金鶏 (きんけい)

分類    薄葉系統
作出年代  不明
登録    昭和 57年追認
作出者   不詳
命名者   不詳
登録者   日本萬年青連合会

江戸時代からのおもと数は多くなく、歴史があり希少な品種。江戸時代、明治時代の文献にも多数出てくる人気の品種。なぜ人気だったかというと、この金色の斑が実生で出すことができず、初心者でも簡単に見分けができたから。濃緑色の葉に黄金色のちり斑を現す。春先から採光を強めに管理すると鮮やかさが増す。

万年青 金鶏 (きんけい) 鉢5.5号

 明治期の文献に記載されている「司鼈甲(つかさべっこう)」の上芸品種。ゆつたりとした優しい葉姿と、黄金色に輝く鼈甲柄が華やか。鼈甲柄は「司鼈甲」と本種でしか味わえない。日光をよく採ることで柄の発色が良くなる。性質はやや弱く、採光は強め。肥料は普通。古典品種の盛り上がりによって注目が集まる。
豊明園初代は特別な識別眼なしに特徴をはっきりとわかるおもとを特に大事にしていた人でした。豊明園初代が大切にした根岸松の図や新生殿、愛玉殿、剣舞、天光冠、雪中の松、寿、錦昇龍、白雀、白蝶、錦王雀の図などどれも初心者でも一発でわかる品種です。その当時、符丁おもとともよばれる、ラベルがないと誰も識別できないおもとの売り買いが流行していて、豊明園初代は分かりやすい、楽しいおもとを志したのでした。形も素直で美しく、柄も楽しめる「金鶏」。江戸時代からの歴史もあり現在貴重になりつつあります。
金鶏 (きんけい)