

12月に赤くなった実をとり、春に実をまいて、6月に芽がでてきます。根が種を持ち上げるので、根が干からびないように出てきたら埋めなおすようにしてください。

万年青の育て方 実をつけるには

おもとの交配  万年青の品種改良

万年青 実がならない   実が付かない

おもとの花 実の付け方  おもとの花交配時期

万年青の実の付け方            おもとの花芽・交配

おもとの実をつけるには  おもとの時期・花・実

万年青(おもと) 生け花      おもとの生け花・種類

おもとの育て方交配・実生  オモト交配の仕方

 

6月28日 縞獅子(しまじし) 交配した実が膨らみ始めました。

 

6/8 交配した実が膨らむ

交配した花粉が実の先端についているのがわかる

親木はこの5-6月から12月、1月まで栄養を送りつづける。半年以上かけて種子をつくっていく

おもとの実をつけるのは、人が子供を宿すのと同じくらい力がいるので、親木を休ませるために出てきた花芽を落とすこともします。花芽を出しやすい性質の実親や大葉では、弱っていても花芽をだすので、1-2年使ったら花芽を落とすようにしています。連続で花芽を使うと、やはり少しずつ親木が小さくなってしまいます。

 

6/26 BO10に花芽があがったので交配

実が膨らみ始めて一安心

おもとの繁殖芋吹き

6月8日 芋吹きの芽が出てきました。

芋吹きも膨らみ始め、新芽がでてきます。最初の5㎜ほど芽が出るまで暗い場所で管理し、動き出したら鉢植えをして日に当てて慣れさせます。暗い場所で長く芽を伸ばすとひょろひょろの弱い芋吹きになるので注意。基本的に秋までは肥料はしません。

芋吹き6月10日水苔ふかし方、まだ箱の中の芋吹き、芽の動きが遅くても芋吹きの鏡(表面)の色が良ければ吹き上ってきます。

今年の芋吹き6月10日ハッポースチロールの箱で管理している芋吹きを3日おきに棚に出しています

芋吹き6月17日 1月~4月までに芋吹きしたオモトの3/2ほど吹き上がりました。

6月14日 おもと翠峰(すいほう) 腰が膨らみ始め、新根や新芽が出てきました。この時期に下の葉が色が変わり、下葉が枯れ始めます。

写真のように、新根が下葉を突き破って出てくるので、春から秋は下葉は落ちていきます。湿度もある6月は一番新根がでる時期なので、下葉も落ちやすい。元気な木では腰が太り、下葉を割ることもあります。

 

6月14日 種から芽が出てきました。

6月21日 豊明園 第一温室

6月27日 実生の新芽

 

 

6月27日 豊明園外棚

昔の岡崎は夏でも30℃にいくかいかないかだったのですが、今は普通に35℃、下手をすると38℃、40℃になってしまいます。5月から9月までの日除けが大事です。朝日はできるなら取り、9時から夕方までの強い光線は寒冷紗やよしず、すだれなどで弱めて、日焼けをしないように作った方が失敗は少ないです。豊明園の考え方は、葉焼けするぎりぎりまで日を取る、という考えでやっていますが、去年、おととしから日が強すぎて焼けてしまい、一部遮光ネット50%の部分を70%にしました。

6月28日 豊明園第一温室 引越しおもと・獅子・羅紗・大葉・江戸万年青など見れます。

 

 

 

梅雨の注意点 対策

 

今回の記事は、外棚で雨に当てて万年青を育てている方を中心にした記事ですが、梅雨全般の対策についてお話している記事です。

室内、温室で育てている方は、湿度が高いので、病気、虫に気を付けることと、梅雨を境に気温も夏の気温になるので、日差し、直射日光を当てすぎないようにしましょう。

 

