おもとの奥深い『芸』について
雅糸竜(がしりゅう) 品種 新生殿
基本的な芸 雅糸竜(がしりゅう)
葉の上のひだ。写真では、深い覆輪に挟まれた間に、細かなひだが
みえます。そのひだのこと。この木は、葉全面に雅糸竜が昇っているので、
総雅糸竜(そうがしりゅう)という。
雅糸竜を現す品種
新生殿(荒々しい雅糸竜が特徴で豪快)
琴治(細かな総雅糸竜が特徴で繊細)
雅糸竜(がしりゅう) 品種 琴宝
葉の表面に細かい竜がならんでいる、
幾筋にも分かれて 現われたひだを言う。
同様に、雅糸竜。
葉の裏をみると、じつはそんな変化はなく、普通の葉であることも
面白い特徴です。(雅糸竜は表の側だけの芸)
おもとの珍品には、葉の裏が芸を現す、裏雅糸竜というのもあります。
金龍閣(きんりゅうかく)はその芸を現します。
雅糸竜(がしりゅう)
雅糸竜(がしりゅう) 晃明殿
雅糸竜(がしりゅう)についての動画
おもとの奥深い『芸』について
おもと独特な芸 雅糸竜(がしりゅう)
雅糸竜(がしりゅう) 写真は琴治(ことじ)おもとの全国大会の指定品種にもなっています。
葉の上に、細かなひだがあるのがわかるでしょうか。この白いひだのことを、雅糸竜といいます。特にこの『琴治』は、覆輪が深く、繊細な雅糸竜をみせるので、優美で威厳のある葉姿になります。
この雅糸竜、面白いのが、葉の裏は全くの緑で、変化はないところです。
雅糸竜という芸が出ることで、葉の表面が白く盛り上がってきます。
逆に、裏雅糸竜といって、葉の裏側に雅糸竜が昇る珍しい品種もあります。
雅糸竜を楽しむ品種
愛玉殿、新生殿、瑞泉、など