ゼニゴケの駆除 お酢 キレダー 

ゼニゴケ

 
イメージ 3
裏側の中央より根を伸ばし、地表に密着する。おもとのコケの部分に覆い水の通りを悪くする。

 

 

 

 

 

ゼニゴケの駆除

こんにちは、万年青の豊明園です。今回はゼニゴケの駆除について、

ゼニゴケとりのキレダーという薬剤を使った場合と、お酢を使った場合のお話をします。

昔買った、ゼニゴケとり、キレダーを使ってみます。

使い方は簡単。一袋を1Lの水に溶かすだけです。(500倍液)

0日目。ゼニゴケの群落に、まんべんなく振りかけていきます。

1日目。 ほぼ枯れているようですが、まだまだ残っているものもあります。

2日目。どうにもかけ忘れていた気がしてまたかけてしまいました。

4日目 まだ青い部分が残っています。破れ傘のような器官はほとんど効いていないのでしょうか

8日目。完全にゼニゴケは枯れました。と思いましたが、まだ破れ傘が残っています。一部はこの破れ傘も枯れてきたので、殲滅できたようです。

ゼニゴケとり、キレダーを使う前と後。完全にゼニゴケを駆除できました。

 

 

どのくらい効果が残るのかはこれから検証します。というのも、お酢で駆除してもまたちょっと経つとすぐに生えてくるからです。

 

こちらは、お酢を使ってゼニゴケを駆除する実験。

酢で駆除

イメージ 4
ゼニコケ
退治方法  アルカリに弱い
酢・展着剤・バケツ・噴霧器又は如雨露
豊明園では酢を2~3倍に薄め展着剤を入れ散布します。
Wikiより ゼニゴケ (Marchantia polymorpha L.) は、ゼニゴケ科ゼニゴケ属の植物である。ただし、ゼニゴケ科のもの全体をよぶ総称として、あるいは類似の構造をもつ苔類の総称としても用いられる。近似種の区別が難しいので、普通は区別せずこう呼ばれることが多い。なお、葉状体の形だけで見ればゼニゴケ亜綱とツノゴケ亜綱のかなりのものが似て見える。

お酢をまいてから 二日目

イメージ 5
ゼニコケ
二日目  色が変わってきました。

ゼニゴケは山奥というより、人里近くでみる苔で、豊明園では、畑、日陰の多い裏庭で多くみます。

酸性~中性土壌、栄養豊富な半日陰を好みます。

酢を2~3倍に薄め、展着剤を入れ如雨露で散布しました。2日目にはほぼ完全に溶けたような、腐ってような形です。

このお酢を使う方法は手軽で良いのですが、ゼニゴケ自体が酸性から中性の用土を好むので、ちょっと経つとまた生えてきてしまいます。

 

 

今回のゼニゴケとり、キレダーでは、

芝や他の植物があっても使えそうです。

 

他のゼニゴケの駆除

では除草剤の中にも効くものがありますし、消石灰をまいてアルカリ性にすることで駆除したり、実際に手で刈り取ることもしていますね。

苔リウムやテラリウムの人気で、ゼニゴケを室内で育てる方もいらっしゃいます。

今回は、ゼニゴケの駆除 キレダーとお酢での実験をご紹介しました。
最後までご視聴ありがとうございました。万年青の豊明園でした。

 

 

 

ゼニゴケとりのキレダー