錦明鳳 (きんめいほう) Kinnmeihou

分類    薄葉系統  胡麻斑
作出年代  大正年
登録    昭和 9年
作出者   榊原八曽松(愛知県)
命名者   榊原清一 (東京都)
登録者   日本おもと連合会

 

 

 

『明鳳』の作出者 伊藤林右衛門氏(愛知県)で作出され 大正頃
大正始め水野淳治郎が「明鳳」と名前を付け覆輪の現われた物を
大正8年に覆輪が回り『錦明鳳』と改名された。

葉先は少し丸く一本竜を見せます、波打つ葉に胡麻斑を現す品種。性質は強健で繁殖も良い。胡麻斑の鮮明なものは「桑名性」という。

葉長13㎝、葉幅3㎝内外の中型種。黄白色の胡麻斑で葉先はやや丸く、高い甲竜、深覆輪を現す。葉繰は4~5枚だす。襟組みは整い腰が太い。愛知県の伊藤林右衛門氏で作出され水野淳治郎が買い出し名古屋の榊原八曽松氏に売却、『明鳳』と呼ばれていたが、大正8年に覆輪が回り『錦明鳳』となる。性質は強健で繁殖も良い。

錦明鳳(きんめいほう) 4年生 鉢4.0号 採光を強くし管理、性質は丈夫で作り易い。

錦明鳳(きんめいほう) 4年生 鉢4.0号

 

錦明鳳の虎(きんめいほうのとら) 4年生 鉢4.0号

錦明鳳に美しい虎斑の現れたもの。