引越しおもと 方位 鬼門の北東に万年青を置く!?日陰植物の万年青にぴったり

引越しおもと 置き場所

おもと(万年青)は、めでたい植物、不老長寿の縁起のよい植物といわれています。慶長11年、徳川家康公が各大名に江戸城の普請役を行なわせ、その造成成るとともに入城しました、入城に際し家康は愛知県三河の国長沢村の長島長兵衛から贈られた、斑入りのおもと3鉢を抱え入城しおもとを床の間に飾り徳川300年の繁栄を築いたという古事が広く知られています。

家の北東、鬼門の方角植えて

先日、お客様が新築されるということで、庭師さんに庭を作ってもらっていました。その庭師さんに、北東と南西の方角におもとを置くとよい、と言われ、私どもに引越しおもとの連絡がありました。昔からのことをしっている庭師さんだと、引越しの際におもとを植えたり、置いてその土地が安泰であるように願うそうです。確かに、古いお寺にもおもとがよく植わっていたり、日光東照宮久能山東照宮や、六所神社英彦山神宮、地主神社などのようにおもとの彫物があったりと、土地を治める霊草としても大切にされてきました。

南西の方位の裏鬼門に植えて

引越しおもと風水 鬼門

日本独自の陰陽道の中で出来上がった日本独特の思想であると考えるべきである。現代でも、人々は、縁起を担ぎ、家の北東、鬼門の方角に魔よけの意味をもつ、「柊」や「南天」、「万年青」を植えたり、鬼門から水回りや玄関を避けて家作りしたりと、根強い鬼門を恐れる思想がある。南西の方位を裏鬼門。

鬼門(きもん)とは、

北東の方角のこと。その名の通り「鬼(邪気)の出入りする方角」を意味しています。

現代では十二支は生まれ年のときぐらいしか気にかけることはないかもしれません。しかし、西洋文化が入ってくる以前は、方角、時間を十二支で表しています。
十二支の方角では、鬼門(北東)は「艮・丑寅(うしとら)」、裏鬼門(南西)は「申未(ひつじさる)」。

非常に古い考え方で、平安京の時代(桓武天皇の延暦 13 (794) 年から平清盛の福原遷都 (1180) を除いて,明治2 (1869) 年の東京遷都まで 1000年あまりの。いまの京都市。)では、鬼門の位置は、北東の比叡山延暦寺。家相としての鬼門という考え方と、都市の鬼門という考え方もあることがわかる。平安京、京の町を守るため、比叡山延暦寺というお寺が鬼門の方角を押さえて、守っている。

裏鬼門(うらきもん)は、

鬼門と反対の方角(=南西)のこと。
陰陽道では、北東と南西は陰陽の狭間で不安定になるとされ、裏鬼門も鬼門とセットで不吉な方角と言われています。

鬼門対策 トイレに万年青飾り

おもと 万年、青々と美しいおもと 葉が年中青いことから、永遠の繁栄、長寿という花言葉 地植えにしても上手に育ちます。

なぜ風水の世界では、鬼門に万年青を置けといわれるのか?

この鬼門の方角、北東に万年青を置くことは、よく万年青を観察した結果、科学的にも理にかなっていると思います。

北東に万年青を植えれば、東の朝日や、午前中の柔らかい日は万年青に当たりますが、午後からの強い日、植物が嫌うとも言われる西日は屋敷の陰になって直射日光ではあたりません。シェードプランツ(日陰を好む植物)といわれる万年青にとって、これ以上ない、良い環境を表しています。

私たちは風水のことは専門ではありませんが、引っ越し万年青を求められるお客様にはよく風水について聞かれます。また、お客様やその風水の先生が教えてくださることもあります。

その中でも、この鬼門の方角に万年青を置く、というのは現代の万年青の栽培技術とも合致して、素晴らしいと思います。昔の人の経験を風水としてまとめたともいわれますが、その通りだと感じております。

