聖雲殿 (せいうんでん)

分類    羅紗系統
作出年代  昭和12年
登録    昭和23年
作出者    大河内広吉(愛知県)
命名者    岡田和吉(愛知県)
登録者    岡田和吉(愛知県)

羅紗は品種ごとの地合いの違いに究極的な楽しみがある。特に本種の柚子肌地、紺性の強さは他を圧倒している。その地合いをひきたてるように、熨斗葉主体の渋い芸、矢羽根状の覆輪を現し、深い紺地との対比が美しい。くさび型の葉は直線的で鋭さのある小型種。性質は強健、採光は普通、肥料は少なめ。芋吹き、子吹きともに良い。

聖雲殿(せいうんでん)

羅紗(らしゃ)系の地合いを楽しむ代表木!

3号鉢(外形9センチ)の中に、侘び寂びの世界が。地合いは、地肌のこと。おもとは、葉の表面がさまざまに変化していきますし、種類によって、その地合いはまったく違います。この肌だけをみて区別がつくようになればおもとの仙人でしょう。この『聖雲殿』は、ゆず肌の地合い。紺性が強く(緑が濃い!)、親になると白い覆輪がかかり、その青と白のコントラストは素晴らしい。特にこの『聖雲殿』は地合いがよく、これを眺めてお酒が呑めます。

聖雲殿 (せいうんでん)  5年生 鉢3.3号

柚子肌地の代表品種で、小型種。紺地が特に強く、矢筈状に入る純白の覆輪が際だつ。渋い。その渋さは派手好きな趣味者も魅了するぐらい、魅力がある。この品種を見ていると癒される、といわれるお客様は多いです。こういった品種は、特に古鉢が合います。明治の古鉢に植えて。古鉢の黒との調和がいい。

艶けしの柚子肌地に熨斗葉を現し覆輪を見せます。柚子肌地の代表品種。親木になると、覆輪がかかり、紺地とのコントラストを楽しめます。熨斗葉(葉の縁がのしをおったように内側に織り込まれる芸)が主体だが、毎年さまざまに変化する葉芸は趣味者を楽しませてくれる。ちなみに熨斗は延寿に通じるとも。

地合いのでこぼことした感じ、濃い地、わかるでしょうか。

性質は中から強。施肥は弱め、採光は強くてもよい。子上げ、芋吹き、ともに良い