万年青の育て方は、簡単です。日本の、明るい木洩れ日の入る林に広く自生しているので、その環境を作ってあげましょう。
日当たり
・日当たりは、明るい日陰。直射日光は、朝日だけなら問題ないです。直射日光が当たる場所では、よしづ、すだれなどの日よけをして陰を作ってあげます。
肥料
・肥料はほんのちょっと。葉は年に2~4枚しかでないので、(1万倍などの)ごく薄い肥料を春から秋の生長期に少しづつあげてください。有機肥料、化学肥料どちらでもよいです。
水やり
・水やりは独特で、春と秋はたっぷりと上げてください。冬と真夏は休眠といって生長が止まるので、水のあげすぎにご注意ください。春しっかり、夏は控える、秋しっかり、冬控える、という感じです。
基本的には、乾いたらやる。春と秋は乾く少し手前、というイメージでしょうか。
水をやるときはたっぷりと。底から滝のように水がでてこれば良し!
植え替え
・植え替えは春と秋のエアコンがいらない時期にやります。床の間や家の中で飾るために私たちプロは砂利で植えていますが、土でも問題ありません。1~2年に一度は植え替えをすると元気になります。
赤い実
・万年青は生け花の池坊ではお正月の花で、真っ赤の美しい実をつけます。江戸時代からの品種改良の歴史で、赤い実が付かない品種もありますが、葉の長さが15cm以上あれば実はつきます。
●動画解説 【2分でわかる、万年青の育て方!】日当たり、肥料、水やり、植え替え、赤い実【万年青の豊明園】How to grow OMOTO
https://houmeien.co.jp/omoto-sodatekata 初めての方へ 万年青の育て方