梅雨 長雨 湿度 虫 気温 夏の直射日光 高温

日本では、春夏秋冬、の四季に加えて、夏前の梅雨、夏から秋へと変わる秋雨とを加えた、六つの季節がはっきりと表れます。

この夏前の梅雨、降水量は、九州では年間の4分の1、関東、東海地方では年間の5分の1の量がに降り、古くから梅雨入りは田植えの時期の目安になっていました。

日本に自生する万年青も、この梅雨の長雨を合図に、ぐんぐんと根っこ、葉っぱが生長します。

この長雨や湿度が薬にも毒にもなります。元気の良い、力のある木は一気に生長させ、力のない木、弱い木、肥料が多すぎた木は梅雨時期に病気が出たり、梅雨が終わって夏の高温がくると倒れてしまいます。

 

長雨と湿度で元気なものはより元気に!だけど、、

長雨と湿度で元気なものはより元気に!だけど、、病気が出やすいです。梅雨の長雨ですと、下手をすると3日間ずっと雨が降る日もあります。水やりでも、普段はしっかりあげる人で10秒間水をあげれば相当しっかりやっていますから、しとしとと1日中雨が降るのは環境が全く違います。長い雨を当てると病気が出やすいこと、その後の夏の日光、高温で倒れるものが出ることがあるので、長雨を防ぎます。

私たち万年青の豊明園では、長くても1日雨を当て続けるだけで、それ以上は雨は当てないようにします。ビニールを引いて、何日も雨を当て続けないようにします。それでも、1日雨を当て続けると、弱っているの万年青は淘汰されます。全国、今では世界中に万年青を発送しているので、弱いものが倒れることはよいことだと考えています。

この長雨と湿度は、田植えが始まり、植物の恵みの雨なので、旺盛な生長には欠かせません。多すぎはだめですが、適度な肥料は健全な生長に必須です。

 

梅雨の湿度・温度は病気にベスト その前に殺菌剤を

この梅雨時期の湿度、温度を待っていたかのように、病気は発生します。病気を防ぐ殺菌剤は、病気がでてからでは効きません。病気にならないように、植物をコーティングする、バリアを張っておいてあげないと、効果がありません。最近では手軽な殺菌剤も出てきましたので、病気が発生する湿度、温度になる前に、殺菌剤を散布しましょう。一年に1回しか殺菌剤をかけれないのなら、私なら迷わずこの時期に散布します。

 

梅雨後の真夏の高温 日光

この梅雨時期、実際は倒れる万年青は多くありません。その後の夏の高温多湿が来て、根が弱る、株が倒れるということが起きます。梅雨で根っこや葉っぱをしっかり出させて生長させても、夏で気候が変わったら、栽培も変えていきます。

高温多湿の際は、直射日光はほぼいりません。日陰で風通しの良い場所がよいでしょう。

水やりの後に、鉢の中の水が高温になり、鉢が煮えてしまうことがあります。日が強いとき、気温が高いときは、鉢の中にあまり水がないようにしましょう。

 

 

 

6月の栽培の基本 文章

今回は、6月の栽培の基本 についてお話します。

トピックは

お棚環境 病害虫の予防と駆除
水やり 下葉が落ちる
通風 交配
施肥 おもとの繁殖芋吹き

です。すべて関連してきますが、目次を付けてあるので、自分の気になるところだけ見ていただいても大丈夫です。

お棚環境

梅雨時のオモトの管理は天候が不安定なだけに、1年を通じて最も変化の大きい月です。雨の日も多くなり湿度・気温も高くなったり。こうした月ですから雨の日の雨よけ、蒸れるような暑さもありますので、窓を全開にして風通しには特に気を使います。室内で温度が一定の場合はよいですが、空気の動きが止まるようでしたら、サーキュレーターを回して空気の流れを作っておきましょう。その時の注意点は、万年青に直接風が当たらないようにしてください。

水やり

ぐんぐんと生長する6月は5月と同じく絶対に水は切らせません。しかし、5月と違うのは温度と梅雨です。昼間は生長に最適な30℃弱の気温より高いことも多くなり、梅雨に入ればより高い湿度になります。あまり水や肥料が多いと根や芋の傷みの原因になってしまいます。水を切らさず、かつ、過湿にならないバランスのとれた水やりが大切です。雨が多ければ水やりも控えます。昼間、強い太陽光線で鉢が熱くなり、鉢内が蒸し風呂のような、鉢の中が煮えるような状態になっていくので、だんだんと水やりは朝から夕方・夜の水やりにします。

