雲伯 (うんぱく)

分類    羅紗系統
作出年代  昭和年代
登録    昭和年
作出者   水野淳蔵 (豊明園2代)
命名者   水野淳蔵 (豊明園2代)
登録者

鋭い葉に剣葉と黄白色の盛り上がる総雅糸竜が折り熨斗の様に葉先まで昇る若いうちは少し乱れるが、作を重ねるごとにおちついてくる。柚子肌の地合いは非常に評価が高く、芸の奥深さが詰まっている。

 

雲伯(うんぱく) 胡麻縞柄美しく、雲伯らしい強い芸を現し始めました。鋭い葉先、剣葉がきりりとした魅力をだしている。地合いのよさ芸の面白みでは他を圧倒します細かな胡麻縞が楽しみな木。

雲伯(うんぱく) 地合いを楽しむ品種。割り子1~2才このころから鋭い葉姿をみせる。地合いも秋が深くなるにつれ良くなってくる。

雲伯(うんぱく) 小型羅紗系。羅紗系の魅力は、その芸の深みにあります。小さな姿の中に、人智をこえた芸をみせます。この芸をどれだけ引き出せるかが、この羅紗系の面白さともいえます。雲伯は芸の面白みでは一級品です。一つとして同じ葉はなく、毎年楽しませてくれます完全覆輪がでて、これから一気に盛り上がりそうな有望株。

幻の『雲伯』深い覆輪が完成したらなくなってしまいました。『雲伯』は胡麻斑を含んでおり少し芋が柔らかいので肥料を控えめにして栽培すると良いでしょう。

瑛山 (えいざん)

分類    羅紗系統
作出年代  昭和40年頃
登録    平成16年
作出者    内野茂 (茨城県)
命名者    内野舜二  (神奈川県)
登録者    内野舜二  (神奈川県)伊藤誠吾・佐藤彰紘・榊原八郎(東京都)

 

葉長4~5㎝になる羅紗地の小型種。白い覆輪に地合いは硬く、紺性が強い。葉姿は襟組良く、細葉で暖かな折下げがある。若いころ、稀に鎌葉を見せるが、その時期を過ぎると左右整然と整ってくる。芸は二面竜の葉と熨斗葉が主体で、稀にビリをうち、剣葉も見せることがある。採光は弱め。施肥は多めで良く、繁殖は芋吹きが主体になる。

月桂冠 (げっけいかん)

分類    羅紗系統
作出年代  不明
登録    昭和9年
作出者    (愛知県)
命名者    都築新太郎(愛知県)
登録者    日本萬年青連合会

月桂冠(げっけいかん)  5年生 鉢3.5号 葉長8㎝、葉幅2㎝内外の中型種。艶消し地で柔らかい地合いで雅糸竜、跳ね竜、本剣、熨斗葉など現す。首元は太く、容姿は整い、葉姿の良い品種。繁殖は普通、芋吹きで吹かす。近年特に少なくなってきた品種。性質は地合いの関係で多少弱いところがあるが、採光・施肥は強めのほうが良い。

丸姫 (まるひめ)

分類    羅紗系統
作出年代  昭和53年
登録    平成13年
作出者    不詳(愛知県)
命名者    高橋孝治 (新潟県)
登録者    水野輝男 (愛知県)

丸姫 (まるひめ)  5年生 鉢3.8号 葉長6㎝、葉幅3㎝内外の小型種。『丸実生』の通称で親しまれていたもので、葉先は丸止めで、濃紺緑色の緻密な地合いは艶消しで、とても魅力がある。葉面はあたかも薄化粧をしているようで、荒い雅糸竜、熨斗葉、甲竜、短剣が現れる。白い覆輪は年を重ねるごとに深くなる。性質は強く、繁殖は普通、採光はやや強めが良く、施肥は中程度。

丸葉で折熨斗葉、短剣葉を見せる。性質は強健 繁殖良い。

春雪 (しゅんせつ) 

分類      薄葉系統 獅子系
作出年代    昭和50年頃
登録    不詳
作出者   (愛知県)
命名者   水野輝男 (愛知県)
登録者   不詳

春雪(しゅんせつ)3年生 葉長13㎝、葉幅3㎝内外。矢筈縞甲獅子。艶消し地で、葉肉は厚くボリュームがあり、成木になるにつれて、雅糸竜が現れる。肉厚の葉のわりに巻が良く、円を描くように綺麗に巻き込む。採光を十分採ると矢筈柄がきれいに現れ、採光が弱いと矢筈柄が消え青くなる。しかし翌年また採光を十分採ると矢筈柄が戻ってきます。性質は強く、繁殖は良い。採光・施肥ともに強めが良い。初心者から手軽に楽しめる品種である。

