玉獅子 (たまじし)

分類    獅子系統
作出年代  天保時代
登録    昭和9年
作出者   不詳
命名者   不詳
登録者   不詳
作出地   不詳

玉獅子 (たまじし)  江戸時代からある「玉獅子」は獅子の祖先と考えられていて、柔らかく優美な丸巻きを見せる。葉は濃紺緑色の艶消し地で、柔らかくゆったり巻き込み葉の縁に白色の覆輪を葉先まで見せる。性質は普通。実付き良い。『玉獅子』は天保年間(1830年から1844年)にはあったともいわれ、また、嘉永2年(1849年)にできたともいわれている古い品種。

獅子系統の中で芸を現さず、葉姿で魅了します。芯の立ち上がるものは花芽。「玉獅子」の名らしい、玉を描く巻き。

玉獅子 (たまじし)  3年生

面白いことに、獅子は葉だけでなく、根も巻いているのです!!人は手を加えていません、自然に巻いてきます。柔らかく葉がカールしています。他の植物にはなかなか無い芸で、珍しいですね。葉を伸ばしたらどこまで伸びるやら!?愛嬌のあるこの葉姿は人気で、引越しおもとや新築、敬老の日のおもとだけでなく、マニアにも人気は高いです。

おもとには実際<獅子>というジャンルがあり、様々な獅子を楽しんでいる人がいます。この品種は明治の始め頃からあったといわれています。『玉獅子』に虎ののったものは『玉獅子の虎』といい、長い年月を経た今でも獅子系最高貴品です。

『玉獅子』の実11月20日の写真あと半月もすれば深紅の美しい実に変わります。