万年青の葉芸 斑の種類 柄
万年青の柄 覆輪 ふくりん Fukurin
葉芸 覆輪 品種(太陽殿)
葉の縁取りのことで黄白色又は乳白色又は白色になる部分を言います。ほかに濃緑色のものは紺覆輪と呼びます。覆輪が深く入る物を深覆輪、浅く入る物を糸覆輪と呼んでいます。
外輪山(がいりんざん) 7月28日撮影
曙柄があざやかに現われ葉の縁には覆輪が回る。
満月(まんげつ)
濃緑色の葉の縁にまわる白い部分を覆輪と言います。白覆輪
葉の縁周囲を白または黄色で縁取りされた状態の斑をいう。大葉おもとではこれを「高嶺」と呼んでいる。覆輪か浅く入るものを糸覆輪、深く入るものを深覆輪(大覆輪)と呼んでいる。
葉芸 覆輪 品種(太陽殿)
葉の縁取りのことで黄白色又は白色になる部分を言います。黄白色の大覆輪を現し、波を打つ葉型になる。性質は強健で作り易く実付き良い品種。地植えにも良い。
多くの品種が、もとは実生や1本のものから殖えてきています。その間に、だんだんと覆輪の深くなるもの、逆に、覆輪の浅くなるものがあります。品種に歴史があればあるほど、深覆輪の系統といった、同じ品種の中でよいものがでてきます。
また、多くの品種の覆輪は、日の強さが関係していて、日が強いと覆輪は深くなります。萬年青は日陰を好む植物ですが、多くの趣味者が日をなるべく取りたいと考えているのは、日を強くすることで、覆輪が深くなり、作や見栄えが違ってくるからです。
覆輪品種
羅紗系統 お多福・愛国殿・富貴殿・大納言・大黒殿・力和
薄葉系統 満月・一文字・日月星・暁・阿波の白虎・旭峰
大葉系統 太陽殿・加治木高嶺・大勲・蓮香・金峰山