廬山 (ろざん) Rozan

分類    羅紗系統
作出年代  昭和42年
登録    平成4年
作出者    牧円蔵 (愛知県)
命名者    戸田尚緒 (福島県)
登録者   戸田尚緒 (福島県) 榊原八郎 (東京都)

『大宝』第1代交配を実親として、『出世鏡』との交配により作出された。後に愛知県の小田井律樹氏の目に止まり願望のすえ入手『小田井3号実生』と呼ばれていた。葉長7㎝、葉幅3㎝内外の中型種。広い葉幅を持ち、肉厚の葉は艶があり、緻密な地合いは魅力がある。黄金色の深い覆輪に厳しい総雅糸竜が輝き、短い剣葉が容姿を引き締めて、実に美しい。また紺性の弱いところも特徴となっている。採光・施肥は普通で良い。繁殖はほとんど芋吹きである。