豊明園のおもとの水遣り 実際

鉢底まで充分水が抜けるまで灌水します。おもとの成長が盛んに動く時期、水を切らさない事が肝要です。梅雨明け頃まで、新根の出る時期まで、水を切らさないよう注意します。

雨 外棚は1日中雨に当てて管理しています。雨に当たると弱いオモトは淘汰されます。雨に当てた場合次の日の潅水は中止し、朝早くダイオネットを張ります。

高温多湿になったら、水やりを乾き気味に

梅雨入りまでは5月と同じですが、梅雨に入って、最高気温が33℃を越えてくると、できるだけ渇き気味にして管理します。鉢底の湿り具合や表土の渇き具合又は湿度計を見ながら水やりをおこないます。

 

採光

6月初旬は9時頃まで充分に採光し、以後はヨシズやダイオネットなどで日陰にして管理します。梅雨に入ると雨の日が多くなりますが、急に晴れた場合日差しがきついので早めに遮光します。雨の日の次の朝は朝から遮光しておきます。

最近では気温の高いとき、日差しの強いときが多いので、早め早めに日よけをしたほうが日焼けしません。しっかり日を当てた方が木自体が強くなりますので、自分のお棚の良い塩梅を探してください。

 

日よけネット 通風が良く50%の日陰が作れます。

日よけネットもあります。市松模様なので通風がよく軽くて丈夫、遮光率40~50%です。
 

通風

これから高温多湿になるので、鉢の中が蒸れると病気が発生しやすく、芋痛みの原因にもなります。なるべく風通しの良いところにオモトを置き、蒸れないようにします。

 

施肥

梅雨入りとともに、追加の置き肥は控え、液肥はより薄くしていきます。(液肥のスーパー1の場合、3-5千倍を1万倍ほどにします) まだまだ生長期なので、天気のよい日の朝に液肥をやり、成長を止めないようにします。根も活発に動くので、液肥は濃すぎると根がすぐに傷むので気を付けてください。豊明園では置き肥は追加はのせず、今までの肥料は夏中のせたままで秋まで栽培します。

ワラ灰

ワラ灰はしっかりとやっていきます。肥料が多いと、万年青の芋はともすると膨れがちで柔らかくなりますが、ワラ灰をやることで芋を締め、堅いつくりにします。

 

病害虫の予防と駆除

高温多湿が病害虫にとっては最適な条件になり、病気が発生する時期です。オモトに症状が出ていない場合でも予防の農薬散布が必要です。主に出る病気は赤星病、害虫はスリップス・カイガラムシ・ナメクジなど。

農薬散布は葉の表側と裏側全体を均一に散布します。散布は園内全部のおもとにおこないます。

下葉が落ちる

この時期は、新芽の伸びや、新しい子供がでてくる時期ですが、それに伴って下葉が落ち始める時期でもあります。下葉の葉先から黄色くなり、新芽の数とだいたい同じ数の下葉が落ちます。良く下葉の根本をみてみると、新根が突き破って出てくるのが分かります。下葉が落ちるのは自然なので、だんだんと黄色くなったら、黄色い部分をハサミで切ってください。無理に引きちぎると株の傷になることがあるので、ハサミで切ると良いでしょう。

 

もし植え替えをするなら、、

新根が勢い良く伸びています。鉢を落として割ってしまった、など、この時期の植え替えはオモトを鉢から抜いたらすぐに植え替えします。用土は前の用土が新しい場合は今までの用土で植え付けします。古い用土の場合は新しい用土にして植え付けします。1週間ほど日陰で管理して元の場所へもどします。

