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お客様からのご質問 万年青は直射日光に当てるべき?
こういった質問に答えていきたいので、なんでもご質問ください。お客様と一緒に、万年青の次の本を作っていきたいです!
2020.6.2 水野さんのご本『万年青~始めよう!伝統園芸』の解説を拝読しても、それなりに直射日光に当てるべきなのかなと感じたのですが、福包と瑞泉に関して、日当たりはどう考えるべきでしょうか。
梅雨明け後は明るい日陰(直射日光がまったく当たらない、明るい場所)に移すべきと理解していますが、梅雨明けまでの間は、午前中いっぱい程度、完全に直射日光の当たる場所に置くなどしたほうがよいでしょうか。
《豊明園回答》確かに、本では直射日光をとれと書いてありますね。
私どもの説明不足です。
できればなのですが、朝の早い時間の2-3時間の日が良いと思います。
6月では朝日の9時くらいまででしょうか。真夏では、愛知県岡崎の豊明園では、朝の7時から7時半ぐらいまで。
それ以降ですと日が強いので、影か、木洩れ日ほどにしていただけると元気に成長します。
瑞泉も福包の葉焼けには強いですが、今からの昼間や西日の直射は避けた方が無難です。
もともと、日陰の植物なので、あまり直射日光は必要ありません。
自生地は木洩れ日だけのところがおおく、林の明るい林床で育つ、といったイメージでしょうか。
そんな万年青なんですが、やはり朝日などの直射日光をしっかりと当てた方が
葉が厚くなり、姿も小じっかりとして、いわゆる美術木の姿を見せてくれます。
けれど、美術木を作ろうとすればその分手間もかかるので、失敗もします。。。
日を強くすれば葉に焼けますし、肥料を多くすれば傷みますし、少なくすれば貧弱になったりと、、
ですが、その分、その木一本の存在感や力強さが増してきます。
《豊明園回答終わり》
万年青は日陰植物(Shade Plants シェードプランツ Shade=影 の植物)です。
日陰でよく育ちます。
もともと、日陰の植物なので、あまり直射日光は必要ありません。
自生地は木洩れ日
だけのところがおおく、林の明るい林床で育つ、といったイメージでしょうか。
山を歩くと、尾根や日当たりのよい東や南向きの明るい斜面に自生していることがあります。
本には直射日光を当てよと書いてある本もありますが、シェードプランツと矛盾していませんか?
そんな万年青なんですが、やはり朝日などの直射日光をしっかりと当てた方が
葉が厚くなり、姿も小じっかりとして、いわゆる美術木の姿を見せてくれます。
けれど、美術木を作ろうとすればその分手間もかかるので、失敗もします。。。
日を強くすれば葉に焼けますし、肥料を多くすれば傷みますし、少なくすれば貧弱になったりと、、
ですが、その分、その木一本の存在感や力強さが増してきます。
そこは、盆栽の世界で、崖にしがみつくように生える松に力を感じるように、万年青でも一番厳しい世界(例えば、日が葉が焼けるほど強かったり、肥料もぎりぎりしかなかったり、風も強いような環境)で育てば、葉っぱ一枚も葉肉厚く、どんな環境でも負けない力強い姿になっていきます。そこに存在感や、木の力強さが生まれ、何かになっていくのかなと感じています。
美術木の実際の作は?
できればなのですが、朝の早い時間の2-3時間の日が良いと思います。
朝日の9時くらいまででしょうか。
それ以降ですと日が強いので、影か、木洩れ日ほどにしていただけると元気に成長します。
動画で解説 【万年青は日陰植物?】万年青はシェードプランツ?万年青の美術木と直射日光の関係【万年青の豊明園】【OMOTO / Rohdea japonica is Shade plants, though..】