万年青 力和の話

おもと 力和(りきわ)

羅紗の大人気品種、力和について
お客様からお便りを頂いたのでご紹介します。
この品種の魅力は、力和でしか味わえない芸、丸葉の可愛らしい姿、その変化と、たくさんあります。
杉山力蔵氏と岡田和吉氏が共有したため、『力和実生』と呼ばれ
親しまれていた。昭和48年に待望の覆輪が完成。実生時代から常に人気で、三河地方では当時100万円以上の値が付いて、喧嘩するほどの奪い合いだったそうです(豊明園2代目談)。
今回、お客様から力和についてお便りをいただいたので紹介します。この方はこの力和でちょうど5鉢目になります。

今回注文の入門品種2-9の力和は、芸が優れている品です。薄縞ということですが、写真が暗く、全体に極薄い縞が入っているのか、部分的に細い縞が入っているのか不詳でした。

記憶では、ホ–ムぺ-ジのトップを飾った品ですから悪い筈がありません。デモのように斑がちょっと入っている様に見えます。

実生の写真を見ていると、力和が恋しくなります(一番最初にポケットカラ-で印象に残ったのが①お多福の図②力和③玉堂④楼蘭⑤瑞泉でした)。青でも良いです。現在、4鉢ありますが(覆輪1、縞1、青2)この芸に優るものは、そうそうありません。

実は、昨日、隣のペットショップの店主(蘭全般、イワヒバが好き。現在は、山つつじの大株の盆栽に専念中。写真はプロ級、八ッセルを使っている←25年前私が指南しました)とカメラ好きの友人に、おもとを色々見せました。

結果は、1位:大葉千代田の株立ち(実2)、2位:獅子の花実生(至芸に近い)、3位:福の光(子3本)、4位:力和(青)でした。

判断基準は、「写真の被写体としてどうか」でした。株立ちと至芸の、バランスと迫力が写真家のおめがねに止まったようです。盛んに羅紗をアピ―ルしたのですが、宝石のようだなと言ってくれたのですが小さいだけに反応が今一でした。錦鉢は興味がありました。

その中で、なんと力和の青を見た時、これすごいな!と反応しました。同じ力和でも、覆輪、縞には芸が出ているのに反応今一です。訳を聞いたら、単純明快です。女性の神秘を感じる、青の方が生々しいとのこと。蘭の花も(唇弁に)似たようなところがあります。(笑い)

ということで、そういえば力和の薄縞があったな!となった訳です。たまたま、おもと連絡で50年愛される、おもとに力和が入っていたのも何かの縁です。

以上です。一部を抜粋し、少しお客様に直して頂きました。このお客様のおもとにかける愛情や、情熱は素晴らしいです。また、つりや書道でもテレビや雑誌に紹介されたりと、プロ級の腕前で、栽培やおもとの研究も並々ではなく、またそういったものもご紹介していきたいです。

万年青 力和(りきわ)