日本の国旗の赤い丸は太陽?万年青の赤い実?

日本の国旗の赤い丸は太陽?万年青の赤い実?

日本国旗の意味

正式名称:日章旗 にっしょうき

英訳名称:Rising Sun Flag

通称日の丸とも呼ばれる日本の国旗は、英訳でもわかるように、太陽を象徴しているといわれています。

初代神武天皇は東征の時に生駒山で敗北するが、「私は日の神の子孫として日に向かって(東に向かって)戦うのはよくない、日を背にして(西に向かって)戦おう」と言って熊野(または伊勢)に迂回して近畿地方の征服を成し遂げた。第10代崇神天皇は、宮廷内に祀られていた天照大神を宮廷外で祀るようになり、第11代垂仁天皇の在位時に初代斎宮・倭姫命によって伊勢に鎮座した。伊勢神宮の祭祀は、未婚の内親王(女性皇族)を天照大神の御杖代(みつえしろ、神の意を受ける依代)として斎王を立てるようになった。

聖徳太子中国 隋の皇帝・煬帝へに宛てた書簡に、「日出る処の天子~」と書いていますが、日本は古くから太陽を信仰していることが明らかです。また、このころ国号を「日本」としたことから、対外的にも「ヒノモト」つまり「日が昇る国」であると宣言したのです。日本の最高神が天照大御神(あまてらすおおみかみ)であることが太陽信仰の最大の理由です。

 

日本国旗はいつごろから使われる?

文献には、797年(延暦16年)の『続日本紀』にある記述が最初

高松塚古墳やキトラ古墳などを見ると太陽を象徴する色は金色、月を象徴する色は銀色として描かれており、平安時代までは赤地に金色が日章旗だったと考えられています。

 

錦の御旗と日章旗

平安時代末期、天皇の旗である錦の御旗、赤地に金色の旗を掲げ平家が、

対して、白地に赤色の旗を掲げ、源氏が戦に応じ、勝利。その後の武家政権から、白地に赤の旗を掲げるようになりました。

 

赤い丸は万年青の実?

こういった定説がありますが、また、この赤い実は万年青の赤い実のことではないか?という説もあります。

初代天皇 神武天皇は万年青を大切にしていた?

まず、初代天皇の神武天皇は、日本を統一する際、万年青を左手に持って統一した、また、万年青ととても大切にした、という話が九州に残っています。古く、その時代は万年青は薬草であり、霊草と考えられていました。寒く、葉が枯れ落ちる冬にも万年青は青々として、お正月には真っ赤な実をつけることから、天福の霊草として伝わっています。また、中国の皇帝もそうだったように、万年青のように、万年青の霊力にあやかって、万年の繁栄を願って、万年青を飾る風習があります。

太陽の色は何色?金色?黄色?

高松塚古墳やキトラ古墳では、太陽は金色に描かれています。また、他の国でも、太陽は金色か黄色で描かれているものは多く、赤は珍しいそうです。

ですが、これは「日出る処の天子~」と聖徳太子がいうように、朝日の色かもしれませんね。

源氏の日章旗とは?

では、源氏の日章旗の赤は何なのでしょうか。やはり朝日の色でしょうか。そうかもしれませんね。

ですが、源頼朝の書いた『吾妻鏡』『東鑑』は万年青の品種にあります。

 

まとめ

今のままでは証拠が少ないですね。これから歴史を調べて、解き明かしていこうと思います。