交配

おもとの花 交配作業

写真はオシベの花粉をメシベにつけているところ。蜜がでて独特の匂いがするので適期はわかります。花粉をつけた後の数日間は、花芽に水をかけて花粉が落ちないようにしましょう。交配が成功すれば、数週間で実は膨らんできます。どんな新しい万年青ができるのかワクワクの時間です。

12月に赤くなった実をとり、春に実をまいて、6月に芽がでてきます。根が種を持ち上げるので、根が干からびないように出てきたら埋めなおすようにしてください。

実をつけるのは体力をたくさん使う

おもとの実をつけるのは、人が子供を宿すのと同じくらい力がいるので、親木を休ませるために出てきた花芽を落とすこともします。花芽を出しやすい性質の実親や大葉では、弱っていても花芽をだすので、1-2年使ったら花芽を落とすようにしています。連続で花芽を使うと、やはり少しずつ親木が小さくなってしまいます。

 

 

おもとの繁殖芋吹き

芋吹きも膨らみ始め、新芽がでてきます。最初の5㎜ほど芽が出るまで暗い場所で管理し、動き出したら鉢植えをして日に当てて慣れさせます。暗い場所で長く芽を伸ばすとひょろひょろの弱い芋吹きになるので注意。基本的に秋までは肥料はしません。

まとめ

お棚環境
高温多湿になるので空気が動くように
病害虫の予防と駆除
予防をしっかりと
水やり
30℃まではしっかり、高温多湿になったら、乾かし気味に
下葉が落ちる
自然なことなので落ち着いて
通風
しっかりとる
交配
蜜がでたら花粉をめしべに
施肥
薄い液肥を晴れの日に
おもとの繁殖芋吹き
日をよく当ててしっかりした木に

昔の岡崎は夏でも30℃にいくかいかないかだったのですが、今は普通に35℃、下手をすると38℃、40℃になってしまいます。5月から9月までの日除けが大事です。朝日はできるなら取り、9時から夕方までの強い光線は寒冷紗やよしず、すだれなどで弱めて、日焼けをしないように作った方が失敗は少ないです。豊明園の考え方は、葉焼けするぎりぎりまで日を取る、という考えでやっていますが、去年、おととしから日が強すぎて焼け過ぎてしまい、一部遮光ネット50%の部分を70%にしました。

 

交配、梅雨の注意点は別の動画も参照してください。

おもとの交配

万年青の自然の葉落ち

葉が割れるのはなぜ??

 

 

 

●動画解説 【万年青の育て方】6月の栽培の基本 下葉が落ちる 水やり 採光 通風 日当たり 置き場所 病害虫予防 肥料 交配

【万年青の豊明園】【How to Grow OMOTO in June】Rohdea

 

 

万年青の育て方 梅雨の注意点 対策 2分で読めるver. 900字

万年青を育てるときの、梅雨の注意点をご紹介します。

トピックは、

梅雨の長雨、湿度、温度と一番の生長期
私たちの万年青の育て方
病気と殺菌剤
梅雨の晴れ間や梅雨の後  真夏の高温 日光
まとめ

です。

梅雨の長雨、湿度、温度と一番の生長期

日本は、春夏秋冬の四季に加え、梅雨と秋雨を加えた6つの季節があると言われます。この夏前の梅雨、降水量は、九州では年間の4分の1、関東、東海地方では年間の5分の1の量が降り、この梅雨の長雨、湿度、温度が万年青栽培にとってどう影響するのかお話します。

日本に自生する万年青は、この梅雨の長雨、湿度、温度を合図に、ぐんぐんと根っこ、葉っぱが生長し、一年で一番の生長期を迎えます。しかし、力のない木、弱い木、肥料が多すぎた木は梅雨時期に病気が出たり、梅雨が終わって夏の高温がくると倒れてしまいます。

