分類 縞甲系統 翠光群雀系
作出年代 昭和10年代
登録 昭和21年
作出者 不詳
命名者 河内自徳(愛知県)
登録者 河内自徳(愛知県)
作出地 愛知県三河
天賜海(てんしかい) 4年生 4.0号鉢
中型種。葉長12~15㎝、葉幅3㎝内外、濃緑色の葉に白覆輪を見せる。本葉は基部ひろく、しだいに細くなり先端は剣葉の様に尖る。雅糸竜はやや盛り上がり葉全体にかかる、ときに玉雅糸竜が現れる。葉繰りは5~6枚、現在万年青界では見られなくなってきました。
翠光群雀系。中型種。葉色は淡い緑色で白覆輪が深くかかる。甲竜と雅糸竜がともに現れるが、縞甲龍系統のそれとは異なる独特の味わいがある。本剣、鈴虫剣もでる。腰折れ良く、葉は水平に広がり、葉先は垂れる。性質は丈夫。繁殖は普通。群雀特有の、葉先につくコブ状の塊はないが、その片鱗は見え。縞甲龍系統と違う。群雀と縞甲竜の交配種であることから、翠光群雀系という名があります。本種はその中の代表的な品種です。
来歴 昭和10年代に愛知県幡豆郡で生え、同17年、同県中島郡の山内賢一氏が育成していたものを、名古屋市の黒田茂三郎氏が求め、さらに小牧市の河内自徳氏゛か譲り受け命名