分類 大葉系統 覆輪系
作出年代 昭和55年頃
登録 平成9年
発見者 不詳 (鹿児島県)
命名者 森山喜代可 (鹿児島県)
登録者 森山喜代可 (鹿児島県)
作出地 鹿児島県
金峰山(きんぽうざん) 『小久保高嶺』(島津家藩士清水町小久保家で培養された品種)の根代わり。
大葉覆輪系統の最高峰で「小久保高嶺」から変化した品種。葉長40㎝、葉幅8㎝内外。葉姿は受け葉になり、濃緑色の美しい葉で、成長するに従い覆輪が段々と深くなり、根元から葉先まで幅広い大覆輪を見せる。株全体を見ても力強さを感じる容姿である。大葉覆輪の良さを、余すところなく現している逸品である。性質は強健で子上も良い。採光・施肥ともに強めが良い。これから大葉系の代表品種。
葉に艶があり深い大覆輪を見せる、大葉覆輪系統の王様。
葉元から覆輪の幅が広い。
金峰山(きんぽうざん) 1年生
金峰山(きんぽうざん)
大葉覆輪系統の王様 採光の仕方で覆輪の深さが変わります。
芽出しの時は立ち葉で葉が開き大きくなる秋にはV字型になります。
濃緑色の葉に大覆輪を現し迫力ある品種。深い覆輪が非常に印象的なこのおもとは金峰山と言います。万年青の中でもここまでの大覆輪をみせるものはそうそうないので、見ていてはっとさせられます。大葉には山の名がつくものが多いですがやはりその雄大さから落ち着いた姿は私たちに癒しを与えてくれます。
第43回静岡おもと名品展 2013年11月23日