曙柄

万年青の葉芸 斑の種類 柄

曙柄

葉芸 曙柄(あけぼのがら) 品種 外輪山(がいりんざん)
葉の首下の所から葉の中央部まで黄白色(曙)になる部分を言います。曙柄は気温により現れたり、消えたりします。安定的に曙柄を現わすには、芽出し以後、太陽光を充分に採ると曙色が鮮明になります。

上の写真の外輪山(がいりんざん) 7月28日撮影、6月から9月まで美しい曙色を見せます。10月からは少し白みを帯びて又違うあじわいを見せます。出芽の時期より午前中の日光を採ると美しくなります。気温が高いと曙柄が良く現われます。

曙柄の品種

中葉系統 福の光黎明
大葉系統 薩摩富士霧島薩摩天光外輪山萬世の光初日の光寿晃 薩摩大王吾平の光達磨東天光

おもとの柄の中でも特に人気のある柄。品種と育て方によって曙柄に柄の違いがあるのも面白いところ。

この「外輪山」や「薩摩天光」は黄色味が強く、「薩摩富士」は後々白く冴え上がってきます。春から夏の成長期の日の取り方が非常に重要で、朝日をしっかりととること、芽出しの芯にしっかり日が入るようにすること、が観賞価値を高める秘訣です。

日が強すぎると多くの品種は黄色から白へ変化していくものが多いです。限界を超えてしまうと葉焼けします。日が弱すぎると光合成をしようと緑が強くなり黄色の冴えが悪くなります。気温も関係し、最近の温暖化で柄の出の良い、というか工夫なしでも勝手に柄がよくなってくるので、気温が高めの方が曙柄にとっては柄の出がいいのでしょう。

 

 

 

●動画解説 【万年青の柄】【曙柄 アケボノ 中透け】について 一年の色の変化、曙柄の出し方、注意点、価格と相場、品種について

【万年青の豊明園】【What is Akebono・Sun Rise Color?】

曙柄について

万年青の柄の名ででも、特に美しい柄です。曙柄は、名前の通り、葉の根本から、曙のように、朝日のようにまぶしいほどの黄色い柄が昇ってくる柄で、非常に人気の柄でもあります。

中透け なかすけ という地域もあります。黄色や白にでてくる曙柄が緑が透けていることから。

一年の色の変化

この曙柄、は一年でも微妙な色の変化が楽しめます。春の芽出しの鮮やかな色、夏場の暑さにも負けない、濃くなっていく色、秋から冬にかけて寒さに当たるごとに色が落ち着いてきて、真っ白にあがってくるものもあります。そして、どの時期も人の目を離さない美しさがあります。

柄の出し方

この曙柄は、その名の通り、朝日の太陽光をよくとることで現れてきます。しっかりと葉の芯、新芽が朝日が当たるようにすることが、鮮やかな柄を現す第一です。同じくらい大切なのは生長期の気温。朝日をしっかりと取り、気温も高ければ柄の良さは最上になっていきます。

柄の出し方で注意すること

気候、と遮光・日よけ

まれに、気候が曇りがちになる、作者が葉焼けが怖くて日を必要以上に遮光してしまうと途中から葉の色が悪くなりますので、気を付けます。

特に、夏から秋にかけての遮光を気を付けます。春から夏の芽だしが素晴らしく、これは展示会でトップを取れるかも!と思ってしまうと、ついつい葉を焼きたくないので遮光、日よけが丁寧になってしまうのが人です。秋には半枚から2枚ほど秋芽がでますが、その柄が悪くなるので注意します。

夏の寒い地域

また、この曙系統には寒い地域、日光の弱い地域で出にくいものもあります。高山(こうざん)や、東北、北海道の夏場も寒い地域。今は、気候の温暖化で、東北、北海道でも柄が良く出るという報告も多いので、特に気を付けて朝日を取るようにします。逆に、鹿児島、沖縄などは何もしなくても柄がでてくるところもあります。

曙柄の品種

曙柄の品種には、様々なものがあります。代表品種は、外輪山、東天光、薩摩天光。他にも紹介すると、

中葉系統 福の光黎明
大葉系統 薩摩富士霧島薩摩天光外輪山萬世の光初日の光寿晃 薩摩大王吾平の光達磨東天光

大葉、中葉系統が多いですね。

 

価格の上昇

今、万年青の世界では、曙柄のようにきれいな品種は価格が上がってきてしまいました。どの品種も人気で、美しい柄のものは取り合いで、以前の相場の5倍ほどになるものも。万年青は数が限られている相場ものなので、人気が高くなれば値段が上がるのは道理ですが、ファッションと同じで、10~30年周期で人気も周り、巡ってきます。5~10年ほど待って、安くなってからでもよいでしょう。品種によっては海外の方で買い占める方もでてきて、まずは、なんとしても日本で大切に後世に残していきたい品種群です。

 

まとめ

では、曙柄について、いかがだったでしょうか。

曙柄の出し方は、朝日、日光と気温が関係すること、怖がって日よけをすると秋芽の柄が悪くなること、大葉の特徴的な品種、について解説しました。