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万 年青 秋 岡崎市豊明園 栽培管理
毎年 第4 土・日 三河おもと名品展 場所 愛知県岡崎市 農遊館
オモトのもつ豪壮、華美、絢爛、優雅、繊細、侘び、さび、渋みといった美の真髄を、いかんなく発揮したおもと名品展が10月から11月にかけて各地で盛んに展覧され、目のあたりに鑑賞することができ、心がうたれます。この機会をとらえて、オモトのよさを賞美し、作風の研究に、棚入れの目標に、ぜひ参考にしてほしいものです。
11月2日 豊明園第二温室 風通しよく管理しています。
豊明園の第一温室
寒さを感じるようになる11月までは日中の強い日射しは避け、朝の柔らかい光で作ったほうが安心です。写真の場所は朝11時までガラスこしの日光が当たり、自然に影になります。
潅水
おもとの表面が乾いたら、晴れた日の朝、抜水を行います。表土を観察しながら、よく乾いたら水やりをしましょう。まだまだ暖かい日もありますので、そんな日は根もよく伸びます。最高気温が10℃を下回る前後になると休眠期に入るので、万年青の生長が止まるものもあるでしょう。それからは水をかなり乾かし気味にしてもよいです。
東北以北では、冬場は風、日を止めて、暗くして、1か月に1回、猛者になると3~6か月に1回の水やりで休眠期をやり過ごす方もいらっしゃいます。熊と同じで、万年青も温度が低くなると冬眠のように休眠します。太平洋側ではそこまで寒くはならないと思いますが、用土によっては2週間に1回、私たちも真冬は1か月に3-4回の水やりになっていきます。
和多志たち万年青の豊明園のある愛知県岡崎市では、まだまだ凍る事は稀ですが、夕方に水をやると、夜間の寒さで水やりの水が凍ることがあるので、水やりは朝やります。
11月2日 根の状態、鉢の縁回りに根が張っています。中心部より外側の根っ子の多いのが分かります。
採光
できるだけ日光にあててやります。いわゆる小春日和といわれるような日は、日の出から日没まで、1日中採光しても良いくらいです。しかし葉の薄い薄葉系統や千代田系統などは午後には日陰にしませんと葉を焼いてしまいます。
獅子系の代表品種きめ細かい地会いで葉は角巻きは強く、甲竜、雅糸竜を現す、性質は強健で作りやすい品種です。昭和36年、豊明園で生まれた品種。
防風
11月4日 防風ネットで風を防ぐ
夏の通風から冬の防風へと変わる時です。上旬には、まだ防風のことは考えなくてもよいでしょう。下旬になつて木枯らしが吹くようになりますとおもと棚の周囲に寒冷紗を張って、風を防ぐようにしましょう。11月に入り北風が強くなり急に冷えました、防風ネットを張る。この時期灌水の間隔を開けるようになりました。寒風を防ぐように管理しています。
寒風対策
11月20日 不織布で風よけして湿度も保つ。
11月21日 寒風対策に不織布
施肥
10月中まで植え替えのすんでいるものであれば、上旬に薄い液肥を2~3回与えてもよいでしよう。
おもと根の動き 11月3日 力和(りきわ)
病害虫の予防と駆除
11月の管理の基本
水やり 潅水
おもとの表面が乾いたら、晴れた日の朝、抜水を行います。表土を観察しながら、よく乾いたら水やりをしましょう。まだまだ暖かい日もありますので、そんな日は根もよく伸びます。最高気温が10℃を下回る前後になると休眠期に入るので、万年青の生長が止まるものもあるでしょう。それからは水をかなり乾かし気味にしてもよいです。
東北以北では、冬場は風、日を止めて、暗くして、1か月に1回、猛者になると3~6か月に1回の水やりで休眠期をやり過ごす方もいらっしゃいます。熊と同じで、万年青も温度が低くなると冬眠のように休眠します。太平洋側ではそこまで寒くはならないと思いますが、用土によっては2週間に1回、私たちも真冬は1か月に3-4回の水やりになっていきます。
和多志たち万年青の豊明園のある愛知県岡崎市では、11月はまだまだ凍る事は稀ですが、夕方に水をやると、夜間の寒さで水やりの水が凍ることがあるので、水やりは朝やります。
採光
羅紗系や葉の厚い万年青は、できるだけ日光にあててやります。いわゆる小春日和といわれるような日は、日の出から日没まで、1日中採光しても良いくらいです。しかし葉の薄い薄葉系統や千代田系統などは午後には日陰にしませんと葉を焼いてしまいます。
寒風対策
11月4日 防風ネットで風を防ぐ
夏の通風から冬の防風へと変わる時です。上旬には、まだ防風のことは考えなくてもよいでしょう。下旬になつて木枯らしが吹くようになりますとおもと棚の周囲に寒冷紗を張って、風を防ぐようにしましょう。11月に入り北風が強くなり急に冷えたのを合図に、防風ネットを張ります。この時期灌水の間隔を開けるようになります。寒風を防ぐように管理しています。
寒風対策
11月20日 不織布で風よけして湿度も保つ。
11月21日 寒風対策に不織布で風囲い。
水をやったあとは、上にかぶせてある不織布は取っておきます。