海龍獅子 (かいりゅうじし) Kailyujshi

分類      薄葉系統 獅子系
作出年代    昭和初期
登録    平成49年
作出者   榊原和吉(愛知県)
命名者   海藤長平・樋口重蔵(東京都)
登録者   海藤長平・樋口重蔵(東京都)

 

海龍獅子(かいりゅうじし) 海竜獅子 8年生 4.5号鉢
濃緑色の角巻き葉に低い総雅糸竜と二面甲竜をみせる美しい品種。
性質は普通で作りやすい品種。

厚い葉肉に白い雅糸竜・玉竜を現す。力強い角巻きの葉は竜が暴れているような迫力を感じさせる角巻獅子の代表種。古くからあるので、青、縞、覆輪、縞覆輪と柄に様々あるが、数のすくなさから縞覆輪が最高の人気を呼んでいる。性質は普通、肥料は控えめのほうがよい。子上げも良いが、芋吹きが主。

海龍獅子(かいりゅうじし) 1年生 3.3号鉢

海龍獅子(かいりゅうじし) 2年生 3.3号鉢

海龍獅子(かいりゅうじし)  獅子系。中型種。縞甲竜の獅子というべきもので、濃緑色の葉は角巻きと呼ばれて折り曲げたように角を作りながら、幾重にも巻き込む。艶のある浮き地に甲竜、雅糸竜、玉竜を現します。性質は丈夫で作りやすい。昭和初期、愛知県の榊原和吉氏が作出し、初め麒麟獅子と呼んでいたが、のちに麒麟獅子とは異質であることが判明、東京都品川区の樋口重蔵氏らが改名した。

 

海龍獅子(かいりゅうじし)  青 実親として使うのも面白い。

巻きの良い海龍獅子実生
育てている黒鉢から、錦鉢にかえて、ぐっと良くなりました
巻き、芸の面白い品種。実生1年目から育てるのも面白さ