江戸紺 (えどこん)

基本情報

分類    薄葉系統   江戸おもと
作出年代    不明
登録
作出者   不詳
命名者   不詳
登録者

 

江戸紺(えどこん)3年生 鉢 4.0号

薄緑色の波葉で濃緑色の深覆輪をかけます。性質は弱い、子上は良い。

薄緑色の葉、葉のふちは深い濃緑色の覆輪を見せて、葉の中の部分は流れる様な濃緑緑の柄をたまに見せます。波葉の美しさを表現する万年青。全国探しても見当たらない希少品種、性質は弱品種。

おもとの江戸時代の隆盛は、珍品、他の人がもっていないものの人気が押し上げていきました。その当時は、おもとの山採りの変わったものや、変わったものの実から生えたものを珍重していたそうです。やはりおもとの野生種とは違うものとして、羅紗葉や、獅子葉、斑入りのものが江戸時代の文献にも載っています。
明治の文献にも、羅紗物、変わり物などが多く載っています。どれも、他の人が持っていない、今までにない物、かつ、気品のあるものが残ってきました。

 

江戸紺 苗

江戸紺(えどこん) 1年生 鉢 4.0号 薄緑色の波葉で濃緑色の深覆輪をかけます。性質は弱い、子上は良い。

 

江戸紺(えどこん)青葉に紺の覆輪が回っている非常に稀な芸

 

Q&A

「弱品種」との事ですが、具体的にはどういう点でしょうか?

そこまで弱くはありませんが、性質上覆輪は緑が濃く、葉の中は緑が薄いです。
そのため、千代田系などと同じく、葉緑素が少ないので、
青みの強い万年青と比べて弱いです。

他の万年青に比べて、特に注意すべき点をどういったものでしょうか?

採光は羅紗系などの葉の厚いものよりは弱めで、千代田系、中大葉の図物と同じくらいの場所で私たちは育てています。
肥料も普通、風通しもよい方がよいです。
中葉他の品種と比べて、生長がゆっくりだと思います。ついついもっと生長させようと肥料を多くしたり、採光を弱めに、強めにしたり手を加えたくなりますが、生長は他の品種の半分と思って育てると上手に育ちます。
他の品種が3年で育つのが、6年かかるイメージで育てると良いかと思います。

 

 

江戸時代の江戸紺