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図性の素晴らしい根岸松の図。
これほど葉が詰まった(だらしなく伸びていない)作、春から夏にかけてかなり日をとり、しっかりとした作をされて見えます。
図物は怖がらず、しっかりと日を取り、まずは丈夫な作りを目指しましょう
布施氏の獅子の錦鉢。縄縁、変わり足と、力強い鉢を使われています。
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この品種は、豊明園(ほうめいえん)初代の特に愛した木でもあります。
後に、『根岸松の図物語』を初代が亡くなったのち編纂しました。
波乱万丈な、『根岸松の図』の物語です。

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今日は、初代の命日でもあります。昭和27年(1952)、9月10日、享年72才でした。多くのおもと愛好家、並びに業者の皆様に支えられまして

おもと一筋に生きてくることができました。

発見、命名、改名に携わったおもとは100を越え、
愛玉殿、愛国殿、新生殿、玉輝、剣舞、天光冠、
東亜冠、東明殿、瑞兆、根岸松の図、白雀、寿、錦昇竜、
玉獅子の虎、金城の松など、多くの素晴らしいおもと共に過ごしてきました。
初代のおもとに対する気持ち、姿勢を見習って
これからもおもとに携わって生きたいです。

参考文献

おもとの歴史
豊明園 編集