春雪(しゅんせつ)6年生 濃緑色の葉に白い矢筈柄を見せ低い雅糸竜竜を現します。大柄に入る矢筈柄葉の裏から見ると矢羽の模様が良く分かります。性質は強健で作りやすい品種。新芽の伸びる時期に日光を充分に採ると柄が出やすい。

春雪(しゅんせつ)6年生 矢筈虎斑を現す獅子。性質は強健で作り易く株立ちになりやすい。出芽の時、午前中の日光を充分当てると柄の白さが増します。濃緑色の葉に白い柄を見せます。葉の裏から見ると矢羽の模様が良く分かります。日作りに作ると葉が厚くなり巻具合が硬くなる。性質は強健で作りやすい品種です。

春雪(しゅんせつ)3年生 葉肉厚く全体に雅糸竜を見せる。出目の頃より午前中の採光を充分にすると白く美しい柄になります。白い矢筈柄が美しくなります。繁殖は良い強健品種。

加茂川 (かもがわ)

分類    羅紗系統
作出年代  昭和20年頃
登録
作出者    不詳(愛知県)
命名者    服部弘(京都府)
登録者

加茂川(かもがわ) 4年生 鉢 3.8号
濃緑色の葉艶消し地の広葉に甲竜を現します。腰太くなり中大型に出来る。性質は強健で作り易い品種。

羅紗地系。中型種。濃紺緑色の葉は艶消しの柚子肌で、二面竜やしかみ雅糸竜などの芸を現す。性質は強健で作りやすい。昭和20年頃、愛知県大野町で生え、平野吾知氏を経て服部弘氏が求め命名、紹介する。

瑞穂獅子 (みずほじし)

分類      薄葉系統 獅子系
作出年代    不明
登録    不詳
作出者   不詳
命名者   伊藤庄七(愛知県名古屋)
登録者

濃紺緑色の葉の中央にビリをうつ甲竜を現し、葉にしかみ程度の雅糸竜を現す。角巻きに巻き込む葉はボリュウムあり、性質は強健で作りやすい。縞、獅子芸ともに遺伝性があるので実親としても使われる。

白斑獅子 (しらふじし)

分類      薄葉系統 獅子系
作出年代    不明
登録      不詳
作出者   不詳
命名者   不詳
登録者   不詳

くっきりとした白斑柄と優しいおおらかな丸巻きを現し、獅子芸を容易に楽しめる品種。白い斑に巻き込む葉はボリュウムあり、子上げしやすく、性質は強健で作りやすい。実付き良い。採光は中、性質は中、肥料普通で栽培する。

白斑獅子(しらふじし) 8年生 鉢 5.0号

白い斑が美しく、実も白斑柄を見せます。10月31日の実

白い斑が美しく、実も朱色に染まり斑柄も見せます。1月27日の実

萬寿鳳 (まんじゅほう)

分類    薄葉系統  胡麻斑
作出年代  昭和48年
仮登録   昭和 60年
作出者   山田良典 (熊本県)
命名者   五十嵐良夫 (新潟県)
登録者   五十嵐良夫・斎藤正 (新潟県) 平野吾知(愛知県)多賀弘(広島県)

葉長8㎝、葉幅3㎝内外の胡麻斑系の中型種。『金剛錦』×『大宝』の交配により作でされる。中立ち葉のバランスの良い葉姿に、鮮明な胡麻斑が美しく、深い白覆輪と見事に調和し、胡麻羅紗の魅力を最大限に生かした代表品種。低い雅糸竜に甲竜、跳ね竜、玉竜などの葉芸は多彩である。性質は普通で、子上げが良く、繁殖は良い。採光は、やや強めにするほうが胡麻斑が鮮明になり、葉芸も強くなる。施肥は中程度が良い。

萬寿鳳(まんじゅほう) 1年生 3.3号鉢

金鳳 (きんぽう)

分類    薄葉系統  胡麻斑
作出年代  昭和46年
仮登録   昭和 60年
作出者   水野淳蔵 (豊明園2代)
命名者   水野淳蔵 (愛知県)
登録者   水野淳蔵 (愛知県)

 

品種 金鳳 (きんぽう) 5年生 鉢 3.8号

葉全体に胡麻斑を見せ、腰太く葉先は尖り、中ほどから折り下げる。黄白色の覆輪を見せ二面竜も現す。葉繰りも良く子上も良い品種。採光は強めにして作る、肥料は普通。

品種 金鳳 (きんぽう) 5年生 鉢3.8号 中型種で厚い葉肉で葉繰り良く、美しい胡麻斑に黄覆輪がかかる。性質は普通。実親「金剛錦」に「福寿龍」を交配して作出しました。

金鳳 (きんぽう) 鉢 3.0号 1年生胡麻斑に黄覆輪を見せる姿が美しい。

ゴマ斑をもち、黄金の胡麻を葉に散らし、独特の地合いがあります。採光を強めに管理すると葉姿が良くなり、特に覆輪が深くなり、胡麻斑も美しくなります。