大像観 (たいぞうかん)

分類    大葉系統   江戸おもと
作出年代  江戸時代
登録
作出者    (不詳)
命名者
登録者
作出地  

広い葉巾は少し波葉を見せる。
雄大な品種、性質は中品種。

大象観とも       たいしょうかん たいぞうかん

江戸時代からの品種で、生花を池坊で楽しんでいる方ではなじみ深いかもしれません。池坊では七種花伝という大切な七種の生花を選んでいて、祝いの花、正月の花、結婚式の花に万年青を使っています。

その時に使うのが縞のない、青いおもと。深い青に、赤い実が映え、縁起のよい取り合わせになっています。江戸より古くは、万年青は老母草と書いて、オモトと呼んでいて、様々な説がありますが、青い葉が赤い実を包んでいる姿が、母が赤子を包んで守っているように見えるからだとか。広い葉の大象観らしい描写です。

現在も正月前になると生花用に花屋さんで扱われます。マニアの間では、大象観に縞の入ったこの品種が人気です。非常に珍しく、まず手に入りません。

大葉系統を植えるのに楽鉢と迷うのがこの薩摩鉢。古さもあり、味があります。