寿晃 (じゅこう)

分類    大葉系統 曙系
作出年代     昭和50年頃
登録    平成15年
作出者   臼井義博(鹿児島県)
命名者   若松優 (宮崎県)
登録者   石田捷作、佐藤要蔵、鈴木喬平

寿晃(じゅこう) 8年生 鉢 10号
濃緑色の葉に黄白色の曙柄を現し白い覆輪をかけます。『白鶴殿』からの根変わり品種。性質は強健で作り易く実付き良い品種。関東以西では露地植えでも良く出来ます。「外輪山」と比べると、違いがはっきりとします。覆輪が純白で、きれいにまわります。「寿晃」の方が、広い葉幅で立ち葉性です。紺地は強く品のある美しい木です。

寿晃(じゅこう)  上の写真の裏面、良く見ると表側より裏側の柄がくすんで見えます。「寿晃」は葉肉があるため採光をしっかり採ると柄がはっきりと現われ易くなります。また培養時期に鉢の向きを変えると柄が均一になります。

寿晃(じゅこう) 大葉の曙系品種。2年生苗。曙系は、朝日をしっかりあてることで曙柄が昇る「外輪山」とともに、一緒に育てて行きたい品種。すっきりして、見ていて気持ちい品種。