薩摩大王 (さつまだいおう) Satsumadaio

分類    大葉系統 曙系
作出年代     不詳
登録    平成24年 (2012年)
作出者   不詳
命名者   有村寛一(鹿児島県)
登録者   池田保男(鹿児島県) 有村寛一(鹿児島県)

大葉系の中では大型になるが、首元はガッシリして太く、立ち葉性で、葉先はやや丸みがあり、紺性が強く光沢がある葉に白い覆輪を見せる。数多い曙系の中でも特に紺性が一段と冴え、力強い美しさは抜群である。性質は強健で育てやすく、曙虎は暗みやすいので、採光は十分強めにする。

薩摩大王(さつまだいおう) 覆輪は葉先にかけて薄くなる。

薩摩大王(さつまだいおう) 霧島覆輪の覆輪が大覆輪に進化したもの。鹿児島県鹿屋市で変化したといわれる。平成20年から有村氏が培養し、22年に名称登録したもの。大木で10cm以上の葉幅を引き、金色の輝くような曙虎を現す。中透けの王者らしい貫禄がある。葉繰り、子出しともに良い。