私たちの万年青の育て方

私たち万年青の豊明園では、長くても1日雨を当て続けるだけで、それ以上は雨は当てないようにします。ビニールを引いて、何日も雨を当て続けないようにします。

病気と殺菌剤

この梅雨時期の湿度、温度を待っていたかのように、病気は発生します。病気を防ぐ殺菌剤は、病気がでてからでは効きません。病気にならないように、植物に殺菌剤のバリアを張っておいてあげないと、効果がありません。最近では手軽な殺菌剤も出てきましたので、病気が発生する湿度、温度になる前に、殺菌剤を散布しましょう。一年に1回しか殺菌剤をかけれないのなら、私は迷わずこの時期に散布します。

梅雨の晴れ間や梅雨の後  真夏の高温 日光

梅雨の晴れ間や梅雨の後、高温多湿の際は、直射日光はほぼいりません。日陰で風通しの良い場所がよいでしょう。

長雨で鉢に水を多く含んでいたり、水やりの後は、高温多湿と日光で、鉢の中の水が高温になり、鉢が煮えてしまうことがあります。日が強いとき、気温が高いときは、水切れはだめですが、鉢の中が過湿にならないようにしましょう。

まとめ

梅雨の長雨、湿度、温度を合図に、一年で一番の生長期を迎えます。しかし、梅雨の湿度、温度による病気、梅雨明けの夏の高温多湿に気を付けるとよいでしょう。また、多すぎはだめですが、適度な肥料は健全な生長に必須です。

 

●動画解説 梅雨の注意点と対策【万年青の育て方】長雨、湿度、温度 病気と殺菌剤 枯れるとき

【万年青の豊明園】【How to Grow OMOTO】Rohdea japonica 梅雨の後 赤星病 トラブル 水切れ

 

 

6月の万年青のトラブル・注意点

トピックは7つ。トラブルとして軽いものから、

新芽の動きが悪い、動かない

肥料切れ 水切れ

葉焼け

葉をもぐ

病害虫

高温時、強い直射日光の時の水やり

まとめ

です。6月は新しい葉っぱがぐんぐんとでて、万年青にとってはボーナスステージですが、病害虫、高温、強い直射日光では、最悪の場合、枯れてしまいますので、地雷を踏まないようにしましょう。

梅雨の注意点と対策も、長雨、湿度、病気についてお話しているので、そちらも気になる方はご視聴ください。

高評価、チャンネル登録していただけると嬉しいです。

では、行ってみましょう!

1.新芽の動きが悪い、動かない

新芽は、早いものですと2月から、遅くとも6月には動き出します。お棚の中で、同じような環境、水やり、用土、日当たりなのに、芽の動きの速いもの、遅いものがあるはしょうがないです。品種の性質、根数と根に対しての鉢の大きさ、根芋の状態、肥料、水で大きく変わってきます。

今年の根と今年の葉が対応していると古くから言われていて、梅の咲くころから6月までしっかりと新芽を出させることで、新芽の動き、大きさ、数が良くなります。例えば、2月から6月までベストなタイミングで水やりができると、6月にはしっかりと新根が降りているので、新芽の動きは非常に良いでしょう。逆に、例えば、4月が風が良く吹き、お棚が乾燥して新根が止まりやすいと、新芽の動きは悪くなってしまいます。

・子供が出てきている場合 新芽が止まり、子どもがでてから新芽が動き出すものもあります。肥料をしっかりとあげれば親の新芽が止まらないこともあります。親と子供の新芽ですと、万年青は子供が栄養、生長を先にします。

・芯止まりの場合 日が強すぎる、水が切れた、などの影響で稀に芯が止まります。新芽が止まり、その代わりに子供が2-3本その年にでます

・芯止まり 錦麒麟の場合 錦麒麟は完全に1年、場合によっては3年完全に生長を停止し、その後何事もなかったように動き出すことがあります。

対策 品種によるものはしょうがないが、梅の時期から6月までしっかりと新芽を出させること。

2.肥料切れ 水切れ

新芽の動きとも対応しますが、ここで肥料切れ、水切れを起こすと新芽の動きは2週間から下手をするとお盆まで、止まってしまいます。水切れは葉焼けにもつながるので、やり過ぎもだめですが、完全にカラカラにはさせないようにしましょう。

