錦慶賀 (きんけいが) Kinnkeiga

分類    薄葉系統  胡麻斑
作出年代  明治
登録    昭和 9年
作出者   (愛知県)
命名者   水野淳治郎 (愛知県)
登録者   日本おもと連合会

明治35年、名古屋の石原宗三郎氏の棚で「慶賀」に覆輪が出たもの「慶賀覆輪」これの斑の綺麗な物を「錦慶賀」と命名。
明治40年慶賀覆輪金壱萬円  昭和9年慶賀覆輪登録
細い四方葉に胡麻斑を現わし白覆輪が回る。葉の裏面に立て筋も見せる特徴があります。胡麻斑は鮮明 性質は弱い、裏芸系統。

胡麻斑系。中型種。葉幅やや細く、葉肉やや厚く、淡い黄色みを帯びた大きな胡麻斑が葉全面に散り、これを乳白色の覆輪が縁取っている。葉の裏に折熨斗の芸を現す。性質はやや弱い。繁殖は普通。現在は希少品種。

 

慶賀覆輪 (けいがふくりん)

 

錦慶賀(きんけいが)
明治35年、慶賀に覆輪の出たものを『慶賀覆輪』といいます。その中でも胡麻斑の特に美しい物を『錦慶賀』とよびます。豊明園初代命名。
胡麻斑の美しさと、裏芸の強さが魅力、培養はとても難しく、10本に2本しか育たないとも言われる。殖えない木。