北野天満宮 地主神社 万年青彫刻 京都府

  京都のおもと 彫刻

京都 北野天満宮 地主神社(じぬしじんじゃ)

梅と牛で有名な北野天満宮の地主神社におもとの彫刻があると聞いてとんでいきました。

地主神社(じぬしじんじゃ)

祭神は「天神地祇」地主神社は、北野天満宮の創建以前より鎮座していた神社で、神職の方のお話では、この地主神社に場所をお借りして北野天満宮を建てたそうです。

『続日本後紀』には「承和3年(836年 管公ご生誕の9年前)2月1日、遣唐使のために天神地祇(てんじんちぎ)を北野に祭る」と記録されており歴史のとても古い神社です。

主祭神「天神地祇」相殿「敦実親王(あつみ しんのう)」「斎世親王(ときよ しんのう)」「源英明朝臣(みなもと の ひであきら あそん)」いずれも菅原道真の血縁者

神徳 招福・交通安全・諸願成就

地主神社の現社殿は、豊臣秀頼公の造営で、由緒、規模とも天満宮第一の摂社です。

京都 北野天満宮摂社 地主神社

京都 北野天満宮摂社 地主神社

正面から見て右側におもとの彫刻、赤い実をたたえた、躍動感のあるおもとが彫刻されています。

京都 北野天満宮摂社 地主神社

背面におもとの彫刻    蟇股におもとの彫刻

2つある蟇股の右側におもとの彫刻
地主神社の背面

2つある蟇股の右側におもとの彫刻  地主神社の背面

京都 北野天満宮摂社 地主神社に、おもとの彫刻が2つありました。豊臣秀頼公の造営で、今までのおもとの彫刻のある久能山東照宮や、岡崎六所神社、福岡 英彦山神宮とも年代的に近いので、ますます興味がそそられます。

家康がおもとを大切にし、おもとを持って江戸城に入城したという故事がのっている文献には未だ見つかっていませんが、こういった1600年前後の建物におもとの彫刻が丁寧に彫ってあるのをみると、やはりそのころからおもとを神聖な植物として、土地を守る植物として大切にしていたことが伺えます。

今の引越しおもとや、お祝いのおもとの源流とも思えます。