万年青は日陰植物なのか?美術木と朝日の直射日光 鬼門

現代の住宅事情では、

そもそもそんな方角がどうこうといったゆとりはなかなかないですが、万年青をどこに置くにも、なるべく東の柔らかい朝日を取り入れ、午後からの直射日光をなるべく避けれる場所を探してみてください。

 

動画で解説  【万年青と風水】引越しおもと、万年青と風水、鬼門(北東)に万年青を置く【万年青の育て方 日当たり】【万年青の豊明園】【OMOTO and Feng Shui】Rohdea japonica

地植え

赤い実をたたえた地植えのおもと
赤い実は、大きめのおもとにつきます。羅紗おもとはよっぽど実がつきません小型でも、獅子は実がつきます、それでも、ある程度の大きさにします。

玄関にオモト

大葉や、実親では地植えも出来ます 赤い実は、正月に一番赤くなり、これから鳥がきて、赤い実を食べにきます 人の住んでいるとこに近い山里では、その鳥が運んだ実、種で、おもとが生えてきているので面白いものがあったりします。地植えにする際は、春、秋の柔らかな気候を選びましょう。
根の動きもよく、よく活着します。おもとはそこまで日を必要としない植物なので日陰になるような場所があっています。

風水では北東の鬼門の方向に植えなさい、置きなさい、といわれますが、実はそれも理にかなっていることで、北東なら夏の暑い日差しは屋敷の陰に隠れて涼しいですし、冬は朝日が当たればこれ以上ない好適地
窓辺においてもいいですね。

オモトが枯れる

開口部が閉鎖されてしまっている部屋も典型的な気がよどんでいて観葉植物が枯れるお部屋です。

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藜蘆れいろ(万年青) 霊草

英彦山神宮(ひこさんじんぐう) 日子山神社

400年前(1616年)の万年青彫刻、拝殿正面に、素晴らしいおもとの彫刻

萬年青が悪い邪気を吸ってくれます。尊く不思議なはたらきのある草。また神仏の加護を受けられるという めでたい草。瑞草

引越しおもと・天福の霊草

『天福の霊草、引越しおもと』の由来

 

慶弔十一年、徳川家康公が江戸に移られるのに先だって、その居城の新築を祝して、三河の国長沢村の長嶋長兵衛という故事に倣って三種のオモトを「天福の霊草」として献上されました。家康公はこれをたいそう喜ばれて、千代田城に真っ先に持ち込まれ床の間に飾り入城したと伝えられています。
その後、家康家が安泰であったことから、陰陽道で建築、転居に「吉」であるといわれる「天福日」に「天福の霊草」として万年青が用いられる風習が、大名、旗本など武家をはじめ全国の町民の間まで広がり、現在もその名残りをとどめています。
(天福とは天から賜る幸い、天与の幸福、祝事、建築、転居に「吉」であるという)

約400年前からのおもとの彫刻について

江戸時代の神社にも、おもとの彫刻があります。その土地の平安や繁栄を祈ったのでしょうか
おもとの彫刻 
栃木県 日光東照宮
埼玉県 妻沼聖天山歓喜院  徳川家康によって再興されたが、寛文10年(1670年)の妻沼の大火で焼失した。現存する聖天堂(本殿)は、享保から宝暦年間(18世紀半ば)にかけて再建された
埼玉県 三峰神社
東京都 上野東照宮 慶安4年(1651年)家康の孫である徳川家光が改築したもの
静岡県 久能山東照宮    1617年元和3年)徳川家康の命で建立 家康がなく  なったとき最初に建てられた
愛知県  六所神社1636年徳川家光の命で建立 徳川家康がお宮参りをした

京都・国宝「北野天満宮」おもと彫刻

 

京都「北野天満宮」内の「地主神社」のおもとの彫刻

京都府 北野天満宮  慶長12年(1607年)に建立
 平岡八幡宮 江戸時代末期に画工・綾戸鐘次郎藤原之信 花の天井画
福岡県 英彦山神宮 元和2年(1616年) – 細川忠興による再建

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