白牡丹 (はくぼたん) Hakubotan

白牡丹の基本情報

分類    薄葉系統   江戸おもと
作出年代    不明
登録    昭和29年
作出者   不詳
命名者   不詳
登録者   日本萬年青連合会

白牡丹(はくぼたん)  「水菜虎」

江戸時代からの品種で古くは「水菜虎」と呼ばれていた。紺性の強い葉に白虎が大小様々に入り美しい。葉先尖り、細葉の立ち葉性で葉繰り良く、自然な葉姿。葉長20㎝の中型種。性質は強健で肥料は強め。春の日を当てることで虎柄がしっかり現れ、子もあがり、株立ちになりやすい。地植えにも向く品種。赤い実も付く。

白牡丹(はくぼたん) 8年生  鉢 6.0号
株立ちになり易い木です。柄は芽出しの時、午前中の日光を充分に当てると柄が鮮やかになります。関東以西では露地植えでも良く出来ます。実付き。

葉長20㎝、葉幅2㎝内外の図虎系の中型種。立ち葉で、紺地のある葉に美しい白虎を葉一面に現す。ときどき図の様な葉も出し美麗品である。昔「虎の子」が高かった時代には、「遠州虎」「みずな虎」などといわれた。明治元年の銘鑑には「水菜虎」として中堅的位置に名が掲載されている。明治11年の銘鑑には「虎の子」は第1段に名を現し、「水菜虎」はその2段下にある。性質は丈夫で、繁殖は良く採光を強めにすると子上げが良く、株立ちになりやすい。肥料は強めの方が良い。

白牡丹 朝の陽を採ると白虎がはっきり現れます。陽のとりようで柄の変わる品種です。この状態から陽の当たらない場所に移すと白い部分の緑が多くなります。

 

NHK趣味の園芸 で放映された『白牡丹』はくぼたん

NHK趣味の園芸 で放映された『白牡丹』はくぼたん

大江戸花競べ 十二選 第7回
万年青(オモト)雅なる”葉芸”の競演  講師 水野豊隆             2019年10月27日 日曜 午前8時30分に放送

撮影場所 愛知県岡崎市 岡崎公園・豊明園

 

白牡丹 実付

12/12 寒さに当たり、実も真っ赤に

 

大虎で虎が現れる系統、葉巾も広く、大型になる。

 

動画解説【NHK趣味の園芸でも紹介】【万年青の品種紹介 白牡丹】白牡丹の魅力、虎のいろいろ、地植えにも向き、実も付く希少種【万年青の豊明園】【Hakubotan/White Poeny】