おもと芸 二面竜(にめんりゅう)

おもとの奥深い『芸』について 二面竜(にめんりゅう)

葉の上に2本の甲竜が昇っているものをいう。

いぶし銀の芸 二面竜系

渋い芸といわれる、二面竜。羅紗ではほとんどの品種に雅糸竜が昇るが、それがないので逆にわかりやすい。落ち着いた芸はいぶし銀の味わい。

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甲竜(こうりゅう)
左の葉、葉の中央部分に2本のひだが現われた部分を言います。
甲竜が葉の表面に2本現われた形を言いい、二面甲竜とも言います。
8月の灌水 東海地方

葉の中央部分に2本のひだが現われた部分を言います。
甲竜が葉の表面に2本現われた形を言い、二面甲竜とも言います。

二面竜(にめんりゅう)
葉の上に、2本の竜が昇っているように見えますか?。葉の上が、変わった変化をして(芸をして)このようなものが出来てきます。葉が出てくるときにはすでにこの形をしています。
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2匹の竜が昇っていると考えると、楽しいですね。
品種は殿様(とのさま)
覆輪の部分が内側に下り曲がり、すこし熨斗芸(熨斗葉)も現しています。

二面竜を楽しむ品種  東明殿、寿楽殿、殿様、寿扇、天人冠 など様々あります。