肥料切れをすると明らかに葉が細くなるので分かります。新しい置き肥は気温が高いと傷めるのが怖いので、晴れた日に薄い液肥をあげていきましょう。

3.葉焼け

日が強すぎる、水切れ、乾燥、風が強いときにおきます。明るい日陰が好きなので、直射日光が葉の白い部分に当たり過ぎないように日よけをしましょう。

4.葉をもぐ

この時期、下葉が黄色くなり、落ちていきます。見栄えが気になり、ついついもいでしまいます。湿度が高い、風通しが悪いと、その芋に近い傷口から病気が入ることが稀にあります

下葉は完全に色が抜け、新芽に栄養を渡して、つるりと取れるまで残しておくか、清潔でよく切れるハサミで切った方が安全でしょう。

5.病害虫

病気、害虫はまだまだでる季節です。真夏になると病気や害虫が一時、収まるときもありますが、6月はしっかりと殺菌剤、殺虫剤を散布して対策をした方が良いでしょう。その時、高温、強い日光、強い風の場合は薬害が出ることがあるので気を付けましょう。薬害は最悪、お棚を全部枯らしてしまうので気を付けましょう。農薬を散布する際、農薬の注意書きをよく守ってください

6.高温時、強い直射日光の時の水やり

植え替えの時に、根が全部傷んでいるのは、水のやり過ぎか、この高温時や、強い直射日光の時に水をやったときです。

薬害の時と同じですが、高温、強い日光の時に水をあげると、その水が鉢の中で煮えて、根や芯芽を傷めることがあります。根が煮えると数か月後に倒れたり、秋の植え替えの際に根がごっそり傷んでいることがあります。また、葉の芯に水が残っていて、そこに強い日光が当たっていると、芯がとろけて枯れることもあります。

対策 気温が上がる前、日光が強くなる前の早朝に水やりの水が切れているようにするか、夕方の水やりにして鉢の中の水や、葉の芯の水が煮えないようにしましょう。

もし、昼間もう日が強くなっていて、水が切れそうなときは、我慢できそうなら夕方にします。この時期は湿度も高いので水切れにならないことが多いです。完全に水が切れそうなときや水が切れて葉がフニャフニャになっていたら、水をやり、風通しのよい日陰で管理しましょう。

 

7.まとめ

・新芽の動きが悪い、動かない

品種によってはしょうがないこともあるが、梅の時期から新しい根をしっかり出させることで、新芽の動きは良くなります。

・肥料切れ 水切れ 葉焼け

肥料が切れたら薄い液肥で、水は切らさないように、葉焼けは直射日光を日よけで遮りましょう。

・葉をもぐ

下葉が落ちる季節、枯れてきた下葉をもいだところから病気が入ることがあるので、ハサミで切った方がよいでしょう。

・病害虫

殺虫剤、殺菌剤を散布しましょう。高温、強い直射日光、強風の時に散布すると薬害ですべて枯らすことがあります。温度が低く直射日光も当たらない、風のない夕方に薬剤散布するようにしましょう。

・高温時、強光時の水やり

植え替えの時に根がごっそり傷んでいるのは、高温、強い日光の時に水やりをしたときか、水のやり過ぎです。最悪、1週間で倒れたり、2-3か月かけて弱っていくことがあるので、早朝か夕方に水をあげましょう。

 

6月は新しい葉っぱがぐんぐんとでて、万年青にとってはボーナスステージですが、病害虫での薬害や、高温、強い直射日光での水やりでは、最悪の場合、枯れてしまうことがあります。薬害、高温、強い直射日光という地雷を踏まないようにしましょう。

●動画解説【万年青のトラブル】6月 最悪枯れる水やり、薬害 新芽の動きが悪い 水切れ、葉焼け、肥料切れ、病害虫

【万年青の豊明園】【How to Grow OMOTO in June】Rohdea 伝統園芸

 

おもとの育て方 5月 岡崎市

 

おもとの育て方 7月 岡崎市